カテゴリー別アーカイブ: マラソンのこと

北海道マラソンの経済効果って?

 参加者1万1千人という大きな市民マラソン大会に変化しつつある北海道マラソン。6千人は北海道の人ですが、残りの5千人は本州からの人という事になりますね。その経済効果ってどれくらいなものでしょう?

 9時スタートということで、札幌近郊の人でなければ、宿泊は必要。私も前日からの宿泊でした。ホテルには、もちろんランナーがたくさんいましたが、エレベーターで声をかけると、本州からご家族で来られている方も。8月最後の日曜日ということで、お子さんも夏休みですものね。ちなみに、北海道の夏休みはすでに終わっている時期です。

 交通費、宿泊費、食費、お土産代などを換算すると・・・?かなりの金額になりますね。まぁ、試算するのは専門家の皆さまにお任せするとして、東京マラソン誕生から、本当にマラソン大会というものが変化していることを実感します。

 この北海道マラソンはその中でも一番変化しているのではないでしょうか?単なる規模が大きくなるだけでなく、いろんな事が素晴らしい内容になってくれるといいなと思います。

 スタートの整列で、隣の人に声をかけると、出身は北海道だけど、今は千葉に住んでいて、やっぱり北海道マラソンに走りたくて来ましたと。果敢にも一人で本州から乗り込んで走った人もたくさんいることでしょう。そんな人たちにも、北海道マラソンはよかったと言ってもらえるといいですね。

 写真は、地下歩行空間の北海道マラソンをPRするコーナーに、日本地図がハッポースチロールで形作られていたものです。自身の出身都道府県のちっちゃな旗がついたつまようじを、出身地に立てるのです。さすがに札幌周辺は密集していましたが、ほんとに日本全国に旗は散らばっていました。

 札幌を代表する、雪まつりやYOSAKOIソーランなどのような大きなイベントとして成長するのでしょうか?やっぱり今は見るだけではなく、参加型のイベントに変わりつつあるようですね。

2012北海道マラソンを振り返って

 いい成績を残した時は、レースを振り返って、楽しく文章を書くことができるのですが、今回のように不本意な成績で終わった後は、なかなかキーボードのタイプが進みません。でも、この悔しさを残しておきましょう。

 3日前の木曜日に微熱が出て、食欲が急になくなりました。理由は、いろいろあるのですが、要するに体調管理ができなかったのです。マラソンは、そんな体調管理を含めて、スタートに立つ前から全てがレースなのだという事。

 前夜も1時間おきに起きては、トイレに行く状態でした。不安と焦りで精神的にも参ってくるものです。ただ、そこまで悪いとあきらめもついて、ペースを落として完走狙いに変えました。

 結果は30キロからはペースを上げることができるほどでした。810位、3時間27分41秒という残念な結果でしたが、スタート前の状態を考えると、よく走りきれたと思います。

 でも、ランナーのみなさん、体調が悪い時は、レースでは決して無理はしない、または出場しないだください。私の場合も、ちょっとでも具合が悪くなったら、あきらめると決めていました。曲りなりにも、私は経営者であり、会社の責任者です。何かあってからでは遅い。でも、夢を追いかけたい、そんな葛藤があり、自身を冷静に見ることを心がけました。

 スタートが変わりました。札幌を象徴する大通り公園での発着。札幌テレビ塔電光掲示板でカウントダウンの表示。スタート時間が9時になったために、涼しい時間帯でのレース・・・だったのに、スタート時点で29℃のアナウンス。

 陸連登録のAブロック、Bブロックは駅前通りに並び、C、D、Eブロックは直角に曲がった大通り公園に面した道路から。ところがスタートして、Bブロックが走り終わるまでC以下の人たちはスタートできず。Cブロック前方にいた私のロスタイムが1分30秒でした。

