作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

工場見学のお礼

先日、黒松内町の白井川小学校の児童9名が弊社の工場見学にやってきました。その中の一人、内田大地君がその工場見学で見聞きした内容をまとめたものを作って送ってくれました。早い!

このまとめを見ると、大人でもここまで上手にまとめることはできないんじゃないかなと思えるほど。イラストも効果的に使われていて、人への伝え方がお見事。

正直なところ、工場見学を受け入れるのは大変。最近は30人などの大人数では安全と衛生面から受け入れをお断りさせていただいているのが現状です。新商品「にしんすぱ」で黒松内町さんにはお世話になっているし、9名という少人数なので今回は受入しました。

まとめを送ってくれた内田大地君は兄森人君とJR北海道主催の児童絵画展で大賞と銀賞を受賞した才能の持ち主。その新聞記事も封書に同封していて、自己PRの力にも感心。将来が楽しみです。ありがとう大地君。

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ナマコのお話

岩内町の市場では、さまざまな魚種の水揚げが減っていますが、ナマコの水揚げはそれなりにあります。価格も中国での需要が強いために、高値で取引されています。

正式名称は「マナマコ」。岩内ではナマコと言えば、「生子」と書いて「生助子(なますけこ)」の事を指し、生スケトウダラの子、いわゆるたらこの生の原料の事を言いますが、最近ではこのイボイボの海鼠が一般的になりました。

昔からナマコは薬効があるとされ、中国では陸の人参(朝鮮人参)と対比し、干しナマコは海参と呼ばれています。古書では強精剤としての効能が強調されていますが、外観の異様さからの思いこみのようで、真偽のほどは?です。試してみてはいかが?

岩内のナマコは他地域のものにくらべイボイボのとんがりが強いために、評価が高いのです。岩内の荒波の海で生き延びたからでしょうか。目先だけの漁でなく、資源管理をしっかりしながらの漁獲を期待したいものです。

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岩内町の公園は雑草が・・

岩内町には大小たくさんの公園が存在します。これは昭和29年の大火後に防災の観点から設置されたものです。ちょっと目を向けると、そこは走りまわったりボール遊びができないほどの雑草が生えていました。

写真はご近所の大浜公園。私たちが子供のころは、ここで野球をやっていて、学校から帰ってくるとだれともなく集まり、いわゆる草野球をしていたものです。すぐ近くには線路があって、汽車が通るとわざと汽笛を鳴らしながら通り過ぎたものです。

雑草が多いのは、ここで遊ぶ子供たちが少なくなったので、草を踏みつける回数が少なくなり、雑草の生命力が勝ったという結果になっています。

まぁ、昭和の時代を懐かしんでもしょうがありません。岩内神社祭りの前には、草刈りが行われると思います。いつも思うのですが、その草刈り後の状態、それが裸足で走ることができる芝生だったらどんなにいいだろうって。

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2016年6月26日(日)は深層水まつりです

今度の日曜日は深層水まつりがあります。このイベントが開催されてからどれくらいになるでしょう。弊社は冬の深層水まつりを除いては物販コーナーに第一回目からのレギュラー参加をしています。

儲かるかい?と聞かれれば、「う~ん」と言ってしまいます。でも、お祭りですから、みなさんが楽しんでいただければと。弊社は深層水を使った企業の中では、その歴史と使用量は一番であると自負しています。

さて、深層水まつりの今回の新しい企画は、「どんぶりラリー」。何それ?深層水を使ったどんぶりご飯を購入し、にしん甘露煮、ホタテバターしょうゆ、黒豚サガリ、焼きたらこ、煮だこなどの具を3品選ぶことができるというもの。残念ながら、その中には弊社の商品は入っていません。

昨年、最後までお客様に残っていてほしいと考えられたのが、「餅まき」。今回も用意してあるようです。と、書きましたが、皆さまは一八の商品をお求めください。幻の商品となった、「マストバ」も用意しています。

写真は昨年2015年の深層水まつりの様子です。

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日経MJに「にしんすぱ」掲載

日経MJという新聞をご存知でしょうか。昔は日経流通新聞という名前でした。もちろん全国版なのですが、その新製品の紹介コーナーに、一八の「にしんすぱ」が掲載されました。

この新聞は月・水・金の発刊。私のブログと同じですね。道新後志版を読んだ日経MJの担当者が電話をかけてきて取材されました。掲載された新聞は日経さんからは送ってこないで、記事の白黒コピーだけでした。

掲載された新聞を買おうと思っても、この田舎では手に入らず。そんな折、あるお客様と飲みに入ったお店Bar Ajito(バーアジト)のマスターに「にしんすぱが日経MJに出ていましたね」と言われ、後日わざわざ会社に新聞を持ってきてくれました。

私がびっくりしたのは、日経MJという専門的な新聞を読んでいる人が岩内にいるということ。流行りのお店を持っているオーナーは勉強しているんだなと感心しました。ということで、「にしんすぱ」これからマスコミにどんどん取り上げられると思います。皆さまはお買い求めよろしくお願いします。

