カテゴリー別アーカイブ: マラソンのこと

走らない理由

 マラソンの練習はそれぞれ月間○○○kを走るなどの目標を持っている人が多いと思います。ところが、その目標の距離を確実にこなしている人はなかなかいないのではないでしょうか。

 仕事をもっていれば、飲み会などにお付き合いもあるでしょう。二日酔い。急なお客様の訪問などで走れなくなるというのはよくありますね。当然仕事が長引いてしまったり。さらに、せっかく走る気満々と思ったら、ザーザー降りの雨。ということで、走れなくなる理由はたくさん出てきます。

 でも、それをうまくやりくりして目標に向かって走っている人もいます。時間の使い方次第で、ある程度は練習時間は作れるというもの。私の場合は、テレビを見る時間がほとんどなくなりました。残業をする日はできるだけその日に出来ることをこなして。早く帰ることができる日は、さっさと帰って走る。などなど。人によってその時間の使い方はいろいろです。

 ランナーにとって一番の強敵は、実は奥さんですね。家族サービスをしないと、「また走るの?!」「子供につきあってあげて!」と眉間にしわを寄せて言われた方も多いのでは?それが走らない理由になる人もいますね。埼玉在住の私の友人は、ダイエット効果があると走ることを勧め、今は理解してくれたという成功例もあります。

 さて、ランナーのあなたは走らない理由がいくつありますか?

 写真は、日曜日のランニング中、共和町のある農家の前で出会った蛇です。じっと顔を見ると、かなかな愛嬌がある顔をしていました。

小樽運河ロードレース大会

 20日、小樽でハーフマラソンに出場。組合のNさん、同業者のTさんは、洞爺湖の10kに続いて今回ハーフ初の挑戦。行きの車の中ではNさんは、フルマラソンに出たいなど話に出していて、失礼ながらあなたの練習量で??じゃないなど冗談っぽく言ってました。Tさんは、地元でシューズを買ったらしいのですが、それってトップランナーの本番用の靴ではありませんか。2時間10分で足切りだから、回収車に乗らないように頑張ろうと二人の誓い。今シーズンに入ってハーフ3回目のお醤油屋のMさんは足に故障を抱えながら、なんとか2時間を切りたい。

 結果はNさん、Tさんは回収車には乗らずに、2時間7分(写真の二人)。Mさんは念願の2時間切り。おめでとう!終わってから温泉に入って、いつもよりビールの量が多かったです。昨年までは私一人で参加して、一人ですぐ帰ってきていたのですが、こうして終わってから美味しいビールを飲むことができるのはとても楽しいものです。

 回りを見回しても、職場で参加している人たち、一人一人5kや10kに参加して、ゴールしてきては笑顔でたたえ合っている風景はとてもすがすがしいものです。倒れこんでいる姿も、実は達成感の笑顔も含まれていて、見ているこちらも笑顔をもらえる感じです。

 参加した中に、止まれの▽のリックを背負ったおじさんがいたのをご存じですか?途中で抜かせていただきましたが、それなりの年齢なのに、力強い走り。抜くときに、「素晴らしい走りですね」と言うと「だれが?あんたのほうがすごいよ、がんばって!」という言葉をいただきました。この方は、沿道でボランティアをしている学生さんたちが「ガンバでーす」と声をかけてくれる人すべてに、「ありがとう!」と言って走っているのです。私はとてもそんな余裕はなく、せいぜい手を挙げる程度なのですが、これって、なかなかできることではありません。これからも楽しく走ってくださいね。

 私の成績は1時間30分。フルはまずまずなんだけど、ハーフはなかなか縮まらないなぁ~。スピード練習をもっとしないとダメかな。ちょっと酔っぱらっちゃったけど、帰りのバスで熟睡。気持ちよ~い気分になりました。また明日から仕事がんばろっと。

マラソンのきっかけ

 私のランニングは北海道マラソンで走りたいとの思いから始まりました。

 たまたま札幌に用事があって車で出かけたものの、その日が北海道マラソンの日だとは知らず、いえ、北海道マラソンというものがどのようなものかも知りませんでした。新川のところで通行止め。前方を見ると、よたよたとおじさんたちが走っています。すぐに通行止めは解除になるものと高を括っていましたが、30分待てどもダメ。イライラは最高潮に。ところが、そのおじさんたちの走る姿を見て、「これなら俺でもできるかな」と安易な考えが。通行止めで待たされるよりは、待ってもらう立場のほうがいいやと。

