作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

お昼のサイレンは田舎の音?

みなさんの地方では、お昼の12時にサイレンは鳴るのでしょうか?都会ではそんな大きな音を出したら、すぐにクレームの電話が鳴りっぱなしになるでしょうね。でも、私たち田舎にいる者は、子供の頃から鳴るのが当たり前のような感覚です。

先日、たまたま12時に消防署の近くにいたら、大きなサイレンが鳴り響いて、「うるさいな~」と感じてしまいました。ご近所さんは慣れているでしょうが、赤ちゃんやペットなどはどのように感じているのでしょう?

なぜ12時に鳴るのか、考えたことがあります。外で仕事をしている人が多いので、その人たちにお昼休みだよと知らせるため?どなたか、理由を知っている方は教えてください。

私がいる場所は大浜地区。消防署のサイレンの場所からは2km以上離れているので、日曜日以外はあまり気になりません。写真はどこかおわかりでしょうか?昔の役場の隣にあった消防署とは違いますよ。「岩内の官庁街」と言ったら、笑われそうです。

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日刊工業新聞に紹介されました

2015年2月27日付の日刊工業新聞の21ページ、「儲かる省エネ!中小企業の最新事情」というタイトルの連載コラムに、弊社の省エネの取り組みが紹介されました。

またマスコミに出たのかよ、と言う声が聞こえてきます。日刊工業新聞は、産業経済紙として工業だけでなく流通、経済、など比較的多岐にわたって書かれています。ただ、私たち水産業界で購読している人はあまりいないでしょうね。もちろん、私も購読はしていません。

省エネルギーセンターから紹介で、弊社の省エネの取り組みが素晴らしいと褒め殺しに合い、取材を受ける羽目に。札幌支局のY記者がわざわざ岩内まで来てくれました。

この記事を見つけて声をかけてくれたのは、北海道経産局のエネルギー担当の方だけ。省エネのことをいくら紹介されてもねぇ~。タイトルの儲かる・・というのは、ウソ。昨年末からの電力値上げで、電力がコストの多くを占める私たち加工屋は毎日大変なんですよ。そんな努力をご理解の上、一八の商品のご購入をお待ちしております。

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岩内スキー場のイベント「かまくらCafe」

かつてはリフトが6本もあった、いわないスキー場。今はペアリフト1本だけの営業となり、民間企業が撤退の後、町の有志団体がボランティアなどを募りながら運営をしています。

子供たちに地元でスキーができる場所を残してあげたいという気持ちが、様々な形で運営に出ています。その中のイベントの一つ「かまくらCafe」。今度の日曜日2015年3月1日日曜日にいわないスキー場で行われます。

運動会で使う大きなゴムのボールを利用して形作った“かまくら”がメイン。その中で深層水を使った塩ココアやコーンポタージュなどが無料でふるまわれるほか、たら丸べに子のお菓子まきなどの楽しいイベントもあるようです。

新聞折込広告を見て、ギャートルズの肉1本200円というメニューが気になりました。スキー場の営業は3月22日まで。3月は土日のみの営業のようです。さてさて、小さなお子さんをお持ちのご家族のみなさん、家の中から飛び出して、雪の中へ元気に遊びに行きましょう!

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氷割りの感覚って?

2月なのに、どんどん雪解けが進んでいます。このまま春になるのか?という感じなのですが、そう簡単には春にならないのが北海道の冬です。きっと何度か吹雪が来ることでしょう。

ただ、例年に比べると、非常に早いペースで雪解けが進んでいることは確かです。写真は事務所裏玄関前の氷で、朝にちょっと突いて割ると、日中には融けていました。(2月21日)

この氷割り、やっていると気持ちがスカッとするのです。アスファルトとの間に隙間ができると、そこにスコップを突っ込んでめくるようにすると、ガボッという感じではがれます。その感覚って、子供のころ擦り傷で作ったかさぶたが、きれいにはがれる瞬間に似ています。

氷割りにこだわる方は、みなさんそんな快感を求めてやっているのではないでしょうか?さてさて、2月後半でもうそんな話題を出してしまったら、季節の神様はまた意地悪をしそうな感じです。

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店頭だけの掘り出し物

スケトウダラを原料にした、一八の「みりん干し」。尾をつけた状態で三枚に卸し、醤油砂糖ベースに伝統の味付けを加えた調味料に一晩浸み込ませ、乾燥させて作る岩内の特産品です。

その製造工程で、形が悪いなどの理由で、ハネ品と呼ばれるものが出てきます。ちょっと曲がったり、尾をつける部分が切れて網干しの網目がついてしまったり。それらは、カットして小袋につめて販売します。いわゆる訳あり商品で、お安くなっています。

この時期だけの限定商品で、知っている方は10個まとめて買われる方もいらっしゃいます。この商品は、どこかのお店に卸したり、通販をしたりしていません。一八のお店に来ていただいた方のみの販売となりますので、ご了承ください。

店頭には、弊社の若い女性が作ったPOPが目立っています。彼女は先日の道新掲載写真のモデルも務めました。アルミホイルにカットされたみりん干しをのせて、オープントースターで温めると、香ばしいあま~い匂いが漂ってきます。ということで、お客様、お待ちしております。

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東京マラソンは9年連続落選

本日、東京マラソン2015が開催されます。久しぶりの日曜日の投稿。冬の間はマラソンのお話は冬眠状態ですが、最近は冬眠をしないクマもいるようなので、ちょっとお話を。