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明日は夏至です

2016年の今年の夏至は6月21日(火)、明日です。早いものですねぇ~。もう季節の折り返し地点です。と毎年こんな発言をしていますが、年齢とともに切羽詰まってくるように感じます。

21日の岩内町の日の出の時間は3時57分、日の入りは19時21分。数年前はサマータイム導入の話がマスコミでよく流れていましたが、どこへ行ったのでしょう?やるのなら、特定の企業だけでなく、日本全国一律でやってほしいなぁ。

仕事が終わっても明るい時間が長ければ、女性も安心してランニングできますよ。明るいとお酒を飲みにくいと言っている人は、明るいから美味しいと思えばいいのです。

岩内町はこれから夏のお祭りシーズンに入ります。毎週何かしらのイベントが開催されて、外でビールを飲むことができます。週末は岩内町へぜひ。

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木田金次郎美術館「初夏のナイトオープン」のお知らせ

岩内町の木田金次郎美術館の存在はみなさんもよくご存知だと思います。今日はその美術館のイベントのお知らせです。

2016年6月18日(土)に「初夏のナイトオープン」があります。これだけだと、見てわからない絵を見て回るだけ?と思うでしょうが、学芸員のお話を歩いて見ながら聞いた後に、何と生ビールと手づくりのおつまみをいただけるのです。

今、朝ドラの「とと姉ちゃん」とこの美術館が結びついている。そんなお話が今回はメインになるのではと思います。実はお叱りを受けるのを覚悟でお話をしますが、私は木田金次郎美術館には、前回のナイトオープンで初めて入館いたしました。

そのビールを飲みながら、またお話がはずむこと。予算削減の中で職員さんやボランティアさん達が頑張っています。行った事がない方は、 “とりあえず” ビールを飲みに行ってみませんか?

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小樽駅に「にしんすぱ」のリーフレット

小樽駅に、駅中マートタルシェというお店があるのをご存知でしょうか?5年前の2011年に駅のリニューアルに合わせてオープンしたお店です。

小樽、後志の産品、お土産を中心に品ぞろえされていて、一八の「にしんのおかげ」「みりん干し」「にしん伝心」を扱っていただいています。そして、新商品「にしんすぱ」ももちろん最初においていただきました。

そのお店が定期的に出す「タルシェ通信」という新聞折込広告が今日出ますが、その中に「にしんすぱ」の紹介がされています。ただし、その広告は小樽市内だけのようですので、岩内の人たちは見ることができません。フェイスブックでご覧ください。

小樽駅改札の隣にインフォメーションの壁があります。そこには、各社からのリーフレットなどが並べられていますが、一八の「にしんすぱ」のリーフレットも並んでいます。小樽駅をご利用の際は、ぜひお探しを。そして、にしんすぱを買ってからお出かけしてね。

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パチンコ屋さんの広告の裏に・・

衰退する地方の町にあって、上手に商売をしているように見えるのが、パチンコ屋さん。岩内にもいくつかの大手パチンコ屋さんがあります。そのパチンコ屋さんの新聞折込広告の裏に、たら丸が岩内を紹介するマンガが先月ありました。

写真は最終回で、森林公園などの円山地区を紹介するもの。岩内神社祭りのお神輿をかつぐ人も、パチンコ屋さんから多数参加しています。そういえば、2月のたら丸雪像コンテストで優勝したのも、パチンコのV社の方たちでした。

会社の方針で地元イベントに積極的に参加するよう指示されているのでしょうか?いずれにせよ、若い従業員の方たちがこうしたアイディアで岩内にいろいろとかかわってくれるのはいいことだと思います。

私はパチンコをしないのでわかりませんが、「岩内は玉が出ない方が店が流行る」と聞いたことがあります。熱くなって、出るまでやり続けるからだそうです。岩内人の血は熱いですね。休日はパチンコのみで一日をつぶさず、マンガにもあるように、自然の中を歩いてみるのはどうでしょう?

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リニューアルしたいわない道の駅のテーブル

いわない道の駅前広場にちょっと新しくなった椅子とテーブルが並んでいます。地元の有志数名が、電線を巻く木製の電線ドラム?をもらってきて、ペンキを塗って作りました。

テーブルにはお花や子供が喜びそうな人形も。旅行者の皆さんが、ここで少しでも旅の疲れをとっていただけたら嬉しいですね。昨年、道の駅の勉強会で講師の方が、道の駅のいい例と悪い例をあげて言われました。まずは休憩できる場所がなければダメだと。

作業を行った有志は、今のいわない道の駅を建て替え、総合的にこの周辺を作り替えようと考えている人たち。でも、すぐにはできないので、今はできることからやっていこうと動いています。立派ですねぇ~。

ボランティアに私は参加していなかったので、偉そうなことは言えませんが、旅行者の皆様はそんな有志の心を感じて座っていただければと思います。

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