カテゴリー別アーカイブ: マラソンのこと

北海道マラソン2013の報告

 先週、平成25年8月25日に行われた「北海道マラソン2013」。私の結果は3時間25分56秒、総合順位は995位でした。

 過去最多12,704人がエントリー。10,071人が完走。完走率87.5%は過去3番目の高さでした。毎年30℃近くになる気温も、今年は26.5℃、湿度51%で、北海道マラソンとしては走りやすい条件下。

 翌日の新聞発表は、年代別50傑に今年も名前を載せる事ができませんでした。50歳から54歳までのカテゴリーでは50位の方が3時間14分なので、11分以上の差があります。順位もかろうじて1,000人以内となりましたが、条件がいい時に “それなりのタイム” では、順位は確実に下がってしまいます。

 4月、5月と順調に練習が出来ましたが、6月の千歳マラソンの後に左ひざの故障で1カ月練習から遠ざかってしまいました。言い訳ですね。もうひとつ、レース後半にメラメラと燃える闘争心が年々少なくなって、守りに入っている事を感じます。

 翌月曜日は多くの人に「雨で大変じゃなかった?」と聞かれました。札幌の中でも局地的にゲリラ大雨になったようで、選手の中でも時間と場所によってはベチャベチャになったようです。私は、パラパラと肌に当たったかな?という程度。

 毎年の事ですが、ボランティアの人たちには頭が下がります。給水所での学生さんたちは、声をからしながらも応援してくれました。雨で北大構内での太鼓の応援は残念ながら聞くことが出来ませんでしたが、準備だけでも大変だったと思います。関係者のみなさん、ありがとうございました。

 前日ホテルに宿泊しましたが、本州からの多くのお客様。エレベーターに乗り合わせた人声をかけると、千葉から来たとのこと。新聞の上位50傑を見ても本州からのランナーが名前を連ねています。前日のナンバーカード引き換えのブースでも、ランニングブームに乗った企業広告が多くなりました。10年間でここまで変わったのかと驚きました。

 成績には満足できないものの、10年連続出場、完走できた事を素直に喜びます。北海道マラソンで一区切り。来週からはトレイルランニング、ハーフ、駅伝と後半戦の予定が入っています。まだまだ51歳のオヤジの挑戦は続きますよ~。

本日、北海道マラソン2013

 あの日からまた一年が経ってしまいました。北海道マラソン2013が本日行われます。昨年は体調不良での出場。今思えば、それでもよく走りきったものだと思います。

 毎年、変化している北海道マラソン。大通り公園の発着は昨年から。今年の変化は、参加増の他にファンランができたこと。それとコースが一部変更になった事。北24条まで北上し、左折する部分が、北8条から左折し、石山通に抜けます。

 私としては、石山通は札幌に出るときによく使うルートなので、よかったかなと。やはりよく理解できているコースのほうが、計算しやすいというものです。

 写真は、Cブロックのスタート地点です。ここに立ってテレビ塔の電光掲示板のカウントダウンを見ます。でも、昨年、スタートの号砲が鳴ってから、A、Bブロックの選手が全員目の前を走りきるまで私たちCブロックの選手たちは一歩もスタートができませんでした。その分、ロスタイムはずいぶんと多くなってしまいました。

 「そんなに記録がほしいなら、陸連登録してABブロックになればいいだろ」と言われる方もいるでしょう。そのへんは、市民ランナーいえ、町民ランナーとしての意地がありまして、不平不満を言わず、その立場で戦わせていただきます。

 6月の膝の故障からの復帰。走ることができる喜びをかみしめながら、沿道の応援をエネルギーに走りぬけたいと思います。

北海道マラソン2013まであと2週間

 この一週間、北海道もかなり暑さを感じさせる日が続きました。北海道マラソンまであと2週間。当日の気温はどうなのだろう?と毎年不安を抱きながら、いろいろなことを想像するこの時期です。

 昨年は 『蝦夷梅雨(えぞつゆ)』と呼ばれる、本州の梅雨のような天気が7月に続き、気温も比較的低めに推移していました。ところが、お盆休みを過ぎてからは、連日の猛暑。普通はお盆を過ぎると秋風が吹いてすごしやすくなるのですが、昨年はその猛暑によって私は体調を崩してしまいました。

 北海道マラソンは、ただ本番に向けて体作りをすればいいというものでなく、真夏の大会であるが故、このように気候によって微妙に変化を生じる体をしっかり管理しなければなりません。もっとも、若い時はそんな事はへっちゃらなのですが、年齢を重ねると、疲れの抜け方も遅いですし、順応性が弱くなってきています。

