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たつかまがケンミンSHOWで紹介されました

 近年岩内の名産に成り上がった「たつかま(たちかま)」。それがまたテレビ番組「ケンミンSHOW」で紹介されました。2014年1月23日(木)に放送されました。

 スケトウダラの白子は普通「タチ」と言いますが、岩内では「タツ」という言い方のほうが一般的。鮮度のいいタツを使って、ぶよぶよの不思議な食感を出しているのが、近年マスコミに多く取り上げられ有名になりました。

 昔は釣たらこの原料であるメスの卵は重宝されるも、オスのタツはとても安く売られていました。鮮度落ちが速いので、保存できるようにと考えられたのが蒲鉾にすること。材料はタツ、でん粉、塩のみ。漁師の奥さんや、加工場の女工さんが作ったのが始まりではないかと言われています。

 しかし、このようにマスコミで取り上げられ、注目されるのとは逆に、スケトウダラの漁獲がどんどん減って原料確保に苦心しているのも確かです。タツカマがこんなに主役になるなんて、20年前でもだれも想像していませんでした。

 それにしてもケンミンSHOWでの岩内の登場回数はこれで3回目。1回目の運動会にそーめん。2回目の天ぷらラーメン。つくづく岩内という町の食文化は独特だという裏付けなのでしょう。

釣たらこ生産中です

 毎年漁獲が少なくなっている、はえ縄で獲るスケトウダラ漁。その漁法で獲られたスケトウダラから作るたらこは別名「釣たらこ」。何度もこのブログで紹介していますが、再度なぜおいしいのか、なぜ高いのかをご説明いたします。

 一般にスーパーなどで売られているたらこは、網で獲ったスケトウダラで作ったものか、アメリカやロシアなどで漁獲され、原卵を冷凍したものから作られたものです。

 網の場合は、海中で悶え死ぬために、あまりおいしくない成分が魚体にめぐります。冷凍卵は解凍時にうまみ成分が流れ出てしまいます。反面、はえ縄漁は生きたまま一尾ずつ揚げられるために、鮮度抜群。さらに死後硬直の状態で卵を取り出します。

 ただし、そのはえ縄漁は、縄と呼ばれるたくさんの針のついた釣り糸に餌をつける作業など、とても手間のかかる作業を必要としますし、漁そのものも手間もかかり、厳冬期の寒さとの戦いもあります。

 説明は一度始まると、何十ページ分にもなるので、今日はここまで。弊社は、同じはえ縄でスケトウダラ漁をしている檜山地方から生助子(なますけこ)を購入し、釣たらこの生産をしています。残念ながら岩内のはえ縄漁の船は3隻しかなく、水揚げ量も少なくなってしまったためです。

 ということで、お正月のご馳走は終わってしまいましたが、やはり旬のおいしい「釣たらこ」をぜひ当社からご購入願います。

 

 

AirDo機内誌「rapora」に「にしんのおかげ」が

 航空各社では、機内誌というものを置いていますね。北海道から生まれた航空会社「AirDo」の機内誌の名前は、「rapora(ラポラ)」。2013年12月号に、弊社の「にしんのおかげ」の写真が載っています。

 と言っても、まだ私は実物を見ていないので、載っているはずですとしか言えません。中小機構北海道という組織が、広告を出していまして、その中に支援をしている会社の商品が並んでいます。そこに、「にしんのおかげ」があります。

 他社の商品も、私にとってはどれもいろんなイベントやセミナーなどでご一緒し、苦楽を共にしたお仲間です。どんどん成長している企業もあります。

 ところで、AirDoが最初に千歳~羽田間を飛んだのが、1998年。養鶏業の会社社長が作った会社で、現在比較的お安く東京に行けるようになったのも、AirDoのおかげと言えるのではないでしょうか。私は世の中を変えるような大きなことはできませんが、「一八のおかげで、食卓が明るくなった」と言ってもらえるよう、日々精進いたします。

年末年始の商品は一八を

 いよいよあと一カ月を切った2013年。お歳暮の手配はすでにお済でしょうか?一八の工場と事務所は毎日あわただしい状態が続いています。

 数の子はお客様にとっては年一度のお買いものになる場合が多いですね。私たちにとっては何万個のうちの一つでも、お客様にとっては、たった一つの数の子。ですから、皆とても気を使いながら作っています。

 弊社ホームページでもご紹介している塩数の子は、本州の市場では特に評価が高い商品です。そんな商品が特別価格でご提供中。ただし、この特別価格は12月10日までのお申込みとなっておりますので、お早目にお問合わせ願います。(送料は別途かかります)

 また、セット商品、岩内名産釣たらこなどの人気商品もありますので、合わせてご利用お願いいたします。着日のご指定が可能ですので、冷蔵庫がいっぱいで入らないというお客様も大丈夫ですよ。

イチオシ商品カタログ2013年度版に

 2年前の2011年、北海道経済産業局が発行した「イチオシ商品カタログ」というものに、弊社が掲載されました。その改訂版の2013年度版が発行されました。リニューアルされ、内容が差し替えになった商品もありますが、弊社の「にしんのおかげ」はそのまま掲載されています。

 国が中小企業をバックアップする施策として、「農商工連携」「地域資源活用」「新連携」などという呼び名で行われているものがあります。弊社はその中で「地域資源活用」で国の認定企業となりました。それが5年前です。