 紙コップは今年は小さくなりましたね。どっちがいいのかわかりませんが、体を冷やすのに、2個は使いました。ゴミ箱に捨ててとありますが、ゴミ箱の設置の仕方を変えると、皆もっと協力してくれると思います。

 暑い中、毎度頭が下がる応援とボランティアスタッフ。往路では復路側の給水スタッフからの大きな掛け声。「元気で戻っておいでよ~!」。高校生たちが汗を流しながら、延々と演奏し続ける姿。そんな中で走る事が出来て、本当に幸せを感じました。

 今年は特にスイカやトマトなどを出してくれるなどの私設エイドが増えました。私は利用しませんでしたが、ランナーによっては、とてもうれしいオアシスに感じたと思います。

 北大構内は、今年は木陰で気持ち良く走り抜けることができました。赤れんが庁舎をすり抜け、ゴールに向かうまでは、たくさんの人を両側に見ながら、まさに花道でした。そのコースを作るために、交通規制で迷惑した人もたくさんいらっしゃることでしょう。ごめんなさい。でも、協力ありがとうございました。

 私だけでなく出場した人それぞれが、いろいろなドラマを持っていると思います。そして、また皆新たなドラマを求めて、走り始めていますね。

 がっかりした姿で言葉少ない私に妻はこう言いました。「走りたくったって、走れなかった人がいるんだから、いいんじゃない?」。その通りです。走る事ができる体があること、スタートラインに立てる自身がいること。今回は、大きな夢を達成するための一つの試練だったと考えれば、笑顔が出るというもの。

 個人的に応援してくださった皆さん、声をかけてくださった沿道、ボランティアの皆さん、関係された全てのみなさん、ありがとうございました。

北海道マラソン2012完走

 マラソンのお話は、毎週日曜日なのですが、北海道マラソンの結果を知りたい読者の皆さまがいると思いますので(勝手にそう思っています) 、簡単な報告をさせていただきます。

 3時間27分で無事完走しました。スタートの気温、29度、湿度63%とアナウンスがありました。熱中症のなんとか指数は警告レベルだとか何とか言っていましたが、スタートで並んでいる時は、そんな数字言われたって、どうしようもないじゃない、といった感じです。

 でも、前日のブログにも書きましたが、体調不良で一時はスタートに並ぶ事もあきらめかけていた身です。さらに厳しい気象条件とあっては、目標ペースを15秒/キロほど下げる決心がつきました。

 体調が万全でないので、途中で具合が悪くなったら、迷わずあきらめようと決心してのスタート。いつもより遅いペースで着実に距離を踏んでいき、30キロを過ぎてこのまま行けると確信して、少しペースアップ。それからは抜かれることなく、ひたすら抜いて走るだけ。

 記録は3年連続の前年割れとなってしまい、個人的には悔いが残ります。でも、この体と厳しい気象条件下ではよくやったと前向きにとらえる方がいいでしょう。

 現地で応援してくださった仲間、沿道のたくさんの人たちに声をかけてもらいました。小さな子供たちも体いっぱいの応援。学生さんたちの若々しい声。どれをとっても、これがあるから北海道マラソンを走るのをやめられない。 大会を支えてくれた皆さんに感謝いたします。

 そして、このブログの読者のみなさんの応援も、ちゃんと受け取って走らせてもらいました。

 ありがとうございました!

2012北海道マラソン 行ってきます!

 今回で連続9回目の出場となる北海道マラソン。1年間のトレーニングをこの日のためにやってきました。たとえるなら、オリンピックのアスリートが、4年間この日のために・・・と言うに等しいと言ったら、笑われますね。笑ってください。

 毎年ひざ痛やらどこかしらの故障に悩むのですが、今年は特にこれといったトラブルはありませんでした。ところが3日前の木曜日、札幌に出張に行った帰りに、寒気がして発熱。なんとか熱は下がったものの、体調は万全とは言い難く、弱気になっています。

 布団の中で一時は出走そのものをあきらめる覚悟もしましたが、熱が収まったら「お前の覚悟はそんなものなのか?」と自問自答。とはいえ、何かあって仕事に差し支えては走る資格はないと思うので、冷静な判断で走るつもりです。

 この体調と最高気温28℃の予報の気温では、とうてい記録は狙えませんが、たくさんの応援と笑顔を求めて、今できる限りの走りをして来たいと思います。現地に来なくても、応援してくださいね。私の脳裏にきっとあなたの声が届きます。行ってきます!

