作成者別アーカイブ: 北のお魚大使

北のお魚大使 について

北海道の岩内町で生まれ育ち、大学、社会人の10年間を東京で生活。現在は家業の水産加工業を継いで3代目。 魚を食べることの大切さ、美味しさを知ってもらいたい。2009年に北のお魚大使の受験に合格。称号を頂きました。 岩内町のことももっと知ってもらいたい。そんなことから、このブログを始めました。季節の変化と岩内町をいろいろな視点から情報発信しています。

がんばれ新入社員

今週は各地の行政機関や有名企業の入社式のニュースが流れていました。水産の業界紙「みなと新聞」では、東京と大阪の卸会社の入社式の事を取り上げていました。

迎える会社側からの訓示は、「積極性」、「初心を忘れず」、「挑戦」と言う言葉が並びます。そういう言葉を読むと必ず、言うだけでなく、そうした環境を作ってあげなければと思います。

皆さんは自身が初めて就職した時の事を覚えていますか?私は今でもはっきりと覚えています。何をしたらいいのか、先輩たちの動きや電話応対を見て、こんなふうになれるのだろうかという不安と希望。

弊社は今年も新卒採用はありません。ただ、工場での作業員さんは今年になってから2名が経験なしで採用しています。不安な顔で慣れるまでは大変だと思います。でも、大丈夫。どんなベテランだって最初は初心者だったのだから。頑張れ!新入社員。

 

岩内町の街中の残雪は?

4月の新年度になっていかがお過ごしでしょう?入学の準備や新しい環境でのお仕事につかれた人もいると思います。最近、日中は暖かくなったとはいえ、朝晩はまだまだ寒いと感じます。岩内町の街中の雪はどうなったでしょう?

雪捨て場を見てみると、あと少しでなくなるなといった感じ。あかしや公園は、毎年ロータリーの除雪車が大きな山を作るので、遅くまで雪が残っていますが、急ピッチで山は小さくなっています。

文化センター西隣りの空き地、神社下の空き地は除雪の堆積場所になっていますが、例年に比べてその山の大きさはかなり小いものです。いつもは表面積を増やすためにいくつかの筋を入れるのですが、今年はありません。

通学する子供たちが残雪を気にせず歩くことができるのはいいですね。真新しいランドセルを背負った一年生が元気よく通学する姿を早く見たいものです。

 

どさんこプラザ東京・名古屋でテスト販売開始

北海道産品のアンテナショップ「どさんこプラザ」の有楽町店と名古屋店において、4月から6月の3か月間、弊社の新商品「にしんすぱ」のテスト販売が行われます。

この3ヶ月間で売上の上位に位置すると、さらに3か月間、そして本採用という形になります。ということで、東京名古屋にお住まいの方はぜひご協力願います。友人知人にもお知らせを。

有楽町交通会館とその周辺には、全国のたくさんの自治体のアンテナショップがあります。その中でこのどさんこプラザは圧倒的な集客力と売り上げの数字を出しています。

都会の人にニシンを食べてもらいたいという思いから作った「にしんすぱ」です。お店での定番化になるよう、皆さまのお力をお貸しください。・・・と選挙演説みたいになっちゃった。

昭和の新聞折込広告

先日、弊社の事務所2階を整理していたら、またまた古いものが出てきました。昔の個人商店の合同の販売セールの広告です。その名はレインボーチェーン。

右側には加盟店の屋号と店舗名が記載されています。一八とあるのは、昨年取り壊しをした弊社会長の妹夫婦のお店。一中中村商店は、旧第2中学校近くにあった、弊社会長の姉のお店です。

コンビニの台頭でこうした個人商店はことごとくなくなりました。そんな中、今も存在しているお店はいくつでしょうか?60歳代の方なら比較的お店の名前を覚えているのではないでしょうか。

なんでこんなチラシが残っていたのか?私もわかりません。肝心な書類が残っていなくって、こうした商売には関係のないものが残っている不思議な会社です。もしかして、経営の指標となるキーワードが隠されているのかも・・・

 

岩内~雷電 落石で通行止め

2017年3月28日午前11時、岩内と雷電を結ぶ道路が通行止めになりました。大きな落石が原因とのことで、復旧の見込みは今のところ目途が立っていないとのことです。

雷電海岸の道路は、私が子供のころから頻繁に落石があって、覆道の工事などが常に行われていました。古平のトンネル崩落事故の後、新しく大きな長いトンネルに変わったので、最近は通行止めは少なくなっていたのですが。

弊社も20年ほど前までは、雷電を越えた港町から女工さんをワゴン車で送迎をしていました。ある年に落石の危険があるということで、1カ月以上も通行止めになった時、迂回路の山を越えての送迎をして片道1時間も余計にかかって大変でした。

