平成28年1月17日日曜日に雷電方面へ車で走っていると、いつもと違った様子の海がありました。海から湯気が立ちあがっているのです。
これを「けあらし」と呼ぶようですが、北海道での「しばれ」を象徴する自然現象です。風が弱く気温が低い時に、海水温との差が大きくなり、このような現象が出ます。写真ではその神秘的な様子がうまく伝わらないのが残念です。
これを見たのは、岩内町の西、雷電に行く途中に敷島内という地区があります。私たちの世代では「島野」という方がしっくりきます。真冬のその海岸は、いつも荒れて波が押し寄せてくるイメージでしたが、この日は違っていました。
不思議なもので、敷島内のはずれのトンネルに差し掛かると、その現象は消えていました。たまたまですが、いいものを見たなぁ~とちょっと得した気分。心に余裕があれば、実はもっと面白い現象を見つけることができるかも。