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北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

らいでんスイカの初競り2017年

6月13日の朝、札幌と小樽の市場で今年初の「らいでんスイカ」がセリにかかかって、二玉で20万の値がついたとニュースで流れていました。

この値段は、私が記憶する限りでここ数年同じ。いわゆるご祝儀相場のようなものですね。小樽も札幌も同じというのも定番のようです。

水産では大間のマグロの正月初競りが有名ですが、あれはシナリオがない値段が付きますね。そうしてみると、農耕民族と狩猟民族の違いのようなものを、農家さんと漁師さんに感じます。

らいでんブランドもすっかり安定した証拠でしょう。私たちの口に入るのはもう少ししてからでしょうかね。やはりスイカは暑いときに汗を流しながら食べる風景が似合いますね。

2017年のイカ漁が始まりました

6月からイカ漁が解禁となり、岩内の市場でも久しぶりにその姿を見ることができました。漁期は12月まで。ここで言うイカとは、「スルメイカ(真イカ)」を言います。

昨年、イカ漁の極端な不漁から、市場の値段が暴騰した事は記憶に新しい事。11月は岩内沖だけが漁がまとまり、各地からの引き合いがあってちょっと前からすると10倍の値段まで跳ね上がりました。

例年、この6月に獲れるイカは小型で安値。刺身ではなく、イカ飯や煮つけにするのが主流ですが、先日のセリを見る限り、昨年の高値がそのまま引き継がれているといった感じです。

それにしても、イカだけでなくサケやサンマの不漁。原因がはっきりしないというのが、何とも日本らしい姿。科学的な分析と対策は急務です。ということで、値段はさておき、漁火とイカ刺しの季節到来となりました。

北海道ご当地ラーメンPRラリー

ちょっと遅くなりましたが、「北海道ご当地ラーメンPRラリー」というイベントをご紹介します。北海道の個性的なラーメン屋さんがタッグを組んだスタンプラリーです。

道の駅のスタンプラリーは今では旅のついでにというよりも、スタンプラリーそのものが目的となった感があります。その成功にあやかって、いろいろなスタンプラリーが登場していますが、やはり北海道と言えば、ラーメン。

室蘭カレーラーメン、芦別ガタタンラーメンなどの中に、ここ岩内町では天ぷらラーメンがささや食堂さんとぼたん食堂さんの2軒でエントリー。スタンプラリーの抽選の景品には、岩内町の特産品詰め合わせ。それには一八のギフトセットが用意されています。

期間はゴールデンウイーク前から始まっていて、2017年10月29日まで。景品の写真を見る限り、岩内がダントツでいいぞと思ってしまうのは、商品内容を知っている私だけでしょうか?皆さま、チャレンジを!

 

 

6月から変わった事って・・はがき料金

6月からはがき料金が52円から62円に値上がりになりましたが、皆さんはもうお使いになりましたか?

この文章を読んでいる皆さんは、PCやスマホを使うことに慣れている方。当然メールやラインなどでのやり取りは日常当たり前のようにしていますね。でも、中にはご挨拶等を丁寧にはがきを利用される方もまだいらっしゃいます。

はがきが62円になって、私の妻は「ようやく出番が回ってきた」と言いました。何のことか?我が家には、消費税が初めて導入された1989年から適用されていた手紙料金用の62円切手がたくさん残っていたのです。

せっかくですから、私も地方のお客様への礼状等は岩内町の絵葉書を買ってきて、残っている62円切手を使う事に致します。キーボードのタイプばかりではなく、文字を書かなくてはね。

 

方言「ばくる」

北海道新聞では、週刊まなぶんという子供向けの別紙が土曜日についてくるのですが、その中に北海道の方言について解説しているコーナーがあります。「ばくる」という言葉について5月のある週に載っていたのを思い出しました。

今の子供たちは「ばくる」と言ってわかるでしょうか?物を交換するという意味。私たち世代では「仮面ライダーカードの俺の18番とお前の218番をばくって」などと使いました。最近はあまり聞かなくなりましたね。

私が東京に出た時は、こうした明らかに方言という言葉は使いませんでしたが、語尾のイントネーションが違ったり、「なんもいっしょ」などという表現は友人に指摘されたものです。

若い時は都会に出ると方言を気にする時もあるでしょうが、こうした方言を持った地方に生まれ育った事が誇りと思えるようになるといいですね。「じぇんこ取られねえように、じょっぴんかってこい」。都会人からすれば、外国語しゃべっている~。そうだ我らはバイリンガルだ。

