カテゴリー別アーカイブ: 四季のこと

ホームセンターは冬支度

 岩内の郊外にあるホームセンター。正確に言うと、そこは共和町老古美地区。昔は何もなかったのですが、今は大型スーパーやドラッグストアなどが立ち並びます。そして、何より目立つのが、パチンコ屋さん。

 先日、ちょっとした買物にホームセンターに行くと、除雪用の商品がずらりと並んでおりました。店内も冬用の陳列になっており、いよいよ冬だなと感じさせる風景。

 先週、山を真っ白くした景色は、少しずつ白い部分が消えていきました。しかし、またすぐに白くなることでしょう。11月から12月にかけては、こんなふうに寒さと温かさが交互にやってきて、少しずつ冬の景色に変わっていきます。

 数年前、大雪の年に、ホームセンターから除雪用の商品が消えたことがありました。ドカ雪でみんなが買いに来て、売れ切れてしまったのです。雪は降るなとは言いませんが、何事もほどほどがいいです。

稲穂峠は雪でした

 26日、札幌に出張でしたが、岩内から余市に抜ける国道5号線の稲穂峠は、峠上の長いトンネルを抜けると、雪でした。川端康成の雪国ではないですが、稲穂峠のトンネルも結構天気の狭間になっています。

 週間天気予報で26日の予報は雪マークが出ていたので、日曜日に早々とスタッドレスタイヤに交換しておきました。おかげで、安全に走行出来ましたが、峠でスリップしている車があり、後に峠が一時通行止めになったと聞きました。たぶん、その車が原因でしょうか。

 雪質はシャーベット状の湿ったもの。峠を越えると雨となっていました。雨の他に風も強く、海も荒れていました。場所によって雪交じりの所と雨だけの所があったようですが、札樽道路でも、スリップしてぶつかっていた車がありました。みなさん、気をつけましょう。そして、夏タイヤではこんな日の運転はあきらめましょう。

 いよいよ冬ですね。ついこないだまでは、暑い暑いと言っていたのに。根雪になるまでは、まだしばらくかかることでしょうが、夏にどんなに暑くても冬はやっぱりやってくる日本の四季です。

落葉キノコをいただきました

 毎年、この季節にご近所のK奥様が落葉キノコを届けてくださいます。お味噌汁に落葉キノコと大根おろしを入れ、これ最高でございます。

 今年は猛暑の影響で、キノコが不作だとは聞いていますが、キノコ採りをしない私にとっては、ちょっとその具体的事情がわかりません。そんな少ないものをわざわざ届けてくださる気持ちがありがたいですね。

 山菜取りの名手は、自分のエリアを決して教えないらしいですね。それぞれ苦労して見つけたからでしょう。私だって、いろんな商品のレシピを簡単に教えたりはしません。ただ、業界にとって大切だと判断したものは、お教えいたします。なんてえらそうなことを書いてしまいました。教わるのは私の方です。皆さま、今後ともいろいろとご指導願います。

 年によって、豊漁、不漁、豊作、不作とありますが、それでも四季折々の食べ物を「旬」の状態でいただけるのは、ありがたいです。美味しいものを美味しい時に。そんな食べ物の四季を感じられる日本はいいですね。異常気象でそれが狂わなければいいのですが・・・

岩内町の町木「ナナカマド」

 いよいよ紅葉の季節到来です。岩内岳の山頂付近ではすでに色が変化しているのがわかります。岩内町の町木(そんなのがあったのか)にナナカマドが指定されているように、街路樹にはたくさんのナナカマドが植えられています。

 ナナカマドは、葉を真っ赤にして、真っ赤な実を付けます。この実は鳥たちの非常食になり、雪が降ってもこの実は付いているので、カラスが他の食べ物がなくなると、しかたなくこのナナカマドの実を食べているようです。

 紅葉が始まる温度は8℃と言われています。8℃を下回ると、一気に赤く色づくことでしょう。写真は会社近くの街路樹です。電線が邪魔ですが、ご勘弁ください。まだ8℃のスイッチは入っていないようですね。

 岩内に観光にこられた時は、こんな街路樹の赤く染まった風景も楽しんでください。

秋はもう少し

 写真は深層水取水施設の近くから撮った岩内港です。遠くの防波堤には波がぶつかり高しぶきとなって飛んでいるのが見えるのですが、携帯カメラではこの画像が限界ですね。

 この二日間、風が強くなりました。私は日中まだ半そでですが、さすがに朝晩は寒さを感じるようになりました。空の風景も刻々と変化し、ようやく秋が来ていることを感じさせます。

 22日のニュースでは、大雪山系の黒岳で初雪が降ったとありました。あちらではもう紅葉が進んでいるようですが、ニセコはまだ早いようです。ニセコの紅葉の見ごろは来週あたりから、10月上旬頃でしょうか。秋の行楽にニセコパノラマライン経由で、岩内に来るというのはいかがでしょう?