 トレーニングの内容も、少しずつ本番に向けて落としていくのですが、仕事との絡みもあって、毎年これが私にとって一番難しいところです。

 写真は7月25日に北海道新聞に掲載された北海道マラソン2013の記事の一部です。大会当日の最高気温と完走率も載っていますが、4年~5年に一度は最高気温が20℃前後まで落ちます。

 そう、もしかしたら、今年は大会当日気温が低くて走りやすいコンディションになるかもよ~。なんて、最後は「神頼み」にしてしまう私はやっぱり弱いね。

北海道マラソン2013まであと3週間

 毎年、北海道マラソンをメインレースと掲げて練習に取り組んでいる私です。いよいよ今年の北海道マラソンまであと3週間となってしまいました。

 毎年、ただでは北海道マラソンを迎えない私。今年は6月の千歳マラソン後に左ひざ痛で約1カ月まともな練習が出来なくなってしまいました。まぁ、過去にもいろいろありましたが、その克服方法の試行錯誤は、まるで人体実験をしているようなものです。

 今年の参加で、北海道マラソンは10回連続になります。最初に走ったのが、2004年で、その時の記録は3時間41分。過去最高は2009年の3時間14分。昨年は練習量も多く、記録更新を狙っていたのですが、3日前の発熱で無理できず悔しい思いをしました。

 この10年間で北海道マラソンも変わりましたし、ランニングそのものの社会的なとらえ方も変わりました。この岩内町の片田舎でさえも、ランニングをしている姿がずいぶんと増えたような気がします。

 7月下旬にナンバーカード引換証と、パンフレット一式が送られてきました。写真のように、各企業の広告のチラシも入っていて、マラソンそのものがビジネスとして成長している事を感じさせます。

 道外からのランナーもたくさん走る北海道マラソン。もちろん北海道のランナーにとっても「この北海道マラソンで・・」と思いながら走る人もたくさんいます。去年の私のように直前で体調不良にならぬよう、上手に体調管理をしてあと3週間、お過ごしください。 

6時間リレーマラソンin札幌ドーム2013の報告

 しばらく日曜日のマラソンの話題をお休みしておりました。今日は先週行われた札幌ドームの6時間リレーマラソンの話題です。

 6月の千歳マラソン後に左足ひざ痛の故障により、ほとんどランニングの練習はできませんでした。ほぼ一カ月まともに走れなかったのですが、7月中旬から復活。今は走っても痛みがなくなりました。

 7月21日のドームリレーマラソンは、ドーム内とドームの外のコース一周2km。私たちは1チーム7人の2チームで参加。メンバーは、札幌在住の看護師を中心とした若い女性が多いチームです。

 専務、何故そんなうらやましいメンバーと一緒に走れるの?と思うでしょ。まぁ、私もわからないんですが、いろいろとやっていると、楽しい人たちが集まってくるというか・・・

 昨年は速いチームと、エンジョイチームに分けましたが、今年はランダムにチーム編成。 結果は 279位(34周)と346位(33周) 【男女混成の部568チーム中】。走り終わって座席に戻ってくるメンバーは、汗を吹き出し、前半はニコニコでしたが、後半はちょっと疲れ気味の顔。でも、それなりにみんな楽しんでいました。

 普通のマラソン大会と違うのは、若いグループがとても多いと感じました。よく見るランシャツ、ランパン姿はちょっとこの大会には合わないかなぁ~なんて、これは私個人の感想です。それよりも、いかに楽しんで走るかという姿が似合う大会だと思います。

 リレーゾーンの混雑などの改善事項は、解消されていませんでした。3回目で慣れてくると、参加側にもこれくらいいいだろ、なんて考えが出てくる事でしょうが、やはりマナーを守って大会そのものを気持ちいいものにしたいですね。

 私は6周走らせてもらいました。2kmのちょっと間隔が長いインターバル走トレーニングのつもり。足の痛みもなく、若い子たちとタスキをつないで楽しく走れました。あなたも来年いかが? さぁ!北海道マラソンに向けて、遅れた分を挽回しますよ~。 

左足の故障で、走れません

 しばらく故障から遠ざかっていたのですが、千歳JAL国際マラソン後に左足の故障により、今は走れないでいます。

 6月2日のフルマラソンの翌日に左足のひざ裏側とひざの外側に出っ張っている骨の下あたりの痛みが出ました。数日すると痛みはなくなりました。そこで練習で走り始めたら、2キロほどで違和感、5キロで痛みが出てしまいます。翌週の八雲ミルクロードレースでハーフを痛みを伴いながら走ってしまいました。

