カテゴリー別アーカイブ: 岩内町の風景

岩内岳の山開き

 5月27日日曜日、岩内岳(1,086m)に登ってきました。へっ?専務は山を登るの?と思う方は多いと思いますが、東京在住の学生、社会人時代は日本アルプスや八ヶ岳など、結構あちこちと登っていたものです。

 岩内岳は、日帰り登山としては、とてもおススメです。登っている時は、日本海、積丹半島がまるまると見え、山頂に着くとニセコ連峰が大きく広がり、羊蹄山が奥にどっしりとそびえています。短時間で、そんな素晴らしい景色を楽しむ事が出来るので、山ガールの皆さん、ぜひおいでください。

 山頂に着いてから、西にある雷電山を目指しましたが、途中雪渓が広く、登山道を見失ったので、やむなく引き返しました。天気は曇りのち晴れ。雪渓がまだ沢山残っているのは、その分今の時期ならではの風景が楽しむ事ができるということです。

 下山中に37人の岩内山岳会ご一行様に遭遇。「あら、専務!」とたくさんの人に声をかけられました。なんと、その日は岩内岳の山開きの日だったようです。メンバーの中には、普段登山をされない方もいたようですが、汗をふきふき大変だ~と言いながらも、ニコニコ楽しそうにされていたのが印象的でした。

 あえて、写真は綺麗な風景を載せません。ご自身で来て登ってみてくださいね。下山の後は、ゆっくりと温泉に入って、お約束の道の駅で一八の商品をお求めください。

大浜公園は雑草ニョキニョキ

 岩内町には、大小の公園がたくさんある事は、何度かこのブログで紹介をしています。大火後の区画整備で、作られたようです。

 私が子供の頃は、学校が終わると、だれともなく公園に来て遊んでいました。特に大浜公園は敷地が広かったので、野球をする子が多く、いつしか2チームで試合をしていたなんて事もありました。

 子供たちが走り回っている場所は、踏み固められるので雑草は生えてきません。ですが、外野の部分などはそれなりに草が生えてきます。そして、今は公園全体が雑草で埋め尽くされています。その丈も日に日に長くなっています。

 子供が少なくなった事、公園で遊ばずに部活動、家でゲーム、いろいろな時代の変化があるでしょう。それはそれで仕方ない事なのでしょうが、これからも子供の声がしない公園のままなのでしょうか?

2012年パノラマライン開通

 待ちに待った岩内とニセコ町を結ぶニセコパノラマラインの冬期通行止め解除。途中には神仙沼やニセコ縦走の登山口などがあり、このルートの開通を待ち望んでいた人も多かったと思います。

 地元では、5月の連休までに開通を待ち望んでいましたが、道路を除雪し終わっても道路にかかる急斜面からの雪崩の危険があるために、開通できずにいました。

 写真は5月20日に撮ったものです。どの場所かお分かりになる方は、かなりのニセコ通ですね。道沿いの白樺の若木をご覧ください。雪の重みで、斜めになっています。木によっては、枝の形が雪の影響で複雑になっているものがたくさんあり、ニセコならではの風景として楽しむ事ができます。

 新緑と残雪。シラカバと青い空。美しい景色は皆さまの訪問をお待ちしています。ただ、まだ雪が多いので、天候によって道路事情が悪化する場合もあります。お出かけの時は、確実な情報を取るようにお願いいたします。

 何度も申し上げますが、パノラマラインから岩内に下って来たら、お土産に一八の商品をお買い求めくださいますよう、お願いいたします。

岩内線幌似駅

 国鉄岩内線が1985年(昭和60年)に廃止になりましたが、その鉄道を利用していた人たちにとっては、いろいろな思い出が詰まった線路ではないかと思います。

 岩内駅から2.5kmから3.5kmくらいの間隔で、西前田駅、前田駅、幌似駅、国富駅と存在し、そして小沢駅で函館本線に繋がります。総延長14.9km。

 幌似駅だけは、幌似鉄道記念公園として今も残っています。ただし、現在の駅舎と線路は、当時の場所にあったものではなく、数メートル移設されました。線路跡地を利用して、岩内共和道路という自動車道が作られるためです。

 小奇麗に整備されているので、古めかしいイメージはありませんが、切符売り場の雰囲気などは、昔を思い出させます。岩内線に乗った事がある方も、ない方も無料ですので、立ち寄ってみるのはいかがでしょう?近くに自動車専用道路ができてしまうと、景色も変わってしまうのでしょうね。その前に急いで~

岩内神社坂の桜

 皆さん、連休はどのようにお過ごしになられましたか?後半は残念ながら天候に恵まれず、せっかくの桜の見学も取り止めたなんて方も多いと思います。

 写真は、岩内神社へ向かう下り坂です。撮影日は5月6日。地元の方には、「千葉外科から井筒歯科へ下る道」と言えばお分かりでしょう。桜の開花は遅いと言う当初の予報とは裏腹に、4月末の暖かさで一気に開花。ところが、連休後半の雨と風ですでに散り始めてしまいました。

 岩内町にある桜の咲いているのを楽しむには、やはり神社、お寺が一番ですが、その次は学校ですね。その次に、公園でしょうか。この季節、よく気をつけて見てみると、個人のお宅にも素晴らしい桜の木をお持ちの方が結構いるんです。

  場所によってはまだまだ桜を楽しむ事ができますので、岩内にお越しになられたら、ちょっと散策してお気に入りの桜を見つけてはいかがでしょう?皆さんから見た岩内の桜の情報もお待ちしています。北のお魚大使が何で桜?・・・「サクラマス」があるじゃないですか。

