カテゴリー別アーカイブ: 日常のこと

献血で血の気を抜く?

  真冬のいつだったか忘れましたが、札幌に出張した時、お昼休みの時間が空いて、どうしようかと思いました。とっさに思いついたのは、“献血”です。札幌のアスティー45に献血ルームがあり、そこで献血をしてきました。

 学生時代は献血の移動車が来ると必ずやっていました。私が高校生の時の岩内では、小林書店の前にそのバスが止まっていましたね。当時は200mlだけでしたが、今は400ml、成分献血などありますね。400mlが不足気味ということでしたので、迷わず400ml。 

 昔とはずいぶん違って、問診も他の人に声が聞こえないようになっていて、タッチパネルでプライバシーに配慮。飲み物だけでなく、パンまで置いてある。献血するシートも小型テレビ付で、至れりつくせりでした。こんなにお金をかけてもいいの?と思ったほどです。

 周りの人よりも早く終わってしまいました。血の気が多かったのでしょうか?いつも何かに怒っているあなた、献血で血の気をたまには抜けば、丸くなった考えができますよ。違うって?

118って知ってます?

 岩内町の市場に行く時に、こんな看板があります。ご存知でしたか?110番、119番はもちろん知っていますよね。

 次に良く使っていたのが、117と177ですが、若い人は何それ?でしょうね。117番は時刻。177は天気予報。ネットが普及、さらに携帯でもそれらは当たり前のように情報として入れることができるので、わざわざ電話で聞く人は少なくなって来ているようです。

 118番は、言うなれば、海の110番みたいなものでしょう。北朝鮮の拉致、ナマコの高騰による密漁、ロシアからカニなどの密貿易など、海に関するいろいろな問題が多くなってきています。それに対応するためですね。

 う~ん、現実に自身で目撃などする場面があるとは思えないけれど、まったくないわけではありませんので、一応覚えておきましょうね、皆さん。海に関する110番は、1のいっぱち(1-18)ですよ。

個人的なスキーのお話

 昨年12月より日曜日は、岩内のスキー場のことを中心に書かせていただきましたが、今回が最後となります。来週からは、またマラソンのお話に戻りますが、最後に私自身のスキーについて書かせてください。

 さて、ずっとこのブログを読んでいる方は、私がスキーが好きだと言う事は、うすうす感じられたことでしょう。スキーに行きたくて、夏の小遣いを使わずにため込んで、冬のリフト代につぎ込むという子供でした。

 小学6年生の時には、一人で岩内から倶知安までバスに乗り、倶知安でヒラフ行きのバスに乗り換えて、ヒラフスキー場に行って滑ったりしていました。ひらふスキー場行きのバスは、まだワンマンカーではなく、切符を一人ずつ車掌さんが売りに来る時代でした。

 小学生が一人でバスに乗っているのです。若い女性の車掌さんは、そんな小学生の私に「一人で来てるの?」と質問して、「うん」と答えると、切符を切ったふりをして、お金を取らなかったのです。何回か行くと顔も覚えられました。とっても嬉しかった思い出です。

 ほとんどの人が、学生を卒業してスキーを引退。子供がスキーを始めるようになって、再開する人が何人か。私はずっと続けていました。何が魅力かは、自然の山を相手にするからです。同じコースであっても、行く時によっては、雪質がまったく違います。いろいろな雪、いろいろな斜面、それらは、経験を通して少しずつ上手に滑る事が出来るようにります。他のスポーツでは足手まといになる少年が、スキーだけはそんな経験を積んで、一人前になっていきました。

 このブログでは、岩内のスキー場について書きましたが、現状のリフト1本のコースでは、ある程度のレベルの人たちにとっては、物足りないコースです。ゆえに、地元子供たちのためのスキー場とキャットを使って深雪を堪能できる二つの顔を持っています。

 そんなことから、私のホームゲレンデは、ひらふスキー場です。世界から人が集まるそのゲレンデは、ナイターではその規模は世界一です。その世界一がすぐそこにあるのですから、利用しないのは、もったいない。

