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シラカバアレルギーの季節です

 桜が散る頃に、私のアレルギー症状が出てきます。その名も「シラカバアレルギー」。このブログでも何度か書きましたが、北海道ではスギ花粉ではなく、シラカバアレルギーなのです。写真は4月の道新アレルギー特集の記事です。

 シラカバは、見た目には樹皮が白くて北国を代表する美しさを持っていますが、その花粉により北海道ではシラカバアレルギーでくしゃみ鼻水の症状が出る人が多くいます。美しさとは裏腹で憂鬱の元になってしまいます。

 今でこそ、花粉アレルギーという言葉は当たり前ですが、私が子供の頃は、「すぐに風邪をひく弱い子だ」というレッテルを張られていました。大きなくしゃみの連続、当時はティシュというものがなく、チリ紙と称する紙を四つ折りにしてポケットに入れていたものです。

 ここ数年は、アレルギー症状が軽く済んでいます。シーズンが入る前に早めに薬を使うなど、アレルギーとの付き合い方が分かってきた事もあげられます。後は、マラソンをするようになって、運動が免疫力を高めたのでしょうか。もうひとつ、「にしんのおかげ」などの発酵食品を作るようになり、食べているのがいいのかも、ですね。最後はセールストークになりました。お後がよろしいようで。

強風で舞い上がる砂ぼこり

 4月22日、日曜日。朝から強風で、道路標識や街路樹など、いろんなものが大揺れになっていました。そんな中、ランニングに出かけたら、西に進む時はいいものの、東に向かうときは体を前向きに斜めにしなければ進まないほどでした。

 第一中学校のグラウンド脇を下ってくると、サッカー部が練習していて、転がったボールが勢いよく流れて、ボールを追いかけても追いつかないちょっと滑稽な場面にも遭遇しました。

 写真は、運動公園の野球場の外になりますが、グラウンドの砂埃が強風で流れてきます。これを春一番と呼ぶのかなぁ~。私にとっては、これからシラカバアレルギーの季節になるのかと思うと、ちょっと憂鬱なのですが。

 雪が融けたら今度は砂埃。雑草が生えたら雑草刈りをしなければならないと・・・自然相手にわがままばかり言ってますね。楽しいことのほうがこれからはたくさんあるのにね。

田んぼの雪もあと少し

 今年は例年になく雪融けが遅く、まだ町内にもあちらこちらに雪が残っています。ただ、11日と13日早朝に雨が少し降り、それによってかなり雪融けが進みました。

 農家の皆さんも、雪が早く消えてもらって、作付の準備に取り掛かりたいところでしょう。写真は、共和町老古美地区から、岩内第一中学校越しに岩内岳を写したものです。

 雨の後の青空はいいですね。空気が澄んで、雪山の白さと青空のコントラストが絶妙な美しさを表現しています。ようやく、鉛色の空がなくなって、北海道らしいスカッとした空になりつつあります。

 裸だった街路樹に小さな芽が膨らんで緑色になるのが楽しみです。コートもクリーニング、タイヤ交換、ワイパーは夏用に、窓には網戸、冬用パジャマも、ももひきもしまいましょ。そして、心も明るく元気に。

 山菜が出て来たら、一八の身欠にしんと炊き合わせ。お忘れなく。季節の変わり目、年中行事ですね。

3月の積雪

 3月26日月曜日の朝、積雪で外は真っ白になっていました。雪解けが進んで、自転車で通勤していた女工さんも、この雪では自転車は使えず。

 3月中旬から、雪融けのスピードにストップがかかったような天気、気温が続いています。修了式で春休みを迎える子供たちの姿も、まだまだ冬仕様です。こんな調子で、入学式までに歩道の雪は消えるのだろうかと心配になります。

 子供の頃、11月の朝の寒い日、曇りガラスごしに白く見えると、「もしかして雪かな?」とワクワクしながら外を見て、真っ白な雪が夜中のうちに降り積もったのを見て喜んだ記憶があります。

 26日の朝はそんな気持ちとは逆で、「えっ、もしかして雪?いい加減よしてよ」とがっかりモード。子供の頃の季節の変わり目を楽しむ気持ちがあれば、人生もっと楽しくなるのにね。湿った雪だから、雪だるまでも作ればよかったと無理にでも思う事にしよう!