いわない道の駅、たら丸館について

 今ではすっかり定着した道の駅スタンプラリー。スタンプを押すことを目的とし、北海道を旅行する方も多いと思います。

 岩内町の道の駅『たら丸館』は、北海道の道の駅の中で、建物としては小さい存在です。ほかの道の駅が、物販を中心とした商業施設になっているのに対し、岩内の道の駅は物販のスペースはほんの少し。最悪なのは、トイレが建物の中になくて、トイレ、駐車場、情報施設3つが分散しているということです。

 ほとんどの皆様は、この分散において、不満を感じられることでしょう。地元でも現在の道の駅の存在を疑問視する声もたくさん出ています。大きな建物に作り変えようという声もあります。

 岩内の道の駅の認定は全道で14番目という早いものでした。後から認定された道の駅は、成功事例をもとに、いろいろな特色を打ち出しています。それゆえ、それらと比較すると岩内の道の駅は貧弱に感じることでしょう。

 地元では、大きな施設に作り替え、販売をもっと充実させるべきだという意見と、他の店に迷惑がかかるから販売はしなくてもいいという意見もあります。この点については、より多くの人たちとの議論を経たうえで、今後の方針を決めればいいと思います。

 旅行先の町のことを、道の駅しか知らないというのも寂しいものです。旅行者には、せっかく来ていただいたのだから、道の駅以外にも立ち寄ってもらうべき魅力あるお店や商品、場所を持つ必要性があると思います。またそれらの情報発信が必要だと私は思います。

 何より一番大切な事は、旅行者に対する暖かい気持ちを持つ事。そして町そのものの魅力とそこに住む人の魅力が大切だと私は思っています。と言う私自身もまだまだ発展途上の人間ですので、今述べた生意気な発言はご容赦ください。

 岩内を愛してくださる皆様、岩内に立ち寄ってくださる皆様は、岩内の道の駅がどのように変わるといいか、ご意見があったらお知らせください。私のブログへの投稿でもいいですし、道の駅スタッフでもかまいません。

岩内町運動公園のSL

 5月5日子供の日。小さなお子さんをお持ちの方は、今日家族サービスでどこかに出かけたりするのでしょうか?

 岩内町には、立派な運動公園があります。陸上競技場、サッカー場、野球場などが整備されています。その一角に、小さな子供が遊ぶことができる場所もあります。

 写真は、国鉄岩内線で昔活躍していたSLのD51です。運転席などに自由に乗り込む事ができます。この場所には他にも木製の大型遊具「たら丸」があります。

 連休中ドライブで岩内に来られて、子供が飽きたらここで遊ばせるといいですよ。都会と違ってたくさんの人で混んでいる事もありません。子供が遊んでいる時に、お父さんは陸上競技場でランニング、なんて事は・・・しないですよね。

パノラマライン開通までもう少し

 岩内町とニセコ町を結ぶ、道道岩内洞爺線(通称:ニセコパノラマライン)は、冬期間積雪のために通行止めになっています。その年の積雪量によって、開通の時期が異なります。

 観光の視点からすると、パノラマラインはその景色が素晴らしいことから、観光客がパノラマラインを経由して岩内に立ち寄ってくれるなどの効果があります。

 大型連休に合わせて開通してくれるとありがたいのですが、今年の残雪は予想以上に多く、現在除雪作業も行われているのですが、開通は5月の半ば頃になるようです。

 写真は、岩内側の通行止めになる場所です。塵芥処理場(ごみ処分場)が近くにあります。この辺でも残雪があるのですから、上部はまだまだたっぷり雪があることでしょう。観光客の皆さま、パノラマラインの観光は次回にとっておいて、岩内にはまだまだ沢山のいいところ、美味しいものがありますので、いらしてくださいね。

岩内協会病院の坂

 岩内町のど真ん中には、小高くなったところがあり、地名もその場所を表現する「高台(たかだい)」となっています。

 頂点に信号があり、東西の行き来をするには問題ないのですが、北から南へ抜けるときに信号が赤だったら坂道発進となり嫌がる人が昔は多かったですね。昔はと言ったのは、今ではオートマでクラッチのつなぎを意識しなくてもいいですし、冬はロードヒーティングになっているので、車の発進が楽になっています。

 岩内高校に通った皆さんは、多くの人がこの坂をのぼり、下って通学していたことでしょう。私もその一人ですが、自転車通学をしていた私は、急なこの坂を意地でも降りて押さずに走り登ったものです。いえ、遅刻ギリギリだったので、そうせざるをえなかったという表現が正しいでしょう。

 写真は、岩内高校に向かう下り坂です。下りきったところに変形三叉路があり、その信号が赤で止まらなければならないと、せっかく下りで勢いがついているのに、一時停止でもったいない思いをします。朝の「今日の運勢」で悪い一日だと見たような気分になったものです。

岩内町の復刻地図

 『道の駅いわない』は狭い建物なのですが、良く見てみると、いろんな楽しいものがあります。お土産の種類も少ないのですが、逆を言えば選びやすいのです。よくあるどこに行っても売っている物は置いていません。岩内ならではの品物の厳選なのです。

 その岩内ならではの物の中に、岩内町の復刻地図集というものがあります。明治29年、明治44年、昭和5年、昭和28年の岩内町の地図がまとめられています。

 よくそんな古いのがあったねと言ってしまいます。ほとんどの家のものは、昭和29年の大火によって消えてしまっています。自称第2の郷土館である弊社の事務所2階も、昭和29年以前のものは存在しません。

 こちらのブログの常連さんも、この地図を見ると喜ばれるのではないでしょうか。ちょっと目立たないところにありますので、お求めになる時は、道の駅のお姉さんにお問い合わせください。