カテゴリー別アーカイブ: 会社のこと

『フーズバラエティーすぎはら』さんで、テストマーケティング中です

 札幌の宮の森という高級住宅街の中に、ぽつんと小さなスーパーがあります。なんでこんなところにお店が?と初めて行くとびっくりするのです。そのお店の名前は『フーズバラエティーすぎはら』さん。テレビでも取り上げられたことがある、知る人ぞ知るお店です。

 このお店で、11月末日まで、弊社のにしんのおかげ、鰊切込隊長(国産原料)、にしん伝心、めんこちゃんミニ、が試験販売されています。いわゆるテストマーケティングです。

 11月10日(土)に、妻が一日お店の一角で試食販売をさせていただきました。当日の夜、妻は今までの試食販売で一番売れたと言って、上機嫌で帰ってきました。なぜでしょう?「美味しいものだったら、買う」というお客様が多いからのようです。

 店舗は普通のスーパーに並んでいるような有名メーカーの商品は、ほんの少しだけ。よく見ると、とてもユニークな商品ばかり。それいて、気取ったお値段というわけではありません。いつもニコニコの杉原店長さんをはじめ、スタッフのみなさんも感じのいい方ばかり。札幌のみなさん、ぜひ11月末までに一度足をお運びください。

認定企業交流会に出席

 先週、札幌で認定企業の交流会に出席してきました。「認定企業」とは何ぞや?一言で表すなら、国のお墨付きをいただいた企業です。弊社は、「深層水を使った、さかな味噌の開発」ということで、2009年にこの認定企業になりました。

 国では、中小企業を支援するいろいろな制度がつくられました。新連携、地域資源活用、農商工連携、といったものが代表で、これらの認定企業になると、補助金を受けることができたり、いろいろなメリットがあると “書いて” あります。

 ただし、認定企業になった=補助金をもらえるではなく、補助金を受ける権利ができただけで、もらうためには、山のような書類づくりが必要とされます。認定企業になったほとんどの方が、この書類づくりに泣かされ、やらなければよかったと言います。

 私にとって認定企業になって一番よかったことは、同じ認定企業同士で、いろいろと情報交換出来たり、刺激を受けたことです。一つの異業種交流の場でもあります。そんな認定企業の交流会。年齢は、私よりも上ばかりのそれなりの社長さんが多く、いろいろな経験談を聞かせていただき、勉強になりました。

 今日はちょっとお堅い話でしたね。ゆるキャラの後の日ですから、お許しを。

またまた道新に試食会の記事で載ってしまいました。

 平成24年11月6日の北海道新聞後志版で、またまた弊社の記事が載っています。「またかよ!」とほとんど呆れられながら読まれているのではないかと察します。

 先日、「酒楽ひらき」さんのお店に貫田シェフを招いて試食会をしたのですが、以前から道新T支局長には、「やる時は必ず呼んでください」と言われていました。最近1か月に1度の割合で新聞に載っているので、「もう写さないで、ひらきさんをメインに扱ってください」とお願いしたのですが、試食会の趣旨がにしんのおかげの試食ですから、弊社の名前が出ないわけにはいきません。

 記事の内容については、例によってちょっと違うんだけどな~と思うところも数か所。でも、そこはあえて物言いをつけません。無料で載せていただいているのですから。道新さん、ありがとうございます。

 試食会に出ていただいた皆さんがこの記事を読んで、おしゃべりがはずむ食事になるといいな~と思います。

省エネの話題で、また道新に掲載されました

 つい1か月ほど前にファストフィッシュの記事で、「にしんのおかげ」が道新後志版に取り上げられたばかりなのに、先日10月16日火曜日の新聞にまた弊社の事が掲載されました。

 今回の話題は、電力のデマンド監視装置というものをつけて、最大使用電力のピークを抑えることによって、電気代を節約するというもの。大きな会社では比較的進んでいるのですが、このような中小企業では、装置そのもので節電になるわけがないという、固定観念からあまり普及していないというのが現状です。 

 昨年の春から省エネ診断というものを受け、その診断をもとに、どのように対策をとればよいかを検討。機械設備屋さんと一緒に、乾燥機の改造をして、デマンド監視装置を設置。結果は、一年で約63万の節約となって、乾燥機の改造費用もすでに元を取りました。

 北海道新聞の岩内支局には、T支局長と若いN記者が二人在籍しています。先月の話題はN記者の記事。今回は支局長の記事。乾燥機の事を冷凍庫と書いてみたり、ちょっと間違いが多いぞと思いました。でも、ほとんどの人は、そんな事はどうでもよくて、「また一八の専務が道新に出てたぞ、よっぽど書くことねえんだな(ないんだな)」と話題にするだけです。

第56回を迎えた岩内海産商協同組合の総会

 岩内海産商協同組合という組織に弊社は所属しています。いわゆる水産加工品の製造販売などをしている会社の組合です。先日、その組合の総会がありました。北海道ではかなり古いとされる56回目です。

 20年ほど前にはこの組合に所属していた会社は50数件あったのですが、残念ながら今は20企業だけになってしまいました。その上、従業員を雇用して加工業を営んでいるのは10数企業だけです。

 昔は、前浜で魚がたくさん獲れ、それを原料にいろんな商売が成り立っていました。漁師さんが潤えば、町の飲み屋や商店は繁盛しました。大漁で魚価が下がれば加工原料として加工屋さんが商売になりました。

 それでも今残っている加工屋さんたちは、いろんな努力をして生き残っている人たちです。依然として厳しい環境は続きますが、業界がまた盛り上がれるよう、努力を一歩一歩ですね。