今回はパノラマラインが冬季閉鎖しているので、さらに遠い倶知安経由になってしまいます。寿都岩内を行き来してお仕事をしている人、企業にとっては深刻な通行止めになると思います。

※30日の新聞では、29日に通行止め解除されたと掲載されていました。

 

雑誌「HO」に掲載されました

北海道の情報雑誌「HO(ほ)」、2017年5月号に一八が紹介されました。岩宇地域の特集ページの中で、ご当地おみやげのページで私とにしんすぱ、めんこちゃんが載っています。

取材に来られたのは、ライターの方とカメラマンの方。このライターのIさん、ちょっとおっちょこちょいで、弊社の取材が終わった後、名刺入れを置き忘れていました。次はたら丸焼の岩内楽座とわかっていたので、届けてあげました。お礼にたら丸焼が届くという、名刺でたらを釣りました。

雑誌に載った私自身を見ると、オヤジだなぁ~と感じます。他に写っているのが皆私よりも若い方たちばかりだからでしょうか。写真からは堅そうな社長というふうですが、実際はフランクなのは皆さんお分かりですよね。

めんこちゃんは今では岩内を代表するお土産として定着しました。にしんすぱは発売してもうすぐ1年。これからいよいよ知名度を上げていきますので、ご注目を。いえいえ、注目だけでなくお求めを。

まだら模様は真鱈か?

今、岩内の市場では昨年から続いているアンコウの他、マダラも水揚げが多い状態が続いています。ちょっと活気が少ない市場も、これからは水揚げ量がぐっと増える季節。

ところで、マダラの模様はまだら模様と言う表現でいいのでしょうか?このなんとも不可思議な模様はある意味、規則性もあるので「まだら」とは言い難いのでは?そもそも「まだら模様」の語源とは?

調べてみると、仏教用語の「マンダラ」から来ているようですね。でも、マダラとは全く関係ないというのももったいないお話。たらふく食べるという表現は「たら福」で魚のたらから来ている事は事実です。

どうでもいいことでしょうが、こうして魚について考えてみると面白いですね。この不思議な模様も外敵から身を守るためのカモフラージュだと思います。進化してこうなったと思うともっと不思議。そんな事をご家族で笑顔でお話しながら今日はたらのお鍋かな?

素晴らしい天気の連休

皆さんの3月19日、20日の連休はいかがお過ごしでしたか?近年まれにみる素晴らしい天気が続いた3月の連休でしたね。

今時期はスキー場も強風でリフトが止まってしまう事もよくありますが、今年はばっちり。スキーやあちこちお出かけになって楽しまれた人は多いと思います。

写真は岩内共和道路の幌似地区から撮った岩内岳です。田んぼの雪もかなり少なくなってきています。例年よりずいぶん雪融けが早いようですね。雪が少ないと、作物の出来もあまりよくないとよく言われますが、今年はどうでしょう。

私は暖かくなるとアレルギー症状に苦しめられます。とはいえ、日が長くなってくるのはうれしいものです。もう一降りあるかもしれませんが、暑さ寒さも彼岸までと言うように、いよいよ春の到来。一年、早いなぁ~

道新夕刊1面に一八の名前も・・

2017年3月18日の北海道新聞夕刊の1面は、ニシンの特集記事でした。その中に、一八興業水産の名前もちょっとだけ掲載されました。

近年の石狩湾を中心に資源が戻ってきているニシン。それとともに小樽を中心とした地域で鰊を使った「群来太郎丼」などの料理が人気を呼んでいます。

その文章の中に「一八興業水産」が紛れ込んだのは、ニシンのオリーブオイル漬け商品「にしんすぱ」が順調に評価されて売上に結びついているから。でも、これっ、電話の簡単な確認作業で終わりました。

ニシンは昔、小樽に限らず北海道の日本海側に繁栄をもたらした魚。今は輸入原料を中心とした加工が中心となっています。売れなくなったとぼやく前に、いろいろな事に挑戦し、ニシンをもっと見直して食べてもらわねば。ということで、一八の鰊商品、お召し上がりを。

春の深層水まつり2017年

今度の日曜日2017年3月19日(日)は岩内町地場産業サポートセンターにて、「春の深層水まつり」が行われます。

6月と9月に行われるそれらは駐車場にテントを張って物販等を行っていますが、3月の今回は屋内で各イベントや物販が行われます。いつものように一八も訳あり商品などを並べての参加をいたします。

メインは無料分水で深層水の良さを分かってもらおうというものなのですが、子供たちに楽しんでもらおうという企画がいっぱい。体験型イベントといった感じです。

今回は初出店として、ささや食堂さんが牛すじカレー、サンサンの湯さんが水出しコーヒーの販売をします。いつも決まった一八だけでなく、こうして新しいお店が出るのはいいことですね。皆さん連休中日ですが、ぜひお立ち寄りを。