 認定期間には、補助金を受けたり、販路拡大のためのいろいろなイベントなどに参加したり。それらのイベントで知り合った企業が、この「イチオシ商品カタログ」に掲載されていて、親近感があります。

 認定期間が終了してしまいましたが、北海道経産局、中小機構のみなさん、ありがとうございます。この5年間でたくさん勉強させていただいたこと、経験させていただいたこと、人のつながりが出来たこと、すべてが今後の弊社の糧になると思います。お堅い表現で終わってしまいました。

にしんサンドは早々に完売

 平成25年8月3日・4日に行われた “いわない怒涛祭り”。 今年は岩内高校事務情報科が、身欠ニシンを使った、『ニシンサンド』を販売しました。

 一日200個限定、2日間で400個の目標でしたが、両日とも早々に完売となったようです。写真は、2日目にお昼前の写真です。たくさんの人が例をなしてニシンサンドを買い求めていました。

 ブースの中では、生徒さんと先生があわただしく動きまわる姿がありました。高校生が怒涛祭りで自分たちが開発した商品を販売する姿って、いいですよね。地元の特産品を若い時に理解して、それを利用して、何かをやってみる。自己アピールの場が、地元のお祭りであるというのは、とてもいい形だと思います。

 私も遠巻きに見ていましたが、校長先生も視察、激励に来られていました。こうしてひとつの『武器』ができたのですから、これからも積極的に町内外にアピールして、いろいろな経験をし、自信をつけてほしいと思います。

日刊スポーツに「にしんが八」

 スポーツ新聞の「日刊スポーツ」北海道版では、一週間に一度北海道の道の駅の紹介をしています。平成25年8月2日(金)の新聞、20面(最終面)では、いわない道の駅が紹介されています。

 岩内町の新しいお土産として開発された、「にしんが八」セット。弊社がその開発製造を担当し、2月に発売しました。少しずつ売上が伸びていますが、認知度がいまいち。当初は地方発送をしないという事でしたが、今は「いわない楽座」というところを通して地方発送も受けています。

 「にしんが八」セットは、ニシンを原料にして作られた8種類の商品が入っていて、ニシンの個性をそれぞれ楽しむ事が出来ます。商品名がちょっと駄洒落っぽくて、弊社らしいですね。でも、このネーミングは元役場職員のW氏が考案したものです。

 岩内町の新しいお土産として、育ってくれると嬉しいです。箱のデザインなどは、町の「まちづくり活動支援補助金」というものを活用させていただいております。それゆえ、お買い得なのよ、奥様、旦那様・・・・

平成25年食加研の研究成果発表会

 食品加工研究センター(通称:食加研)は、北海道の公的な研究機関です。その食加研の研究成果発表会が先日、札幌のホテルで行われました。

 弊社の「にしんのおかげ」は、この食加研の基礎技術を応用して生まれたものであることは、何度もこのブログで紹介されていますね。ブレーンとなる相談相手があってこそ生まれた商品であり、私一人では到底開発はできません。

 写真は、発表の合間の試食の様子です。小豆粉を使ったロールケーキ、雪室貯蔵の男爵イモを使ったクッキーなど、将来とても有名になるかも知れない商品を試食できました。テレビ局の取材も入って、若い女性アナウンサーが何度もロールケーキを食べていました。

 今年の発表は水産関係の内容が少なかったのですが、どこにどんなアイディアやヒントが転がっているかわかりません。何事も勉強。でもね、私は技術の内容よりも、研究員の方や参加されている“人”に興味があるんですよね。

 

北海道Likers のホームページで紹介されています

北海道の逸品やお店を、北海道大好きな方に情報発信しているホームページ『北海道Likers』に、弊社の「にしんのおかげ」が紹介されました。
 
いつものごとく、マスコミからの取材申込についての私の条件は、取材される方が実際に「にしんのおかげ」を食べてみて気にいってくれた事と無償だということ。

記者のCさんから最初、お話を詳しく聞かせてもらいました。「にしんのおかげ」を買って、札幌のとあるお寿司屋さんに持って行き感想を聞こうと思ったら、そのお店のご主人曰く「店でもう使っているよ」と。

そのお話を聞いて一発でOK。現金な私でございます。FACE BOOKでの集客からホームページへの誘導をしています。詳細は一度ご覧くださいませ。FACE BOOKはこちら

めんこちゃんの幟(のぼり)

 弊社の看板商品「めんこちゃん」。釣たらこを原料として、丁寧にひとはらずつほぐし、明太調味に漬け込みました。瓶詰めなので、使うときにはスプーンでひとすくい。

 開発したのは、10数年前。今あるいろいろな変なネーミングの走りの商品です。その後、じわじわと地元岩内町では口コミで販売量が増えて行きました。最初お客様は、「あの辛いピンにはいったやつ・・・・ちょうだい」なんて言っていたのに、今は「めんこちゃんください!」と言って買っていただいています。うれしいですね。

 今時期はちょっとしたお使いものや、堅苦しくないお返しに重宝されています。販売しているのは、弊社の事務所、岩内町とその周辺の数店舗だけです。札幌では唯一ハグマートでミニサイズが売られています。

 写真は、弊社事務所前にしかない「めんこちゃん」ののぼりです。この幟を見にぜひ岩内にいらしてくださいね。おっと・・・そしてめこちゃんをお買い求め願います。