カテゴリー別アーカイブ: 岩内町の風景

しりべしiネット 

 ネットサーフィンをされて、いろいろな情報を取り入れる方は、たぶん知っていると思います。「しりべしiネット」というホームページ。そこでは、後志の20市町村の情報を載せています。

 しりべしiネットの岩内町のホームページに飛んでいただけると、たら丸べに子の活躍の他、岩内町のイベントを紹介しています。ただし、あまり大きな声では言えないのですが、私のこのブログの方が、岩内町の情報を発信していると思います。充分、大きな声で言っていますね。

 ちょっと遅くなりましたが、そのしりべしiネットの話題の中に、たら丸館情報~ご飯の友~というタイトルで、にしんのおかげを紹介してくれています。ちょっとのぞいてみてください。

 ちなみに、「しりべし」という言葉、もちろん北海道に住んでいる方なら当たり前のように毎日天気予報で聞く言葉ですが、知らない人は、わかりませんよね。漢字では「後志」と書きます。どの辺のことを言うかは、このままPCでお調べください。調べたら、ほら、後志に行きたくなったでしょ?お待ちしています。

お墓の石も出てきました

 雪国ではない人にとって、雪景色というのは想像しきれないことがたくさんあることでしょう。

 たとえば、砂浜の海岸線は雪がどのようになっているか?いつも見ている人にとっては、簡単に想像できるでしょうが、雪のない地方の人にとってはわかりませんでしょ?

 お墓もそうだと思います。今年の大雪でほとんど埋まってしまった状態。でも、今週の暖気のおかげで、お墓の石もどんどん成長していくかのように露出部分が多くなってきました。

 お墓の場所によっても違いがありますが、この雪で覆われたときに、我がご先祖様のお墓に行こうとしても、越冬隊の行進のようになってしまいます。

 そんな大雪ものど元過ぎればなんとやら。春が待ち遠しいですね。この雪で覆われた墓地に菜の花が咲くのもすぐそこです。

国富交差点に大きな雪だるま

 札幌から岩内に来るときに、倶知安方面と岩内方面とに分かれる交差点があります。国富三叉路交差点です。ここに、毎年2月になると大きな雪だるまが登場します。

 この地区の児童が交通事故で亡くなったことを契機に、1984年から「事故撲滅の願いを込めて」共和歌謡愛好会のみなさんや地区のみなさんの協力で作られたようです。高さ7メートルもあり、近くに行くとその大きさを実感します。

 車に乗ってここを通過する人ならば、だれしも知っているこの特大雪だるま。でも、名前を知っている人は意外と少ないはず。私ももちろん名前が付いていたなんて知りませんでした。その名も「安全太郎」。先日の新聞を読んで初めて知りました。

 雪だるまに見とれて、車が来るのを見落とすなんて本末転倒にならないよう、皆さま安全運転を。札幌から岩内に来るときは、この安全太郎君に出会ったら、もうすく゜岩内だと感じてください。

宴会場にお酒の持ち込み

 先日の北海道新聞後志版に、岩内町では10名以上の宴会等では、飲み物の持ち込みを認めているのが多いという記事がありました。

 岩内町に昔からいる人は当然のことだと思うでしょうが、都会で生活していた人が転勤などで岩内に来て、PTAの会合などでこの「持ち込み」を体験すると、びっくりされるでしょう。

 私も成人になる前から岩内を離れていたので、20年前に岩内に戻った時には「えっ?いいの?」と驚いた記憶があります。この記事を書かれた道新の支局長も昨年転勤して来られたので、このことに面くらい記事にしたのだと思います。

 記事では「焼き肉屋に肉を持参でいくようなものでみっともない」という反対派もいれば、1500円の飲み放題でもデフレで高いと感じるという肯定派もいることを書かれています。

 冷静な分析をさせていただくと、岩内はとにかく飲み会が多いのです。新年会ひとつとってもこの1月、2月で何度行かれましたか?と思うほど。この不況下でも飲み屋が多く、宴会も多いとなれば、このようなサービスでの競争というのは必然かもしれません。これはあくまでも私の勝手な解釈ですので、異議ある方は、どうぞご意見を。

雪に隠れたブランコ

 岩内町大浜のあかしや公園は、除雪の雪が毎年雪山になってしまいます。この周辺は小路が多く、そこからこの公園周辺に雪を持ってくる人が多いのです。

 除雪車にもいろいろあって、道路の雪をかき分ける車、削り取る車、ロータリーで雪を飛ばす車などなど。この公園はそのローリー車が雪をどんどん飛ばす雪によって、高さ推定4メートルほどまでになっています。

 平成23年1月19日のブログの写真と比べていただくと、今とはまったく違った状態にあるのがわかると思います。でも、不思議とブランコの上部は雪で隠れていないのです。きっと除雪の方が支柱がまがらないように、ブランコには雪を乗せないようにしているのでしょう。

 今週は暖気になって雪が融けていますが、そのぶん雪の重みが増すので、いろんなところが壊れるという災害も出てきそうです。朝はツルツル状態なので、歩くのも大変です。

雪も峠を越した?