 岩内町でラーメン屋をしている高校の同級生のT君、70歳を越えても元気な事務機屋Aさん、30代の同業者のK君と仕事を終えてから、ひらふへ。2時間ほど滑って、ワイス温泉に入って、岩内に戻って軽く一杯。今日の雪は良かったなぁ~などと言いながら、過ごすひと時はとても幸せです。

 近くでそんな気持ちに共感される人がいましたら、私たちとひらふスキー場でご一緒しませんか?上手下手は関係ございません。スキーを楽しむその気持ちがあれば、OKです。

雪まつりの後

 札幌の雪まつりも2月12日で終了しましたが、翌日のニュースでは大雪像の取り壊しの映像が流れていました。北海道のニュースの定番の画像ですね。

 私が本州に在住の時、友人からよく「雪まつりが終わった後も、そのまま雪像を残しておけばいいじゃない」と言われました。でも危ないから壊すんですね。

 雪でてきている以上、気温が上がって融けると、どんどん崩れるのです。今回も雪まつりの期間中、暖気で雪像が崩れてしまったものがあったようです。

 岩内のちびっこ広場の滑り台も、そんなことから壊すことになっています。ちびっこをお持ちの皆さんは、今度は、お子さんやお孫さんと一緒になって雪の滑り台を作りましょう。

北海道町村会のチラシを見て思うこと

  ちょっと前になりますが、平成24年1月29日に写真のような折り込みチラシが新聞に入りました。北海道町村会というものがあって、その組織が、農山漁村が有する多面的な価値や役割を都会の住民などに広く訴えると同時に、「ふるさと」の現状を認識してもらい、「ふるさと」への貢献や応援などをしていただくことを目的として、作ったものらしいです。

 なんか、難しい表現ですよね。簡単にいえば、都市部と地方の格差がどんどん広がっていることを、都市部のみなさんは理解してください、ということだと私は思います。一次産業の衰退、二次産業が弱体、雇用がなくなる、人口流出、学校、病院などの存続問題、などなど。

 大きなテーマなので、突っ込んだ意見を言うと、どんどん議論が広がっていくことでしょう。この広告はそんなことを議論してほしいという意味で作られたものかも知れません。こうして私が岩内の話題をブログに載せることによって、昔岩内に住んでいた人が懐かしく感じていただけることは、とてもうれしく感じます。少しはお役に立てたかなと。

 地方には地方のさまざまな魅力があります。わかってもらうためには、情報発信ということがとても大切だと、私がブログを始めたのはそんな理由があります。1年程度では結果は出ない。でも、毎日続けていれば、少しはわかってくれる人が増えてくれるかな?そんな思いで情報発信をしています。

小学3年生の社会見学の新聞

 日本海岩内海洋深層水は、岩内町地場産業サポートセンターという場所で給水することができます。そこの施設は、研究機関も備わっていて、蓄養のいけすがあって、そこに魚の稚魚がいたり、昆布があったりします。

 毎年、小学3年生の子供たちが、社会見学として、この施設を訪れて勉強をしています。その児童たちが見学した事を、新聞のような形でまとめたものが、サポートセンターに張ってあります。

 いずれも力作ぞろいで、大人が見過ごしてしまう事を、注意深く表現していたりするのが面白いです。このような社会見学では、興味のある部分が、子供によって違いがあります。そうでなくては面白くないですよね。

 いろんな考え方、いろんな興味を持つ人がいてこの社会は成り立っています。食べ物の好みも人それぞれ。この子たちの新聞を見ていると、将来、どんな大人になるのだろうか?とワクワクしてきます。

 一度、子供たちの作品をご覧ください。岩内町地場産業サポートセンターです。お役人ですので、土日祝日は休業です。

札幌テレビ塔の2階

 先日、ある会議で札幌テレビ塔の2階会議室に行きました。その前の訪問先で時間に追われ、地下街のオーロラタウンから走ります。

 エレベーターを待っている時間はないと階段を走りました。2階までなら、地下1階から2階分ですぐだろうと思いました。しかし、甘かった。写真でもお分かりのように、2階部分は地上20mに位置し、普通のビルでいうなら5階くらいの高さになるのです。

