カテゴリー別アーカイブ: 四季のこと

稲刈りももうすぐですが・・・まだ暑い!

 記録的な残暑が続く今年のお盆明け。9月に入っても、まだ最高気温が30℃ほどになっていて、観測史上9月の気温では最高だというニュースが流れています。

 写真は、いつものランニングコースの途中にある風景です。田んぼの水抜きがされて、稲が穂を抱いています。この田んぼの変化を見ていると、季節の変化が早いと実感します。

 山に雪がまだ残っていた時は、まだ苗も植えられていなくて、茶色でしたね。それが緑色がどんどん濃くなって、今は黄色に変化しています。円山の展望台や岩内岳から岩内平野を見渡すと、その色の変化も楽しむ事ができます。

 この暑さは今週半ばで終わりということですので、暑さのラストスパートみたいなものですね。ラストスパートでゴールを駆け抜けた後は、おいしい食べ物がたくさん出てくる季節となります。

残暑厳しい日が続きます

 お盆を過ぎれば秋風が吹き、いよいよ季節が変わることを実感・・・・・と書きたいところですが、今週はずっと最高気温が30度前後です。

 おまけに、夜になっても涼しい風が吹かず寝苦しい夜が続いています。岩内の人は決まりきったように、「暑い、暑い」とご挨拶。

 写真は市場に行く途中の中央埠頭から岩内岳、雷電山方面を撮ったものです。30日は風が強かったです。港の中なので波は感じませんが、海沿いを車で走ると、防波堤の消波ブロックに当たったしぶきが飛んできます。

 浜はもうすぐ秋サケ漁の解禁。でも、この暑さでは水温も高いまま。サケが戻ってくるには、少しずれ込みそうな感じです。人間だってまだまだ冷たいビールを求めている状態ですからね。サケだってぬるい水は飲みたくないでしょ。

 

水銀灯がついた頃の話

 弊社の前にある、南北に延びる道路。ここにある街灯は水銀灯と呼ばれるものです。設置されたのは、私がまだ小学校低学年の頃。という事は、40年前頃。

 町ではまだ主要な道路しか舗装がされていませんでした。弊社の前の道路は比較的早くに舗装されたのですが、そこにかなり明るい水銀灯が設置されました。今でこそ、その明るさは際立ったものではないのですが、当時としては、周りが暗い分、明るく感じました。

 明るく感じたのは、何も私たち人間だけでなく、昆虫が一番敏感に反応し、蛾はもちろん、コオロギやオケラ、たまにはクワガタなども光の下に集まってきました。それを私たち子供が夜に採って遊んでいました。

 数本ある水銀灯の下を数人で、順番に虫を捕まえて、いなくなると次の水銀灯へと移動。端まで行って折り返すと、また昆虫が出てきているといった感じです。そんな遊びが出来たのも数年だけでした。どんどん街灯が増えるにつれて昆虫の出没は減ってしまいました。

 みなさんも、そんな子供の頃の経験、ありませんか?

今年最初の真夏日でした

 岩内町は、8月19日(日)の夜11時頃から土砂降りの雨となり、20日の午前中はそのまま雨でした。午後になって雨は上がったものの、湿度が高く、気温も30度近くになったために、非常に蒸暑く感じました。

 20日の夜は、ムシムシする暑さが続き、寝苦しかったですね。21日は、朝から日差しが強く、弊社の事務所にある温度計もとうとう今年初めて30℃を超えました。

 振り返れば、今年は30℃を超す真夏日がまだなかったのです。子供たちの学校の今週から始まり、夏休みが終わってからこの暑さというのは、ちょっと可哀想ですね。

 弊社の事務所はクーラーもなく、クラッシックな扇風機が動いています。工場はさすがに食品を扱うのですから、温度管理はしっかりしていて、涼しくなっています。北海道でもクーラーをつけている家が多くなってきましたが、どうせあと数日で秋風が吹くのです。暑いと言わず、自然のなすがままに我慢しましょ。

石橋商店のらいでんメロンの山

 弊社から100m南に歩いた場所にある、青果店の石橋商店。お盆休みが近くなると、一年で一番の稼ぎ時が訪れます。お店の前には、たくさんのメロンとスイカの箱の山。

 共和町の“らいでんメロン”、“らいでんスイカ”は、全国で高い評価を受けているブランドとなっています。農協さんの集出荷選果場では、センサーで糖度を測り、品質管理をしているために、その信用度は高いものがあります。

