カテゴリー別アーカイブ: マラソンのこと

マラソン大会の開会式について

 マラソン大会にいつも出てられる方、開会式というものにちゃんと出た事はありますか?開催する側にとっては、開会式は一つのけじめとなる儀式。でも、だらだらの演説は勘弁してほしいものですね。

 せっかくですから、余裕のある方は参加いたしましょう。集まるならば、おしゃべりせずに聞きましょう。主催者側は、リズムよく進行させてください。また、開会式中に我知らずと近くでアップをしているのも、どうかなと感じます。まぁ、とりあえず、開会式中は立って近くで聞かなくとも、静かにしていましょう。

 子供の時の運動会で、校長先生や偉い人がなんだかわからない事をずっとしゃべっていた時、意味は分からなかったけど、じっと聞いていましたでしょ。そのお話が終わった時、よっしゃ~やるぞ゛~、と言う気持ちになりましたね。そんな緊張感、モチベーション高揚に開会式を利用するというのも、一つの手段だと思います。

 と言う私は?・・・あまりの人の多さに酔いそうになるので、人を避けて遠巻きにスピーカーの方に耳を傾けています。よっしゃ~・・とまでは行きませんが、最近はスタート前のワクワク感を楽しんでいます。

第25回伊達ハーフマラソンの報告

  北海道のマラソンシーズン開幕となる、その名の通り、春一番伊達ハーフマラソンに4月15日に出場してきました。毎年参加者が増え、とうとうハーフの申込者が4,000人を超えたようです。すごいですね。

 春をイメージする桜は咲いていません。山にはまだたっぷりの雪が残っています。でも、昨年よりは寒くなかったです。昨年は、風が強くて体感温度が低かったのですが、今年は気温もほどほどで走りやすかったです。

 毎年、私はこの大会で1時間30分を切ることができません。今年もやはり同じでして、1時間31分34秒でした。言い訳ですが、持病とも言える、両足のすね痛が中間地点程まで長引き、自分の足のように感じられなくなってしまいました。不思議と、後半はその痛みが消えるのです。

 前半に比べ、痛みもなくなり足が前に振れ、20秒/kもスピードアップして、調子に乗りました。走りながら、よし、今年は30分を切れるなと調子に乗ったのは、実は足ではなく“おつむ”。ゴール後の記録を見て、やっぱり切れていない、予定通りの数字となりました。

 不思議ですよね。この7年間の記録は31分~34分内にほぼ統一されているのですから、言葉を変えればなんと安定した走りなのでしょう。でも、これって進歩ないってことですよね。まぁ、年取っているのに、数字が変化ないというなら、いいんじゃない?と前向きにとらえることといたしましょ。

 会場では明らかに最近マラソンにはまった、という方もたくさん見受けられました。女性のファッションもいろいろと目を楽しませてくれます。次は洞爺湖?千歳?なんてあちこちで聞こえます。変わったなぁ~とつくづく感じます。

 私のカテゴリーも今年から50歳代と変わりました。ふふふ、どこかで表彰台のチャンスです・・・と調子こいた中年ランナーでした。今年もみなさん、お手柔らかに。

いよいよ北海道のマラソンシーズンが始まります

 第25回、春一番伊達ハーフマラソンが今日行われます。北海道のマラソンランナーにとって、この大会はマラソンシーズンの幕開けとなる大会です。一昔前は、北海道マラソンにエントリーするための記録づくりにこの大会に賭ける人もたくさんいましたね。今年は、持ちタイムは関係ないので、北海道マラソンに出場される方は申し込みは終わりましたか?

 私はこの大会の記録は冬眠明けの状態なので、1時間30分を切ることができず、「あ~ぁ、これじゃダメだわ。しっかり練習しなくっちゃ」と反省する大会という位置づけになっています。周りの人たちは、速いんですよ。きっと、冬の間もこつこつと室内などで練習していたのでしょうね。

 一年中走っていても楽しくないじゃない。魚と一緒で、旬を感じて生きなくっちゃ。とかなり意地張った言い方になってしまいました。あくまでも8月の北海道マラソンが目的ですので、この寒い時期に無理して走ることないさ。と思うことにしています。

 伊達ハーフのコースを走ったとこがある方はおわかりでしょうが、晴れていれば昭和新山がきれいに見えますね。山はまだ一部に白さが残り、畑からは何やら怪しい匂い。都会の方にとっては息苦しくなる肥やしの匂いが14km付近で強くなります。山からの吹き下ろしの風も強いですね。私のような田舎のランナーは、そんなコースでいつも走っているので、条件は厳しくてもどんと来いです。でも速く走れません。

 まぁ、今年もこれから始まる。たくさんの人たちと競うことができると思っただけで、ちょっとウキウキしてきます。走ることができることを楽しみたいと思います。大会の結果報告は来週です。写真は2010年の風景です。

ランニング中の音楽

 ランニングしながらイヤホンで音楽を聴く姿は今では一般的になりましたね。特にトレッドミルの上を走っている時は、景色も変わらず、ディスプレイの数字だけを追うようになってしまうので、音楽を聴くのは、気持ちの上でいいと思います。

