作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

カズノコとクリームチーズのカナッペ

数の子の料理の紹介もしばらくご無沙汰していました。食欲の秋となることですし、工場はすでに年末向けの数の子生産であわただしくなっています。そこで今回はカズノコの簡単なレシピをご紹介します。

【材料】
・味付けカズノコ ちぎったもの1センチ大3切れ
・クリームチーズ小1
・セルフィーユ葉先 適宜
・ソーダクラッカー1枚

【作り方】
ソーダクラッカーにクリームチーズ約小1を、ポテッと置き、カズノコを3切れ盛り、セルフィーユをあしらう。

いかがでしょう?ただのせるだけですから、私でも出来るお手軽料理。サブタイトルには、「ワインに合う料理」と書かれています。いつものように、CPKA(カナディアンパシフィックカズノコ協会)からの資料提供です。

セルフィーユって何?って言ったら笑われるでしょうか?上記内容を写して調べてわかりました。

味付数の子は弊社で通年で販売しております。ただ、黒醤油を使った味付数の子です。こだわり方は、塩数の子からお出汁を作ってみてはいかがでしょう?

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国鉄岩内駅前の写真

今年、国鉄岩内線の廃止後30年ということで、郷土館や木田金次郎美術館、そして怒涛祭りでもそれに関係する企画展が行われています。それらでは懐かしい写真などが見ることができます。

先日、美術館の館長さんから声がかかり、昔の岩内駅や周辺の風景の写真を見ることができました。その中の一枚に一八の広告が書かれた看板が写っている写真がありました。

4つの面の東側に一八の文字。上には「紅葉子」「味の肴」と書かれてあります。写っていない右側が駅舎、二階建ての小さな建物は交番。一番左の建物はわかりませんが、現在はお食事ができるセイラーさんの場所。道路はまだアスファルトにはなっていないようですね。

若い人たちにとっては、木田金次郎美術館と文化センターが見える場所だよと言ったほうがいいでしょう。時代は私の推測で昭和40年年代初期。そんな昔か、もうそんなに過ぎたのか、皆さまにとってはどのように感じられるでしょう?

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岩内にしんフェア&岩内サッポロビアホール

平成27年8月25日(火)に、「岩内にしんフェア&岩内サッポロビアホール」とい新聞折込広告が入りました。春にニシン丼など地元のおかあさんが作ったニシンのお惣菜を試食してもらうイベントがありましたが、今回はその第二弾のようです。

岩内町の夜行館というスナックで、チケット1枚1,000円を購入すると、ニシン丼、ビール1杯、おつまみ付という内容。チラシには、ニシンと岩内の歴史、サッポロビールと岩内の関係が書いてあります。期間は8月26日~30日。

岩内町は、北海道で初めて野生のホップが発見された地で、この発見が元でサッポロビールという会社が生まれたということが伝えられています。それで、サッポロビール会という組織が岩内町には存在します。

今回は水産加工屋さんには声がかからず、私たちも「あれっ?、やるの?」といった感じでした。どんな形であれ、身欠にしんの消費が増えればそれに越したことはありません。飲むこと大好きな岩内人。イベントをすると不思議と人が集まります。興味がありましたら、足をお運びいただき、熱くニシン談義をしていただければと。

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いわない道の駅へのご意見募集

岩内の道の駅について皆さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか?認定が早かったために、最近人気ある道の駅の充実ぶりに比べると、いろいろな欠点が見えてきます。いわない道の駅を見直して、再整備をしようという声が上がっています。

いわない道の駅はスタンプラリーの番号が「14」なので、道の駅ってな~に?と言われている1993年から存在しています。最初は観光案内所だった「たら丸館」。一番の問題点は、たら丸館と駐車場、トイレがばらばらに建っているということ。他地域のほとんどの道の駅は国道沿いに建っているに対して、岩内は街のど真ん中にあり、建物が狭いために物販の品物は少なめ。

多くの人は建物を大きく建て替えろと言います。確かに時代にそぐわなくなっているかもしれませんが、なんでも建て替えればいいというものでもないと私は思います。利用者が利用しやすい整備の方法は何か、建て替えるならどのようなコンセプトを持つべきか。ハードの面は確かに大切ですが、その前にしっかりとしたソフトを考えなければならないと思います。

今年の町議会選挙で初当選した栗林議員は、道の駅周辺の再整備を目標としています。街の中にある道の駅だからこそ、道の駅を核としたにぎわいのある街にしたいと言っています。道の駅について考える勉強会もスタートしました。多くの議論が必要だと思います。あなたのご意見、お聞かせください。

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岩内町章って知ってます?

岩内町地場産業サポートセンターの海洋深層水取水口の場所に、ヘルメットが数ヶ月前から置いてあります。取水する時は危ないのでかぶってくれということですが、そのヘルメットにある模様は何だろ?

このマークは町章ということで、岩内町を象徴する紋章ということです。岩内町のみなさんはご存じでしたか?私たちの世代にとっては、学生帽についていた金色の校章みたいだなぁ~と感じてしまう人が多いと思います。

このマークの意味は、岩内町のホームページから引用させていただきます。【外輪5線は、5つの輪、即ち「イワ」を表し、そのうち「内」の字を図案化し、併せて「岩内」を象徴したもので、5輪は人道五倫を、円は協和を、内の字の直線は積極進取を意味したものであります。】

なんだ、難しい解説の割には、ダジャレが入っていたのか。これを機会に覚えておきましょう。私はぱっと見で、今はあまり見かけなくなった万年筆のペン先のように感じます。いつだれが決めて作ったのか、わかる方がいらしたら、教えてください。

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たら丸君は30歳で4代目?