 その後も、普段の生活ではまったく痛みはないものの、ちょっと走るとまた痛くなるといった状態。トレーニングジムのベルトの上でも同じです。病院でレントゲンとエコーの検査で、関節にも異常なし、水も溜まっていないと出ました。となると、オーバーユースと柔軟不足ということでしょうか。

 長引けば、半年はダメでしょうね。今シーズンのマラソンはあきらめるしかないのかな~。だましだまし使っていくか、しっかり治してからやる方がいいのか。こんな考えは、やっぱり「バカじゃないの」と普通は思いますよね。

 よく人には、「痛いという事は、体が悲鳴を上げているのだから、休ませたほうがいいよ」と言っているのに、いざ自身が故障となると、少しでも走れるなら “走らねばならない” という強迫観念を持ってしまいます。

 エントリー済みのほかの大会はあきらめるとしても、北海道マラソンだけはなんとしてもという気持ちが今はまだあります。今年こそと思う気持ちがあるからこそ、ちょっと辛いなぁ~。でも、これも試練だね。写真は私のO脚の “あんよ” です。

 

第28回やくもミルクロードレース報告

 平成25年6月9日、八雲町でやくもミルクロードレースが行われました。ハーフ、10km、5km、2kmと種目がありますが、私はハーフに参加。このローカル大会もまたランニング人口増加に伴い、参加人数が400人と増えたようです。

 もっとも、他の大会が何千人という規模に対し、全種目合わせても400人ですから、こじんまりした大会であることに変わりありません。

 私の結果は1時間43分。50歳以上の部で毎年入賞をしていますが、今年は入賞もせず20位でした。これには訳がありまして、1週間前の千歳JAL国際マラソンで左ひざの故障をしてしまい、痛みでまともに走れなかったためです。

 言い訳が始まったぞ。アップでは問題がなかったのですが、スタートしてトラックを走っている最中に違和感。最初の3kmで痛みがどんどん出てきて、スピードダウン。こりゃダメだわとあきらめたところに、ニセコのYさんに声をかけられました。ならばYさんのペースメーカーで役立てられるかなと走り切る事にしました。

 結果を見ると50歳以上の部では1時間30分を切った人はたったの3人。いつもの函館の強いランナーは出なかったんだ。あーぁ、もったいない。まともに走れればなぁ~と思ったのですが、故障してしまった事がレースで負けているのです。そう、私たちの世代ではいかに故障をしていないかがレースの勝敗になるのです。

 表彰の後、3人に1人は当たるという抽選会は、今年は当たらず。ついてない時はこんなものですね。でも、私のブログを読んで初参戦したニセコのYさんは鉢入りのカスミソウが当たりました。地元の小さなお店もスポンサーになって商品提供をしてくれているようで、ありがたいですね。

 マラソン大会がどんどん大型化していく中で、ほのぼのとしたマラソン大会で、こんな大会も残っていてほしいな~と思います。運営してくださった八雲町のみなさん、ありがとうございました。

 私は本日小樽運河ロードレースの出場は取りやめにしました。無理してまた悪化させるより、今はしっかり治さなくっちゃね。

 

第33回千歳JAL国際マラソン報告

 2013年6月2日、千歳JAL国際マラソンに出てきました。種目はフルマラソン。昨年同大会で3時間10分19秒の自己ベストを出したので、今回はそれを上回る9分台を目標にしました。

 結果を先に申し上げますと、3時間10分49秒。昨年よりちょうど30秒遅れとなってしまいました。なかなか10分の壁を越えられませんね。ただ、順位は50歳以上の部で16位と昨年より上がりました。とはいえ、北海道マラソンをターゲットにしている私にとっては、記録がほしかったですね。

 天気もよく、気温もほどほど。風も強くなく絶好のコンディション。会場が人で混雑しているのはいつもの事。スタート時には砂煙が舞い上がるほど。いつもの私なら、前半は抑え気味でイーブンペースで入るのに、ラップを読み返すと不安定な数字。

 折り返してからの下りは当然ペースアップ。岩内で現役フルマラソン最速のAさんに追い付いて「何で流しているの?」「いえ、めいっぱいですよ」と言いながらも、見るからにリラックスした余裕の動き。とはいえ、やはり「抜く」のはいいものです。Aさん、今年は走りこまないでね。

 34kのアスファルトに出る前で、「マラソンはこれからですよ~!粘って~!」と大きな声を出す女性。谷川真理さんでした。毎年ゲスト参加されていますが、今年はひざの手術をしたので、走れないとのこと。私の周りには人がいなかったので、その言葉は私が一人いただきました。ちゃんと「ありがとうございます」と返事をしましたよ。

