カテゴリー別アーカイブ: 日常のこと

2012年、あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。

 昨年を振り返るのは、あまりに大変なことばかりを考えてしまうので、今日からはまた新たな気持ちで、前を向いて進んでいきましょう。

 一昔前は元旦はお休みで、初売りを2日にするのが当たり前でした。いつからか、スーパーや大型商業施設などでは元旦営業が行われています。元旦くらいは、休んでくださいねと思うのですが、これが世の流れなのでしょうか。

 皆様は、おいしい御節を召し上がりましたか? もちろん、その中には一八の数の子も入っていますよね。

 今年も一年、このブログを読みながら、一八の商品をお召し上がりくださいますよう、お願いいたします。

 

20分間の昼寝

 日常においていつもしている事、しなければ何か落ち着かないとか、体調がおかしくなるなんて事はありませんか?

 私は、今の仕事をするようになってから、ほぼ毎日昼寝をしています。昼食をとった後に、15分~20分だけソファーで横になって昼寝をします。目を暗くするアイマスク(写真)を付けて寝ますが、横になってまず1分もかからずに熟睡状態です。

 休日は昼寝をしないのですが、体は正直で、その時間帯になると眠くなります。出張などで昼寝しない環境にある時も、その時間帯は体が重く感じられます。

 昼寝から起きて、さぁ行くぞとリフレッシュ。でも、寝ている最中に電話や宅配などの訪問で起こされると、午後はちょっと機嫌が悪くなります。ですから、12時25分から45分の間は、私をそっとしておいてね。

平成23年岩内町の10大ニュース

 12月16日の北海道新聞後志版に、岩内町の今年の10大ニュースが出ていました。一般公募の集められた31通から、町長や商工会議所会頭などの審査員が決めたと書かれてあります。それによると、

①震災で通行止め・支援の輪広がる
②上岡町長3選
③日本アスパラガスが道省エネ大賞
④19年ぶり新造船3隻
⑤岩城前町長が逝去
⑥町人口1万5千人割る
⑦厚生園建替え着工
⑧岩高祭で25年ぶり山車パレード
⑨竹久夢二の美人画発見
⑩銀座通り親交会が道の「行ってみたい商店街」準大賞

 となっています。このブログでも、取り上げた話題が載っていますね。個人的には、第一中学校野球部が全国大会に行った事、弊社の「にしんのおかげ」が、北海道加工食品フェアで優秀賞をとった事。全国調味料選手権で、入賞した事を入れたいと思います。

 水産関係の話題が、新造船のお話だけでしたね。浜で大漁だったとか、話題をさそうニュースがなかったのは、残念です。

 それにしても、一般公募をして、31通しか応募がなかったというのは、残念ですね。公募という以上、それなりの広報活動をするか、公募ではなく、各種団体から提出していただく等のほうがいいと思いますが、いかがでしょう。

 私からの提言です。お役人さんたちは、過去にやっているから、今年も同じようにするという考え方を変えましょう。数年やって、効果がなければ、続けるほうがいいのか、やめるか、変えるかを考えてほしいです。前任者が・・・・なんていい訳しないでね。

浜のかあさんたちの連載記事

 北海道新聞後志版では、3回連続で岩内支局の長谷川記者が、浜のかあさんたちとスケソについての話題を載せています。長谷川記者はどんどん縮小されているはえ縄漁を、なんとか記録として残しておきたいと常々言ってました。

 先日は、はえ縄で使われるエサの仕掛けについて、書いていました。一本の長い紐に何本もの枝糸がついていて、その先には釣針があります。その釣針にエサのサンマをつけるのですが、縄を海中に入れるときに、ぐちゃぐちゃにならないようにするための素晴らしいテクニックがそこにあります。

 その仕掛けを作るのは、浜のかあさんたちです。長谷川記者は真面目でおとなしいので、取材のとき浜のかあさんたちには絶好のいじられ役になったと想像できます。

 岩内の浜は、こんなかあさんたちの技があったからこそ、成り立っています。弊社の女工さんも含め、岩内の女性は良く働きます。それゆえ、岩内町は昔、離婚率NO.1になった事もあるらしいです。しっかりしなきゃね、岩内の男ども。

 

次々にやってくるアンケート

 昨年の今頃も書かせていただきましたが、経済産業省や、北海道庁から依頼を受けて、~~についてのアンケートにご協力くださいという封書が届きます。それも一通だけでなく、何通もです。

 水産業界にとって12月は、商品の動きが多いために、非常にあわただしい日々が続きます。そんなときですから、無償の協力をせよというアンケートを送られてきても、いかがなものか?と感じてしまいます。お願いですから、アンケートは今時期は送って来ないでください。これも税金かと思うと悲しくなります。

 もうひとつ、内容にとても興味があるセミナーの案内が届きましたが、これまた12月のど真ん中。なぜこの時期さ?と言いたくなります。心に余裕がなくて、つい愚痴ってしまいました。ごめんなさい。

 ではいつならいいのか?っていうアンケートが送られてきたりして。

ゴメの風見鶏

 岩内港にいる鳥はウミネコでしょうか?カモメでしょうか?画像からわかる方はいらっしゃいますか?私はわかりません。動物園に行くと、この2種の違いを説明していて、何度か読んだ事があるのですが、毎度忘れてしまいます。

