カテゴリー別アーカイブ: 日常のこと

排雪がフル回転

 24日の朝もたっぷりと家や会社の前に除雪の雪がありました。年配の方たちにとっては、この道路の雪を削った重い雪は除雪するのに大変だと思います。

 道路脇の雪山は日に日に大きくなり、道路幅も狭くなってきています。2台が交差出来なくなり、反対側から車が来ると、幅の広いところで対向車が通り過ぎるの待ったりするので、とても走りにくいです。

 袋小路などがある道路では、その小路の雪が道路に出され、大変です。みなさん、自分の家とは反対側の道路に雪を置くため、道路によっては、ジクザクに走るような場所もたくさん。

 ダンプカーが会社の前を行き交います。排雪のためです。日曜日も休みなし。ナンバーを見ると、室蘭もありました(ここは札幌ナンバー)。太平洋側は雪が少ないので、応援に来ているのでしょう。

 皆、除雪で腰が痛いとか、あいさつ代わりに言っています。いつまで続くのでしょ?

ひらふスキー場

 ひらふスキー場(現在はグランヒラフと呼ぶようです)は、私にとってのホームゲレンデです。町内のラーメン屋のT君と文房具屋さんのAさんとは、18年近く一緒に滑っている仲間です。

 その3人で、平日のナイターに行くことがあります。仕事が終わってから車で30分程。それから2時間程度滑ります。T君は私の同級生ですが、Aさんはすでに70才を超えた方。それでも滑りはしっかりとしていて、急斜面もなのその。

 滑り終わって温泉に入り、岩内に戻ってきてからジンギスカンとビール。その夜の雪は良かった、最高だなど言いながら楽しい時間を過ごします。

 こんな近くに世界一のナイター設備のあるスキー場と世界屈指の雪質を堪能できるのですから、楽しまないほうがもったいない。といつも3人で言っています。興味のある方、一緒に楽しみませんか?上手下手は関係ございません。楽しむ気持ちを持っているかどうかです。

岩内信用金庫のマッチ

 先日、神棚のローソクに火をつけるために、マッチを使いました。私はタバコを吸わないので、我が家にはライターのようなものはなく、どこからか頂いたマッチが数個あるだけです。

 ふと、そのマッチに目を止めると、「いわないしんきん」と書かれてありました。岩内信用金庫という銀行があったことをご存知の方も多いと思います。1997年10月に北海信用金庫と合併し、岩内の名前が消えました。

 高校卒業で就職する友人にとって、銀行は条件が良く、さらに岩内信用金庫は地元だから転勤はないということで、人気があったのを覚えています。

 1997年の合併時に、何人かの職員の方が離職されたようです。理由はそれぞれあるでしょうが、岩内出身だけだった職員さんも今では支店長も担当の方も岩内外から来られた方です。

 粗品にマッチ。たぶんタバコを当たり前のように吸っていた時代だから、このような粗品になったのでしょう。今では考えられませんね。

いっぱちになり損ねた男

 私ごとながら1月9日は私の誕生日で、白髪頭と近くのものを見る時はメガネをとって見る49歳となりました。

 子供の頃を振り返ると、お正月が明けてスケソ漁も再開、すでにドタバタ忙しい日々となっていました。小学校の時は、まだ冬休み中。お正月に特別なお料理も出て、お年玉ももらったので、あえて私の誕生日に特別なことをするような雰囲気でもなかったようです。

 今不思議に思うことがあります。一八の創業者、私の祖父にあたる伊右エ門さんは、私の誕生日をごまかして1月8日にしなかったなと。御産婆さんに取り上げられたのですから、昔だったら出生の一日くらいごまかせたのではないかと思います。それくらいやってしまう猛者でした。

 なぜ1月8日?そりゃ「いっぱち」だからですよ。でも私は1月8日でなく9日でよかったと思っています。真の一八になるためには、もう一日早く、もう一歩前に精進せよということが、私の誕生日の格言と受け止めています。

岩内海産商協同組合の新年会

 1月8日土曜日に、組合の新年会がありました。昔、海産商の新年会は1月2日に行われていました。その理由は、スケソ漁が始まると、3日の夜はもう人が集まらないという理由からでした。

 数年前から、2日では家族サービスもできない等の理由から、7日以降の土曜日となりました。毎年廃業などの組合員数の減少で、今年の参加者は30名弱の人たちだけでした。大きな会場も必要なくなり、お寿司屋さんの2階の和室を使いました。

 最近は、お寿司屋さんも畳の上に椅子とテーブルを置き、足が痛くならないようにしています。個人的には座布団のほうが、和室にはいいかなとも思いますが、時代の流れでしょう。足が痛くなくていいと喜ぶ人が多いです。

 組合も理事長が若い世代に代わり、緊張の挨拶でしたが、これも時代の流れです。昔は大勢の人が集まって盛大だったとか、昔は良かった、など後ろを振り返ればいいことだけがクローズアップされます。前を見れば大変だ、厳しいと。でも、どの時代でも振り返れば同じなのではないでしょうかね。

 出来ることは、一生懸命に生きるということです。

岩内町平成23年 新年交礼会

 5日、岩内町新年交礼会というものに参加してきました。

 これから2月にかけて、いろんな団体の新年会というものがありまして、新年会のチケットを買ってくださいと次々と会社に各担当者がやって来られます。ところが、その参加される顔ぶれというのは、この小さな町ではほとんど同じようなもので、連日ほぼ同じごあいさつが繰り返されます。 なんて書いてしまうと、怒られますね。 ちょっとオーバーな表現でした。

