カテゴリー別アーカイブ: 四季のこと

雪融けが進んでいます

 大雪だった今シーズンの雪。雪融けのスピードは、昨年に比べるとかなり遅いようですが、それでも確実に街中の雪は小さくなっています。

 雪に含まれるゴミや汚れが、だんだんと濃縮されて黒い部分が多くなっています。同時に、いろんなゴミも目立ってきます。

 ご近所さんを見ると早く雪をなくすために、スコップで固くなった雪をほぐして融けやすくするなど工夫をするお宅。何日かすればなくなるのだから、自然に任せよう、というお宅など。

 毎年思うのですが、あれだけの雪が降っても、やっぱり春はやってくるんですね~。もうすぐ入学式。新一年生が安全に歩けるように、歩道の雪は早く融かさなきゃ。

 

アカシア公園はまだまだ高い雪山

 3月半ばを過ぎ、春分の日を越しても、荒れた天気が続いた先週一週間でした。昨年は道路もほとんど雪がなくなって、ランニングができる状態でしたが、今は歩道にたっぷり雪が残っているので、まだランニングはできません。

 写真は弊社の近所にアカシア公園。ここは、除雪のラッセル車が付近の雪をどんどん飛ばして雪山にするために、標高5mほどの高さになっています。

 これでもピークの高さよりはかなり低くなりました。先週前半の雨で、街中のどの雪山も小さくなりました。ところが週後半からは気温も下がり、雪山はガチガチの氷の状態に。

 この氷の状態になると、表面をコーティングをした状態になって、融けにくくなります。さてさて、今週の気候はどうでしょう?新学期が始まるまでには、歩道の雪はすべてなくなってほしいものです。

掘株川の変化

 岩内から共和町発足(はったり)方面に行くと、掘株川(ほりかっぷがわ)という大きな川を渡ります。その川は真冬には氷が張るのですが、今年はその期間が長かったと思います。

 それだけ今年の冬は寒かったと言えるでしょう。写真は、3月3日のまだ氷が張っているときと、3月17日のものです。厳冬期はすべてが真っ白になっていました。

 3月はさすがに春の気配を感じさせる気候へと変化していますね。先週は数日間の雨が降りましたので、街中の雪もどんどん融けて雪山が小さくなっています。 

 毎週のように週末が荒れていた天気も、17日日曜日は久しぶりに穏やかな天気となりました。真冬の状態では春を想像するのは難しかったのですが、こうして雪の山が徐々に融けているのを見ると、季節の変化を感じます。でもねぇ~、私はシラカバアレルギーが始まるんですよ。

吹き溜まりは芸術?

 週末の3月9日と10日は、北海道各地で大荒れの天気となり、交通障害のニュースが流れていました。我が家はテレビも映らなくなってしまいました。

 日曜日の町内は、除雪車が入っておらず、細い道では吹き溜まりとなって、車も通れなくなるところがたくさん。街の中心地に行っても誰も歩いている人もいないし、車の数も少なかったです。

 今回は風が強かったので吹き溜まりがとても多く、風の通り道には、芸術とも言える雪の曲線がたくさんできていました。写真は工場裏にできた吹き溜まりです。写真が下手なのでよくわからないでしょうが、風の流れに沿ってできた流線型の吹き溜まりがあちこちに。

 砂丘のような大きな丘のようなところもあるし、風が巻くようなところでは、面白い図形が出現。天気がそこまでひどいと、この自然の摂理をそのまま受け入れるしかないですね。でもねぇ~、いいかげん除雪に疲れたワ。

今年のアカシア公園はもっとすごい

 曇り空の中、何の写真だい?と思ってしまいますね。このプログでも何度か出ている、岩内町大浜のアカシア公園の2月24日の状態です。さっぱりわかりませんがこれ全て除雪のロータリー車が飛ばした雪山です。

 真ん中に横に赤いものが見えますが、これはブランコの天井部分の鉄の部分です。例年ですと、この上部50cmくらいは残っているのですが、もう一度雪が降ったら間違いなく隠れてしまいます。

 今年の岩内は積雪は確かに多いのですが、めちゃくちゃ多いとは感じません。ただ、気温が低い状態のままなので、融けないのです。例年ですと、札幌雪まつりが終わったら、徐々に積雪量は減っていくものなのですが、今年は減らない。

 これだけの雪の下に遊具があると、いくら曲がり防止につっかえ棒を入れてあっても、たぶん曲がっているだろうな、と予想します。雪解けにまたこの報告をさせていただきますが、さてさて、春になってどんな雪害が出てくることでしょう。

