作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

今度の土日は「第2回たら丸雪像コンテスト」

現在道の駅いわないの広場には、今度の土日に開催される「第2回たら丸雪像コンテスト」に向けたさまざまな表情をしたたら丸雪像14体と雪像ステージが並んでいます。

写真は2月11日夕方に撮ったもので、数チームの人たちが最後の仕上げに取り組んでいました。企業や仲間、学校のメンバーなどで構成された人たちが、粘土などで模型を作ってそれに沿って固められた雪を削りながらつくっていました。

照明や重機などは、観光協会の会員の企業が無報酬で協力しています。イベントを企画したメンバーからも、「お金がないからできないと言わずに、まずはやってから考えよう」という言葉が聞かれます。

これだけさまざまなたら丸が並ぶと、なかなか迫力があります。継続は力なり。地道な取り組みが街ににぎわいを取り戻す一歩になるといいですね。13日土曜日は17時からキャンドルナイト。14日日曜日は12時より表彰式。ぜひ足をお運びください。

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道新日曜版ニシンの山椒漬け

津軽海峡を渡って函館北斗駅まで伸びる北海道新幹線の開通まであと1カ月と少し。マスコミはここぞとばかりに開通に関する特集を組んでいます。

北海道新聞の日曜版は「東北を味わう」と題して、東北各県のおいしいものを紹介しています。1月17日の日曜版には、会津地方のニシンの山椒漬けを紹介していました。会津でニシンが獲れるわけではなく、その原料となる身欠にしんは北海道産。

ほとんどの家庭が「鰊鉢」と呼ばれる専用の陶器を持っていて、山椒の葉と身欠鰊を交互に重ね、しょうゆと酒、酢を入れて1カ月ほど漬けると書かれてありました。家庭料理の代表格。文章の最後に「会津の食は乾物と発酵食品だ」と書かれていました。

新幹線で北海道に来てもらうという一方、開通したら北海道の人たちも本州への旅行に新幹線を使う需要が出てくるということで、東北を紹介するこのような記事が組まれていると思います。新幹線で東北へ行き、一八印の身欠にしんを探す旅なんていかがでしょ?

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やっぱり今年は雪が少ない2016年

雪まつりが行われる2月上旬。この時期が降雪のピークとなり、雪まつりを過ぎれば春の気配を少しずつ感じるようになります。2016年の今シーズンの冬、降雪量は平年に比べると少ない状況が続いています。

写真は岩内町地場産業サポートセンター裏の一般の雪捨て場です。例年ですとここは雪山が大きくなって海が見えなくなるほど。雪が多ければ、この雪捨て場すら満杯で閉鎖になってしまうのですが、今年は見ての通りまだまだ余裕があります。

パウダーを求めるニセコのスキーヤーにとってもこの雪の少なさは残念なものでしょう。とはいえ、本州スキー場に比べればまだまだましなのかもしれません。仕事をする身としては、除雪や雪かきの回数が減るのはありがたいものです。

ただ、季節はそれなりの状態になってもらうのが何より。冬物衣料が売れない。暖かくて正月の雰囲気が出ずに買い物に行かなかった、などの経済面での弊害も。何事もほどほどがいいのでしょうか。ただ、自然を侮るなかれ。謙虚に向き合って過ごしましょ。

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道新せいかつ版に岩内町の紹介

北海道新聞の木曜日「せいかつ」紙面に2016年1月は4回にわたって岩内町のお店が紹介されました。このコーナーを受け持たれているのは、イラストレーターの佐々木小世里さん。

1回目はたつかまを作っている尾崎商店さん。2回目は清寿司支店さん。3回目はベーカリーサンライズさん。そして4回目は道の駅いわない。いずれも佐々木さんが描いたほのぼのとしたイラストつきで紹介されていました。

実は、この取材の申込みが12月上旬のめちゃくちゃ忙しい時にありました。私が渋っていると、佐々木さんは「そこを何とか・・・」なんて言わず、すんなり引きさがって違うお店に申し込みされたという裏事情。

でも、道の駅いわないの紹介には弊社の「にしんが八セット」や切込隊長のことを文章とイラストで紹介してくださっていました。ありがとうございます。読まなかったみなさん、記事は道の駅岩内に切り抜きが保存されてますので、一読を。そして、ついでに一八の商品も買ってね。

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恵方巻の次は数の子?

2月3日の節分。豆まきの豆が売れる日と思っていたら、イワシも節分になくてはならないものだということを、つい最近知りました。と書いてしまうと、だれかからお叱りを受けてしまいそうですね。

また、恵方巻きはこの数年で、コンビニの拡大とともに、一気に広がりました。北海道とは無縁だった風習が、今ではだれしもがその話題を出すまでになりました。スーパーの広告にも必ず載っています。

本州の市場の方とお話をした時、この恵方巻きは海苔業界がうまくコンビニに取り入れてもらったからだと。他の地域ではどうかわかりませんが、岩内周辺でのお葬式の香典返しには海苔を使う方が圧倒的に多いのも、海苔業界の営業努力からでしょう。

ということで話は飛びますが、5月5日は子供の日。と同時に今年からは「カズノコの日」でもあります。ニシン業界全体で数の子消費アップに向けてキャンペーンを行いますので、ご注目ください。そして、お正月だけでなく、子孫繁栄、子だくさんのニシン(二親)の子を食べましょう!恵方巻きのように、食べ方も提案しなくてはなりませんかね?

