カテゴリー別アーカイブ: 日常のこと

新一年生が通る

 新年度が始まって、学校、職場が新しい環境になった方も多いと思います。朝、弊社の前を通る子供たちにも変化がありました。

 新一年生が大きなランドセルを背負ってゆっくり歩いています。そして上級生の子がその子たちを引率をしています。よく見ると、その引率をしている子が数年前は小さな一年生でした。

 昔、子供だった頃、大人がよく「もう○年生なの!早いねぇ~」と言ってましたが、その意味が最近ではこんな子供たちを見るとわかります。

 残念なのは、子供たちの数が年々少なくなっているということ。地方の現状ですので、しょうがないことかもしれませんが、なんともねぇ~。新一年生、毎日元気に通学してね。

週末の大荒れ

 日本全国、週末の天気は大荒れになって、各地で災害などが発生したようですが、皆さまのお住まいの地域はいかがだったでしょう?

 岩内町内の一部の地域では、停電になったところもありました。弊社工場の一部では、日曜日の夜中の3時半頃から約30分間、停電になりました。特別被害はなかったので安堵しましたが、戻ってもしばらくは眠りにつくことができませんでした。

 写真は野束川の河口から東側を撮影したものです(4月8日月曜日)。波はだいぶ落ち着きましたが、西防波堤のほうを見ると、消波ブロックに当たった波が高いしぶきとなるのが見えました。河口付近は、上流から濁流となって流れた水と混ざり、色が褐色になっています。

 波打ち際には、この強風を上手にとらえてゴメが飛んでいます。商売もこのゴメのように強風逆風を上手にとらえるようでなくてはならないですね。いつもの強引な “落ち” でした。

研いだお米をうるかす

 北海道弁で『うるかす』という言葉があります。「お米を炊く前に、うるかしておいたほうが、おいしくできるよ」というフレーズ、聞いたことありませんか?

 北海道や東北の一部の方にとっては、何をいまさら、当たり前だろと言われるかもしれません。でも昔、東京出身の私の妻は初めて聞かされたその言葉に、「何それ?」と。

 漢字では「潤かす」。水につけておく、ふやけさせるなどの意味。干物や豆などを水に漬けておくときに使いますが、一番はお米でしょうね。本乾の身欠にしんを米のとぎ汁で戻すときも、「一晩うるかしておく」なんて表現を、意識せずに私たちは道外のみなさんに使っているかもしれません。

 うるかすことにより、うまみを引き出したり、洗い物を洗いやすくしたり、すごいですね。全国の潤と名前の付くみなさん、あなたの名前はそんな力をお持ちですよ。ちょっと強引な終わり方でしたか・・・

異動のあいさつ

 3月末、公務員の方の人事異動が多くありますが、私のところにもたくさんの異動しますというメールが届いたり、ご挨拶に訪れる方がいらしたりしています。

 せっかくわかってきた間柄、これからという時の異動はなぜ?というものもありますが、いろいろな事情の上で決まったことなのですから、致し方ありません。

 異動のお話を聞くと、ちょっとうらやましいと思うこともあります。ある意味、リセットできるじゃないですか。私たち経営者はどこにも逃げることはできません。

 異動されるみなさん、今までありがとうございました。とはいえ、人のつながりはどこに行ってもそのまま残ります。異動されても新しい職場で早く仕事に慣れて、前向きにお仕事をされることを期待しています。

 写真は岩内町役場庁舎です。上記の内容には関係ございません。

さよなら、佐々木亨君

 水産加工の同業者で、カクイチ佐々木商店の佐々木亨君が、4年に渡る闘病生活の末、3月24日に亡くなりました。49歳という若さで彼がいなくなったことは、ご家族だけでなく、多くの人間を悲しませることとなりました。

 恵まれた肉体で運動に関しては何でも上手にこなし、お酒の席では常に周囲を笑いに巻きこむ人間でした。そのため、彼を慕う後輩もたくさん。また異業種の多くの人間も上下関係にかかわらず、いつも彼の近くにいたものです。

 高校を卒業して家業である水産加工に従事。若くして結婚。仕事に関しては、親を立てつつプロとしての厳しさもしっかり身についていました。

 「あまりに早すぎる」と誰しもが思います。しかし、彼の生きざまを見ていると、太く短く毎日が濃い人生だったのではないかと思わざるを得ません。

 昨年、長男が結婚。そのとき、「孫を見るまでは死なない」と約束をし、その約束をちゃんと果たし、1か月ほど初孫を抱くことができました。ほんとに大した奴です。

 長男は告別式の最後に立派なご挨拶をされました。亨君、逝ってしまった後のことが心配だろうけど、大丈夫。佐々木家、カクイチ佐々木商店はみんなが支えあって強いよ。安心して眠っていいよ。