 さて、朝10時から約1時間ほどの立食で行われる新年交例会。新年の顔合わせです。上岡町長、和田町議会議長、村田道議のご挨拶、商工会議所の辻会頭の乾杯と続きます。約1時間でお開きで、アルコールはなし。代わりにノンアルコールビールが並んでいました。食べ物ですか?会費1000円ですから、ご想像にお任せいたします。

お正月の黒岳スキー場

 3日、層雲峡の黒岳スキー場に行ってきました。えっ?スキーできるの?と思われる方は、私の昔をご存知ない方ですね。私からスキーを取ったら何も残らないと言われるほどスキーバカでした。その話はまたおいおいと。

 2日に層雲峡の小さな宿に宿泊し、3日、ロープウエイを使って一気に5合目まで。そこからリフト1本だけで7合目へ。そのリフト1本だけしか滑るところがありません。ただ、今年の雪不足の中にあって、ここは雪質が最高でした。黒岳山頂もたまに顔を出し、景色も申し分ありません。

 スキーにシールをつけて上部を目指す人が何人かいましたが、これが正月のスキー場か?と思えるほど人がいない。それもそうで、スキー場としてはリフト1本で、全体的にに傾斜が緩やかなので、深雪を堪能できる場所も少ないのです。他のスキー場がまだオープンしていない時、クローズした時に来るところという場所のようです。もしくは、自らの足を使って山を楽しむ気持ちで来る場所です。

 私が密かに狙っていたのは、ロープウエイ降り場駅から温泉街に降りてくるコースです。コースと言っても、スキー場の管理区域外で完全な自己責任の場所ですから、誤解しないでください。宿の人に降りてこれるか聞くと、あまり詳しくない様子。ロープウエイで乗り合わせた地元の人に聞くと、雪が少なく急なところは雪が付いていないとのことで、今回はあきらめました。

 何事も楽しむ気持ちを持っていれば、楽しむことができますね。ふわふわの雪と黒岳の雄姿をみることができただけでも幸せです。昨年は岩内から300km離れたこの場所に到着しても大荒れでロープウエイが止まっていました。それを思えば「やったー!」です。

年賀状

 お正月の楽しみに年賀状が届くことがありますね。昔の友人、お世話になった方、現在公私でお付き合いしている方など様々です。

 いただく年賀状も年齢とともにその質が変化しています。「私たち結婚しました」の報告を兼ねたものが多かったのは、20代後半から30代前半。「新しい家族がきました」というお子さんが生まれた報告が多かったのは、30代。40代になると、お子様の成長を知らせる写真つき。

 ただ、残念なことに40代後半にもなると、年賀のご挨拶を控えさせていただきますというはがきも多くなりましたね。それぞれのご家庭の様子が、長年この年賀状だけのやりとりですが、感じることができます。

 でも、いつも思うのですが、お子様の写真を載せて送ってくれるのはいいのですが、実は私が一番見たいのは、当の本人の老けた顔が写ったものですと言ったら、怒られるでしょうか? お正月のジョークとして、流して読んでください。

一年間、ありがとうございました

 2010年も本日で終わり。毎年のことですが、いろいろあった一年間。

 商売で関係されたたくさんの方、お世話になりました。また、今年初めて名刺交換をさせていただき、お話をさせていただいた皆様にも、お礼申し上げます。

 人のつながりで成り立っている商売。こうして皆さま方のおかげで、一年を無事に終えることができて何よりです。

 厳しい環境で・・・・というのは皆さんも聞きあきたことでしょう。たとえ、どんな時代になっても、私は仕事もマラソンも走り続けます。こつこつやっていれば、いつかはきっと・・と夢を見て、一年を締めくくらせていただきます。

 ありがとうございました。良いお年を。

ビート黒糖問題について

 12月1日のブログ「展示会で頑張っている会社」で、ビート黒糖を使った商品「天才ビートくん」を作っている北海道ビート黒糖株式会社をご紹介しました。

 消費者庁が、加工食品の品質表示基準を見直し、「黒糖」が使える定義を「サトウキビを原料としたもの」に限定し、テンサイを原料とした未精製糖や加工品には「黒糖」の表示が使えなくなった。とのことです。

 弊社の「にしんのおかげ」と同じ、農林水産省と経済産業省の「地域資源活用事業計画」の認定を受けており、社名も「ビート黒糖」の文字が入っているし、商標もとっています。それなのに、いまさら・・と首をかしげざるを得ません。

 この手の問題は、つまるところ縦割り行政によって振り回された結果でしょう。食品表示についても、ここ数年表示義務がめまぐるしく変わり、メーカーである私たちは、その都度化粧ケースの表示を刷り直したりしています。

 もうひとつの解釈として、「出る杭は打たれる」でしょう。知名度が上がってくると、立ちふさがる壁と言うのでしょうか。大企業の商品開発なら、当然いろんなことを想定してリスク管理するのでしょうが、私たちのような中小企業が、すべてを自分たちで行うのは無理があります。だからこそ、道などの公的機関にお世話になっているのです。

 鈴木社長がおっしゃるように、道や市の後押しを受け必死に技術開発して商品化したものなのに、別の官公庁でダメと言われるのなら、モノ作りはできません。弊社の「にしんのおかげ」も、全国的に有名になったら、そんな横槍が飛んでくるのでしょうか?有名になってから言え?その通りです。。。。

北海道ビート黒糖株式会社のホームページから