写真はCPKA(カナディアンパシフィックカズノコ協会提供)のレシピ、数の子を使った「鯉のぼり春巻き」です。

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しりべし絶景マップ「フォトコンテスト」って知ってます?

後志総合振興局では、しりべし絶景マップ「フォトコンテスト」というものを現在行っています。後志の観光に使える写真を集め、ガイドブックを作ろうというもの。

この企画は現在2回目で、締め切りは2016年2月29日となっています。いい企画だなと私は思います。みなさんが後志で撮った写真が、観光客に「行ってみたい、見てみたい」と思わせることができるかもしれません。

特賞は50,000円、佳作は10,000円相当の後志の特産品が当たるとのこと。なにより、あなたの撮ったその写真が観光パンフレットに活用されるかも知れないのですから、応募だけてもしてみてはいかがでしょう?

詳細はこちら。第一回目の作品もあるので、ご覧ください。過去の作品はほとんどがニセコに集中しています。後志はニセコだけではないぞ、海岸線、積丹、岩内町もあるんだぞという作品、私は期待して待っています~。

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バレンタインには「恋するめんこちゃん」

お正月休みを終えて、世の中は次のイベントである節分商戦に入っています。その後にはバレンタインが控えています。これらのイベントを上手に利用したのは物を売りたいという商人の発想が大きいですね。

弊社もそれに乗っかってということになってしまいますが、昨年初めて発売した、「恋するめんこちゃん」。弊社のヒット商品のめんこちゃんの姉妹版。ハート形のビンを使い、味は1割ほど辛みを抑えた作り。

バレンタインと言えばチョコレートですが、めんこちゃんの色合いがとてもハートにぴったり。少なくなった若者たちにもぜひ個性的なプレゼントとして使って愛や感謝を表現してほしいと願って作りました。

正直なところ、採算ベースに合う商品ではありませんが、そんな「心」の表現に使っていただけたら、嬉しく思います。

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2016年の栗林家具のたら丸像

2011年1月に初めて登場した、岩内町駅前商店街の栗林家具店前に作られる「たら丸雪像」。今年でかれこれ6年目。今年のテーマは「がんばろう岩内」。下からのライトアップがアクセントになっています。

今年のお正月明けまでは雪が少なく、作れないのではないかという傍からの予想に反し、1月の連休後には完成していました。栗林家具店の店主によると、お店の回りの雪を集めただけで完成できたとのこと。

最初のたら丸雪像と比較してみると、その違いがはっきりします。作り手の店主も熟練度を上げていることがうかがえます。雪像の輪郭がはっきりして強度も考えられています。なんて、私が評論するなんて立場ではありません。

先日もご紹介した、たら丸雪像コンテスト。参加チームはもう少し空きがあるようですので、やってみようかな?なんてちょっとでも思ったら、ぜひ参加して岩内を盛り上げてください。

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岩内町のロードヒーティング

雪国にとって道路に降り積もった雪は非常に厄介な代物。ましてや坂道となるとスリップでの事故の原因となってしまいます。アスファルトの中にヒーターを埋め込み、雪を融かすのが「ロードヒーティング」。岩内町にもあります。

私の知る限り岩内町には3か所にその設備があります。ひとつは写真の壁坂十字街。次に協会病院の坂。最後に岩内食品から神社に向かって登る細い道。もし、そのほかにもあったらご指摘ください。

ロードヒーティングは自然に降り積もった雪が融けるので、システムとしてはいいのですが、電気の消費が大きく、どこでもたくさん作るわけにはいかないようです。

今は雪が降っても自家用車。それも4輪駆動車。除雪車も来るのが当然と思っていますが、その便利さに慣れてしまっていることにふと我に返ります。昔を思えば、ありがたいと思わねば。

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第2回「たら丸雪像コンテスト」のご案内

いわない道の駅の広場を使って、たら丸の雪像を作ってみませんか?岩内観光協会では参加チームを大募集しています。優勝チームには30,000円分の食事を含むお買い物券がもらえます。

昨年第一回目の優勝チームは岩内第一中学校の野球部とサッカー部の合同チームの作品でした。そのほかのチームの作品のいずれも力作ぞろい。

だれかが背中を押してくれないと、なかなかこうしたイベントに参加しにくいものですよね。私が背中を押しましょう。仲間と楽しいたら丸を作って、岩内町を盛り上げましょう!TVに出るかもよ?

製作期間は2月7日から13日まで。13日は前夜祭と称し、ライトアップされた作品を見ることができます。また、同時間に木田金次郎美術館ではナイトオープンがあるので、寒いと言ってないで出てきてください。また、表彰式当日も無料のおしるこなども用意されています。詳しくは道の駅にお問合わせください。

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