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北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

砂防ダムがあるここは岩内のどこ?

岩内町に来たら、観光するにはどこがいい?なんて質問を受けたら、岩内町にお住まいの方はどこと言いますか?

古くからは夕日が沈む雷電の刀掛岩、岩内平野が一望できる円山展望台などがありますね。鳴神の滝も名所ですが、遊歩道が危ないので今はあまりお勧めはできないとのこと。

写真はどこかお分かりになりますか?実は私も初めて見た場所でした。円山地区の森林公園の隣にある砂防ダムが連なる場所です。サンサンの湯下のわき道を通って行き、左折すると見ることができます。

自然そのものではなく人間が手を加えたものですので、特に凄いというわけでもありませんが、私は今まで知らなかったという事が、残念と思った次第です。きっともし私が子供だったら、ピクニックで遊びに来たような場所かなと。

写真は曇り空ですので岩内岳が見えませんが、晴れれば景色はいいでしょう。反対側を向けば、岩内町と積丹半島、日本海が望む事ができます。もし、行ったことがないのでしたら、散歩しに行ってみてはどうでしょう?

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ホームページがリニューアル!

先週、新商品の「にしんすぱ」の発売が本日2016年4月20日と予告させていただきました。すでにこのブログをお読みになっている方はお分かりでしょうが、ホームページも同時にリニューアルいたしました。今回はスマホ対応もしています。

メインは「にしんすぱ」。スタジオで撮影した「にしんすぱ」のお料理がアップで登場するので、びっくりされることでしょう。とても水産加工屋のホームページと思えない美しさだと自負しています。

もちろん、これは私が作ったのではなく、前回同様「にしんのおかげ」がメインのホームページを作ってくれたKさんにお願いしました。

これを見て、にしんすぱを、ニシンを食べてみようと思う人が一人でも増える事を願っています。短時間で大量生産する加工屋から脱皮し、美味しい魚を笑顔で食べてもらうためへの挑戦の一歩です。

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2016年のニセコパノラマラインの開通は?

岩内町とニセコ町を結ぶ山岳観光道路、ニセコパノラマラインは冬期間通行止めになっていますが、今年は大型連休と同時に開通予定のようです。(ニセコ線は4月29日開通予定、蘭越線は5月28日開通予定)

雪が多い年によっては連休の開通ができないこともありますが、今年は雪が比較的少なかったので予定通りのようです。岩内町の観光客の来町者数も、この道が開通するとしないでは大幅な数字の開きがあるようです。

3月の新幹線開通後、まだまだ観光客が増えたなどという声はあまり聞こえてきませんが、函館からレンタカーなどを使って後志方面を回る予定の方がいらっしゃいましたら、ぜひこのパノラマラインをお使いください。

ここ数日天気が不安定で、日曜日も2週続けて雨模様。大型連休にはその分いい天気に恵まれるといいですね。道路情報は、ちゃんとしたところで確認してお出かけを。

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新商品発売間近

開発に2年間を費やした新商品「にしんすぱ」が、平成28年4月20日(水)に発売開始となります。どんな商品?一言でいえば、ニシンのオリーブオイル漬け。

なーんだ、それだけか?と言うのは早いです。レトルト処理(加圧加熱殺菌)をしてありますので、常温保管が可能。開封してそのまま召し上がれます。

さらに今回の一番の目玉は、黒松内町のトワ・ヴェールさんのホエイを使い、ニシン特有の臭みを消しつつ、うまみ成分を上げたところ。岩内の海洋深層水も併用することによって、添加物に頼らない美味しさに仕上げました。

にしんそばという食べ物は誰もが知る純和風メニュー。では、洋風にスパゲッティーの上にのせて食べてもらおう。なぜならこの「にしんすぱ」はその相性が抜群にいいから。まだまだ言い足りないけど、乞うご期待!

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4月の雪

4月になったというのに、まだ雪が降るの?と誰しもが感じた4月11日の朝。カーテンを開けると真冬のように雪が降り注いでいました。

この雪を見て多くの人が、車のタイヤ交換をしてしまったけど、どうしよう?と思ったはず。弊社の送迎用のワゴン車はスタッドレスを履いたままなので、大丈夫。会社の始業の頃にはほとんど雪はなくなっていました。

写真は子犬を連れて散歩している方と思われる足跡です。車が通ると、「シャー」というシャーベット状態の雪を踏む音。除雪道具もほとんどのご家庭では収納してしまっていることでしょう。

毎年、こういうびっくりする日があるものです。草が少しずつ緑色をつけているこの季節の移り目。人にとっては温度差などの環境の変化はこたえるものです。ご自愛ください。

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道の駅の駐車場

岩内町の道の駅の駐車場は、案内所のたら丸館から離れた場所にあり、利用者には不便をおかけしています。

現状はたら丸館から東に50mほど離れた場所、またはバスターミナルの裏手の駐車場を使っていただけます。平日の空いているときは、たら丸館の東側裏手に4台しか停められませんが、そこを利用することもできます。

