作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

岩内町民ロードレースにたら丸も走る!

2015年10月12日体育の日、岩内町運動公園にて、第38回岩内町民ロードレースが行われました。そこにはたら丸君が登場し、応援だけではなく、みんなと一緒に走る姿がありました。

たら丸君に独占インタビューをさせてもらい、そのお話を聞くことができました。最初に小学1年から3年の女子1kmでランニング大会初体験をしたそうです。子供たちにぶつかってはいけないと、後方から追いかけるように走りました。

やはり体力に自信のあるたら丸君は、それでは飽き足らず、最後の3.3km中学生以上の一般男子30歳代の部に出場。記録は18分○2秒で見事一歩も歩かずに完走。残念ながら天気が急変して途中から雨が降り始め、表彰式はなく解散となってしまいました。後日教育委員会から3位の賞状と特別賞もいただいたとのこと。

魚眼のたら丸君、泳ぎではなく、陸上を走って視点が定まらないのが一番の難点だったようです。途中から歩いていた子がたら丸に負けてはならないと走りだしたことが良かったとも言ってました。

さすがテレビチャンピオン2度の準優勝を誇る元祖ゆるきゃら。夢は札幌のマラソン大会で大きな声援を浴びながら走りたいと言ってました。みなさんも来年、たら丸君と一緒に走ってみませんか?

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岩内線廃止とたら丸誕生の企画展は18日まで

岩内町の木田金次郎美術館の企画展「あれから30年岩内線廃止とたら丸誕生」が10月18日(日)までとなっています。もっと早くお知らせするべきでしたが、ごめんなさい。

先日、美術館の館長に呼び止められ、岩内線の列車から撮った一八の写真が展示していることを言われました。弊社の二つの工場は町道をはさんでいて、その北側に線路がありました。どなたが撮られたかわかりませんが、間違いなく昔の一八の様子です。

30数年前ですね。今は駐車場になっているところには、当時まだ現会長宅があり、私もそこに住んでいました。工場前に積んである4寸箱はスケトウダラの魚箱で、時期としては1月か2月と予想できます。気になるのは、こんな車の停め方したらダメですよね。

実はこの企画展、木田金次郎美術館で開催されていますが、この場所を見るだけでしたら、入場無料なのです。岩内線が廃止された1985年6月、たら丸が誕生した同年8月。懐かしさと当時の人の思いを感じさせる企画展ですので、あと3日しかありません。ぜひご覧ください。そして、一八を見つけてくださいね。

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晴れのち雨のち晴れのち霰

不安定な天気が続く北海道。せっかくの10月の連休も天気が悪く、行楽の予定を立てていたのに行けなかったという人もいるのではないでしょうか。

2015年10月13日の午前、岩内では霰(あられ)が降ってきました。朝は晴れていましたが、急に空があやしくなり、ひと雨。その後また晴れたのに土砂降りの雨。そう思ったら霰に変わりました。

岩内町の防災無線では、ニセコパノラマラインと新見峠は降雪のため通行止め。開通はわからないと言ってました。ちょっと早すぎますね。もう少しニセコの秋を堪能させてくださいよと、お天道様に言いたいです。

気がつけば岩内岳の紅葉もすでに裾まで降りてきています。街路樹のナナカマドも少しずつ赤みかかっています。スカッとした青空をバックに見たいなぁ~。

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岩高生考案「白いカステラ」のご案内

岩内町地場産業サポートセンターでは、海洋深層水を使った商品開発の手伝いをしています。ここ数年では弊社のような民間企業だけでなく、中学生や高校生が出したアイディアをもとに、商品化になったものもあります。

その中の一つに、最近では「白いカステラ」があります。岩内高校事務情報科の生徒さんが考案したものを、カネキチ藤田本店さんが一緒になって商品化しました。写真は1か月ほど前の北海道新聞後志版に掲載されたものです。

岩内第二中学校の生徒さんが深層水を使った塩キャラメルソフトや深層水炭酸ジュースなどを深層水まつりでPR。岩高生による怒涛祭りでのニシンサンドの開発と販売はすっかり定着しました。

さて、その白いカステラのお味は?皆さまがお買いになって確かめてください。個包装になっていて、1個175円。生徒さんたちにとって自身で考えたアイディアが商品化されて売られるなんてワクワクものではないでしょうか。こういった機会を通じて、ものづくりに興味を持ってくれたら何よりです。

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しりべしリレー観光タクシー試験運用

9月23日付のブログでは、しりべし路線バス周遊券のご紹介いたしましたが、今日はリレー観光タクシー試験運行のご案内をさせていただきます。

バスの周遊券と同じく、新幹線開業の前に、新幹線を利用するお客様をいかに後志に足を運んでもらうか試験的に行うものです。利用する条件として、アンケートに協力することとあります。

リレー観光タクシーって何?て思いますね。岩内は岩内のタクシー会社、余市へ行けば余市のタクシー会社に乗換するというもの。メリットとしては、運転手さんが地元に詳しいので地元ならではの情報を得やすいこと。

