作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

秋の深層水まつり2015

2015年9月27日(日)に岩内町地場産業サポートセンター駐車場において、深層水まつりが行われます。深層水利用をPRするために始まったイベントも今年で10年目を迎えます。

いつもの深層水の無料分水の他、減塩レシピコンテストで最優秀だった「身欠にしんの焼きびたし」というお料理の試食会。物販の藤田菓子店では、岩内高校事務情報科の生徒が考案した「白いカステラ」の販売。もちろん一八もいつものようにお買得商品満載で出展しています。

春の深層水まつりは過去最高の人出でした。天気がよかったことと、最後に子供たちの○×クイズ。岩内人の血を沸き立たせる「餅まき」が功を奏したからのようです。さて今回はいかに。写真は前回の○×クイズの様子。

せっかくこのような立派な取水施設があるのですから、一軒でも深層水の利用する企業、お店が増えるといいのですが。何度も申し上げていますが、深層水利用最大のユーザーは弊社でございます。

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しりべし路線バス周遊券の試験販売

先日の新聞折り込みチラシに「しりべし路線バスの旅」というものがありました。種類は二つ。後志地区の中央バス・ニセコバスが二日間で乗り放題3,700円。羊蹄山麓周遊2,220円。【チラシのURL

チラシには北海道新幹線二次交通等整備事業と書かれてあります。来年春の函館まで伸びる新幹線のお客をどのように後志に足を運んでもらうかと言う対策ですね。後志だけでなく、胆振などでもいろいろな動きがあります。

車社会の現在、旅は乗用車やレンタカー移動が主流になっていますが、時刻表を調べながらのバスの旅もなかなかいいものです。私が学生だったとき、当時国鉄の周遊券で鉄道やバスを使いテントで旅をするのが好きでしたので、周遊券と聞くとちょっと嬉しくなります。ただ、今は時間が・・・

今回この周遊券はあくまでも試験販売。特典としてアンケートに答えると、もれなく1,000円のQUOカードがもらえるということですから、お得ですね。一度お使いになられて、あなたの声を後志観光にお役立たせください。

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もうすぐ稲刈り

日中はまだまだ半そで姿でもいいのですが、朝晩はすっかり秋めいた気温になっている季節の変わり目。岩内町の宮園地区の田んぼは黄金色に変わり、もうすぐ稲刈りが始まろうとしています。

写真は岩内町と共和町の西老古美地区との境目付近から撮ったものです。田んぼの奥には岩内町の街、そして海が見えます。距離にすると海まで約3キロ。

先日の軽トラ市のお客様が言っていたのですが、天候が不安定で雨が突然降ったりやんだりして、稲刈りもできなくて困ったものだと。この写真を撮った時もまだ根の部分は乾燥していませんでした。

いろんな場所で収穫祭などといったイベントもあるように、収穫の秋となりましたね。食欲の秋でもありますので、一八の商品で食欲を満たしていただければ何よりです。

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シルバーウイークのイベント情報

シルバーウイークという言葉、私は今年初めて聞きました。カレンダーを見ると、日曜日から4連休。週休二日の方は5連休にもなるのですね。さて、この週末からイベントが集中していますので、整理してお伝えします。

●『あきんど市』 18日金曜、19日土曜 ~ 岩内町の商店、紺色の「あきんど市」と書かれたのれんが目印。その店で工夫した商品などが並びます。毎月第3週末に行われています。

●木田金次郎美術館 秋のナイトオープン 18日金曜 18時30分~20時  ~ 木田金次郎と昭和30年代展 観覧料+ドリンク代1,000円。ラウンジでビールが飲めます。文化的な知識を入れたら、アルコールで頭を消毒しましょ。

●軽トラ市 20日 日曜 ~ すっかり定着したイベント。 弊社は第一回から連続出店中。訳あり身欠などのお買い得がいっぱい。

●第一回健康まつり 19日土曜 岩内協会病院 ~ 地域医療を考える会主催。病院食が食べられたり、職員さんによるフルート演奏など。

●第30回あけぼの学園祭 20日 日曜 岩内町あけぼの学園 ~ 障害者福祉施設での学園祭です。

●秋の美味もん市 小樽田中酒造亀甲蔵 18日~27日 ~ 後志の美味いものを集めた春秋のイベント。弊社の「にしんのおかげ」も定番商品として毎回登場しています。

●第7回北海道高等学校商業教育フェア 新札幌サンピアザ1階 18日金曜19日土曜  ~ 北海道の商業高校や商業科などの生徒が地元のPRや地元商品の販売などを実体験する場。弊社の「にしんのおかげ」「めんこちゃん」も岩内高校事務情報科の生徒さん達が、がんばって販売します。

このように、イベント目白押しです。個人的には19日夜に岩高卒業35周年の同窓会。20日軽トラ市が終わったら、めでたい同業者の結婚式でニセコへ。天気が良いといいですね。ニセコの山へ来られたら、岩内へ足を延ばしてください。

写真は昨年の軽トラ市が始まる前の風景です。このように、青空が出るといいですね。

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いわない第12回はしご酒大会のご案内

明日2015年9月17日(木)、いわない「はしご酒大会」が行われます。今年でもう12回目になるようです。3,000円の参加費で指定された4店舗のお店でちょい飲み。ちゃんと回ったらボトルキープ券、現金が抽選で当たるというイベントです。

先日、観光協会の専務とお話をすると、参加店舗が少なくなってイベント開催が危ぶまれたとのこと。今年はスナックだけでなく、居酒屋と寿司店も参加してもらい、36店舗。ルールも毎年5店舗を回るという設定も、今年は4店舗にしたということです。