2012北海道マラソンまであと一週間

 2012北海道マラソンまであと一週間。この大会を待ち望んでいた人はどんな感覚で今をお過ごしでしょうか?私は今回で9回目の出場になります。

 毎年少しずつ変化している北海道マラソンも、今年はスタート地点が大通りになった事などがあげられますが、大きく変わった一つに、前日のエントリー会場が中島公園のパークホテルから市内中心部のグランドホテルになったことがあります。

 昨年までのエントリー会場は、地下鉄中島公園駅を降りて、パークホテルまで、ランナーと思える人たちの波に乗って地下の会場まで。仲間とおしゃべりしながら来る人、一人でちょっと緊張気味に歩いている人など、独特の雰囲気がありました。

 写真は、昨年の大会前日の受付風景です。たぶん、時間帯によって、混雑している時と、空いている時があるのでしょう。反対側には、北海道をアピールする物販などのブースがありましたが、本州からのランナーにとっては、走る前にはお土産は買えねぇよといった感じ。

 エントリーシートを差しだし、ナンバーカードやいろいろなものが入っている袋を受け取ります。スタート地点の会場を歩いてみると、すでにたくさんの機材が準備されています。それを見ながら翌日の事を想像し、ときめく鼓動。下見をしている人は皆速そうに見えます。

 プロでもないのに、何を舞い上がっているの?と思われますよね。私にとって、他の大会はすべてこの北海道マラソンで結果を出すために出たようなものです。この北海道マラソンがメインイベントなのです。文章まで舞い上がってしまいました。あと一週間ありますので、少し落ち着かせる事にします。

ランナー必須アイテム?バナナケース

 先日の札幌ドームリレーマラソンで知り合った、ランニングの先輩が持っていた優れものをご紹介いたします。バナナケースです。なにそれ? 一本のバナナのハードケースです。

 リュックサックなどでマラソン大会に行くと、中に入れていたバナナがつぶれてしまったりした事はありませんか?そんなつぶれを防ぐためにあるケースです。その先輩がカバンから出した時は、目が点になりました。

 な~るほど。ありそうでなかったけど、実際はあったんだ。この手の商品はやはり東急ハンズさんにおいてありますね。ネットでもいろいろ出てきますよ。

 この先輩、とても物静かな方だったのですが、このバナナケースから出たバナナを見て私たちが大受けしたので、照れながら笑顔になってくれました。初めて見る人には、絶対にウケますね。すでに知っている方は、知ってるなんて言わないで、黙ってマイバナナケースを差し出して笑いをとりましょう。

2012北海道マラソンまであと3週間

 7月のカレンダーをめくって8月が出てくると、26日に印がついているのが目立ちます。いよいよ2012北海道マラソンまでカウントダウンとなりました。

 写真は、北海道新聞7月26日のもの。北海道マラソンまであと1カ月の日に掲載されていました。新コースとありますが、スタートとゴールが同じ大通り公園となりました。スタートが大通り公園というのですが、陸連登録者のA、Bブロックは駅前通りから。C、D、Eブロックは直角に大通り公園に平行して並ぶようです。

 先日、ナンバーカードの引換証が届きました。昔は定型の封筒に3つ折になっていたのですが、A4の大きな封筒でいろいろな印刷物が入っていました。

 みなさんが心配なのは、スタートブロックがどこかですよね。昨年はHブロックまであったのですが、今年はEブロックまでとなっていたので、一つのブロックの人数枠が多くなったのでしょう。トラブルや不快な思いをする行動がないといいのですが。ちょっと心配ですね。

 テレビ塔の電光掲示板でカウントダウンを表示するとのことです。これは楽しみですね。見える場所に立ちたいと思いますが、果たしてどうでしょう?