いろいろな使い方があるようですが、詳しくはこちらをご覧ください。また予約、お問合せ先は各観光協会となっています。岩内でしたら、道の駅いわないです。

いくつかのプランがあるようですが、8時間プラン1台9,000円。一人ではなく1台ですので、人数で割ったら絶対にお得です。9月19日から11月23日まで。私もつい先日知ったのですが、どうせやるなら、もっとPRしてほしいですね。

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第35回岩内高校札幌同窓会

先日、平成27年10月3日に札幌全日空ホテルで行われた、第35回岩内高校札幌同窓会という会合に特別に参加させていただきました。

当初は新商品の試食をしていただこうと思っていたのですが、残念ながら間に合わず。代わって札幌でも販売している「にしん伝心」の商品PRを兼ねてお土産の提供をするという名目でお誘いを受けました。

毎年幹事となる学年が、一学年ごと交代で行われていて、今年は昭和48年卒の学年の方たちが行っていました。交流会に参加される人数はその年によって変動があり、多い時には300人を越えるとのこと。岩内からの参加ももちろんokのようです。

今回、ある方が私のところにやってきて、このように言われました。「当時昭和32年頃、岩内高校で修学旅行の時、旅費を払えず参加できなかった私は、その一週間、一八でアルバイトをしたことがあるんだよ」と。そんな話題を教えていただき、Oさん、ありがとうございました。一八の歴史はこのような人とのつながりの上にも成り立っていたことに感激です。

このような会があることを知らない方もたくさんいると思います。60歳になると案内が来ると言うことですが、私は詳細にわかりません。会報も発行されているとのことですので、興味ある方はお問い合わせください。

 

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岩内町コミュニティーバスの試験運行開始

平成27年10月5日の本日から11月4日までの一ヶ月間、岩内町内を循環するコミュニティーバスというものが運行されます。試験運行はこの10月と年が明けた冬期間も一カ月行われるようです。

車を持たないお年寄りなどが、病院や役場などの利用をする交通手段として、試験的に行うようですが、このチラシを見てなんとか私も利用できないものかとじっくり路線と時間を見ました。飲み会に出る時など使えないかと思いましたが、残念ながらそれには向いていないようです。

岩内町はかつて島野地区と合併する前は、人口密度日本一だったこともある町。共和町などの広い面積の自治体とは違い非常にコンパクトになっているので、こういったバスは比較的運用しやすいのではないかと思います。

交通手段のない方は積極的に利用して、アンケートに要望点を書いていただいたらいいと思います。今は健康で車を使い、歩くことができるあなたも、いつか運転ができなくなって、このようなバスを使う立場になるかもしれません。1回100円ということですから、使ってみませんか?

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岩内町長選は無投票で現職上岡氏に

岩内町長選挙は平成27年10月4日に行われる予定でしたが、候補者が現職の上岡氏一人だったために、無投票で当選が決まりました。今回で4選目となります。まずは上岡町長、おめでとうございます。

投票用紙が届いたのが一週間前だったでしょうか。街にも選挙用のポスターの掲示板が設置されていました。けれども選挙がないなら、それらは無駄だなぁ~と思ってしまいます。

それはさておき、選挙がないということは、論争、争点がないのは残念でした。岩内出身で、岩内を離れて暮らしている方にとっては、今回の無投票をどのように受け止めていらっしゃるでしょう?少し気になるのは初当選の選挙では多選はしないと言っていたこと。

時代とともに考えも変わるのですから、その点はとやかく言うことはいたしません。4選という長い町長の立場ですから、岩内町が本当に良くなるよう、数々の難題を積極的に乗り越え、町民の笑顔が増える政策の実行をお願いいたします。

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岩内旧庁舎解体その2

岩内町の旧庁舎の解体が進んでいると先日もお知らせしましたが、9月26日に通りかかったらその建物の姿はなくなっていました。

工事のフェンスに張られた「工事の進みかた」と書かれた表を見ると、年内は排出作業。年が明けた1月から3月は休工。4月からは基礎解体、既設杭撤去運搬処理。6月から9月は周辺建物の事後調査、と書かれてありました。

杭がかなりの本数が入っていて、それに時間と経費がかかるであろうと工事が始まる前に噂で聞きました。外見はおんぼろ庁舎でも、基礎はしっかりしていたということですね。

ちょっと気になるのは角地にある老舗菓子店、ベコ餅、雷電刀掛もなかなどで有名な飯久保菓子舗さんがこの工事用フェンスがなくなったら、ぽっかり浮き出るだろうな~と想像してしまいます。

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秋を呼ぶ空

2015年9月26日午前7時30分の岩内町の空。この季節、秋の空を象徴するように、うろこのような雲が空に出現します。ただ、長くは続かなくて、1時間もするとその模様は消えてなくなりました。

一般的に、巻積雲(けんせきうん)と呼ばれるこの雲が現れると、3日しないうちに雨という予報がされています。この日も午後にパラパラと雨が降り、天気予報も今週はぱっとしない天気が続きそうです。

この日の雲は規則正しく並んでという形ではありませんでしたが、空高くきれいに並んでいる巻積雲を見ると、ちょっと得をした気分になります。特に早朝によく見かけるので、早起きはやっぱり「お得」なんですね。

ということで、「下を見るよりは上を向いたほうが気持ちがいいですよ」という私からのご提案です。人生、いろんなことに言えるのではないでしょうか。

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