 それまでは、隣町のとまりマラソンという10Kの大会に地元のよしみで出ていた程度です。もちろん、練習なんてその1ヶ月前くらいに、ちょっと走っておく程度。今からして思うと、なんと甘い考えで始めたことか。

 当時、北海道マラソンにエントリーするためには、フルで4時間。ハーフで1時間40分以内で走った記録が必要でした。そこで、10月にある北海道ロードレースというハーフの大会に申し込み、無事にそのタイムはクリアー。翌年の北海道マラソンに向けて、順調なスタートを切ったはずでした。

 ところが、年が明けて雪が融け、練習を始めたら、すぐにひざ痛。だましだましで5月の洞爺湖マラソンに出たら、25Kで失速。歩いてしまいました。最後はふらふらになりながら。

 よくランニングを始めようとしている人に助言させてもらいますが、ハーフまでは昔スポーツをやった人ならある程度の練習で走れます。でも、フルはそれなりの練習を積まなければ、走りきれません。

 その後は、速く走ることよりも、走りきるための練習。故障をしないためには何が必要かといろいろと調べながら、自身で試しながらの練習となりました。もちろん、今でも試行錯誤の連続です。それがマラソンのおもしろさかもしれませんね。

 子供の頃からスキーが好きで今でもやっています。でも、昔出来たモーグルのコースをノンストップで滑ることが出来なくなったり、と明らかに下手になっているのを感じます。一方、ランニングは、それなりの練習をすると、この年になってもまだ速く走ることが出来ます。

 そして、北海道マラソンの魅力は、途切れることのない沿道の応援と広い道路をマラソンのために走らせてくれる。今年の8月で北海道マラソンは7回目のチャレンジとなります。この北海道マラソンでいかにベストパフォーマンスで走ることが出来るかが一番の目標です。

 通行止めで足止めをくらっている車を横目に、ごめんねとつぶやき、このきっかけとなった日を思い出します。

千歳JAL国際マラソン

6月6日、千歳JAL国際マラソンがありました。私はフルに出場。年々参加者が増えているのは、この大会だけでなく、どこのマラソン大会でも同じようですね。今年は雨でなかったからいいものを、昨年、一昨年は雨だったので、受付会場の屋内は、移動するだけで牛歩戦術のようでした。

ハーフが最初のスタート。続いて、3k、3k親子、フル、10kの順番でスタート。写真は帰るときに撮ったものですが、なんと閑散としていることでしょう。スタートのあの人、人はどこへ?千歳の林道に消えているのです。スタート地点とゴール地点は離れているので、ゴール地点はまだまだ人が入ってきています。

林道を走るので、足にやさしい大会ですという触れ込みもあるようですが、甘いですよ。高低差があるので、フルは特に急降下の場所で関節を痛くしてしまうこともあります。事実、ハーフに参加の○野さん、練習はばっちりだったのに、この下りでひざを痛めてしまったようです。

今回も途中2回ほど、虫の大群に悩まされました。目に入りそうになったり、体中にへばりついたり、ほろいながらのラン。折り返しまでは上り。折り返してからは下り。上りでそこそこのタイムだったので、下りはペースアップと思いきや、予想以上の負担が足にかかっているので、思ったより速くは走れず。

車道を2回渡るときは、タイミングが悪ければ、待たされます。でも、必死に集団に追いつき、待たずに渡ること成功。おまけに、信号待ちしていた人たちをごぼう抜き。ラッキーでした。

最後の給水で少年が昨年同様手伝っていました。私はこの少年から取ることを決めています。少年にしてみると取ってくれるほうが嬉しいと思います。せっかく手伝ってくれているのですからね。取った瞬間「すげぇ!!」と喜んでいます。これを聞いたら、ファイト一発!で加速装置オンです。

毎度のことですが、沿道の応援のみなさん、ありがとうございます。林道を走っている間は、応援の人がいないので、34K付近の道路に出てからのみなさんの声はなんとうれしいか。ゴール地点での拍手は思わずぐっと来てしまいますね。給水やコース上のお手伝いのみなさんもありがとうございました。ゴールでお手伝いしていた若者たち、ありがとう。

昨年の同大会でふらふらでゴールした山○さん、ハーフ、みごと2時間切りおめでとう!○野さん、ひざを治して小樽でリベンジ待っています。私の記録は3時間21分。今のところ順調ですが、そろそろ故障に気をつけなければなりませんね。

