作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

岩内高校の三叉路が新しくなりました

岩内町の協会病院から南に向かって坂を下りていくと、岩内高校と第一中学校方面へ行く三叉路がありますが、その交差点の工事が終わりました。

信号手前にある橋が昨年より架け替え工事が行われ、交差点はY字になっていた部分をT字に変更。メインは道道であるニセコパノラマラインに通じる道で、高校への道は枝線となりました。今までは両方が同じ幅の道路という感じでした。

学生の時はこの信号が赤で停められているのがやたらと長く感じました。それは遅刻ギリギリだったというせいもありますがね。今回の改良により、すっきりとした感じになりました。

通学路というのは、思い出深いものです。その部分が変わってしまうと、ちょっと寂しいかもしれませんが、岩内に帰省されましたら、ぜひこの交差点を通って、感慨にふけってみてください。旅行者のみなさんは、ニセコパノラマラインの終わりの場所、岩内の入口ということになります。

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おいしい数の子のマンガ

最近、ビジネスの分野でマンガを使ってPRするものが多くなっていますが、私たちの水産加工業界でも今回それが使われました。「おいしい数の子」というタイトルです。

このブログても何度も5月5日は「かずの子の日」というお知らせをしてきました。お正月だけでなく数の子をもっと食べましょうよ。ということからさまざまなPRが始まっています。

数の子はコレステロールやプリン体が多いという定説を科学的に否定し、体にいい成分がたくさん入っているんだよ。数の子は子孫繁栄を象徴する縁起物。二人の親(二親)ニシンに感謝しましょう、という内容を分かりやすくマンガで説明したリーフレットになっています。

ご来店いただきましたら、このリーフレットを差し上げます。ご家族の皆さんで数の子についてお話いただきながら数の子を食べていただければ、何よりです。

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春の深層水まつり

2016年3月27日(日)に春の深層水祭りが、岩内町地場産業サポートセンターで行われます。春と言っても、まだ寒さを感じる気温なので、会場は駐車場ではなく、サポートセンター建物の中で行われます。(写真は昨年の風景)10時から13時まで。

深層水利用拡大を目的としたこのイベントも、年3回行われるようになって3年が経ちました。深層水の事業そのものは、12年経過。昨年は今まで深層水を使っていなかった同業者も試験的に使うようになり、少しずつではありますが、利用の伸びがあるようです。

さて、春の深層水まつり。子供が喜ぶ遊びがいっぱい用意されています。たくさんの人が集まってもらうには、やっぱり子供たちが喜ぶ場所でないとね。深層水を使ったアイディアメニューのグルメと子供たちの笑顔。

深層水の無料分水をもらって、いろいろなものに使ってみてはどうでしょう?何に使えるかはセンターにたくさんの情報があります。たまには車でなく、リュックサックに空のペットボトルを入れて散歩がてら歩いて行ってみるというのはいかが?

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北海道新幹線開通の前に寝台廃止

いよいよ北海道新幹線の開通まであと3日となりましたが、その前に寝台列車の運行が終了するニュースが取り上げられていました。写真は20日夜のUHBのニュースから。

3月21日で廃止になったのは、札幌-上野の寝台特急の「カシオペア」と札幌-青森の夜行急行列車「はまなす」。2015年で廃止になった「トワイライトエキスプレス」や「北斗星」などはまだ記憶に新しいところ。

まだ青函トンネルが開通していなかった時代に修学旅行を経験したのが私たちの世代。青函連絡船に揺られ、青森から寝台特急「日本海」を使い京都へ。

東京在住の大学生の時は、北海道周遊券を学割で購入し、寝台ではない普通座席の急行八甲田という夜行列車を使って帰省したことも何度か。長い時間を使ってガタンゴトンと揺られて移動する、その移動そのものの価値が、時代とともに変化していることを感じます。

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明るくなった終業時

昨日は2016年の春分の日が過ぎました。写真は先週のある日の夕方。現在の弊社工場の終業時間は16時50分なのですが、まだ日が昇っているいる状態。

調べてみると、3月20日の札幌の日没が17時47分。日没が終業時間と同じ日は2月4日でした。それよりも前は暗くなってから家路についていたということになります。

外が明るいと暗いでは気分的に違いがあります。終業してドアを開けたときに「いゃ~、明るくなったね~」と言いながら帰る工場職員の姿も、どことなく軽やかに感じます。

どこかにこんなことが書いてありました。「春分の日の頃は、厳しい冬を耐えてきた生き物が、前向きにやる気に満ち溢れると共に草木が芽吹き春の訪れを感じる時期でもあります。」商売に例えると、前向きになれる言葉ですね。