 使うときの注意点として、ロードを走るときは、車やほかの音が聞きにくくなることです。公道では自己の世界に入り込んではいけません。ボリュームは大きくしないで、外の音も聞こえるように気をつけたいものです。

 マラソン大会本番での使用はやめたほうがいいと思います。せっかく応援してくれる人がいるのに、イヤホンをしていると応援を拒絶しているように感じます。もっとも、それこそ個人の勝手だと言われてしまえばそれまでですが、大会の一番の喜びは、応援を受けながら走ることができることだと私は思います。

 アップテンポの曲を集めて、意識を高揚させる人、ペースは全く関係のない曲を聴く人。エクサミュージックなどのランニング用のリズムにした曲を利用する人。どんな方法であれ、音楽によってモチベーションを維持できるのはいいですね。

 写真は私が使っているものです。以前は耳の穴に入れるものでしたが、すぐ落ちてしまっていました。この耳にかける方式はそんなストレスが無くなりました。どんな音楽を聴くかですか?私は70年代、80年代の洋楽オタクでした。でも今はあまりこだわりません。

3月28日付(2012年)の道新に北海道マラソン特集

 こんなに早くに北海道マラソンの特集記事を載せるなんて、今まではなかったのに、ずいぶんと気合が入っているなぁ~と感じながら読みました。

 ロゴマークが新しくなったこと。定員が昨年の9,200人から11,000人になったこと。スタートが9時に早まったことによって、今までの代表選考レースから市民マラソンへ衣替えをする記念すべき大会だと書かれてあります。

 北海道マラソン参加者の4割は道外からとのことで、スポーツ観光と位置付ければ、その経済効果はかなりのものになりますね。そういえば、3年ほど前の大会で、岩内出身で埼玉在住の友人がランニングの友人を連れて北海道マラソンに参加しました。前日、いっしょに食事をして、お土産もたんまりと買っていましたものね。2泊と飛行機代、お土産代などかなりのお金が落ちたわけですから、たしかに経済効果はすごい。

 でも、制限4時間の時代を知っている人にとっては、大会が肥大化することに抵抗もあることでしょう。私はもちろんその気持ちもありますし、多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちもあります。それよりも、申し込みから漏れてしまうことのほうが不安です。

 どんな大会になったとしても、私は走らせてもらっている立場ですから、わがままは言いません。でも、願いがあります。北海道マラソンは、日本で一番素晴らしい大会だと言われたいのです。それは、コース、景色、応援、ボランティア、運営、などすべてにおいて「日本のマラソン大会の理想」と言われるように。なにより、ランナーのマナーが一番だと言われたいです。ねぇ、みなさん、そんな大会になるよう、努力しませんか?

北海道のマラソンシーズン

 本州、特に太平洋側にお住まいの方たちにとって、マラソンのシーズンというのは秋から春にかけてですよね。テレビでマラソン大会が頻繁に流れるのも1月~3月ですし、東京マラソンなどの大都市のマラソンもその時期ですね。

 でも、北海道はまったく逆がシーズンになっています。雪がなくなった4月から始まって、10月がいいところでしょうか。11月にも大会がありますが、雪が降る事もあります。

 このマラソンブームでは、本州ランナーにとって大会が少ない春から夏にかけて、北海道までわざわざ飛んできて走られる方も多くなってきましたね。そういう意味では北海道にとってマラソン大会を魅力あるものにすることによって、経済効果はかなり期待大といったところでしょう。

 昨年の6月に行われた千歳JAL国際マラソンで、ゴール後に近くにいた男性に話しかけると、「震災で大会がほとんど中止になったので、思い切って来たんです。走ったら、とても気持ちが良かった、来てよかった」と微笑んでおられました。

 こんなちっちゃな国で、スポーツシーズンが逆の地域があると言うのも、珍しいでしょうね。せっかくだからその地域の違いを上手に利用して楽しむというのもありですね。

 でも、お願い。北海道マラソンだけは、地元北海道のランナーをまず優先してエントリーさせて。何年か後に、申込に間に合わなくて出場できなかったなんてことになったら、私の夢が・・・そんな~

 ◆写真は2010年5月の洞爺湖マラソンです。桜が咲いています。ランナーの足はまだ日焼けがほとんどなく、白いですね。

トレッドミルでの練習

 トレッドミルっていう言葉を初めて聞いた時、コーヒーを入れる機械かねと思いました。なんて事はない、室内用のランニングマシンです。最近では、自宅にこの大きな機械を入れてランニングの練習をしている人もいるらしいです。

 スポーツジムに通っている人は、操作方法もおわかりでしょうし、いろいろな使い方をして持久力を上げるために役立てている人も多いと思います。雪国の人たちにとっては、外を走れないときの有効な手段でもありますね。

 ただ、いつも思うのですが、あの風景はまさにネズミが輪をぐるぐる回っている姿そのもののようで、滑稽だなと。もちろん私も使いますので、私もそのネズミのようなものでしょう。

 私の知り合いに、ロードのランニングをまったくしないで、トレッドミルだけの練習をしている人もいましたが、ある程度のところまでで、強くなりませんでしたね。 

 心拍数が計測できるのがいいですね。1kmのインターバル走を7本とか、10kmの距離を後半スピードを上げていくビルドアップなんかを、心拍数と相談しながら走ることができるのがいいです。

 ランニングの練習の補助として雪のシーズンや雨の日だとか、女性なら外を夜に走りたくないなどの理由で使うのはいいですが、やっぱり外で風を切り、変化する風景を見ながら走るのがいいと思いますが、皆様はいかが?