今年、怒涛まつりでたら丸君の誕生を祝う会がありました。たら丸べに子は8月9日で30才。近年のゆるキャラブームの中にあって、かなりの先輩格であることは確かです。

着ぐるみもイベント出場が多くなればなるほど、劣化(老化)も早くなりあちこちにほつれ(スリ傷)などが目立ち、誕生30周年を機に新調されました。ちなみに本物のスケトウダラはほとんどが3歳か4歳魚が中心です。

ステージではお祝いに駆け付けた人気ゆるキャラが。小樽の運がっぱ君だけがプレゼントを持ってきてくれました。お客さんの中にもたら丸ファンがいて、お菓子の差し入れをしてくださった方がいました。ありがとうございます。

私は出場ゆるキャラのお世話係をしました。詳しくお話できないのが残念ですが、怒涛祭りの当日は蒸し暑かったために、どのゆるキャラも控室に戻ると大変でした。たら丸べに子は30歳を越えて脂がのってきました。二人(二匹)に会いに岩内に来てくださいね。

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池袋パルコに「にしんのおかげ」のお料理

現在、東京で弊社商品「にしんのおかげ」を販売しているところはありません。ですが、期間限定でそれを使ったお料理を食べることができます。

場所は池袋パルコの8階レストラン街にある「ラ・ボデガ パリージャ」というスペイン料理のお店。お料理はパエリャ。POPには『鮮魚、アサリ、イカを具に加えた和テイストなパエリャ』と書かれてあります。

北海道の食シーズの魅力を知る 【おいしい研究Fair】 というタイトルで、北海道の研究機関が開発した技術を用いて商品化されたものを使ったお料理を、実際のお店で使っていただき宣伝するという趣旨。本日、イベント企画をしているコスモメディアのHさんから写真が送られてきました。

21日まで。もっと早くお知らせすれば良かったのですが、ごめんなさい。お料理の評判は上々のようで、もし東京在住で池袋に行けたら、ぜひお召し上がりいただき、素敵なコメントをお店に残していただけたら、もしかして定番になるかも・・・です。

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怒涛祭りのボランティア

祭りが過ぎて、もう夏も終わりと思っていたら、お隣の共和町のかかしまつりがあるよと言われました。今度の土日です。ただ、今日はイベント紹介のお話ではなく、怒涛祭りのボランティアのお話。

岩内町の怒涛まつりの会場片隅には、写真のように分別ごみを出す場所があります。てっきり町で雇われた業者の方がやっていると思ったら、実はまつりに関係ない非番の役場職員が中心となって組織されたボランティアとのこと。

もうかれこれ10年になるそうですが、他の自治体のまつりやイベントを参考にごみ処理の方法を検討し、現在に至っているとのこと。制服を着た方は業者さんのようですが、それ以外の人はまつりを気持ちよく楽しんでもらおうと、空いたテーブルやいすなどをこまめに拭いてまわったりしています。

役場の対応が悪いなどの意見も確かにありますが、一方でこうして自主的に町を良くしようという考えのもとに動いている人もいるのです。同じ町民として嬉しいですね。来年、もしもそんな人たちのことに気がついたら、「ありがとう」の一言を言ってあげましょう。

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第24回復活北海盆踊り

岩内町の建設業を中心とした若旺会という組織が主催して行う、復活「北海盆踊り」が8月15日、16日と岩内地方文化センター西隣の空き地にて行われます。

昔は町内会単位で公園を利用して盆踊りが行われていましたが、時代の変化とともにひとつふたつと無くなっていきました。毎年申し上げているのですが、私はその盆踊りには一度も行ったことがありませんでした。ですから、復活と言われましても、このイベントのことを上手に説明できません。

私が毎年感じるのは、運営されている方たちが、お盆のお休みのときに頑張っているなぁと。そして、毎週のようにあるイベントによく人が集まるなぁ~と感心いたします。これが岩内町の気質なのでしょうか。イベント最後に「もちまき」で盛り上げるというのも先日の深層水まつりでも同様、岩内人の血を騒がせるもののようです。

いずれにせよ、このイベントが岩内の夏の最後というイメージがあります。お盆が過ぎればススキの穂が秋風に揺れる季節に変わっていき、我々の業界は年末に向けての繁忙期へと突入します。がんばらなくっちゃね。

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北海道ドライブスタンプラリーの景品に「にしんが八セット」

北海道の道の駅や高速道路のSAや道の駅などに立ち寄りスタンプを押して、宿泊券や北海道の特産品が当たる「北海道ドライブスタンプラリー」というイベントが行われています。

7月31日の話題に、積丹半島の温泉のスタンプラリーのお話をしましたが、今やいったいどれだけのスタンプラリーがあるの?といった感じです。それも、道の駅のスタンプラリーが定着し、経済効果をもたらしているからなのでしょう。

さて、景品の北海道特産品は道内各地からたくさんの商品が並んでいますが、岩内町からは弊社が製造する「にしんが八セット」が提供されています。

残念ながら、景品を選ぶことはできないようですが、もしも「にしんが八セット」が当たりましたら、コメントをいただけると嬉しいです。スタンプは2つだけで応募できますので、お気軽に参加を。でも、このブログを読んだからには岩内の道の駅へ~。

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