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24th ビジネスEXPOが来週開催されます

 11月11日と12日、札幌の展示会場アクセスサッポロで、ビジネスEXPO「第24回北海道技術・ビジネス交流会」なるものが開催されます。普通の展示会は、テーマを絞っているのですが、この展示会は何でもござれです。

 展示のほか、セミナー、ビジネスマッチング、なんとかの表彰式などなど。私もよくわかりませんので、ご興味のある方はホームページをご覧ください。

 岩内町も展示ブースを構えます。海洋深層水のアピールが目的です。そこに私の「にしんのおかげ」を持って行き、展示とアンケート等を取らせていただきたいと思います。岩内の海洋深層水を使った代表的商品ですので、深層水アピールと具体的な使用例を私も一緒になって説明させていただきます。別の見方をすれば、私はコバンザメです。

 展示会場の岩内町のブースにおりますので、ご来場されましたら、ちょっと声をおかけくだされば幸いです。入場無料です。地下鉄「大谷地」駅から無料シャトルバスが出ています。

公開講座~水産生物資源の減少と環境

 岩内地方文化センターで行われた、小樽商科大学公開講座を聞きました。タイトルは「水産生物資源の減少と環境」。講師は八木宏樹先生。夜の6時半からの受講ということで、眠くなってしまうかなと思いましたが、お話の内容が興味あることでしたので、しっかり聞くことができました。

 不思議なもので、学生時代は授業中よく居眠りをしていたのですが、実際の仕事に係ることとなると、真剣に聞いてしまうんですね。学生時代もこんなふうに真剣に授業を聞いていたら、また違った人生だったかも・・・と思うだけなら、いくらでもできますね。

 この日の先生のお話は、水産資源とエサについてのことを中心のお話。異常気象や、人為的ないろいろな条件で水産資源が減っていることは予測はつくが、実証するためには、地球規模の実証実験が必要になるとのこと。

 岩内湾のスケトウダラの資源は、今より増えることはなく、いかに今の資源を少なくしないか。そのために、エサ場の環境悪化をしない努力をすべきと。

 なーんだ、昔のようなスケソの大漁は期待できないのか~。とがっくり肩が落ちてしまいました。でも確かに、ゼロになってしまったら、どうしようもありません。少しでも資源を守るために、できることは何かを考え、行動をしましょう。

 とても1時間半のお話の内容を、まとめる力は私にはありません。ご了承ください。

地域こだわり食品試食評価会

 ホテルライフォート札幌で、試食品評会なるものがありました。新聞やホームページで一般公募された人たちや、専門家、関係機関、企業などの人たち約130人が、私たち企業が持ち寄った商品を試食し、評価をするというものです。

 参加企業は34。モニターの方はその34品から22品を選んで評価を書かなくてはならないので、結構大変だと思います。農産加工品、水産加工品、スイーツなど種類はいろいろ。何も制約がなければ、スイーツに集中してしまうのは歴然です。そこで、5つのカテゴリーに分け、それぞれその分野で何品かを選ぶことが義務付けられています。

 弊社からは、「にしん伝心」を持って行きました。現場では、水産加工品は劣勢でした。それでも、つまんで食べていただくと、「おいしい!」と言う声が。もっとも、「ただで食べるから美味しいと言うんだよ」と皮肉っぽく言う企業の方もいましたが、なかなか面白いやりとりができました。

 ネーミングや価格、食味食感などの評価項目が6つ。すべて5段階評価で、後日集計されて送られてくるらしいです。なんか、通信簿みたいですね。結果が楽しみです。帰りがけにある女性が、「あなたのこれ、とてもいいわ。私オール5をつけたわよ!」と。うれしいですね。こんな一言が私を元気にさせてくれます。私は、商品を食べてもらって、みなさんに元気になってもらうよう頑張らないとね。

いわない街中だより

 今回は、商店街活性化の地道な努力をご紹介いたします。「いわない街中だより」という口コミチラシについてです。

 岩内町のお店などを地元ならではの視点で紹介するという内容です。口コミの話題や、店主の商品に対するうんちく等を、楽しい文章で仕上げてあります。今回の第5号は、弊社一八興業水産も載っております。チラシの詳細をご覧になりたい方は、リンクで飛びますと、PDFでご覧いただけます。

 この「いわない街中だより」は、普通のパソコンで印刷したもので、紹介されたお店はインク代をカンパするだけです。チラシをおいているのは、紹介されているお店の他、金融機関や病院などにありますので、岩内在住の方はぜひ目を通していただけるとありがたいです。