 らいでんという名前は、岩内の観光名所である雷電海岸から来ているのに、共和町のブランド名なんです。きっと畑から雷電海岸が見えた事からその名前がついたのでしょうね。

 おじさん一人で切り盛りしているので、電話には出られない時があります。やっぱりこのお店に行って買うのがいいですよ。「おまけ」ももらえますし。

ジャガイモの花

 岩内神社祭りが近くなると、いよいよ夏だなぁと感じますが、畑でも季節を感じさせるものがいくつかあります。

 岩内町の開発局の東側、正確に言えばここは共和町になるのですが、そこにはジャガイモの畑があります。薄紫色の花が今満開です。私はこの花を見ると、夏がやってきたと感じます。

 ついこないだまでは、モノトーンの世界だったのに、今はこうして緑や青がきれいに広がっています。気がつくとこの花もなくなり、いつしか収穫の時期となるわけですが、ほんとに日が過ぎるのは早いですね。

 花も短い時期に精いっぱい生きています。この花が咲く時期があるからこそ、おいしいジャガイモができるんですよね。人間に例えると・・・

夏至です

 台風が日本を通過して、各地で交通傷害などのニュースが流れていますが、北海道もすっきりしない天気が続いています。

 そんな中、今日は夏至です。もう折り返し地点?これから冬に向けてどんどん日が短くなるのかと思うと、少し憂鬱になりますが、まだ半年もあるのだと気持ちを切り替えましょう。

 調べてみると、岩内の日の出は3時58分頃。日の入りは19時20分頃です。東京では日の出が4時25分、日の入りが19時頃なので、20分くらいの差がありますね。誰ですか、北海道は白夜があるの?なんて質問をするのは。

 最近、年のせいか4時頃に一度目を覚ましてしまいます。きっと外が明るくなって、体が反応しているからなのでしょうか。企業単位のサマータイム導入ではなく、日本全国サマータイムになぜできないのか?エネルギー不足という今ならではできそうな気がするのですが、皆様はどのようにお考えでしょう?

 写真は、2年前の6月の岩内のとある風景です。場所わかります?

アグ・デ・パンケ農園から紫アスパラ

 紫アスパラってご存知ですか?最近、ちょくちょく見かけるようになりましたが、本日、蘭越町のアグ・デ・パンケ農園から、私の手元に届きました。朝獲れたてをすぐに送ってくれたようです。

 箱の中にはてんとう虫が潜んでいましたが、これを異物混入なんて言っちゃダメよ。私の感性では、オオッ!アスパラと一緒に生きている! とても新鮮な感じがしました。高橋さん、意識しててんとう虫を入れたのなら、かなりの戦略家。

 13年前に神戸から引っ越して雷電の裏側の熊が出る場所を開拓して、農薬を使わずに野菜を作っているご夫婦。ニシンの乾燥した骨や頭を弊社から購入して畑に入れたところ、たくさん、そしてとっても美味しいアスパラができたとの連絡です。

 ひょんなことで知り合って、こうして私もお役にたてて、良かったです。段ボールのふたを開けると、そこには「にしんのおかげです」と心にくい言葉が添えられてありました。嬉しいです。そして、ありがとうございました。

 皆さまも、ぜひ一度アグデパンケ農園の紫アスパラをお召し上がりください。

春の紅葉をご存知ですか?

 5月の連休も終わり、山の白い部分もどんどん小さくなっています。同時に、山の裾の方からは緑色がじわじわと増え始めています。

 写真は、岩内町の円山で撮ったものですが、単なる緑だけでなく、褐色になった葉もあります。また、エゾヤマザクラがポツリポツリと混じって咲いていたりします。こんな景色も新緑の美しさと同時に楽しむ事ができます。

 残念ながら、ニセコパノラマラインの開通はまだです。また、札幌とニセコを結ぶ中山峠も連休中の土砂崩れによって、通行止めがまだ続いています。でも考えてみてください。そんな時こそ人で混雑していないので、ゆっくり景色を独り占めできますよ。

 通常の道はほとんど通行ができますし、海を眺めながら来ていただいてもOKです。道の駅でしっかり情報を取りながら、岩内方面へのドライブ、お待ち申しあげております。

雪捨て場の冬と春

 岩内町地場産業サポートセンター裏にある雪捨て場にあった雪は、ようやく消えました。写真は左が5月6日。右は2月27日のものです。

 ほぼ同じ場所から撮影したものですが、車の大きさから判断して、雪山の高さを想像してみてください。毎年のことなのですが、この雪が春とともに少しずつ小さくなって今度は雑草が生え始めます。

 年によっては、この雪捨て場だけで済む場合もありますが、ここが満杯になって、違う場所へ捨てることになる事もあります。雪が多い年だから雪解けが遅いというわけでもありません。4月の暖かさや降雨量によっても融け方が違います。

 毎年繰り返されるこの風景。冬の厳しさがあるから、春の暖かさのありがたみが余計に感じられます。北海道は今、冬から春へと脱皮している最中です。この季節をぜひ楽しみましょう。