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いわないスキー場は連休でクローズ

いわないスキー場は今度の3月21日で今シーズンの営業が終了します。その最後の3月19日(土)・20日(日)・21日(月祝)の3日間はリフトの無料開放となります。

今回は昔のリフトがあった場所を写真に描いてみました。ちょっとずれがあるのは愛嬌ということでご容赦ください。黄色の①~⑥のリフトは、最初にこのスキー場ができた時の場所です。一気に6本のリフトが設置されました。

その後、ペアのセンターリフトと4人乗りリフトが新設され、①~③のリフトは使われず放置。現在は4人乗りも停止し、センターリフトのみが稼働している状態です。

私はこのスキー場の前にある観音山(円山)でのロープ塔で滑った世代です。裏のニセコのスキー場は国際化が急激に進んでいますが、いわないスキー場に似合うのは、やっぱり元気な子供たちの姿ですね。

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一八のfacebookページできました

このブログも書き始めて、かれこれ6年が過ぎようとしています。えっ、もうそんなに?なんて一番びっくりしているのは、当の本人です。

ただ、このPCの世界はいろんなことが日進月歩。遅ればせながら、一八の会社のfacebookのページを作りましたので、ご利用いただければと思います。すでに、「fいいね!」ボタンが少し前から設置してあるのがお気づきの方もいたと思います。ボチッとして情報の拡散をご協力願います。

ページを作ったと言っても、このブログにリンクをつけたようなもの。本音を言えば、facebookの使い方がいまいち把握できていない。管理するのはやっばり私?

何でもとにかくやってみよう、失敗したら後から修正すればいいやということで。facebookを使いこなしている皆様、ご指導よろしくお願いいたします。

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NTT岩内ビルのこと

岩内町の西側、銀行や消防署、警察署などが立ち並ぶ地区。私は岩内の官庁街と呼んでいますが、そこに大きな建物が古くから鎮座しています。NTT岩内ビルと書かれています。

NTTのこの30年間は、インターネット、携帯電話の普及とともに、めまぐるしく変化しました。この岩内町にあるNTTビルもできた当時はたくさんの就労者とお客様の出入りがあったと記憶しています。

私は一度もこの建物に入ったことはありませんが、今は人に代わってたくさんの機器類が設置されているとか。他にNTTに関係する企業なども入っているようです。昨年末から今年にかけて外壁のリフォームがされてきれいな姿になっています。

ISDN、ADSL、光回線と私もインターネットの契約をそれぞれ経験してきました。便利になる一方で、人がいなくてもいい環境に。こうしたことが地方の過疎化の要因の一つでもあるのだなと感じます。

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「かずの子の日」のPOPのこと

水産業界の業界紙、みなと新聞の2016年3月7日付に5月5日の「かずの子の日」の話が載りました。POPを作り、売り場で「かずの子」の日の意味を広くわかってもらい、数の子を買ってもらおうという内容。

このPOPに使われているのが、明治から昭和初期にかけて活躍された芸術家、北大路魯山人さんの言葉。芸術家でありながら、美食家でもあったと。ある文献に「私は正月でなくとも、好物として普段でも喜んで食っている。とにかく美味い。あの音の響きが良い。」と書かれてある言葉を引用しています。

私は恥ずかしながら、魯山人さんを知りませんでした。つくづく芸術に疎いことがばれてしまいます。時代が違うので、当時の数の子はどのように作られていたのだろう?どこ産の数の子だったのだろうか?なんて想像してしまいます。

いずれにせよ、正月でなくとも食べているという“くだり”が今回のかずの子の日にぴったり当てはまる内容。みなさん、覚えていただけましたか?5月5日はかずの子の日。お正月でなくても食べましょう!

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電柱の看板

先日、信号で止まっていると電柱に新しい看板が設置されているのを発見。「投雪時間を守りましょう」と書かれています。流雪溝を使える時間を守りましょうということです。

北国ではない人にとって、流雪溝って何?ですよね。下水道のようになった部分に雪を入れると、勢いよく水が流れていく排雪システムです。岩内町の場合は、海水を循環させているようです。

その流雪溝を利用できる時間帯というものが決まっています。循環させるために電力を使うからなのか、詳しくはわかりません。とにかく指定された時間外に雪を流すと、詰まってしまったりするので、マナーを守ってくださいとのこと。

さて、この看板の場所はどこかお分かりでしょうか?清寿司本店さんの角地です。たら丸べに子がママさんダンプで除雪のイラスト。冬期が終わったら取り外すのかなぁ?観光客が見たら何これどういう意味?なんて思ってしまうでしょうね。

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