カテゴリー別アーカイブ: 商品のこと

サンサンの湯で一八のみりん干し

岩内町の円山地区には複数の温泉施設があります。その中で、小さいながらも泉質が素晴らしい日帰り入浴の施設が「サンサンの湯」。この受付カウンターで、一八のみりん干しが売られています。

スケトウダラのみりん干しは岩内の古くからの特産品。昔は今時期、屋外に納屋を組み立て、たくさんのみりん干しが干されていたのが岩内町の風物詩でした。

サンサンの湯に置いてあるみりん干しは、曲がった部分をカットしたものなどのいわゆる訳あり商品です。一八の店頭とこのサンサンの湯限定での販売となります。

サンサンの湯はお湯の温度が普通の温泉に比べて高めです。温泉の温度の好みはそれぞれでしょうが、温まったからだに冷たいビールとみりん干し。最高の組み合わせです。

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道新日曜版ニシンの山椒漬け

津軽海峡を渡って函館北斗駅まで伸びる北海道新幹線の開通まであと1カ月と少し。マスコミはここぞとばかりに開通に関する特集を組んでいます。

北海道新聞の日曜版は「東北を味わう」と題して、東北各県のおいしいものを紹介しています。1月17日の日曜版には、会津地方のニシンの山椒漬けを紹介していました。会津でニシンが獲れるわけではなく、その原料となる身欠にしんは北海道産。

ほとんどの家庭が「鰊鉢」と呼ばれる専用の陶器を持っていて、山椒の葉と身欠鰊を交互に重ね、しょうゆと酒、酢を入れて1カ月ほど漬けると書かれてありました。家庭料理の代表格。文章の最後に「会津の食は乾物と発酵食品だ」と書かれていました。

新幹線で北海道に来てもらうという一方、開通したら北海道の人たちも本州への旅行に新幹線を使う需要が出てくるということで、東北を紹介するこのような記事が組まれていると思います。新幹線で東北へ行き、一八印の身欠にしんを探す旅なんていかがでしょ?

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バレンタインには「恋するめんこちゃん」

お正月休みを終えて、世の中は次のイベントである節分商戦に入っています。その後にはバレンタインが控えています。これらのイベントを上手に利用したのは物を売りたいという商人の発想が大きいですね。

弊社もそれに乗っかってということになってしまいますが、昨年初めて発売した、「恋するめんこちゃん」。弊社のヒット商品のめんこちゃんの姉妹版。ハート形のビンを使い、味は1割ほど辛みを抑えた作り。

バレンタインと言えばチョコレートですが、めんこちゃんの色合いがとてもハートにぴったり。少なくなった若者たちにもぜひ個性的なプレゼントとして使って愛や感謝を表現してほしいと願って作りました。

正直なところ、採算ベースに合う商品ではありませんが、そんな「心」の表現に使っていただけたら、嬉しく思います。

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まだ間に合うお正月の数の子

今年もあと一週間となりましたが、お正月を迎える準備は進んでいるでしょうか?年末のご挨拶回り、年賀状、大掃除、しめ縄の準備、カレンダーの取り換え、などなど、やらなければならないことが沢山ありますね。

お節料理はご家庭で作らずに、いろいろなお店で予約を入れて買われているご家庭も多くなっているようです。私たちが作る数の子も、個人向けの需要は落ちているものの、業務用の動きはそれなりにあります。

とはいえ、ご家庭で数の子をお召し上がりいただかなくては、私たちニシン、数の子屋も困ります。いろいろなレシピも弊社だけでなく、CPKA加工連などの各団体のホームページにも掲載されていますので、ご参考にして数の子をご家族で楽しんでお召し上がりください。

弊社店舗での販売も残り少なくなってきましたが、まだ在庫がありますのでご来店ください。27日日曜日も開店してお待ちしています。また、地方発送もまだ間に合いますので、お忘れの方はお急ぎお問い合わせください。

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クリスマスには恋するめんこちゃんを

2015年1月に新発売した「恋するめんこちゃん」。弊社のヒット商品の「めんこちゃん」をバレンタインのプレゼント用にアレンジした商品ですが、クリスマスプレゼントにもぜひお使いください。

ハート形のビンを使用。なんと裏にデザインシールを張っていて、ふたに一括表示が張ってあります。味は普通のめんこちゃんに比べると、少し辛みを抑えた作りになっています。

若い人たちがこの商品を使って愛の告白なんてしてくれたら、作った私としてはとてもうれしいなぁ~と思います。水産加工品もそんな遊び心があってもいいでしょ?

今現在販売しているのは、小樽駅中マートの「タルシェ」さん。岩内町では道の駅、北緯43度さん、そして弊社店舗。世の男性の皆さま、女性に物をプレゼントしてもいつかは捨てられます。でも、このめんこちゃんは、彼女が食べてくれるのです。いかが?