6月です ランニングの風景

仕事を終えてからのランニングは6時を回ってから。一回りして帰ってくるのは7時30分を過ぎています。最初は明るい青空も、だんだんと紺色に変わっていきます。家に帰る頃は真っ暗のちょっと手前。日が長くなってきていますね。

ランラングコースにある田んぼは苗を植え終えたところが半分。残りの半分はまだです。山は残雪がいろいろな模様を浮き出し、各地で動物に見えるなどといった話題が出るのがこの季節の特徴でしょう。一応、北のお魚大使としては、その残雪が何かの魚に見えないかなと無理やり想像のですが、なかなか難しい。しいて言えばチセヌプリの残雪はタツノオトシゴかなぁ?なんて。

日曜日の投稿でパノラマラインがまだ開通していないと書きましたが、昨日から開通したようです。6月になってようやくですから、待ちわびた人も多いことでしょう。でも、交通事情は、私の言葉は信用しないで、ちゃんとしたところから情報をとった上で行動してくださいね。

山の方を走っていると、カッコウの声が響いて聞こえます。その他にも変わった鳥の声が聞こえますが、「北の鳥大使」ではないので、わかりません。(そんなのないです)。日が沈むとまだまだ肌寒いのですが、虫が少し出てきたり、雑草がめきめき生えたり、着実に夏に向かって生きている生命を感じます。

コースの最後は第一中学校の上のほうから海を見ながら下りてくるのですが、今日は残念ながら日没の夕日は見ることが出来ませんでした。でも、これからの季節はこの海に沈む夕日と漁火を見ることができるのが、楽しみでもあります。

こんな風景は、学生時代は当たり前のように見えて、何も思わなかったのです。しかし、10年ほどの都会暮らしの後に見たこの風景は素直にきれいだと感じます。そして、目の前で見ることが出来るありがたさを感じています。

でも、はぁはぁと言いながら一人で走ってくる人がいたら、私は不審者と思われる存在なのでしょうか? 

晴天の北海道

土曜日はとても寒かったです。ストーブに火をつけた人も何人もいると思います。

本日の日曜日は朝からすっきりするような青空。ここまで雲がなくて、青い空が大きく広がっているのは、都会に住んでいる人たちには、やっぱり北海道だよなと感じるかもしれませんね。

先週の洞爺湖マラソン、来週の千歳JAL国際マラソンの谷間の日曜日。34kを走ってきました。気温は15度で、私としては走るのにちょうどいい気温。風も少しあって、走る場所や向きによってはきもちよく肌に吹きかかります。

写真はランニング途中、共和町の山の方から、岩内岳(右)、目国内岳(左)を撮ったものです。携帯カメラなので、遠近感が違っているのでご了承ください。まだ雪がありますね。例年よりも雪融けが遅いことはご存知でしょう。観光にとってはちょっと困ったことが。

岩内町とニセコ町を結ぶ、道道岩内洞爺線。通称「ニセコパノラマライン」が全線開通しておりません。残雪が多く、峠の途中で雪崩の危険があるために、通行止めにしているようです。この道から見える景色がすばらしく、観光客はニセコを回って岩内に流れてくるのですが、開通していないと人の流れが少なくなってしまいます。観光客は、お寿司屋さんや、お土産屋さんに入ってくれますし、いろんな経済効果があります。

近日中には開通するとは思いますが、ドライヴを楽しむ皆さん、パノラマラインだけが岩内のいいところではございません。じっくり岩内を堪能しにいらしてください。

バイクで来る人も増えてきました。共和町のチーズ工場にある駐車場では、ライダーたちが愛車を並べて眺めながらバイク談義をしている姿が。ランニング仲間は、自分のランニングシューズを脱いで、並べてランニング談義をする人はいるのかな~?このランニングブームなら、どこかにいるでしょうね。

私はせいぜい走り終わった後にシューズの減り具合を見て、あとどれくらい持つかな?小遣いも少なくなったことだしなぁ~~。

洞爺湖マラソン

天気がよく、気温もまずまず。年々参加者が多くなってきていますね。

今まではいつも一人で参加していたので、温泉に入ってもアルコールは飲めずに帰ってきていました。

今回は、10kの部に同業者、メタボのお腹の○郎さん、組合の○尾さんが走るので、帰りは○尾さんの奥様の運転に甘えて、温泉上がりでたっぷり飲ませていただきました。

写真は、参加賞のTシャツです。毎年違う色なのですが、我家ではもっとシンプルがいいとの評価です。まぁ、これに関しては好みがあるから、いろいろですよね。ちなみに、このモデルは私ではありません。