私は東京マラソンに第一回目から申込をしていますが、まだ一度も当たったことがなく、落選記録を邁進中です。残念ながら、第一回目からの落選通知を保管していないので、証拠はありませんが、偽りではなく、9年間 “がっかり” を繰り返しています。

今日、東京を走られる方で、スポンサー枠などではなく、ちゃんと一般抽選で当選して走られる方はとてもラッキーですね。こんな落選続きの人間もいるのですから、落選した人たちの分まで楽しんで走りきってください。

もしも、私と同じように第一回目から落選し続けている方がいたら、ぜひお知らせください。ネットで調べても、やはりそういう方は今のところいないんですよね。毎年言っていますが、落選だからと言って、誰かを恨んだりいたしません。ですから、出走されるみなさん、苦しくなったら、そんなことを思い出してくださいね。がんばれ~

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いわコン?

先日、写真にあるパンフレットを発見。何これ?「いわコン」サブタイトルにすぐ目が行きました。「婚活パーティーin岩内」ですって。今までありそうでなかった企画ですね。岩内青年会議所が主催で、3月14日のホワイトデーに男女各20名が集まって、お見合いパーティーをするようです。

最近は、いろいろな形の婚活パーティーがありますね。自治体主体で行うところもあり、特に地方の小さな町、村にとっては、一種の町興しにもなります。テレビでも定期的にそんな番組も流れていますし。もともとは私が若かった時代には「ねるとん紅鯨団」と呼ばれるお見合い番組がありました。

岩内町の広報には、生まれた人は「おめでた」、亡くなった方は「おくやみ」、結婚された方は「およろこび」、という形で名前が掲載されます。「およろこび」欄が掲載されない月も珍しくなくなってきました。そりゃそうですよね、人口そのものが減っているのですから。ですから、若い人たちが岩内で新しい家庭を持つこと、大いに応援したくなります。

どんな人が参加するのかな?なんてちょっぴり興味がありますが、やる以上は一組でも多くカップルができるといいなぁ~。カップル成立になったら、新商品の「恋するめんこちゃん」をその人たちに私からプレゼントしちゃおうかな?

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鰊切込隊長ペペロンチーノ

鰊切込隊長と聞いて、ニヤッとされる方が多いと思います。「切込と言って、何か面白いフレーズがないか?」という質問から生まれた商品名が、「鰊切込隊長」でした。弊社の面白ネーミング商品の筆頭(ヒット-)商品です。

写真は、先日我が家の奥さんが作ってくれた鰊切込隊長のペペロンチーノです。ペペロンチーノって、にんにくと赤唐辛子のオイルベースのぴり辛パスタですよね。切込がとても相性がよく、おいしいのです。

いつものことですが、我が家の奥様は、詳しいレシピはなくて、「少し入れる」「適当に」「そんなものかな」といった感じですので、クックパッドなどの通常ペペロンチーノのレシピをご参考の上、鰊切込隊長を入れてお作りください。

思えばスパゲッティーと言えば、私が子供のころはケチャップたっぷりのナポリタンとミートソースくらいしかなかったのに、今はたくさんのスパゲッティー名が一般に使われていますね。そう考えると、ニシン入りのスパゲッティーの名前を作って、一般名にしてしまえばいいか。どんな名前がいいでしょう?

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にしんお殿

岩内にしん商品開発プロジェクトと称し、元北海信金職員の佐々木達也氏が進める岩内の身欠にしんを使った町興し。2月22日に岩内にしんフェアを開催します。

先日、佐々木さんが手作りのにしんフェアガイドブックを持ってきてくれました。このプロジェクトの主旨やにしんの歴史などがまとめられています。その中に「にしんお殿」というキャラクターの解説がありましたので文面そのままご紹介します。

にしん場、繁栄の象徴である「にしん御殿」をもじり「にしんお殿」としました。“チョンマゲにしん”は、伝説ではありますが、大時化の中で遭難の危機にあったとき船頭がチョンマゲを切り落とし大海に投じたら、いつの間にか静まったとのことです。にしん活用により“商売繁盛祈願”としました。背景は、雷電の弁慶刀掛岩です。

と、書かれてありました。我々生産者側が作ったものではなく、消費者側から生まれたというのがいいですね。ただ、ニシンが頭から落ちちゃうと心配しながら見ているのは、私だけでしょうか。

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バレンタインには、「恋するめんこちゃん」を

今週月曜日のブログでご紹介した「恋するめんこちゃん」。北海道新聞に2月10日後志版に掲載されました。A4サイズほどの紙面で、カラーで紹介されていたので、目立ちました。

お問合わせも「あのハート形のめんこちゃんは?・・・・」といった具合にハート形というのが、消費者のみなさんにはインパクトがあったようです。工場の女性も、「姪っ子から朝電話があったんだけど、ハートのめんこちゃんって売ってるの?」とか、「ビンがほしくて買うかも・・」という声が早速出ていました。

昔、はにかみながら好きな男性にチョコを渡していた女性。もう何年もバレンタインのプレゼントなんてしていない。義理なんだけど、チョコはちょっとなぁ~と思っている方。何気ないプレゼントに、「恋するめんこちゃん」を使ってほしいなぁ~。

そうそう、お孫さんにプレゼントするのに、買って行かれたおじいちゃんもいました。どんな形であれ、プレゼントして喜んでもらいたいという気持ちがみなさん持っているんですよね。「恋するめんこちゃん」が、そんな一助になれば、作った甲斐があったというものです。

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