作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

岩内高校2015年六花祭(学校祭)のご案内

今度の連休は各地で夏祭りなどのいろいろなイベントが行われるようですが、前回ご案内した通り岩内町も「あきんど市」、「軽トラ市」の他、3連休を使ったサッカーU-10南北海道大会、そして、岩内高校でと六花祭がおこなわれます。

2年前に学校祭、いわゆる岩高祭(がんこうさい)が六花祭と名前を変えました。校章のモチーフである雪の結晶からその名前がついたとのことです。私たち世代は「がんこうさい」のイメージが強いですが、この名前もあと数年歴史を重ねれば、当たり前のネーミングとなることでしょう。

18日(土)は山車の町内パレードが14時から16時。19時50分から20時は花火大会。これは、高校がやる花火かねと思うほど、立派な花火が打ち上がります。19日(日)はクラス対抗ダンスパフォーマンスやグルメパヴィリョン?など。校舎の一般公開となっています。

詳しくは岩内高校ホームページをご覧ください。写真は2013年の山車パレード。私たちの時代は、3年に一度で、クラス対抗で優勝すると、クラスにかりん糖を一斗缶でもらうことができました。

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あきんど市と軽トラ市

2015年、7月も半ばを過ぎて夏のイベントがどんどんと続きます。17日、18日はあきんど市。そして19日(日曜日)は軽トラ市と味覚市があります。

あきんど市は「あっ!きん(金)ど(土)市」と呼ぶように、金曜土曜と商店街のお店などが、目玉商品を作っての商売をする日。軽トラ市は駅前通り商店街を歩行者天国にして出展者が軽トラで商品を運んで販売するものです。午前10時から午後1時まで。その後は歩行者天国を使って飲食できるスペースとなり、ステージではカラオケ大会などが行われます。

岩内の人って、この夏場の飲食スペースが好きなんですよね。どっかり椅子に根っこを生やした様に何時間も居座り、ビールのコップの空いた数だけが増えていくのです。

そんなイベントですので、天気だけが心配です。軽トラ市はもちろん弊社は第一回からのレギュラーメンバーとして頑張っています。いつもの訳あり身欠などの他に、目玉商品があるかもよ。ちょっと早めに来ていただかないと、売れ切れご免になってしまいますので、よろしくお願いいたします。

写真は昨年の軽トラ市の風景です。

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2015年岩内高校生の身欠にしんサンド

今年で3年目となる岩内高校3年事務情報科の生徒さんが考案した身欠にしんサンド。今年はニシンと豆腐のハンバーグに照り焼きソースをかけたハンバーガーとのことです。

この内容は北海道新聞後志版に掲載されていました。私は毎年試食の時に呼び出されて、アンケートを書いていたのですが、今年は仕事で行くことができませんでした。写真を見る限り、美味しそうですね。豆腐というアイディアがなかなかいいです。

事務情報科は20名しかいないのですが、少ないだけに一人一人の存在が貴重。4つの試作から1つを選んで8月のいわない怒涛まつりで自から販売します。

2年前は手探りだったこの企画も、3年目にしてコツをつかめたようです。若い人たちが地元のイベントに積極的に参加することはいいことです。失敗を恐れず、いろいろな経験を積んでほしいものです。みなさんも怒涛まつりでは岩高生のニシンサンド、食べてくださいね。

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2015年夏のお中元は「一八のギフトセット」を

岩内神社祭りも終わり、夏本番となりつつあります。お中元の季節でもありますので、まだご検討中の方はぜひ一八のギフトセットのご利用をお願いいたします。

ホームページのギフトセットのコーナーでもご案内していますように、白のシンプルな箱の中には盛りだくさんのお得感いっぱい。もらった方もきっと日替わりで一八オリジナルの商品を楽しむことができて喜ばれると思います。

楽しいネーミングだけでなく、弊社の商品は添加物を極力抑え、素材の本来持つうまみを最大限に引き出した作りになっています。商品はすべて一八のオリジナルで弊社工場で作ったもの。なにより都会ですぐに手に入れることができないのです。

セット商品の組み合わせ等について、お客様のご要望がありましたら、ご相談ください。

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平成27年岩内神社例大祭の新聞広告

毎年、7月7日から9日にかけて行われる、岩内神社例大祭。私たちは「岩内神社祭り」と称しています。毎年申し上げますが、7月8日9日の両日は、岩内の企業のほとんどが休業となります。

7日、新聞折り込みチラシに3枚の岩内神社祭りの広告が入りました。「岩内赤坂奴」「技英會」「岩内神社みこし会」。そこには神輿を担ぐ面々の写真付きの紹介がされています。この田舎にして歴史があり、規模が大きい祭りですが、人口減少により神輿の担ぎ手が少なくなっているのも現実です。

そこにいる面々はいわゆる土建業に携わる若い人たちが中心です。時代とともにその町を担う業界というものが移り変わっています。かつては水産加工業界が中心となってお祭りを仕切っていた時代もありました。それはそれで時代の流れで致し方ないこと。

900mにも及ぶ露天商が並ぶ岩内神社祭。子供たちがワクワクした感情を抑えきれずに、声高に話しながらお祭りに向かう姿はなんとも微笑ましいものです。このお祭りに心奪われた子供が将来、折り込みチラシの広告の顔写真として載る子もいることでしょう。