 多くの思い出をありがとう。

札幌での会合

 先日、札幌のホテルロイトンで、第49回全国水産物大手荷受・荷主取引懇談会という会合に参加してきました。

 全国の市場のみなさん(荷受)と、私たち市場に荷物を送る側(荷主)が一同に集まる会です。49年も続いているのですから、すごいことですね。でも、今日は違う側面からお話をさせていただきます。写真を見てお分かりのように、女性がまったくいないのです。

 全国の水産の市場を回っても、担当者が女性だったのは過去に一社だけでした。なぜ女性が少ないのか?市場は夜明け前からの仕事。魚の臭い、気性の荒い人達を相手に、・・・・・いろいろなことが言えるでしょう。

 でも、食べ物を販売するには、女性の感性というのはとても大切だと思います。それらを前に押し出して商品作りや売り込みをするには、このような会合に女性参加の比率が上がらないと、現状打破は難しいのかなと、ふと感じました。

 写真のごとく、私を含めて白い頭や薄い頭だけだと、景色は悪いですよね~。

新しい信号機?

 普段特に意識をしてないで見ているものはたくさんありますが、信号機もその一つですね。ふと気がつくと、あれっ、新しくなっているぞ、なんて事ありませんか?

 岩内町の警察署の信号機を先日見ると、とても薄いことに気がつきました。LEDタイプの信号に変わっているからでしょうか。雪国にとって薄型というのは、雪が積もらないという利点があります。

 地方の事情に合わせた信号機というものが日本にはたくさんあるようですが、北海道の特徴としては、横型より圧倒的に縦型が多いということでしょう。そして、最近ではLEDの登場で、見やすい色になって来ています。

 みなさんの地方での信号機の変化は気が付いていますか?いずれにせよ、見なければならないのは、信号機そのものではなく、信号の色で、しっかり交通ルールを守りましょ。

岩内町防災無線を電話で聞けます

0135-62-1059

 この番号は、岩内町の防災無線の放送された内容を電話で聞く事が出来るサービスです。

 一日数回流れる防災無線。何かあった時に、瞬時に情報を流すためのものです。ただし、時にはうっとうしいと思う事も正直なところあります。本来は防災という趣旨なのですが、何かの広報活動の道具として利用されている事も多いです。

 私や皆さんのように、PCを使う人たちにとっては、情報は岩内町のホームページにリアルタイムに掲載してほしいと思います。残念ながら、岩内町のホームページの検索窓で「防災無線」と入れてもヒットしません。上記電話番号もどこにも掲載されていないのです。(もしあったらごめんなさい)

 災害時に私のブログのアクセス件数が上がるのは、それだけPCやスマホで情報を取ろうとする方が多いからだと思います。岩内町さん、このままだと、私のブログが防災無線になってしまいますよ~。

岩内町唯一の司法書士のご紹介

 岩内町に2012年10月に田中章仁(たなかあきひと)司法書士事務所が開所されました。それまでに伊藤司法書士事務所があり、地域のさまざまな登記などの仕事を引きうけてくれていましたが、伊藤さんが2012年7月に急逝。

 その後、伊藤さんの奥様が閉所するか迷いました。しかし地域のいろいろな方からの要望を汲む形で、札幌から田中さんを連れて来ての開所となりました。年齢はまだ27歳と若いですが、岩内に融けこもうと毎日奮闘しています。

 伊藤さんの奥様は、昔弊社の事務職をしていました。先代紀伊右エ門に使えた人です。これからは、田中さんの岩内での親代わりのような存在になりますね。

 田中さんは「岩内で骨を埋めるつもりで頑張ります」と言っていますので、いろいろな形で皆さんも田中さんをフォローしてあげてください。だれですか?お嫁さんに立候補!と手を挙げたのは。

2013年の年賀状

 今年もたくさんの年賀状をいただきました。会社宛、個人宛に、ありがとうございました。年賀状の傾向というものを振り返ってみましょう。

 30代にいただいた年賀状というのは、結婚しましたなどという報告が多かったですね。同時に子供が生まれましたという報告。写真つきで、家族が幸せ一杯と言う感じです。

 40代になると、その子供達の成長の写真と子供中心。本人はどうしたのよ?さらに、住所変更が多かったですね。察するに、家族が増え、子供が大きくなるに伴って、家やマンションを購入した人が多かったのでは。

 最近は、ちょっと残念ながら、12月に身内のの不幸による喪中の葉書が多くなってしまいました。また介護という言葉が少しずつ出てきましたね。

 今年はメタボと診断されたなどという報告もちらほら。「メタボと診断され●kg減量しました」という文章を妻が読み、「やろうと思えば、すぐに減量出来るんだね、今からがんばる必要ないか」と安直な事を言いました。

 皆さんの受け取った年賀はがきの傾向はどのようになっていますか?