 例年、34kからスパートをかけるのに、今年はちょっとだけしか上がっていきません。時計を見ても10分を切ることが出来るかその計算も出来なくなってしまう状態。頭に酸素が行かないのです。

 ともあれ、無事にゴールできました。このレベルで、あと9年後の北海道マラソンでサブスリーなんて、夢の夢だぞと自身に言い聞かせました。ひとつ収穫だったのは、皆最後は暑かったと言ってましたが、私はほとんど暑さは感じないで走る事が出来ました。

 林間のコースは毎年削ってはローラーをかけてとても走りやすくしてくれています。給水も、スポーツドリンク、水、スポンジと配列もリズムよくなり取りやすくなりました。いろんなところで、参加人数増加に対策を取ってくれていることを感じました。ボランティアの皆さん、ありがとうございました。

 

今日は第33回千歳JAL国際マラソンです

 千歳JAL国際マラソン(通称:千歳マラソン)に、もうかれこれ何年目の参加になるでしょう。フルマラソンを走り始めたころは、子供がまだ小学生だったので、この日は運動会と重なって出場することができませんでした。

 洞爺湖マラソンと2週間しか離れていないので、両方フルマラソンで参加する人はあまり多くないかもしれませんが、公務員ランナー川内さんのように、北海道のマラソン大会ほとんど出場する猛者も中にはいるかもしれません。

 この大会はフル、ハーフ、10k、3kと種目があるために、会場は人の山。写真でもお分かりのように、受付会場の体育館は当日ごった返しています。ナンバーカードの引き換えも男子40歳代はエントリー数が多いので、長蛇の列になっていました。私は50歳代なので、比較的早く交換出来ました。

 スタートから34kまでは舗装されていない林道を走ります。一度大雨の時は、水たまりで大変な事もありましたが、今回は天気はよさそうですね。

 高低差が大きい大会のほうが、私は相性がよく、昨年のこの大会では3時間10分の自己ベストを出すことができました。林道から抜け出て、シューズが路面をしつかりグリップ出来るようになってスパートをかけるというのが、毎年のレースパターンです。

 コースに慣れたからといって侮ると痛いしっぺ返しが来るのはよくわかっています。冷静に判断しながら、春の千歳を楽しんでまいります。いつものように、報告は来週の日曜日です。

洞爺湖マラソン2013報告

 先週5月19日、日曜日に洞爺湖マラソン2013が開催されました。それにしてもついつい言ってしまいますが、人が増えて大変になって来ましたね。

 昨年5,000人の参加が今年7,000人まで膨れ上がったようです。都市部の大会ではないので、乗用車の利用が多く、当然のことながら駐車場問題が大きくなっています。

 今年、私は多くの人と同じように、早めに出発。車は西口火口の山の奥の方へ。ところがシャトルバスがなかなかやって来ません。私よりも遅く来た人はバスをあきらめて歩いて会場に行く人も。でも3キロ以上離れていたと思いますよ。

 湖畔の会場付近では当然のように路上駐車の山。シャトルバスはカーブで路駐をしている車でスムーズに動けない状態。あーぁ、これじゃ走る前に興ざめしちゃうなぁ~。

 スタートは、湖畔の狭いところから、西側に移動。これが思った以上に西だったので、結構歩きましたね。でも私はあのスタート位置はよかったと思いますよ。スタートして温泉街から離れると、片側1車線に狭くなりました。コーンが置いてあっても、はみ出て走る人続出。

 新たに30キロ手前の湖畔から山に向かっての折り返しコース。皆さん、思った以上に高低差があって苦しんだようですが、私は折り返してくるサブスリークラスの速い人達を見ることができたし、観客の少ない場所でランナー同士挨拶しあったりする姿を見て、刺激になってよかったと思います。

 30k付近のエイドのシソジュースに「楽しみだったんだ~」と言って手に取ると、スタッフのおばさん、とっても喜んでくれて、「もう一杯いかがですか?」と。

 イーブンペースで走るつもりだったのに、体の余裕があってちょっとペースアップしてしまいました。30kからは誰一人としてぬかされず。3時間22分。例年30分前後の数字ですから、まずまずの滑り出しですね。やはり、スタートと、途中の折り返しコースは、私にとってはいい方に変更してくれたようです。

 肌寒い気温でしたが、走る側にとってはちょうどいい気温と風。毎度のことながら、素晴らしい春の景色。道外からもたくさんの参加者があったようです。無料の温泉券は、少し遅く行くと、洗い場も列になってしまうほどの混雑。

 マラソンに挑戦する人が増えるのはいいことです。ならば駐車などの「走る前のマナー」、コーンからはみ出て走らないなどの「走るマナー」も身につけてほしいなと思う大会でした。