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上越市物産展と岩内町

岩内神社祭りがおこなわれる2015年7月8日・9日、いわない道の駅前広場では新潟県上越市の観光と物産展というものが行われます。

なんで上越市が岩内で?という方にちょっと説明いたしましょう。1990年に岩内町は新潟県上越市の直江津港と東日本フェリーによる日本海航路ができました。その関係から姉妹都市関係となりました。

岩内港に大型フェリーを入れるために、海水浴場をつぶし、フェリーターミナルの建設。その埋め立てた土地は企業誘致を目的に。小樽から黒松内に伸びる高速道路から岩内フェリーターミナル直結。という物流と企業誘致による発展を描いた青写真は2000年1月をもって航路休止により頓挫。このブログではその是非は問いません。

新潟から岩内へ開拓者として渡ってきた先祖を持つ人もたくさんいます。一八の創業者紀伊右エ門も新潟佐渡の出身。フェリーはなくなったけど、友好はそのまま継続しているので、上越のお話等聞きながらお買い物はいかがでしょう?

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岩内神社祭りと空模様

平成27年の今年も岩内神社祭りを来週に控え、岩内町の住民はなんとなくいつもと違った気持ちになっている人も多いと思います。そこで今日は岩内神社祭りと天気のお話。

不思議なことに、岩内神社まつりが行われる3日間とも晴れだった年というのは、少ないようです。統計を取っているわけではないので、詳しくは申し上げられませんが、私たち世代より上の人たちはそう感じているようです。

それは蝦夷梅雨と呼ばれる時期と重なっているからかもしれません。それでも昨年を調べてみると、雨は降らず。こんな年も珍しいという会話があちこちで。お神輿を担ぐ人たちにとっては、カンカン照りよりも多少のお湿りがあった方がいいようです。

さて、今年の天気はどうでしょう?それは神のみぞ知る?1本の傘の下で若い二人が露店の長い道を楽しそうに浴衣姿で歩く姿、いいですねぇ~。

写真は数年前弊社の前を通るお神輿です。ご覧のように、空はどんよりした曇りでした。

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「おいしい減塩レシピ」コンテスト

岩内町の新庁舎には保健センターも併設されていて、そのセンター落成記念行事ということで、「おいしい減塩レシピ」コンテストというものが行われます。

A4パンフレットが届きましたので、その内容をご紹介します。
◆料理条件として、
①岩内町の地場産品を1品以上使って料理を作る。
②単品で、主菜・副菜は問わず。
③減塩の工夫がされているもの。
④一般家庭でも簡単に作れるもの。

◆応募資格
岩内町在住の個人・家族・グループ

◆応募期間
2015年7月1日~21日

応募者上位5名が実際に調理を行い、審査によって最優秀賞を決めるとのことです。共催に岩内海産商協同組合の名前があったので、組合に問い合わせると、審査員として青年部部長が食べるとのこと。

さて、地場産品の「身欠にしん」「たらこ」は一八でお求めいただき、ぜひ料理の腕をふるってください。上位5名に特産品のプレゼントだけでなく、応募された方全員に参加賞ももらえるということです。

いつも作っている奥様の簡単レシピが意外といいかもよ。応募用紙は岩内町のホームページからどうぞ。

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岩内町オートキャンプ場「マリンビュー」

6月もいよいよ後二日間。一年の折り返し点にきました。もう?早いねぇ~、なんて言葉は年を重ねるごとにその実感がわきます。夏本番になろうとしていますが、皆さまはこの夏をどのように計画されていますか?

岩内岳のふもとには、マリンビューというオートキャンプ場があります。オートキャンプ場と言っても、キャンプカーを持ってなくても問題なし。きれいな貸別荘のようなコテージもありますので、利用方法は様々。岩内岳の登山口でもあるし、キャンプ場のすぐ下は温泉が点在。

利用された方の評判を聞くと、良かったという声が多いです。キャンプ場のすぐ下の道をランニングしていると、プワーンとバーベキューのにおいが漂ってきます。走りながら、どこかの家族がお父さんを中心に焼いている光景を想像してしまいます。

写真は円山展望台の駐車場からキャンプ場を撮ったもの。小さくわかりにくいかもしれませんが、敷地はかなり広いです。岩内にお泊りの場合は、ホテルだけでなく、ここを上手に利用するのも一つの手だと思います。浮いたお金で一八の商品をお土産に・・・ねっ。

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イカ漁の荷揚げ

現在、岩内漁港ではイカ漁で活気づいています。早朝から次から次へと船が岸壁に着くと、荷揚げにかかわる人たちが集まり、手際良く荷分けされて、セリが行われる市場の建物の中に入っていきます。

写真を見ると、3つのパレット(フォークリフト用の台)がおかれていて、イカが詰められた発砲の容器は20尾、25尾、30尾入りと分けて積まれていきます。

発砲を扱う資材屋さんも朝4時から港で待機し、船が着くと注文数をパタパタと運びます。怒涛祭りで行われるイカ発泡の積み上げレースは、この様子がヒントで生まれました。

荷揚げに仕事が集中するために、漁協OBや役場OBなどもアルバイトでお手伝い。漁がなくて寂しいよりも、活気がある方がやはり市場らしくていいものです。7月8日9日の岩内神社祭りに向けてどんどんイカ船が集まってくると思います。

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