正直に申し上げますと、私は一度もそれに出たことはありません。でも、若い人たちが男女問わずにほろ酔い気分で楽しそうに飲み歩くのはいいものだと思います。参加しているお店も赤字覚悟でやっていることでしょうが、マイナス面だけを考えず、損して得取れの精神で新規客を捕まえてほしいと思います。

20年前までは小樽をしのぐ飲み屋の数を誇っていた延長2kmに及ぶ岩内町のネオン街。最近はすっかり看板の明かりが消えてしまっていますが、それでもまだまだスナックの数は多い町です。チケットを持っていない方は急いでください。そして、岩内の夜を楽しんでください。でも、翌日はしっかり仕事しなきゃダメよ。

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岩内町旧庁舎解体中9月

岩内町の役場新庁舎に移行されて早4ヶ月。私も何度か新庁舎に行きましたが、昔の庁舎と比べると、広くて静かでとても近代的になったなぁと思います。

では、旧庁舎はというと、工事用の塀に囲まれて解体工事が進んでいました。どちらの解体工事も同じですが、今はドカン!ガシャン!と一気に壊すのではなく、ちゃんと木材や窓枠のサッシなど分別されながら解体されていきます。

古いとはいえ、それなりの大きな建物で費用の方もかなりかかると言われています。そして、必ず出てくる言葉が「壊したあとは何になるの?」。都会ではないのですから、特に予定はないことでしょう。

解体作業を見ていつも感じますが、建物は「物」であるからいずれは朽ちてしまうもの。でも、その場所で働いた人、住んでいた人たちにとっては、気持ちの中でそれぞれ違った感情が湧いてくることでしょう。それが「美しい思い出」ならいいですね。

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一八野球チームのユニフォーム

先日、私の母が面白いものを持ってきました。昔のものを整理していたら、一八の野球のユニフォームが出てきたとのこと。

話を聞くと、昭和32・33年頃一八では野球チームを作って町の大会で優勝したことがあると。そのチームは従業員だけでなく、大浜のご近所さん、さらに役場から3人ほど入っていたようです。その役場職員の中には、今は亡き岩城元町長も入っていたとのこと。

写真ではわかりにくいのですが、生地は木綿でモコモコしています。今のような機能性素材ではなく、いかにもクラッシック。いっぱちの「ち」が「CHI」ではなく、「TI」というのが、いいですね。

残念ながら今は弊社に野球チームは存在しません。私が子供のころは大浜公園に、だれともなく野球をしに子供たちが集まっていたものですがね。そんな昔を思い出させるユニフォームでした。

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秋の夕日と河口

すっきりしない9月の北海道の天気。でも時には秋の美しさを感じる時があります。写真は9月8日、午後6時過ぎの日没後の風景。日没前は岩内岳が赤く染まり、それに誘われて野束川河口の岩野橋へ。

ゆっくり夕日が落ちる様を見るのもいいものです。私は太陽が落ちた後の雲が金色に変わっていく空が好きです。この風景はまったく同じという日がないのがいいのです。

今時期、野束川の河口はもう一つ楽しみがあります。鮭の遡上です。産卵のために川に上がる前、体を淡水に慣らすために河口周辺でウロウロと泳いでいます。その背びれがたまに水面に上がって見ることができます。

こんな場所が都会にでもあったら、たくさんの人でにぎわうことでしょう。でもこの岩内では私一人が独占して夕日と鮭を見ていました。みなさんもたまには余裕を持ってご覧ください。でも鮭は採ったらダメよ。監視員が飛んできます。

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道の駅広場のプレハブ

先日のいわない道の駅についてのご意見募集については、たくさんの提言をいただきまして、ありがとうございます。まだまだ言いたいことがあるという方は、この私のブログがある限り、永久保存版ですので、遠慮なくコメントを書いてください。

さて、今日はそのいわない道の駅前に登場した工事現場のようなプレハブ小屋について。このプレハブには、たら丸焼、岩内第二中学の生徒考案の深層水を使った塩キャラメルソフトの販売。もう一棟は水産加工品などの冷凍冷蔵商品が販売されています。

道の駅の建物内にある冷凍ショーケースは小さくてたくさんの商品を並べることができないので、ここで販売しようということになったのですが・・・・実はオープンまで大変だったのです。何が?詳しくお知りになりたければ、直接道の駅に聞いてみるといですね。そして、皆さまから見た、感じたことを「お客様の声」として言っていただけたら、ありがたく感じます。

このプレハブでの販売は期間限定で9月30日までとなっています。残りわずかですが、大型連休も控えていますので、どうぞのぞきに来てください。弊社からはいつもの商品の他に、いわない道の駅限定の「釣たらこ」も置いています。

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ギンザ通り商店街の手づくり市2015.9.5

2015年9月5日(土)に、岩内町ギンザ通り商店街で、「手づくり市」が開催されます。数年前までは、5月から10月まで毎月行っていたのですが、今は年二回になっているようです。

私は常々岩内町は女性が作っていると言っています。その代表例が、このギンザ通り商店街の手づくり市だと思います。商店街の奥さんたちの声で11年前に初開催。商店街の男性よりも女性陣の積極的な意見が、このイベントを成り立たせています。

定番の蒸しパンや揚げ物など、本当に手づくりの商品が並びます。奥様達の平均年齢も「それなり」になっていますが、その団結力と行動力には頭が下がります。男性陣の影はこの日は非常に薄く感じます。

一時は「もうやめようか」と言う声も上がったようですが、「続けることが大切だ」と頑張っています。皆さんも顔を出すだけでいいので、そんながんばっている奥様達の姿をご覧ください。きっと私も頑張らなくっちゃと勇気をもらうはずです。

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