 そもそもマラソンにはまった人って “M” ですものね。ベルトの上だろうが、水の上だろうが、走りそうですもんね。

どんどん申込が早くなるマラソン大会

 ここ数年のマラソンブームによって、マラソン大会もより身近になって、参加する人が急増していますね。北海道はまだだろうと思っていましたが、例外ではないようです。

 大きな大会は、参加申し込みが年々早まっていて、締め切りも早くなってしまったので、気がついたら申込出来なかった、なんて人がいたなんて良く聞きます。

 北海道マラソンが4時間制限だった頃は、5月の連休明けから申込が始まっていたのですが、去年は連休前に申し込まなければならなくなっていましたね。年間のスケジュールをしっかり立てて、申込を忘れることのないようにしましょう。

 北海道マラソンの申込は4月9日の午前9時から。でも、この時間って仕事の最中ですよね。仕事中に趣味のマラソンの申込に会社の時間とパソコンなどを使うというのは、どうかなと思います。せめてお昼休みにしましょうよ。

ぼちぼちとランニング再開

 冬の間、日曜日のランニングの話題もお休みをしていましたが、また始めさせていただきます。再開の話題はなんと言っても、北海道マラソンの変化について。

 スタートは中島公園横から大通り公園に。スタートとゴールがいっしょの大通ですね。荷物の受け渡しが同じ場所になると言うことでしょうか。真駒内スタートの時からスタートゴールが違った場所だったので、ちょっと戸惑いますが、札幌を象徴する大通公園を拠点にすることによって、応援する側も楽しむ事が出来ると思います。

 参加人数が1万1千人に。とうとう1万人を超えましたが、制限時間は5時間のままなので、最終ブロックからスタートする人たちは、どんな状態になるのでしょうね。最終関門には、5時間のドラマがたくさん生まれることでしょう。

 そして、一番大きな変更である、スタート時刻が9時ちょうど。昨年まではテレビ放送の都合でしょう、12時10分スタートでしたね。午前になるために、暑さの面ではかなり楽になると思います。

 ただ、朝食をどうするか迷っています。昨年までは中島公園の近くのホテルを使っていましたが、今年は大通りから近いホテルにしました。スタートの4時間前に食事を済ませるほうがいいと言われているので、5時から朝食をとらせてくれるところがあったらいいですね。

 最後に参加料金が10,000円の大台に。「交通遺児・東日本大震災チャリティー分を含みます」と書かれてありますので、どれだけの金額がチャリティー分なのかわかりませんが、役に立ってくれる事を願います。

 私の周りでも、「フルマラソンなんて無理」と公言していた人が、昨年北海道マラソンに参加して完走できた人がいます。走り終えてすぐは、フルはもうイヤ!と言っていたのに、一週間もすると来年の「北海道マラソンは○○分を切る」なんと言っているのです。

 4時間制限を懐かしむ声もあるでしょうが、変化していくことに対応していきましょう。宿泊施設の変更と食事をどのようにするか。申し込み開始以前から考えることがあります。まだロードを走ってもいないのにね。

 さぁ、冬眠から目を覚まして、ぼちぼちと始めるとしますか。

夢は60歳の北海道マラソンで3時間切り

 新春、皆さんはどんな初夢をご覧になりましたか?

 さて、今日は寝て見る夢のお話ではなく、現実の私の夢についてお書きします。商売の夢はたくさんありますが、今回は個人的な事の夢です。

 市民ランナーにとって、サブスリー(フルマラソン3時間切り)は夢のタイムです。私もその多くの市民ランナーの一人で、ゆくゆくは3時間を切りたいと願っています。

 それも条件つきです。私が60歳になった時の北海道マラソンで初めてサブスリーを取るというものです。今現在の持ちタイムは3時間13分。じわじわと毎年更新していますが、今年50歳。あと10年かかっての達成です。それまではどんな大会でも3時間を切らなくていいのです。

 人間の走る体のピークが何歳なのかは、その人によって違うと聞いた事があります。でも、一般的に考えると、50歳を超えれば当然肉体的に下降していくもの。それをまだ先の10年後にピークを持ってくるなんて、普通の人が聞けば、笑っちゃうでしょう。私も言いながら笑います。でも、それが夢なのです。

 一流選手は、若い時にピークを迎えることでしょう。でも、市民ランナーにしかできないそんな馬鹿げた記録。私にとってはオリンピックの金メダルに値すると思います。

 北海道マラソンと決めたのは、毎年私がその大会を、メインレースとしているためです。ランニングの練習、他の大会への参加はすべて北海道マラソンでベストを尽くすための逆算の行動だからです。

 そんな夢を実現するためには、いろんな困難が予想されます。実現するために、一歩一歩あせらず進んでいきます。