 これを作っているのは、「家具の栗林」の栗林専務です。パソコンで編集するのも大変ですが、コメントを集めることも大変です。自社のことだけでなく、他のお店のことを一生懸命に紹介するのですから、立派です。そして、なにより補助金など一切なしでやっていることがエライ!私はこんな地道な努力が好きです。

 家具をお買いになるときは、ぜひ栗林家具店へ。いつものパターンですが、いっぱちの専務のブログで「いわない街中だより」の話を読んだと言えば、何かいいことあるかもね。 

 

小樽商科大学公開講座

 毎年、この忙しい時期に小樽商科大学公開講座というものを、岩内町大学公開講座等実行委員会なる組織が開いてくださいます。今回のテーマは、「水産生物資源の減少と環境」。講師は小樽商科大学教授の八木宏樹さんです。

 チラシを読む限り、最近の水産資源の減少や資源の変化などを取り上げ、岩内湾で何が起こっているのかなどをお話いただけるようです。

 10月26日火曜日、午後6時から。岩内町文化センター会議室。受講料無料。

 北のお魚大使としては、是非とも聞かなくてはならない内容です。しかし、この日は札幌に出張の日。帰ってくるのが間に合えばいいのですが。

 水産資源の減少については、ただ昔に比べて少なくなった、磯焼けのせいだ、など言うだけではなく、具体的な行動で将来にわたって資源がなくならないよう、努力をしなければいけません。決して目先だけの利害にとらわれずに、今私たちが後世に残すことができるように、どんなことをすれば良いのでしょう? 講座を聞いてみなさん、勉強いたしましたょう。 ほんの1時間半ほどです。 聞きに来てね。

「のりゆきのトークDE北海道」で『にしんのおかげ』が紹介されました

 13日、UHB北海道文化放送の午前の番組、のりゆきのトークDE北海道という番組で、にしんのおかげが紹介されました。番組テーマは、「スプーン一杯で料理が生まれ変わる!調味料DE料理美人!」

 北海道のちょっと変わった調味料を紹介したもので、「にしんのおかげ」を含め、4品をご紹介していただきました。商品の紹介と、キッチンサポーター青山則靖さんが、その場でそれら調味料を使ったお料理を披露してくれました。

 にしんのおかげを使ったお料理は、ジャガイモのグラタン。青山さんは、手際良くあっという間に作ってしまうのがいいですね。番組内でもおっしゃっていましたが、同じ発酵食品なので、チーズにはよく合いますよと。やっぱりね!そうなんですよ。うれしいではありませんか。

 番組が終わった後に、ディレクターのSさんからお礼のお電話がありました。この方、根性が入った方で、取材の申込をされてきたとき、私はいろんな理由から今はカメラを工場に入れられないことを申し上げました。あきらめると思いしや、ホームページの写真を使って紹介だけさせてくれと引きさがりません。私を口説いた言葉に、「アミノ酸等を使ったごまかした美味しさではない、調味料だというのが魅力です」と。ちゃんと、「にしんのおかげ」を買って食べた上での言葉を私は信じました。

 一八の紹介が番組内であると同時に、フリーダイヤルは連続して鳴りっぱなし。事務所も活気づきました。Sディレクターをはじめ、関係された皆さま、ありがとうございました。

写真で、我が家のテレビはアナログだとバレますね。

NHKでは、たら丸くんも活躍

 前日のブログに書きましたNHKの“旅はBS!”ぶっつけ本番 生中継 夢の“まるごと体感!”北海道ツアー の番組では、岩内のマスコットキャラクター、たら丸君が大活躍。全国ゆるキャラ選手権で、2年連続準優勝に輝いた実績から、北海道ナンバーワンのご当地キャラクターでしょう。

 テレビ父さんのキャラクターも有名ですが、なんといっても、かわいらしさとはかけ離れたキャラが人気の秘密!?番組内でも、私が見る限りポジションが実にいい。カメラ目線等は、芸能人並と言ってもいいでしょう。数あるご当地マスコットの中では、やはりダントツのTV出演経験がものを言っておりました。

 たら丸君は本来、岩内町特産の釣たらこをアピールするために作られたものです。中に入っているのは誰?とか、どうしたら貸してくれるの?なんて夢のないお話はしないでくださいね。彼も立派な岩内人いえ、岩内魚なのです。

 イベントのあるたびに引っ張りだこ、いえ、ひっぱりたら、のため疲れる時もあるようですが、岩内のために日夜泳ぎ回っています。今度はどこに出没するのでしょうか?会ったら、元気よく声をかけて上げてくださいね。みなさんの声が元気の元のようですよ。