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クイッキング数の子版

大手スーパーに置かれるフリーペーパー「クイッキング」という冊子に、数の子特集が出ます。発行は水産加工の親組合である加工連。

お正月料理に合いそうなレシピが11種類掲載されていて、このブログでも何度も紹介している体にいい成分が入っているんだよ、という説明も書かれています。

クイッキングは、地方によってその掲載内容が違うようですね。食文化は地方によってかなりの差があって当然。数の子も地域によって大きさの好みも違いますし、味付け数の子にしても、白醤油、黒醤油などの好みも違いが出ます。

ためになるレシピが出ていますが、さすがにここですべてをご紹介することはできませんので、クイッキングのホームページで「かずのこ」のレシピをご参考下さい(こちら)。

お約束ですが、その数の子は一八からのご購入ですよ。この冊子、ご希望の方は一言ご注文時に付け加えていただければ、同封させていただきます。

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年末の贈り物には一八の商品を

12月になりました。街はまだ雪景色にはなっておらず、師走という雰囲気も少し遠くにあるような感じを受けますが、年末年始のお買いものには一八の商品をよろしくお願いいたします。

ホームページにご案内をさせていただいている商品の他にも、取扱している美味しいものがあります。興味があるお方は、取扱一覧のパンフレットをご請求願います。

先日、都会に出ている岩内高校時代の同級生に言われました。「紀君、岩内のおいしいものを作り続けて、岩内にそれを残していかなければだめだ」と。とても励みになる言葉です。

言うまでもございませんが、弊社商品はどれも自信を持ってお届けできるもの。かしこまったお歳暮には、たらこ、数の子やセットものなど。ちょっとしたお礼等にはめんこちゃん、鰊切込隊長などなど。贈った人、贈られた人がともに笑顔になれますよう、一八の従業員全員が頑張っています。

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数の子はプリン体が少ない食品です

先日、北海道水産物加工協同連合会(通称:加工連)という、私たちの親組合から数の子のポスターが届きました。それには「数の子はプリン体が極めて少ない食品です。」と書かれてありました。

一般的に、魚卵はプリン体が多いというイメージを持たれがちですが、その含有量は他の食品に比べると、実は凄く低い数値。業界としても、数の子をもっと食べてもらうための啓発を、という戦略の一つです。

ところで、プリン体って何?痛風の原因となる物質ということでよろしいでしょうか?私は昔、中年のおじさんにありがちなプリンプリンとしたポッコリお腹を想像していました。

どんな食品も適度な量と偏った食事をしないことがまずは大切。適度な運動とストレスを減らすことも大事だと思います。美味しいものはその商品に含まれる物質等を気にせず食べることができればいいですね。ということで、数の子のお求めは一八から。

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みなと新聞数の子特集

水産業界の専門誌、「みなと新聞」に数の子の特集記事が掲載されました。数の子は栄養機能性に富んでいるということから、体にいいので食べてね、ということです。

DHA、EPAが多いということは、このブログでも何度も書いていますが、他にもいいところがいっぱい。その中でも今回の新聞には、老化を促進し多くの病気を引き起こす要因となる活性酸素をカズノコ油に含まれるコエンザイムQ10は有効に機能する。ルテインはスマホやPC使用による目の疲れに効果がある等と書かれています。

コエンザイムQ10は、最近のマラソンブームでよく聞かれる言葉です。ランナーはサプリメントをとるよりも、カズノコを食べればいいのです。鮭に含まれるアスタキサンチンなども、ランナーにいいと言われています。なんだ、魚食の生活をすれば体にいいこといっぱいじゃない。その中でも特に、ニシン、数の子は優れているということです。

今まで私たち加工屋は、こういったアピールをあまりにしてこなかった過去があります。とにかく生きの下がらないうちに大量に処理することばかりに力を注いできました。これからは、消費者に分かりやすく説明しながら商品づくりをしなければいけないと思います。アピールできる要素はまだたっぷりありますが、まずは年末年始に向けて数の子をよろしくお願いいたします。

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「数の子の日」申請

水産業界の専門誌「みなと新聞」の10月29日号に、「かずのこの日」の制定に関する記事が掲載されていましたのでご紹介いたします。

我々数の子を製造している業界にとって、数の子の販売は年末に集中して、他ではあまり動きがないのが古くからの課題でした。そこで、数の子をお正月だけでなく、もっと普段から食べてもらおうということから、まずは「かずのこの日」を制定し、広く数の子の理解を広めようと考えました。

数の子は縁起もので、子孫繁栄という意味を持つ食べ物です。そこで議論の末5月5日の子供の日に決定。今後、イベントなどを通じて販売促進を行うようです。申請者は北海道水産加工協同組合連合会(通称:加工連)。

その記念日制定には、一般社団法人日本記念日協会というところに申請が必要のようですね。登録に10万円。1年間何も活動しなかったら登録の取り消しとなるようです。へぇ~、そんな世界があったんだ、と思わず感心してしまいました。もし5月にたくさん数の子が消費されると、うれしいなぁ~。

さて、これを読んでいる皆様はお正月前の今、一八の数の子をご購入いただき、さまざまなお料理の練習をしてみてはいかがでしょう?塩数の子も味付け数の子も販売しております。

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