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北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

今年はなかった『復活、北海盆踊り』

毎年行われていた岩内町のお盆のイベント、『復活、北海盆踊り』は今年は開催されませんでした。昨年で24回目。主催者は若旺会という岩内町の土建屋さんを中心とした組織。【写真は一昨年のもので、今年はありません】

開催されなかった詳しいいきさつはわかりませんが、ある関係者から聞いたところによると、今年開催しないで来年が最後の開催になる。とのこと。第三者の私がどうこう意見を述べるのは適切ではないのかもしれませんが、あえて私の考えを述べます。

運営側のスタッフはこの準備とお盆の真っ最中に携わり、後日の撤収作業など大変なご苦労をされていると感じます。お手伝いされる方々それぞれが、帰省された人たちが喜ぶ姿を見たいという意思で行うならよし。そうでなければ、そろそろ潮時ではないかと。

いずれにせよ、24年間も多くのボランティアで成り立っていたイベントです。今までの存続に尽力された方々には敬意を表します。時代が流れ、求められるものも変化しているのですから、自らも変化していくことも自然の流れではないでしょうか。

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道路交通情報も英語表記に

最近、道路交通情報の電光掲示板が最近英語表記になっていることにお気づきでしょうか?7月末の新聞報道でありましたが、北海道における外国人のレンタカー利用が急激に伸びているからのようです。

やはり旅慣れてくると団体のバスよりも個人で動き回りやすいレンタカーを使うのはごく自然の流れ。そうなると、標識が外人さんたちにとって読みやすいかどうかという問題が。特に、北海道は自然災害も多いし、冬期間の通行止めも本州に比べれば多いので、気をつけなければなりません。

車を運転していると、ドライバーが日本人、外国人はともかく、レンタカーの数がずいぶん増えたなと感じます。千歳空港周辺のレンタカー屋さんの規模が拡大していることを見れば、その需要は今後もどんどん伸びるのでしょう。

まだ一八のお店では外国のお客様がやってきて、説明に困ったということはありませんが、近いうちに商品説明も4ヶ国語表記にしなければならない日が来るかもしれませんね。

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一八のお盆休みは14・15・16日です

すでに夏休みに入って、ゆっくりされている方もいらっしゃることでしょう。弊社の事務所および店舗は8月14日(日)から16日(火)とさせていただきます。

工場の方は毎年1週間のお休みをいただいています。例年ですと13日からなのですが、今年から山の日の祝日ができたため、11日からの一週間となりました。

例年、このお盆の時期になると、ご近所には都会から帰省したと思われる車が駐車しているのが目立ちます。年を経るごとに帰省する車がグレードアップし、岩内を巣立った若者が立派になっていく一端を感じることができます。

帰りには車に荷物一杯詰め込んで都会にお戻りください。その荷物の中に、一八の商品がお土産として少しでも入っていると嬉しい限りです。休みの3日間は道の駅、北緯43度さんは営業していますので、一八の商品はそちらでお求め願います。

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明日は初めての「山の日」

いつのまにか増えた祝日。明日は今年から制定された「山の日」です。サラリーマンのみなさん、お休みになってよかったですね。私たち小規模企業の経営者は「ちょっとまたかい?もう増やさないでよ」というのが本音です。

さて、せっかくの山の日の話題ですから、岩内岳の裏側をご紹介しましょう。岩内岳の山頂から反対側に降りていくと、雷電山と目国内(めくんない)岳との分岐があります。目国内岳方面へしばらく行って、岩内岳を振り返ってみると、「あれっ?これが岩内岳?」と言う姿。

岩内町から見える岩内岳とは明らかに違った形。山登りの楽しさには、見る場所によってどんどん変化していく風景があると思います。もちろん、お花を目当てに登る方もいるでしょう。写真ではわかりにくいのですが、今時期満開ですよ。

岩内岳の山頂まで登って、体力に余裕のある方はぜひお花畑からの岩内岳の裏の姿をご覧ください。山も人も見方によっていろいろな表情が見ることができます。それを楽しんでくださいという私からの提案です。

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陸にあがってきたゴメ

写真は岩内町東山の墓地です。普通、墓地はカラスのテリトリーなのですが、先日通りかかると、ゴメ(カモメの一種)がとぼとぼと歩いていました。

本来は海にいる鳥が、この墓地にいるというのは異例なこと。ではなぜ?残念ながら海に餌がないからなんですね。漁師さんが市場に揚げる魚のおこぼれが無くなると、こうして食べ物を探しに陸に上がってきます。

私たち加工屋さんたちから出る餌も、近年の衛生問題から、できるだけ鳥の餌になるようなものは出さないよう、気を使っていることも影響しています。

カラスもゴメも生きるために一生懸命。テリトリーを越えてでも、生きるための行動なのでしょうか。商売も同じことが言えるのか?私もゴメを見習わねばならないのか?いや、私は別の道を探します。

