私にとって、書かねばならないのに、書くことができなかった八興会館の話題。とりあえず連載は今回で終わりとさせていただきます。本来ならば、一人ひとりのお世話になった先生たちの事をもっと取り上げ、礼を尽くすべきでしょう。
今回の連載をするにあたり、元管理人の大泉さんからいただいた資料はとても助けになりました。そんな大泉さんが残してくれたものを最後にご紹介させていただきます。
◆小笠原軍人先生の一言 ~ 「暑中稽古は寒い冬に耐えれるため。寒中稽古は暑い夏を耐え抜くため」
◆「団結力が生まれた」 ~ 団体戦の試合では、勝つ人、負けた人、で俺がお前がで心配でした。それがだんだんと絆が深まっていく姿勢は誇れるようで、素晴らしく思いました。
◆岩内新報の記者川島様が八興会館に関する記事をたくさん書いてくれました。
◆柔道、剣道の鏡開きには、お汁粉用の「あん」を斉藤菓子本店さんから寄贈してもらいました。
『八興会館は、先生方、豆剣士の一生懸命稽古をした道場だと思います。寒い日、暑い日に元気に来て育ててもらった道場だと思います。師匠、弟子、先輩、後輩、友情が年月をかけて増えたと思います。私も一員として育てていただいて感謝でいっぱいです。八興会館、館長さん、ありがとうございました。』 大泉京子
八興会館に関係した皆さま、育った皆さま、ご指導くださった先生、すべての人に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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サイト内で八興会館を見つけ 嬉しくなりました。
主人の仕事で岩内へ行き 子供達に付き添い剣道の稽古に通いました。
沢山の先生 父兄の方々 子供達との出逢い。 大泉さんの暖かく優しい笑顔。
もう子供達は 剣道から離れてしまいましたが 吹雪の日も 猛暑の日も 稽古に通った日々が忘れられず 今は 私が稽古に汗を流しています。
沢山の幸せな時間を ありがとうございます。
康子のママさん、はじめまして。
そして、八興会館を今も心の中に残していただいていることに、祖父紀伊右エ門に代わり感謝申し上げます。
きっとお子様たちは立派に成長され、時代を担っていることと察します。
建物は老朽化、スポーツの多様化、少子化により八興会館はその役目を終えましたが、その時代を皆さんと一緒に成長していったと思います。
こうして、当時のことを振り返り、「幸せな時間」と言っていただけること、こちらこそありがとうございました。