冬に逆戻り

 毎年の事ですが、雪解けが進んでいよいよ春だなと感じても、そのままあっさりと春にはならないのが、常ですね。

 写真は3月19日の朝と夕方、おなじみのご近所さんの風景。南に向けて撮ったものです。夕方は一転吹雪となって、100m先の建物が見えなくなってしまいました。気温も氷点下。風が強くて体感気温はかなり低くなりました。

 数日前までは、アスファルトが出ていて、雪融けの水が流れていました。除雪で積み上がった雪山も、一日一日と小さくなってきていましたが、今日は氷の塊と化してしまいました。

 でも、こうして三寒四温を繰り返しながら、着実に春に向かっているのですから、不思議ですね。岩内ならではのこの吹雪。凍った路面は危険です。ランニングどころではありません。

雪融けが進みます

 真冬では、除雪をしながら夏の暑さなんてまったく想像できないのに、こうして日中暖かい日差しがあって雪融けが進むと、季節が確実に変わっている事を感じます。

 写真は、会社のご近所の風景です。左は1月21日撮影。右は3月11日撮影したものです。人が住んでいない建物の前は、まだ雪山がありますが、人が住んでいるところは、人の手が加わるので、早く雪はなくなっていきます。

 雪融けを早めるために、固くなった雪を崩し、表面積を大きくします。プラスの気温とある程度の風があると、日に日に残雪が小さくなっていくのが実感できます。

 これから冬に向かうときには、なんとなくブルーになるものの、春に向かっていくときは、心が晴れやかになっていきます。でも、アレルギーの症状がそろそろ出てくるのかと思うと、ちょっとなぁ~

排雪ですっきり

 工場前の南北に延びる道路に、今年初めて排雪が入りました。終わった後は、この道路ってこんなに幅が広かったっけ?と思うほど、見違えてすっきりとしました。作業された皆さん、ありがとうございました。

 キャタピラの音や、ロータリーの音などで工場内に響き渡る音。もしかして・・と外に出て見ると、ショベルカー、ロータリー車、ダンプカー、除雪車と誘導作業員が数名。

 最初、道路の両側に固まって山になった雪を、ショベルカーがかき出します。ロータリー車が勢いよく雪をダンプカーに。最初と最後にクラクションを鳴らして、交代の合図。取り損ねた雪を待機していた除雪車がかき集めます。それらを3往復してようやく去って行きました。見通しが良くて、いままで使えていたものが、気持ちよく出た~。といった表現が一番ですね。

 先日、私は工場の雪山の一部を取り除きました。この排雪が来るのだったら、取らねば良かったと思いました。でも、そんな考えをしていたら、皆自分の土地の雪まで出してしまって、排雪が追いつかなくなってしまいます。ですから、排雪のスケジュールは教えてくれないんですよね。 あー、すっきり!

日が長くなってきました

 真っ暗な中、出勤してきて、帰る時も真っ暗。寒くなってからは、それが当たり前の生活でしたが、最近は朝が明るいんです。ちょっびり嬉しいですね。

 写真は、2月23日の朝、事務所から見えたお日様です。日が昇る位置も以前はもっと西寄り(右側)でしたが、日を追うごとに東に寄ってきました。

 札幌雪まつりが冬の折り返し点だとよく言います。実際、今週は少し暖気となって、春の気配も少しだけではありますが、感じられるようになってきました。

 冬至は12月で、すでに2カ月も過ぎています。あと一カ月もすれば春分の日です。時の流れに流されないよう、しっかりと毎日を一歩一歩踏みしめて歩かねば。そうです、暖気の翌朝はツルツルですからね。お気をつけて、踏みしめて歩いてください。

大荒れです

 暖かくなったと思ったら、甘いですね、大荒れです。今年の岩内は、それほど降雪量が多いというわけではないと思いますが、寒い日が多く、なかなか雪が融けないのではないかと思います。

 写真は、岩内の防波堤です。遠景ですので、よくわからないかもしれませんが、防波堤に波が当たって、波しぶきが高々と舞い上がっています。10m(?)の高さがある赤灯台も、簡単に飲み込まれています。もしも、防波堤の近くに行ったならば、とてもじゃないですが、撮影なんてできません。

 海が荒れることをシケると言いますが、毎回、この波の状態を見ると、シケという漢字はよくできた文字だと実感します。時が化けると書いて「しける」です。

 前日は暖気で穏やかだったのに、一夜明けると、ああ、やっぱり冬の日本海、岩内の浜だ~

節分の豆まき

 数年前まで北海道にはなかった節分の風習、「恵方巻」。今ではすっかりマスコミによって、その習慣を紹介されて写真のように、スーパーのチラシに海苔巻が掲載されるようになりました。

 さて、本来節分と言えば、豆まき。私が子供の頃に家でやってもらった豆まきをご紹介しましょう。乾燥した大豆を使います。父が全員そろった夜に、家の中で撒くときは、「ふくわーうち!」窓を開けて外に「おにわーそと!」と言いながら撒きます。

 子供たちはその豆を拾い集め、多く集めた者に、御褒美が用意されていました。また、大豆の中に、10円や50円を紙に包んだ物を混ぜておいて、それがいわゆる目玉になります。

 拾い終わったら、自分の年の数より一つ多い豆をフライパンで煎って食べます。このあたりが、家の風習によって違いがあることでしょう。最初から煎った豆をまくとか、衛生面を考えて、落花生にするなど。北海道では落花生が多いようです。もちろんスーパーの広告にも落花生が出ていますね。

 海苔巻、イワシ、おそば、など、節分にはこれを食べてというものが、たくさん増えているような気がします。昔は豆だけだったのに、今度は何が出てくるのだろう?皆さんの節分は鬼が出てきませんか?