予告「ファイターズ北海道スマイルキャラバンin岩内町」

日本ハムファイターズが北海道をめぐって地域交流をするイベント、北海道スマイルキャラバンが岩内町にやってきます。今月17日(土)・18日(日)、岩内町役場前駐車場にて。

現役選手はもちろんやってきませんが、ファイターズ関連のお楽しみがたくさん詰まったイベントのようです。子供たちはゲームで楽しむ事もできるし、大人は飲食とステージイベントなどを楽しむ事ができます。

岩内町の日ハム後援会が飲食物販コーナーを担当。物販のテントには、一八も出店しております。例年ですと、深層水まつりが行われるのですが、今年はこのイベントがあるので深層水まつりはお休み。

町外からたくさんファイターズファンがやってきて、岩内町を楽しんでいただけると何よりです。もちろんお土産は一八の商品を。岩内町民の皆さまは、深層水まつりで一八の商品を買おうと思っていましたよね。こちらでご購入願います。

らいでんメロンを使った「キリン氷結」が登場!

岩内商工会議所から、缶チューハイが一つ届きました。何?と思ったら、岩内の隣町共和町のらいでんメロンを使った「キリン氷結」でした。

知ったふりはできませんので、聞いた情報を転記します。発売は6月6日(火)から。商品名は「キリン 氷結® 北海道産メロン<限定出荷>」。残念ながら「らいでんメロン」という表記はしておりません。

このシリーズでは、日本各地の優れた果汁を使った限定商品を出しているようです。岩内商工会議所所属のある方の人脈でこの商品が生まれたようです。

らいでんメロンは地道な努力で今は立派なブランド商品になりました。赤身のルピアレッドと青身のクラウンがあるようですが、この氷結で使われるのは、青身の方らしいです。ということで、まずは飲んでみましょう。

サポートセンター土日営業中

「岩内町地場産業サポートセンター」。この長い堅苦しい文字を見ただけで、スルーされそうですが、海洋深層水を買うことができる場所と言えば、皆さんに少しは身近に感じてもらえるでしょうか。

お金を払って海の水を買う、なんて事はできないと言われればそれまで。でも、一昔前を振り返れば水を買う事なんて馬鹿げていると当たり前のように思っていましたよね。深層水は海の水でも光が届かない海の底の水。

その海水を買って何にするの?お料理に使ったり、お風呂や美容に使ったり、畑に使ったり、そして私たち水産加工業にもいろいろと使い方があります。特徴と使用方法は、ホームページをご覧いただくか、実際にそのサポートセンターに行ってみるとわかります。

平日の日中にはなかなか行けないよね、という声を反映して10月までの間、土日祝日も深層水を買うことができます。岩内町にドライヴに来たら、ぜひ取水してお使いになってみてください。

 

岩内蘭越線冬期間通行止め解除2017年5月26日

岩内とニセコ方面を結ぶニセコパノラマラインは冬期間積雪のために通行止めとなりますが、今年は雪が少なかったせいでゴールデンウイーク前に開通されました。もう一本、新見温泉を通って蘭越へ抜ける道がありますが、その道が5月26日に開通しました。

この山岳ルートは、後志の観光にとってはとても重要な道となっています。実際、今年の連休はいわない道の駅への来館者数はかつてない賑わいだったようです。ニセコの観光客がパノラマラインを経由して海を求めてきたというわけですね。

山好きの方にとっては、峠の一番上は白樺山と目国内岳両方の登り口。ここから白樺山経由で神仙沼、目国内経由で岩内岳などに縦走に使われる方も多いです。

峠から少し蘭越側に下りたところには新見温泉があります。ぜひ岩内を中心にいろいろとニセコ山系をお楽しみください。ただ、岩内蘭越線は道幅が狭いので、くれぐれも安全運転で。

東山墓地の菜の花2017年

毎年紹介をしている岩内町の東山墓地の菜の花。今年も鮮やかに黄色で埋め尽くされています。

数年前までは菜の花の開花状況がよくわかっていました。東山団地に住む従業員がいて、朝夕の送迎でそこを通っていたからです。今は退職されて送迎ルートが変わってしまったので、そろそろかなという感じで行ってみるとやっぱり咲いていました。

最近、テレビで墓地の管理が大変になっているという事を知りました。若い人たちは都会に出て、残されたお年寄りのみなさんが草刈りなどが大変だと。あと10年もすれば、この東山墓地もそんな問題が出てくるのでしょうか?

墓地に行ってとはなかなか言いにくいですが、そこに先祖代々のお墓がなくても、この菜の花畑を見に行かれてはどうでしょう?海に沈む夕日が見える絶景ポイントでもあります。