 スタートが昼の12時から9時に変更され、気温の面では楽になると思います。ただ、やっぱり北海道マラソン当日の気温は、どうなるのか分かりません。どのようになっても、万全の走りができるように、準備をするだけです・・・・が、できてない・・・。

17年かけてフル4時間を切ったS女史

 今では、色とりどりのランナーズファッションでたくさんの女性がマラソン大会に参加していますが、28年前からマラソン大会に参加していた女性の友人のお話を。(今回はS女史といたします)。

 S女史は看護師であり、母親であり、奥様でもあります。職場のお話を聞くと、夜勤もあり、私たちに比べると非常に不規則な時間で生活しています。そんな中で、ランニングを続けるというのは、出来るのだろうか?と思ったのが私の最初の疑問でした。

 走るきっかけは看護学校時代(28年前)何か運動したくて、5キロのレースに参加したのが最初。同時期に登山も始め、トレーニングとして好きな時に走る程度。出産前後、子どもが3歳までは走る時間はとれず。それでも好きな美瑛マラソンのほか毎年何かの大会には参加。19年前に初ハーフ、17年前に初フル参加。目標は特に持たず、いつかフルマラソン走れたら良いな~くらいの漠然とした思いしかなかったとのこと。

 ある年、高校の同窓会で再会したG氏とマラソンの話で盛り上がり、失せていた北海道マラソンへの意欲が再び湧いたということです。しかし、北海道マラソンは2006、7、8年とタイムオーバーで回収。この時はまだ4時間制限の時代です。そして、2011年の北海道マラソンで見事4時間10分で完走。

 昨年春にG氏とそのつながりで私を含む何人かが、同じ大会に出るようになりました。先日の札幌ドームリレーマラソンもそんなつながりからチームができました。私はS女史に近い持ちタイムの友人Mとわざと競うように仕向けたり。ちょっとしたモチベーションを意識してもらったところ、今年の千歳フルマラソンで3時間57分で4時間切り。初フル参戦から17年後の事でした。

 走る意味、大会に出る意味は人それぞれ違うもので、何も記録だけがすべてではありません。彼女と話をすると、走って気持ちよかったとか、走りながら草木の匂いを楽しんだなど、決して辛い練習をしている雰囲気がありません。それはこれからもずっと続けていくためには、一番いい感覚ではないかと思います。

 長く楽しくランニングも登山も続け、超元気なおばあちゃんになることが理想というS女史。職場の若い女性をSチルドレンと呼び、大会に連れ込んで楽しさを教えています。私から見ると、非常に走りも精神的にも安定した女性です。ですから、まだまだこの先、何かをやってくれそうな、私にとっては、M氏とのバトルを期待していますので、是非楽しませてください。そして、おいしいビールを皆で飲みましょう。

2012年6時間リレーマラソンin札幌ドーム

 昨年に続き、2年目の札幌ドームで行われた、6時間リレーマラソン。10人以内で1チームを作り、1周2kmのコースをタスキをつないで、6時間を走り周回数の多さを競うという競技です。いうなれば、駅伝方式を6時間かけてやりましょうというものですね。

 昨年1チームで参加しましたが、今年は2チーム編成。順位を狙う、うさぎさんチームと、それなりに楽しみましょうという亀さんチーム。結果は33位と360位(581チーム中)。昨年と比べると、やはり全チームかなりのレベルアップになっています。

 メンバーはというと、仕事関連から始まって、さまざまなメンバーから構成され、中にはお医者さんや看護師なども。年齢も高校生から58歳までと、さまざま。私も当日初めてお会いする人が約半分。でも、不思議とすぐに仲良くなっちゃうんですね。