青少年健全育成功労者表彰式の写真

 またまたこんな写真が出てきました。先代紀伊右エ門が、昭和46年北海道社会貢献賞のをいただいた授賞式の写真です。

 色褪せてきておりまして、保管方法をちゃんといておかなくてはと思いますが、このブログで残すことも一つの保管方法だと思い、書かせていただきます。

 八興会館を自費で建設し、青少年のために剣道柔道を学ぶ場所を作って、さらに運営も自費で行ったことに対し、設立10年を経過してその業績をたたえられたものだと推測します。時に北海道知事は堂垣内尚弘さんです。

 八興会館の話題については、シリーズで掲載しておりますので、興味のある方は、バックナンバーをご覧ください。(その1その2その3その4その5その6その7その8)

 この写真を見てうれしく思ったのは、先代の妻である紀ナミも一緒に写っていることです。偉業を成す人の影には必ず、それを支える人がいます。紀ナミは見えない部分でたくさんの気遣いと一生懸命に働いた人でした。夫婦で授賞式に呼ばれたことを知り、孫である私は一番喜んでいます。     ねぇ、ばぁちゃん。

岩内のボーリング場

 50年生きていると、その間にいろいろなブームと呼ばれるものに出会っています。今のランニングもブームと言ったほうがいいのでしょうか。ブームとは、そのうちピークを迎え、落ち目になるというイメージがあります。

 皆さんはどんなブームを覚えていますか?マジソンパック、スマイルバッヂ、ウインカー付の自転車なんて書いたら、何それ?と言われるかもしれません。仮面ライダーカードもありました。映画「ハスラー2」でビリヤード、「私をスキーに連れてって」でスキーも流行りましたね。

 ボーリングはどうでしょう?中山律子さんがテレビで脚光を浴び、ボーリングのドラマもあったほどです。40年代の中頃がそのブームと言えたでしょうか?

 岩内にボーリング場ができたのは、昭和46年11月。当時は「岩内ボウル」と呼ばれていました。オープン当初の休日は数時間待ちという状態でした。スゴイですね。この岩内で、あれだけの娯楽施設というのは確かにすごい事でした。まもなくレーンが増えましたが、皆さんの記憶にあるように、数年後にはブームも去って行きました。

 でも、今はレーンを縮小しましたが、「ファミリーボウル岩内」という名前で、ちゃんとボーリング場として存在しています。ブーム時に比べたらはるかに客の入りは少ないですが、固定客もいますし、団体で宴会前にボーリングを楽しんでからという姿も見かけます。

 昔、岩内人だった皆さん、思い出しました? 

ザッパ缶のふた

 私たち水産加工業者が扱うニシンからは、生の廃棄物というものはありません。すべてが何かしらに利用されています。内臓やひれなどの部分は、写真にある専用の容器に入れ、ミール工場へ運ばれて、肥料になります。

 この缶に入っているものをカラスは狙っているのですが、私たちもカラスには出すものかと、ビニールでふたを作りました。今回届いたものは、ずいぶん改良されていて、使う時だけ前面をめくり上げればいいようになっています。

 地元の村本テントさんで作ってもらいました。どんな形でも作ってくれますので、興味のある方はご相談してみるといいですよ。色は色々ありますが、カラスの嫌がる色ということで、この色になっています。

 ところで、この缶の名前ですが、私たちは「ザッパ缶」と言ってます。“大雑把”から来ているのでしょうか?“雑な端切れ”なのでしょうか?使えないものというイメージが強く、ザッパ、ザッパと当たり前のように言っていますが、世の中には、ザッパさんという立派な名前の方もいらっしゃいますよね。

岩内でお昼に焼き魚定食なら、

 岩内町はお魚の町。そんなことわかっているさ、でも魚をおいしく食べられるお店ってどこ?なんて当たり前のような質問に、少し戸惑ってしまう事があります。

 お寿司屋さんは、確かにおいしいのですが、旅行者の立場としてみれば、かしこまってお寿司屋に入らなくてもいいから、地元のお魚をお安くおいしく食べたいと思いますよね。

 そんな時には、「北緯43度」というお店をお勧めします。ここは、道の駅から東に徒歩30秒。お店はお土産屋さんでして、弊社の商品もたくさん取り扱っていただいています。そのお店の一角で食事ができます。

 シンプルに、ニシン、ホッケ、サケ、ソウハチなどの焼き魚と漬け合わせ、ご飯とお味噌汁。ご飯はお代わりOKです。このご飯はお隣の共和のお米を使っているとのことですが、これがおいしいんです。メインの焼き魚は、火の通りがちょうどよく、家ではこんなに上手に焼く事が出来ないなといつも感心します。

 800円程度のお値段が中心。席数が少ないことと、お昼の時間に集中するので、ちょっと待つことになるかもしれませんが、せっかく岩内に来たのに、魚が食べたいなと思ったら、北緯43度で昼食をぜひ。分かっているとは思いますが、食事の後は、お店で一八の商品をお求めくださいね。

小樽駅中「タルシェ」オープン

 4月25日、今までずっと続いていた小樽駅の改装が終わり、とても明るくなりました。そこに入る店舗も完全リニューアルしました。

 5店舗が新しく入りましたが、その中の1つ、「小樽駅なかマート タルシェ」というお店に、弊社の“にしんのおかげ”、“にしん伝心”、“みりん干”の3つの商品が並んでいます。

 25日にたまたま札幌に出張だったため、その帰りに立ち寄りましたら、たくさんの人が入っていました。どのお店も明るく、きれいです。昔の薄暗くちよっと臭い感じは払しょくされました。これなら、観光客も喜んで利用してくれるでしょう。

 岩内から札幌に出るときに、小樽でバスからJRに乗り換える皆様、ぜひタルシェをのぞいてみてください。そこで一八の商品をお求めになって、札幌のお友達に渡すなんてことも、今後できますね。