カテゴリー別アーカイブ: 四季のこと

紅葉も山を降りました

 岩内岳の上部から色が変わり、だんだんと山の裾野へと降りてくる、紅葉の変化。山をもつ田舎ならではの風景です。寒波がやってきては、雲が引くと白いものが残っていたり。そんな寒暖を繰り返して季節は変化していきます。

 23日、日曜日は日中は雨。夕方から雨が上がり、久しぶりに20kmのコースをゆっくりとランニング。円山の上部には、オートキャンプ場のマリンビューというところがあります。写真はそこの風景です。

 携帯カメラなので、紅葉の様子が上手に表現できませんが、夏には青々していた葉っぱも、色が変わり、人気もなく、ちょっと寂しい風景。もうすぐ冬を迎えようと自然がいろんな準備をしているのを感じ取ることができます。

 円山から下りの道では、積丹半島と日本海が綺麗に見る事ができます。こんな山と海を同時に楽しむ事が出来る岩内町。地元の人は、そんな自然に囲まれた岩内の良さをぜひもう一度見直してください。岩内以外の皆さまは、この風景をぜひ堪能しにいらしてください。

雪虫発生

 10月20日の夕方、雪虫が駐車場に発生しました。雪国の私たちにとって、この雪虫は冬を告げる虫でもあります。

 穏やかな一日。気温も低くなく、風もなく、空は秋晴れ。気持ちいいなぁ~なんて思って歩いていたら、顔にちっちゃな虫がぶつかってきます。走ると体全体でその虫をキャッチしてしまいます。自転車で雪虫がいる場所を通り過ぎると、大変な事になります。

 この雪虫が出ると、冬はもうすぐそこだという合図。不思議なもので、こんな穏やかな一日を過ごすと、冬がやってくる実感はありませんが、この雪虫に遭遇すると、「冬だな」と本能で感じてしまいます。

 つい数日前は、峠が雪だという天気予報で、乗用車はスタッドレスに替えました。いつもよりは早い取り替えとなりましたが、備えあれば憂いなし。もういつ降ってもいいぞっ。

 仕事も早め早めに準備を。でも、早めの段取りをした時に限って、違うものを作ってほしいなんてこと言われるんですよね。そんなことありません?

 写真は見にくいですが、画像のゴミのようなものが雪虫です。

○心と秋の空

 前日の夜中には、雷がピカッ!と光り、ドンー!という音。弊社の女性職員いわく、すごい音だったので、近くに雷が落ちたのではと心配になったと。私は、熟睡状態だったようで、知らぬが仏。

 秋の空のたとえとして、「女心と秋の空」という表現がありますが、よく調べると、「男心と秋の空」という表現もあるようですね。いずれにせよ、移り気の多いという言葉をたとえたものですが、確かに最近の天気は良く変わります。

 雨かなと思ったら、晴れたり。また逆もしかり。でも、人の心の移り気というのは、男女の差というよりは、個人差ですよね。熱しやすい人はさめやすく、逆に一途な人も男女問わず。最近はそんなことも考える余裕もなくなっているのが反省です。

 話が季節の話題から飛んでしまいました。こんな不安定な季節でも、空を見上げれば虹が出ていたり、山がぐっと迫って見えたり、いろんな表情を自然は見せてくれます。ということで、そんな秋の岩内に、連休を使って来られてはいかがでしょう?

 

8℃のスイッチ

 10月に入り、気温もぐっと低くなりました。ふと岩内岳を見上げると、上部の色が変化しています。いよいよ始まったなという感じです。

 紅葉は気温が8℃になると始まると言われています。8℃という温度がスイッチのようなもので、下回ると紅葉が始まるのです。これから毎日岩内岳を見上げると、上部の色の変化がじわじわと下に降りてきて、いつしか上部は白い色になっているという、北海道ならではの風景を感じます。

 こんな風景を私は何回見てきただろう。子供の頃はこんな自然の変化を当たり前のように何も感じていませんでしたが、今は四季のメリハリのある風景の中にいることを、ちょっぴり幸せに感じます。

 町内のナナカマドが真っ赤に色づくのは、もう少しかかりそうです。8℃のスイッチが入ったことを、憂鬱に感じず、季節の変化を楽しむ余裕を持ちたいものです。でも、現実は毎日走りまわって余裕がありません。いつになったら落ち着くのでしょう?・・・・・

 写真はサポートセンター付近から見た岩内岳です。色が見にくいですが、肉眼では上部が黄色に変化しているのがわかります。

ぐっと寒くなりました

 9月に入っても、汗ばむ陽気が続いていて、秋が来るのだろうかと心配していましたが、やはり寒くなりました。今週に入ってからは、朝は肌寒いほど。

 こんなとき、寒がりな北海道の人は、ストーブに火を付ける人がいるかもしれません。昔、ルンペンストーブや薪ストーブなどを使っていた時代は、部屋の中央に位置していたので、春になると取り外し、冬になると物置から出して設置するという事をしていました。