私はフルに参加。いつも16k付近で、私設エイドを作ってくれている家族の皆さん、ありがとうございました。毎年車椅子で応援してくれていたおばぁちゃんは、今年は入院中とのこと。「おばぁちゃんによろしくね!」の声かけに、家族の方は、快く返事をしていただきました。感謝です。

もう一ついいお話。サンタの格好をしたランナーは、片手にプレゼント袋を持っていました。沿道の応援してくれている子供に、わざわざその袋からプレゼントを取り出して、その子に渡しているのです。これはすごいことです。その方には思わず声をかけさせていただいて、私にはまねが出来ない、すばらしいことですね、とだけしかいうことができませんでした。

ただ走るだけでなく、そんな気遣いをしながら走っている人、ボランティアで一生懸命給水してくれた皆さん、沿道の応援してくれた皆さん、その他裏方でいろいろと手伝ってくれた皆さん、ありがとうございました。そんな人達の上に成り立っているマラソン大会。その中で走ることが出来て本当に嬉しく思います。

笑い話としては、30k付近で、口にカメムシが飛び込んできました。入った瞬間、あの臭い匂いが口いっぱいに立ち込め、思わず吐き出しました。でも、あの匂いは残っている。次の給水ではうがいだなと思っていたら、水をごくんと飲んでしまいました。

もう一つ。氷砂糖を出してくれた高校生。ありがとう。手に取ったら、5個くらいありました。1個あれば充分だよなと思いつつ、握って走っていたら、どんどん融けて手の中がベタベタに。さすがに耐えられなくなって、側溝にポイさせてもらいました。ごめんね。

今回の私の記録は3時間25分。30kからは一人も抜かされずにビルドアップで走ることが出来たのが、今回の収穫ですね。

思い出せば、6年前、初めてのフルマラソンの参加が、この洞爺湖マラソン。そのときは、前半気持ちよくてハイペース。25キロ付近でガス欠状態で歩いて、30kからは右左にふらつくように歩いてゴールにたどり着きました。「ガス欠だな」と話しながら抜いていく人。あの屈辱感は今でも忘れません。フルマラソンを走る人はこんな経験を一度はしていると思います。

何はともあれ、無事に走り終えて、アルコールも入って気持ちよくなって、後はしっかり寝て、明日の仕事を頑張りましょう。

伊達ハーフマラソン

4月18日 日曜日、伊達市でハーフマラソンの大会。

写真は某お醤油メーカーの営業所長さん。

昨年から走り始め、気が付いたらインターネットでこの大会の申込をクリックしていたとのこと。

今まで何の大会にも出たことがなく、くるぶしに故障を抱えているので、大会の数週間前に私にどんな練習や対策をすればいいのかを聞きに来ました。その熱心なことといったら・・・

私が言うまでもなく、ネットでいろんな情報収集をしていました。ちょっとあたまでっかちにならなければいいんですがね。

結果は無事に2時間5分の完走! おめでとうございます。

私は昨年より4分遅くて1時間34分。 この大会は北海道の市民マラソンランナーにとって、シーズン開幕戦。

私はゼロからのスタートではなく、マイナスからのスタートということになりました。

骨を折ったことはいい訳にならないことは、言われなくても存じております。

次は洞爺湖のフル。 走らない人にとっては、「ばっかじゃないの~」  ですね。

トレーニング

雨が降って、外を走る気にならず。

こんなときは、泊村にあるトマリンクというスケートリンクがある場所へ。

昔の小学校を改造して、アイスホッケーの準備室などいろいろ。

その一室にトレーニングジムがあります。

ランニングマシンや、ウエイトトレーニング用の器具が一通りそろっていて、

泊村村民は無料。

村外の人は200円で利用できます。

1ヶ月に6日程度札幌からトレーナーが来ていろいろと指導してくれます。

こんな情報を書くと、泊村の人に怒られるかな。

「混雑して使えなくなる」とね。

地道に通う人、おしゃべりが目的の人。マッチョを目指す人。ダイエット目的の人。

それぞれの人がいますが、皆真面目で目的意識があるように感じます。

継続は力なりですね。頑張りましょう。

私は・・・北海道マラソンのためです。