 どっちでもいいのですが、岩内ではこの鳥の事を、「ゴメ」と言います。ゴメというくらいですから、カモメ、カゴメ、ゴメ・・と変化していったのでしょうか。

 とある日のゴメの休息です。この日はかなりの強風で、携帯のカメラを写そうにも、強風で手がぶれてしまうほどでした。そんな強風の時、このゴメたちは風上に向かってじっとしています。生の「風見鶏」だと思いました。

 人間の生活とダブって見えました。いろんな障害、降りかかってくる難題に、風の抵抗を少なくかわしていく。でも、その立ち位置は変わず。1羽だけ、強風に逆らって飛ぼうとしているけど、前に進んでいかない。風に跳ね返されながらも、前に行こうとする。

 このほか、人間は「風のないところへ逃げる」という事を選択できます。さて、あなたの人生はどちら。

じょっぴんかける

 先日の日曜日、札幌から岩内へ帰る時に、小樽で電車からバスに乗り換えるのに、タイミング悪く、1時間も待ち時間を作ってしまいました。じっとして時間をつぶすということが苦手な私は、ここぞとばかり、散策をします。

 小樽にはアーケードの商店街がいくつかありますが、駅に一番近い都通り商店街を歩いていると、写真のように、大きな垂れ幕がありました。北海道の方言で、「じょっぴんかける」という言葉があります。

 もちろん道産子ならすぐお分かりですね。「鍵をかける」という事です。でも最近の人たちはほとんど使わなくなったなぁ~と思います。方言の強い人にとっては、「じょっぴんかる」というのが最も正しい?表現のようで、「かける」ではなく、「かる」なのです。

 語源はわかりませんが、雑学しとして道産子との会話に応用ください。12月にかけてせわしくなってきますが、不用心にならぬよう、しっかりじょぴんかけてください。

 「ちゃんとじょっぴんかって、手袋はいて、ゴミ投げてから行くベ」

鑑賞石が眠っています

 弊社の先代、紀伊右エ門は、新潟県佐渡の出身です。出生地の事を思う気持ちは、とても強かった事を、私の記憶にもたくさんあります。

 先代はどのような経緯でかはかわかりませんが、佐渡の鑑賞石を扱っている人から、数十点の石を購入しました。今現在も弊社事務所に眠っています。お恥ずかしい話ですが、弊社にはこれらの石の価値がわかる人がいません。

 写真の石は、そのたくさんの石の中の一つです。いろんな種類、形の石があります。置いておいても、魚のように腐るものでもないし、困る事もありません。ただ、私の考えとして、物というのは、使われて(見られて)初めて価値が出ると思います。

 そんなことで、このような鑑賞石に興味をお持ちの方、無料で差し上げるというわけにはいきませんが、ご連絡をいただけますとありがたく存じます。

地元の新聞記者が全道版に

 北海道新聞社の岩内支局には支局長と記者の2名がいます。この二人は岩宇4町村(岩内町、共和町、泊村、神恵内村)だけでなく、寿都町、蘭越町までも取材範囲があるらしいです。違っていたらごめんなさい。

 通常2、3年で転勤になってしまうので、地元にいる私たちにとっては、ようやく岩内の事を分かってきたなと思ったら、いなくなるというパターンが多いですね。

 今いる長谷川記者のコメントが13日道新全道版に掲載されました。赴任当初から、積極的に地元と原発について各方面からの意見を聞き、単なる推進派と反対派に分ける事への疑問を投げかけています。また、中央は地方へお金さえ渡していれば、黙るだろうという見下した点が悔しいとよく言っています。

 彼とお話をしていると、とても文章のようにスラスラとした言葉の会話ではありません。「あの・・・その・・・」何を言いたいのか?と思う事は何度も。まぁ、新聞記者ですからね、発する言葉よりも、文章でしっかり地元を発信してほしいと願います。

 顔写真つきで出てしまい、何人かに読んだよと声をかけられているようです。本人は「エッチな本を買うことができなくなった」と小声でしゃべっていましたが・・・・もう皆忘れているサ。

訃報

 すでにいろんなところでお知らせがあるので、ご存知かもしれませんが、前岩内町長の岩城成治さん(78)が10月4日に亡くなりました。1983年に町長に就任し、5期20年間町長として在職されました。現職上岡町長と戦い、折しも8年前の町長選挙で敗れ、引退されました。

 また、通称「きねや」と呼ばれる小林榮仁さん(80)も4日に亡くなられました。きねやさんは、町議会議員選挙に何度も立候補し、一度も当選したことはありませんでした。自転車に自分の名前をぶら下げながら選挙活動をするなど、ユニークな存在だったので、記憶に残っている人も多いと思います。

 お二人を同時に話題にするのは、いかがなものかとも感じます。しかし、10月2日に町長選挙があったばかり。岩城前町長の功績には賛否両論があるものの、20年間岩内の為に尽くされた方。一方きねやさんは、町政にかかわりたくても出来なかった人。私には、政治の一つの時代の区切りと見えてしまいます。