 しかし、近年はストーブはFF式が主流になり、壁側にあるので、そんなに邪魔に感じません。ですから、一年中すぐに使える状態にあります。ということで、寒ければすぐに火を付ける人が多くなりました。

 弊社の事務所は昔ながらの煙突のついた石油ストーブがあります。社長は寒がりなので、すぐ火をつける。私は消す。ということを季節の変わり目には行われています。

 山はまだ白くないのですから、ストーブに火をつけないで着るもので調整しましょう。写真は地場産業サポートセンターから見た岩内岳です。まだ紅葉にもなっていません。

秋の夕景

 朝晩がめっきり肌寒いと感じるようになってきました。とはいえ、私はまだまだ半そで姿で大丈夫です。事務所の温度計もまだ日中は20℃を超えています。

 写真は13日の夕方6時前の北西の空です。携帯のカメラなので、実際の空の色とはちょっと異なっていますが、ご勘弁を。でも、綺麗でしたよ。秋の空は刻々とその景色が変わっていきます。日中は晴れたり雨が降ったり。

 ふと気がつくと、夕焼けの茜色が建物を染めていきます。東の空には大きな半円を描く虹が見えました。日が沈む時間も早くなってきましたね。

 こんな景色を見ると、ちょっとブルーな気持ちになってしまいます。なぜって、これから12月の暮れにかけて、無事に商品作りができて、売りきる事ができるだろうか?と心配になったりします。夕方のこの景色だからです。朝のスカッとした青空を見たら・・・ガンバルぞっ!

大雨も峠を越しました

 週末から週明けにかけ、台風と前線の影響で、北海道も大雨によって被害が出たところもあるようですが、ここ岩内町は思っていたほどの降雨量もなく、大きな被害はなかったようです。

 国道が通行止めになっていましたが、日中に解除されたと防災無線で流れました。とはいえ、雨が納まったからと言って災害が起きないとも限りません。川などを見ると、茶色く濁った水が勢いよく流れています。

 写真は港に係留している船です。岩内の港は周辺の港に比べてはるかに立派な港ですので、海が大荒れになるときは、多くの船が避難して入ってきます。昔はよくこのように船が横にくっつけて並んでいました。

 普段は大きな港にぽつんぽつんと船が止まっている程度なのですが、こんな荒れた天気になると、たくさん船が入ってくるというのも、なんとも皮肉なように感じます。

 

岩内地方 大雨洪水警報 2011.9.2

 2011年9月2日金曜日は、朝から雨でした。途中、小降りになったり、土砂降りになったりの繰り返し。とうとう大雨洪水警報まで出てしまいました。

 防災無線では、岩内から雷電方面への国道、神恵内村の大森~川白、神恵内~古平の当丸峠が通行止めになったとお知らせがありました。

 弊社の女工さんには、寿都方面からバスで通っている人がいますが、通行止めになり、倶知安経由で帰りました。距離にすると3倍もの遠回りになってしまいます。

 思い出すのが、昨年7月末の洪水と断水です。水道取水口が土砂で埋まってしまい、水道水の確保ができなくなってしまったのです。今回はそのような災害にならないでほしいと願います。

 通行止めの情報などにつきましては、ちゃんとした場所から正確な情報を取るようにしてください。

夏がやってきました

 28日は暑い一日でした。とはいえ、30℃を超えてはいないと思います。写真は事務所の温度計で、夜9時現在28℃を指していますが、日中は30℃近くにまでなっていました。

 弊社の事務所には冷房はありません。デスクワークをしていると、机に腕がくっつくような感じがします。とはいえ、角地ですので、窓を開けると比較的風通しはいいので、まだまだ我慢できる範囲です。ただ、こんな時は冷房が利いている工場での仕事がいいですね。

 本州で暑い思いをしている方には30℃を超えていないのに、何を贅沢なと思われるかもしれませんね。ましてや今年は節電だということで、大変な思いをしている方もたくさんいらっしゃることでしょう。

 つい数日前までは、朝晩は「涼しくて秋みたいだね」などと言っていたのですが、寒がりで暑がりな北海道の人間の言葉です。少ない夏を楽しみつつ、食品の管理には充分気をつけましょう。

梅雨のような天気

 北海道には梅雨がないなんて言葉はもう使えなくなってしまいました。それほどここ数日はぐずついた不安定な天気が続いています。

 湿度が高く、それなりに気温もあるために、ジメジメした感じ。蝦夷梅雨(えぞつゆ)という言葉がありますが、ぐづついた天気が2週間ほど続き、肌寒いとされています。

 一昔前は、確かに肌寒くてすっきりしない感じでしたが、ここ数年は気温が高く、肌寒さを感じません。もっとも、そう感じるのは私だけかな?

 昨年、7月末に集中豪雨てにより、町水道の取水現場で岩が詰まるということがありました。それにより断水になってしまったのですが、今年はそんな災害が起きないといいですね。

 備えあれば憂いなし。もしもの災害のために、普段からいろんな準備をしておかなくてはいけませんね。

 写真は工場裏の線路跡地です。雨が降って気温が高いと、雑草はニョキニョキと成長します。