 札幌雪まつりをピークに、北海道の冬は折り返し点を過ぎると言われています。実際、今週の雪の量を見ても日中は融けて小さくなる方が多いと思います。

 2月に入り、岩内町内のいたるところで排雪が進んでいます。1月は排雪をしてもどんどん降ってくるので、まったく追いつかない状況。2月になると、排雪が終わったところは道路が広くなった実感がします。

 写真は一八の工場裏手の旧国鉄線路跡地です。ここは、夏の間はご近所さんたちの家庭菜園になることは、以前お話しました。冬は除雪の雪捨て場と化します。このような何も使わない土地というのは、雪捨て場にちょうどよく利用されています。

 写真は一番高い雪山から撮ったものなので、高さはあまり分かりませんが、すでに3M以上の高さが連なっています。さしづめ、「岩内線路跡地連山」とでもいいましょうか。

雪に埋もれた消火栓

 写真はご近所の一角にある消火栓です。雪で埋まってしまっていますが、潜望鏡のようにニョキッと首をだしたようになっています。

 消防の方が、冬になる前に普通の消火栓にこのような冬バージョンのアタッチメントをとりつけます。こちらのお家は普段人が住んでおらず除雪もされていないので、雪がたっぷりとたまっています。消火栓は雪で隠れてしまうと、いざという時に、まず雪かきから始めることになりますものね。

 注意深く町内の消火栓のある場所を見てみると、すべてこのようになっているわけではなく、夏と同じ様な何もとりつけていないものもあります。そこは、やはり除雪が行き届いている国道だったり、場所によってその高さも違うように感じます。

 岩内は、昭和29年の大火以後、火事や消火に対する意識は高いと思います。災害は忘れた頃にやっきます。消火栓の邪魔にならないよう、都会の皆さまも車を停めるなどのとき、ご注意を。

 

ふれあい広場の子供たちの歓声

 1月28日のブログでも紹介したように、いわない道の駅の広場にて、「ふれあい広場」というイベントで滑り台で遊ぶことができます。

 2日、幼稚園の園児と思われる子供たちが、順番に大きな声を出しながら楽しんでいます。ただ滑るだけでは何度も滑っていると飽きてくるので、お腹を下にしたり、いろんなスタイルが出てきます。

 雪がこれだけたくさん降って山のようになっているのですから、その雪山を利用して、いろんな遊びをすればいいと私としては思います。しかし、今は危ないからということで、雪山では遊んではいけないとなっています。

 屋根に登って雪落としをしながら遊んだ記憶がある私は、ちょっとさみしいなと感じますが、これもまた時代の流れ。いずれにせよ、子供たちの外で元気よく楽しそうに遊ぶ姿は、見ていて心温まります。当たり前のようですが、外で遊ぶ子供たちを最近は見る機会が少なくなりました。

岩内町にある映画館

 ニューシネマという映画館が岩内町にはあります。映画館が次々と廃業され、集約されたシネコンでの上映が当たり前になった昨今。昔ながらのこの映画館、廃業したとは聞いていませんが、上映している雰囲気もないので、事実上の廃業なのでしょうか?

 でも、こんな小さな町に映画館があるなんて、いいでしょ。私たちの親の代では、映画館花盛りの時代。岩内町には大きな映画館が複数あったと聞いています。最後に東映映画館というのが、1館残ったのですが、ここも時代の流れで取り壊すことに。2階席まであったのですよ。

 そこで働いていた従業員の方が、このニューシネマという映画館を作り、細々と営業してくれていました。上映中、猫がシッポを立ててスクリーンを横切ったり、観客が少ないと暖房が切れ最後はふるえながら見ていたり、それは別の意味の楽しい思い出がある映画館です。

 映画のポスターは、日に焼けて色あせたものが貼ってありますが、岩内にこられたら、ぜひこの映画館を探してみてください。

雪に埋もれたブランコ

 岩内町大浜にあかしや公園があります。そこは、この冬の時期は雪捨て場と変わります。

 写真は、ブランコなのですが、真ん中に木のつっかえ棒がありますね。あの頑丈な鉄の支柱でさえ、雪の重みでぐんにゃりと曲がってしまうので、このつっかえ棒が必要です。

 もしも、ブランコの椅子がそのまま付けてあったら、ぶら下がっている吊りの鎖が鉄であっても、間違いなく雪の重みで切れてしまうでしょう。

 公園にある鉄棒も同じように、雪が降る前にこのつっかえ棒が必要になります。雪国ではない方にとっては、ちょっと想像しがたいものかもしれませんが、ふわふわの雪も、積もり積もればまさに凶器と化します。

 雪を相手に生活していると、恨めしく思います。でも、スキーをする側になると、ニンマリなのです。