子供はつららが大好き・・・

 「つらら」という言葉、雪国の人にとっては常識の言葉ですが、南国の方にとっては、なにそれ?だれの名前?ですよね。

 屋根に積もった雪が融けてしたたり落ちるとき、氷点下のためにそのしずくが氷となって軒先に氷柱となる現象のことを言います。私が子供のころ、このつららが大好きでした。

 今の子供たちはそんなつららを持って遊んでいる姿を見たことがありません。というのも、冬の軒下は非常に危ないですからね。さらに最近の建物はつららができにくい構造になっているためだと思います。

 写真は弊社工場の裏にあるつららです。建物の構造上、ここには毎年このような立派なつららが連なります。私の密かな遊び場でした。大きなつららを取っていろいろな「~ごっこ遊び」をしていました。今、そんなことをしたら「危ないからやめなさい!」と言われそうです。

 余談ですが、このつらら、大きくなる前に落とさないと、「すがもり」の原因となるので、対策はお早めに。

雪国の道路は防雪柵をご覧ください

 本州の方にとって、北海道に観光に来られて、道路が何か本州と違うなと感じることはありませんか?道幅が広いというのはよくわかりますが、特に冬の北海道の道路では、面白いものがいくつかあります。

 私が一番質問を受けるのは、道路の端にある上から ↓ の標識があること。これは、道路の端はここですよという案内です。猛吹雪になると、車で走っていて道路の端がどこにあるかわからなくなります。気が付いたら、雪の壁に突っ込んでいたなんて笑い話にならないこともあります。

 写真の左側には鉄の柵が立っています。これは、角度をつけることによって吹き溜まりにならないよう、風の力を利用して、雪を飛ばすためのものです。運転席の視線に風が通ると、ホワイトアウト状態になってしまいます。

 北海道の雪は軽くて地吹雪になりやすいことを利用した仕組みです。このほかにも防雪柵は、違った形態でわざと雪をためたり、風を通さないようにしたりと用途によって違いがあります。

 北海道の冬の観光をされるときは、こんなところにも目をやりながら、移動も楽しんでもらえるといいですね。もちろん最後は岩内町に来て、「にしんが八セット」を買っていただく・・・よろしくお願いいたします。

波打ち際のけあらし

 1月26日の朝、女工さんを迎えに車を走らせていると、珍しい現象を見ることができました。波打ち際のけあらしです。けあらしとは、気温と水温の違いから、水面に湯気が出ているように見えるものです。

 よく、川などでは見られるのですが、風が強いと湯気状のものが流れてしまうので、風が強い岩内では頻繁に見ることができるものではありません。 

 この日は波が高く、けあらしの湯気を波打ち際に集めているような情景でした。その様子は刻一刻と変化するので、時間があればずっと見ていたいと思わせるほど。

 写真では、上手に撮れなかったので、うまくお伝えできませんが、モノトーンの冬の日本海の風景も、時折こんな驚く表情を見せてくれるのが嬉しいです。カメラが趣味のみなさん、岩内のこんな風景を撮りにきませんか?寒さ、風には完全防備でね。

日が長くなってます

 12月の冬至から1カ月ちょっと。今までは、会社に来る時は真っ暗だったのに、今は少し東の空が明るくなってきているのが嬉しいです。

 女工さん達は、帰る時間には暗かったのが、今は薄暗くなっている時に帰る事ができます。もうすぐ日没前に帰宅できることでしょう。

 夜明け前にカラスが電線に並んでいます。鳥目なら見えないんじゃないのか?でも、雪に閉ざされ、ただでさえ餌不足なので、夜が明けて見えるようになったら、すぐさま行動開始の準備をしているのでしょうか。

 日が長くなりつつあるとはいえ、まだまだ冬の真っただ中。気持ちを緩めず、インフルエンザにかからないよう、毎日を一生懸命働きましょう。

子供たちよ、雪だるまを作ろう

 お正月から続いていた真冬日も、20日には気温が緩みました。少しでも気温がプラスになると、屋根の雪は一気に落ち、道路もシャーベット状態に。

 写真は、本州からの親戚を連れて某所へ言った時、たまたま見つけた雪だるまです。とってもセンスがいいので、撮らせてもらいました。

 真冬日の続くサラサラの雪では、雪だるまは作りにくく、少し水気が含まれると、粘着性が出て、雪だるまはとても作りやすくなります。こうした事って、雪と一緒になって遊んで自然と身につく雪国の知識です。

 最近は、子供たちが外で遊ぶ姿をあまり見かけなくなりました。雪だるまを作る子もみかけません。ちょっと残念ですが、雪国の子供として、雪だるまを作る知識と経験くらいは持っていてほしいなと思います。

 私の子供の頃? 体より大きいだるまを作ったはいいけど、頭の部分が乗せられず・・・