第42回釧路湿原マラソン30kを走ってきました。2014年7月27日。この大会は初参加。30kレースも自身初の体験。片道400kmを超える長距離移動で、さすがに日帰りというわけにはいかず、前夜宿泊となりました。
前レースは、フルマラソンの7月6日の豊平川市民マラソン。本命の北海道マラソンは8月31日なので、その間のレースはなく、ちょっと刺激がほしいと思っていました。そこで、妻も誘って(10k)参加することに。
天候はどんよりした曇り空で20度前後の絶好のコンディション。記録を狙う人にはうってつけの日。7月下旬でこの気温。さすがに道東です。15分前になってもスタートラインに人が集まらず、変だな?と思ったら、隣の広場に並んでいます。その並び方はちょっと大雑把。それから誘導されてスタートラインに。
札幌での大会とは何が違うか?やはり人が違いますね。いつも見る札幌の数々のランニングクラブののぼりは見当たらず。遠いところまで来たんだなと実感。そんな新鮮さを感じつつ、スタート。
初めての大会だし、4分40秒くらいのペースで様子見で走ろうと思ったものの、4分20のペースで5キロまで入ってしまいました。キロ表示がその後は5キロ単位になったので、少しペースを落としてあえて時計は見ずに、体の動くままのペースを作ろうと決めました。
ホテルの朝食をちょっと食べすぎてしまい、スタートまで3時間あるから大丈夫かなと思っていましたが、大丈夫じゃなかった。スタート後は、少し逆流状態。おまけに、オナラもしたい。でも、回りは静かだし、変な音を出してクセーオヤジと思われるのもいやだしなぁ~などずっと往路はそんなことばかり考えていました。
30kウオークというカテゴリーがあり、私たちより3時間半前に同じコースをスタートしている人たちがたくさんいます。その人たちがマラソンをしている私たちを応援してくれるのです。それがとてもうれしかったですね。なにせ、湿原の誰もいない、何もないところをひたすらまっすぐに走るのですから。
折り返てくる人をチェック。50歳以上の同じカテゴリーのナンバーは何人か?一人、二人・・・10人・・まだいる・・・20人・・・やばい・・・27人・・・ええっ、こんなに。この人数を数えてしまっては、ペースが自然に上がってしまいます。復路は誰一人追い越されず、追い抜くだけ。エイドの学生さんたちの元気が出る声が嬉しかったですね。また、ウオークの人たちも追い越し際で「がんばれー!」と言ってくれて、ほんとに力になりました。
結果は2時間9分20秒。50歳以上の男子の部で9位でした。最後は競技場のトラックを走らせてくれるのがいいですね。街の中のコース沿道の応援も多く、ウオークと組み合わせることによって、お互いが刺激になる演出ができています。
細かな部分はよしとして、私は気に入った大会です。ただ、帰りの移動時間を考え、友人のゴールを見届けずに岐路についたのがちょっと悔やまれますが、岩内と釧路の距離ではしょうがないですね。
写真は道新の方が会場で速報で配られていた新聞からお借りしました。私がいるけど、わかるかなぁ~?ほとんど似たようなオヤジばかりですね。