昨年より、道路一本をはさんだ西側にも駐車スペースができました(写真)。マリンプラザ交番があるので、パトカーとの接触にお気を付け下さい。

こんな駐車場とトイレと案内所が別々なんて道の駅じゃないぞ、というお話はごもっとも。この状態を何とかして、逆に岩内町の活性化の起点にしようと頑張っている人もいるので、今後のいわない道の駅にご期待ください。

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新入社員のみなさん、おめでとうございます

4月は新年度の始まり。新入社員のみなさん、おめでとうございます。先日、岩内町地場産業サポートセンターに行った時の事です。岩内町職員として採用された9名の新人さんが、施設の見学に来て熱心に説明を聞いていました。新人研修の一環として町の施設を見てもらっていたのでしょう。

そんな初々しい姿を見ると、懐かしいなぁ~。私も31年前に東京で、ある会社に就職しました。その時も最初はさまざまな研修を受け、会社のいろいろな部署を回って見せてもらいました。あのときの緊張感は今でも忘れません。

人それぞれ、新人の時の思い出があることでしょう。私は失敗した思い出がいっぱい。でも、その失敗がとてもいい経験になっていると思っています。未熟な時は、失敗は当たり前。大切なのは、失敗しないよう行動するのではなく、失敗した時にどう行動するかです。

サポートセンターで新人さん達を見た時に写真を撮りそこねたので、岩内町役場を撮りました。新庁舎になって初めての新入岩内町職員さんですね。旧庁舎を知っている世代かどうかと後々言われそうです。

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いわない広報の表・裏紙がカラーに

岩内町の広報が毎月月末に配布されますが、2016年4月号が届くとカラーの表紙でした。どうしたものか?某印刷所さんの印刷機が最新のものに代わったからと推測します。

数年前に「いわない」という文字がカラーだった記憶があります。ただ、それも長く続かず数年で白黒に戻ったのですが、今回は表紙の写真そのものがカラーですので、イメージが大きく変わりました。

今まで裏表紙だった「戸籍の窓口」が中のページに移り、「いんたびゅう」と「チビッコギャラリー」のコーナーがカラーの裏表紙になりました。子供たちの活躍をカラーで取り上げることはいいですね。

表紙を飾った子供たち。20年後にはどんな大人になっているのでしょう?ご家族の皆さんはこの広報を保存しておくことでしょうが、「戸籍の窓口」の人口の数字が今と大きく変化していないことを、秘かに願っています。

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文化センター西隣の堆雪所

暦はすでに4月。草花が出てくるなどの春を感じるいろいろなものがありますが、雪捨て場の残雪の変化もそのうちの一つ。

冬の間、排雪車が効率よく動けるよう、郊外ではなく町内の中にいくつかの雪捨て場、正確に言うと堆雪場があります。そのうちの一つが写真の文化センター西隣の空き地。(4月1日撮影)

でも何か変ですね。真冬はひとつの山のようになっていたのですが、雪解けの気温になってその雪山に縦の空間が作られました。表面積を増やして融けやすくするためです。一見、怪獣のモスラの行進のよう。

真っ白だった山は小さくなるにつれて真っ黒に。融けた雪で水浸し。外観は美しくはありませんが、雪国ならではの春の風景でもあります。通りかかったら、この大きさに比べてどれくらい小さくなったかを見比べながら、季節を感じてみるのはいかがでしょう?

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ニセコの外国人を岩宇地区へ

2016年3月31日、UHBテレビの夕方に放送される「みんなのテレビ」というローカル報道番組で、岩宇地区(岩内町、共和町、泊村、神恵内村)がニセコの外国人を呼び込む努力をしていることを紹介していました。

ニセコに来る外人を客層にしている外国資本の観光会社のスタッフを、岩宇地区に連れていろいろと体験してもらおうという企画。それをUHBのカメラが追っかけ取材をしていました。3月27日。深層水まつり、トマリンク、岩内の吉田蒲鉾店の蒲鉾づくり体験など。

倶知安ニセコ地区はパウダースノーを求める外人さんが年々数を増し、リゾート開発がどんどん行われています。富裕層もたくさん来ているのだから、指をくわえて待っているだけではダメ。テロップにあるように「来ないなら 来させてみよう 外国人」というわけです。

15年後には新幹線が札幌まで来て、その途中に倶知安駅に新幹線が止まります。今のニセコスキー地区は数年前までとは想像できない変化があり、今後の北海道はもっと変化があるだろうと予想されています。ならば、私たちはどのような対応をすべきか。そんな投げかけをした番組でした。皆さんはどうお考えでしょう?

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