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北のあじさい寺

北のあじさい寺という名称がついたお寺、正式名称は「明善寺」が、共和町のかかし古里館前にあり、今満開の花を咲かせて人々をひきつけています。

時には大型バスで一眼レフを首から下げて写真撮影会をするような雰囲気で来る団体様も。常にカメラを持った方たちが来て撮影をしています。先日の日曜日、私もここを通りかかると、レンタカーでを使って来ていた中国の家族の姿もありました。

あじさい寺と言えば、鎌倉が有名ですが、あちらの方では拝観料というのを必ず払わねば境内に入ることはできません。ただ、ここは北海道。無料で見ることができるというのがいいですね。

晴れよりも雨が似合うから、鎌倉では縁起り寺と呼ばれるのでしょうか?こういう話はまったく無知なので書かない方がいいのでしょうが、きれいなものはきれいだ、それだけでいいでしょう。見に行ってみてください。でも、ここまで来たら岩内まで来てね。

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週末は第44回いわない怒涛祭り

今週末、2016年8月6日(土)、7日(日)に岩内地方文化センター西側広場において、第44回いわない怒涛祭りがおこなわれます。

近隣の町村のお祭りですと、演歌歌手を呼ぶことが多いようですが、この祭りはなし。岩内神社祭りと違って露店は的屋さんではなく、地元のお店の方たちが「たら福」屋台村と称して出店し飲食できるようになっています。

イベントとしては、メインの5,000発の花火大会の他、観光協会主催のイカ発泡段積レース(写真は昨年のもの)。新しいイベントとして、アームレスリング大会。正式競技用の台を使ってやるとのことで、生の迫力を見ることができるかも。景品には岩内の水産加工屋さんも協力しています。

例年、岩内にこんなに人がいたの?と思えるような人出になります。天気次第ではビールも飛ぶように売れるとのことです。「岩内の血」なのでしょうかね。倶知安のじゃが祭りと日がダブっていますが、お祭りのはしごで、ぜひ岩内にお越しください。

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蝦夷梅雨状態の北海道

一般的には北海道には梅雨がない、と言われていますが、近年のこの時期では本州の梅雨のような日が続いています。蝦夷梅雨という方もいるようです。ちょうど本州が梅雨明けするかどうか、梅雨前線が北上したころになります。

先週は気温も上がり、湿度も高い日が続きました。工場のクーラーはフル回転。事務所はクーラーがないために、べたべた感じるので、工場で体を使って働いている方が楽に感じました。

写真は7月31日日曜日のものです。朝からどんよりとした雲が居座り、すっきり感に程遠い状態。でも、これを通り越せば、夏本番の青空と入道雲が到来します。

共和町の畑は、春まき小麦の収穫も終わり、ジャガイモ、トウモロコシなどの収穫が始まっています。おっと、忘れてはいけません。冷たいビールのおつまみには、一八の珍味。汗が噴き出たら、塩分補給に糠にしん。水産加工品は夏も必須でございます。

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雑誌JP01に岩内町のふるさと納税返礼品の紹介

北海道のフリー雑誌、「JP01(ジェーピーゼロワン)」という雑誌の夏号(12号)が、本日、道内の道の駅や高速道路のSA、主な観光案内所などに並びます。

そのP91にふるさと納税返礼品の紹介をするページがあります。今年6月から始まった岩内町のふるさと納税返礼システム。すでにその数は900件を越え、1,000万以上の寄付が集まっているとのことです。

一八からも最初は5つのセットを提示させていただきました。さらに本日から、「にしんすぱ8個セット」も新たな返礼品に加わりましたので、本州にお住まいの岩内町の応援団の皆さまは、ぜひご検討願います。

実はまだ「にしんすぱ」は本州では販売されていません。多くの皆さまに「にしんすぱは東京のどこかで買えないの?」というご質問をお受けしていますが、一足先にふるさと納税返礼システムを使ってお召し上がりいただけないでしょうか?

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岩内駅前通りに駐車場

岩内町の駅前通りの一角に、更地になった駐車場があります。看板が立っていて、その土地の名義は円山地区に建っている「いわない高原ホテル」。

あれっ、ここは以前は何が建っていたっけ?建築金物販売会社の有限会社丸甲一進藤商店跡地です。明治創業の老舗だったのですが、2014年に時代の流れにのみこまれ、会社はなくなりました。

都会ですと、こんな空き地があれば、すぐに大手駐車場管理会社に委託されるのでしょうが、岩内町に有料パーキングなんぞ出来ても商売になりません。ということで、この空き地は無料の駐車場として使えるようです。

駅前通りというのは、その町の顔ともいうべき景観。その一角が変化するというのは、久しぶりに帰省する方にとっては、ちょっとショッキングな変化かもしれません。どうか、しっかり今の岩内町を見つめてください。

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