NHKの番組で「にしんのおかげ」が使われました

 10月10日 日曜日 午後1時から5時までの生放送番組“旅はBS!”ぶっつけ本番 生中継 夢の“まるごと体感!”北海道ツアー  という番組がありました。北海道を旅と旬の食材を紹介しながら、すすめていくという番組でした。

 その中の最後のコーナーで、北海道の食材をふんだんに使ったパエリアを料理家の枝元なほみさんが“北の恵みのドカーン!パエリア”というお料理を作りました。そのスケールはすさまじく、サケやイカやとにかく北海道の具だくさんの上にこれでもかとイクラを流し込むというものです。

 その画像の中で、「にしんのおかげ」が写っているんですね。写真はテレビの画面を写したものですが、左隅にビンがおいてありますね。これが「にしんのおかげ」です。NHKですから、商品名を出してはいけないので、ラベルはしっかりとはがされておりました。

 下味に「にしんのおかげ」を使ったかどうかわかりません。番組の最後で、スタジオ見学に来ていた人たちに、このパエリアが小分けにして振舞われていました。そのとき、ビンから少し「にしんのおかげ」を小皿につけて「これ、にしんで作ったお味噌ですよ」と言いながらお渡ししていたのですが、それをわかったのはたぶん日本全国の視聴者の中では、私だけでしょうね。

第4回 『北のお魚研修会』 のお知らせ

  このブログでの私の名前は「北のお魚大使」です。平成21年3月に行われた認定試験に合格して、この「北のお魚大使」という称号をいただきました。北海道だけの試験です。

 受験に際しては、北のお魚研修会という講座を3日間受けなければなりません。第1回目、第2回目の受験は、受講から約1か月後に、試験を受けるものでした。第3回の受験からは、申込時に教科書が送られてきて、受講3日目の最終日に試験を受けると言うものです。ですから、当然予習は必要ですが、講座を真剣に聞いていれば、その部分しか出ないという解釈もあります。

 第1回目の受験は47人で合格者9人。第2回目は私のときで12人受験の2人合格。第3回目は9人受験の1人合格。ですから、「北のお魚大使」と言える人は、全世界で13人しかいません。

 受験しなくても、講座は北海道の魚の色々な知識を教えてくれます。私のような魚の加工をしている人間にとって、なるほどと思うことが山のようにありました。伝統の技術と一口で言っても、ちゃんとした科学的裏付けがあることもわかりました。実習では、タラバとアブラガニの食べ比べなど、おいしい体験もできます。魚に関してはちょっとうるさいぞと思う皆さま、是非ご参加をおすすめをいたします。

 問い合わせは社団法人北海道食品産業協議会へ。

オータムフェストのにしん味噌

 19日、日曜日は私はニセコでしたので、妻に札幌に行ってもらいました。先日お知らせした大通り公園のオータムフェスト5丁目にあるラーメン天国で「やん衆にしん味噌ラーメン」を食べにです。

 5軒が並んでいるラーメン屋さん。700円のチケットをまず購入し、お気に入りのところにチケットでラーメンと交換するというもの。それぞれのお店は、地方色を出すためにいろいろと工夫を凝らし、開発したもののようです。

 一八の大豆を使わないで、ニシンを発酵させて作ったお味噌、「にしんのおかげ」を使ってスープを作った、麺屋龍神のやん衆にしん味噌ラーメン。人の入りはまずまずだったようです。タイトルがにしん味噌ラーメンとなると、味噌ラーメンの上にニシンがのっているのか?と思う人がほとんどのようです。おそばでもニシンそばというと、ニシンの甘露煮が上にのっていますよね。あの感じですね。その誤解を解くにはもう少しニシン味噌、にしんのおかげというものがどんなものか知られなければいけませんね。私の努力がもっと必要です。

 お店の窓の隣には、ここがポイントと称し、コメントがあります。「・・・・ベーススープにも動物性原料を使わず昆布を中心とした魚介系でダシを取る・・・・」と。昔、貫田シェフが最初に一八のニシン味噌を食べたとき、「イノシンサン系のうまみが凄い!これにアミノ酸系の旨みを加えると、もっと素晴らしくなります」と。すなわち、昆布だしを入れると旨さ倍増ということでしょう。自然の旨さで勝負できるのが、ニシン味噌です。

 これを読んだ料理人の皆さま、「にしんのおかげ」で化学調味料無添加のお料理を是非お試しください。