 まさに大人の運動会。6時間は長いと思っていても、結構時間が過ぎるのは早く感じます。最初の3時間は全体的にペースは速いものの、後半になると、上り坂では歩く姿も目立ってきます。そんな中、やはり私のようなおじさんはいるんですね。私は6周しましたが、ほとんどタイムは一緒でした。ほとんどの人は4周目ともなると、タイムがかなり落ちてしまいます。

 私のチームの中には、このように大会に出ることの楽しみを知ってしまったという感じの子がいました。走り終わって戻ってくるときのあの笑顔。いいですねぇ~。

 終わった後は、温泉に入ってから宴会です。とても初めて会うという感じのしない仲間意識が生まれるのも、ひとつの目標をもって一緒に走ったからなのでしょう。2年前には考えられなかったことです。

 マラソンブームという言葉はあまり好きではありませんが、簡単に走ることだけで、こんな楽しみが生まれる。さらには健康のことを考えるというようになれば、それはそれで素晴らしいことです。何より、走り終わった後のみんなの笑顔がほんとに素敵なんです。

第7回札幌・豊平川市民マラソンの報告

 比較的順調に来ていた今年のマラソンレース。北海道マラソンを控え、暑さ対策として毎年参加している、豊平川市民マラソン。6月の千歳マラソンで3時間10分の自己ベストを出したので、この大会では3時間15分で走る事が出来れば、あわよくば入賞か?

 50歳代の昨年の記録を見て、そんな皮算用をしたものですが、人生そんなに甘くないよ。と今回も教えられました。結果は3時間28分、15位という結果。入賞は6位以内なので、到底及ばない結果となりました。

 フラットな河川敷の右岸、左岸の往復で、精神的に鍛えられるコースです。気温も27度まで上昇し、レース後の更衣室で他のランナーと言葉を交わすときの第一声は、「暑かったですねぇ~」。

 後半の折り返しで、すれ違うナンバーを見ると、自分が何位で、前とどれくらいの距離があるのかを確認できます。体との相談をして、その後どのようなペース配分にするかを考えるのですが、後半ペースを上げても追いつかないと思う位置にすでに、入賞枠の6人。ここで、心の弱さが出てしまいました。

 いつも入賞常連者の顔ぶれだもの、これは無理でしょう。でも、もしかしたら、その中から棄権者が出るかもしれない。失速するかもしれない。まだ17Kも残っているのに、何を勝手に決めているのかと自問自答。その後、よしやるぞ!というアドレナリンは出ないまま、ひたすら距離をこなすという、辛い展開になってしまいました。

 久しぶりに歩きたいという欲望が頭の中を廻ったときもありましたが、北海道マラソンを前に、何を考えているのかと思考も混乱。しかし、50過ぎのおじさんたち、強い。

 出場者も今年は1,000人を超え、会場のトイレの数も8個設置されていました。マイコップ、マイスポンジでエコな大会をというコメントがありましたが、立ち止まらないランナーにとっては、マイスポンジを持っていても、どのように使うのか不明でした。また、たまたまでしょうが、給水のコップには、ほんの少ししか水が入ってないのを取ってしまったり、スポーツドリンクと水の容器が同じで、取り間違ったりしました。

 ゴールでは、毎年ゴールテープを全員が切る事が出来るようにしてくれています。最後の直線では、申し込みの時に書いたコメントを名前と一緒に読み上げてくれる演出は嬉しいです。

 写真をご覧ください。通常のマラソン大会では、何とかランナーズクラブとかというのぼりがたくさん立っているのですが、この大会はとても少なく、個人で参加されている人が多いのです。ランニングクラブに入っていないランナーにとっては、この大会は長距離走の練習にはもってこい。でも、走らない人に参加料5,000円というと、お決まりの言葉をもらいます。「何を好んで苦しい思いをして5,000円も払うの?」。