 その間、階段をぐるりぐるりと駆け登らねばなりません。もうつくだろう、あと一回回れば着く?いや、まだだ。時間がない、歩くなと独り言。ようやく着いたら、息ゼイゼイ。マラソンの練習から遠ざかった体は正直でした。

 札幌雪まつりは2月6日から12日の間です。観光で北海道に来られる方もたくさんいらっしゃるでしょう。お時間に余裕がある方、まだ詳細な日程を決めてない方は、ぜひ岩内まで足を運んでみてはいかがでしょう?札幌から小樽まではバスで1時間、小樽から岩内まではバスで1時間半程です。

 

お寿司屋さんの座敷椅子

 岩内町には、たくさんの美味しいお寿司屋さんがあります。ほとんどのお寿司屋さんの2階では、座敷の個室を作っていたり、宴会ができるようにしてあります。

 以前は、座布団を敷いてあぐらをかいての宴会でしたが、最近は写真のように、座敷椅子を使うのが多くなっています。年配の方は、「ひざが楽でこの方がいいんだよ」と言う方が多いです。

 テーブルもその高さに合わせるために、以前のものに金具で足の部分を取りつけられるようになっています。座布団使用の時は、その部分を外せばいいのです。なるほど。

 昔はホテルうきよ、ホテルいのう、という大きな結婚式ができるホールがあり、そこで各種の新年会等が行われていたのです。今は、お寿司屋さんの二階でやるのが多くなりましたね。

 岩内でこの座敷椅子でお寿司を食べたいという方は、各お店に予約の上、座敷椅子の個室で食べたいとお申し出ください。お客様、読んでいて、よだれが出てますよ。

平成24年1月9日で50歳

 私ごとで恐縮ですが、1月9日になりまして、50歳となりました。昨年も書きましたが、1月8日が誕生日だったなら、「いっぱち」の日になるのですが、一日遅れの誕生ということで、『いっぱちになり損ねた男』でございます。

 1月8日に、組合の新年会がありました。その2次会のスナックで、私が明日50歳の誕生日だと言うと、青年部の若い人たちが近くのコンビニからショートケーキを買ってきてくれて、ろうそく5本を立ててくれました。お店からは、プレゼントもいただきました。

 この年で誕生日を祝ってもらうとは少々照れますが、若い人たちがすぐに行動してくれた事を、とてもうれしく感じました。 

 50歳と言えば一つの節目でしょうが、私自身はいつもと変わらず。とは言え、私にとって今の仕事をマラソンでたとえれば、折り返し地点でしょうか。と考えれば、本当の勝負はこれからです。

2012年の年賀状

 今年もたくさんの年賀状を頂きました。ありがとうございます。

 年賀状の内容は、その時代や家族の環境がよくわかります。今年はお子さんたちが進学して親として大変になったというコメントが多かったですね。そして、私は使いましたが、「あけましておめでとう」という言葉が入らないものが多かったと感じました。私の気のせいかもしれませんが、昨年の震災を経て、おめでとうという言葉を使う後ろめたさがあるのかもしれません。

 お子さんの写真を載せたものが年とともに減ってきています。小学生ころまでは、かわいいと思う親心。でも中学生にもなると、写真を撮られることを嫌がり、ましてや年賀状に載せるともなると、「勝手に載せるなよ!」と口ごたえをする憎らしさ・・・と勝手に想像しています。そんな想像力を最大にして、その友人知人を思うのも、それまた年賀状の楽しみでもあります。

 20年以上お会いしていないのに、年賀状だけは毎年やりとりしている人。今お会いして私の顔を覚えていてくれるだろうかと思うこともありますが、年賀状1枚でも人のつながりをもつことができて、ありがたく感じています。