 秋の気配を感じると、私たちは年末の繁忙期に向け、まっしぐら。毎年、暮れに忙しい思いをしないようにと前倒しの仕事をしたり、対策をとるのですが、11月、12月になると・・・・・想像するだけで、クラクラします。

豪雨の爪跡、流木被害

 北海道新聞22年9月10日朝刊、社会面に、この夏の集中豪雨で大量に流木が海岸に漂着していることを書いています。

 秋サケの漁が始まって、定置網にかかり被害が出ないかを心配しています。役場の職員も漁師さんたちといっしょになってその流木の処理をしていました。岩内郡漁協はすでに20トンを回収しているとのことですが、岩内だけでなく、近隣の寿都町や、島牧村でも同じような状態で、その回収費用もそれぞれの自治体で出しているとのことです。

 今後、災害による同様のケースが増えると思います。断水になった大雨のとき、道路も通行止めになりました。そのとき、女工さんを送るために、どのようなルートを使うか迷い、開発局に電話をすると、道道の事は土木現業所に聞くようにと。土木現業所に国道のことを聞くと、開発局に聞くようにと。こんな災害時に縦割り行政をやっているのですから、二重行政と批判がでてもしょうがないのでしょう。

 今回の流木のについても、国有林を管理する後志森林管理署は「自然災害の流木処理まで行うのは難しい」と。道有林を管理する後志総合振興局林務課も「道有林からは流出していない」と。お互い処理への協力は検討していないと後日の道新後志版に書いてありました。

 自分の範疇でなければ、検討すらしない。情報すら共有しないこの体質は、今後の自然災害に前向きな姿勢とはいえないと思います。もっと大きな視野で判断し、決断できる人はいないのでしょうか?役人さん一人ひとりはとても優秀な方たちなのに。

頭を垂れる稲

 北海道マラソンが終わると、とたんに秋風が吹き始め・・・と書きたいところですが、真夏に逆戻り。なんとまぁ、暑いこと。

 写真は、ちょうど一週間前に撮った写真で、今はもうこの田んぼの風景も変わっているかもしれません。毎年、この田んぼの景色が変化するのを見ながら、マラソンの練習をしています。田んぼの水が引いて穂が小金色に変わると、北海道マラソン。そして、暮れにむけての繁忙期に意を決します。

 穂が垂れるのを見ると、「実るほど、こうべを垂れる 稲穂かな」という言葉を思い出しますね。私自身、実るほど何も頭に入っていないし、何の成果も上げていない人間です。しかし、少なくとも専務という肩書がある以上、人に接する言動は注意しなくてはなりません。

 銀行のお方、頭を下げますので、金利の優遇処置をお願いします。・・・・話がまったくわかっていないっ(笑)。 

秋の空

 朝、会社に来る時にふと空を見上げると、ご覧のような秋を思わせるような「うろこ雲」が見えました。

 巻積雲(けんせきうん)と言うらしいのですが、その種類はいろいろあります。いわし雲、さば雲などなど。北のお魚大使としては、北海道のどの魚にしようかと考えていたら、朝のあわただしい時間に突入。みなさんは、何に見えますか?

 女心と秋の空。それを代表する雲になっていますが、低気圧が近づいている証拠でもあるので、翌日は雨でしょうか。女心の変わりようにふと、悲しい思いをした男性も多いでしょうが、天気に左右されずに、しっかりいい物を作りましょ。 

気温今年最高!

 6日、暑かったです。北海道外の方にとっては、30度を越えたくらいでは、たいしたことないと思うでしょうが、私達にとって30度を越えると、人間の生きていける温度ではないと思います。

 私は東京の生活を11年の経験がありますが、そのときは扇風機、クーラーなしで過していました。ですから、根っからの北海道の人に比べれば、暑さには強いと思います。それでも今日は「来たな、真夏!」と言う感じでしたね。

 事務所はクーラーなしで、ご覧の通りの温度です。工場は、一次処理をする場所以外は温度管理されて、クーラー、冷凍機が動いています。でも、今日は、室外にある熱交換器はフルの状態で回っていました。

 工場から事務所に来ると、めがねが曇ってしまうほど。北海道らしいカラッとした暑さではなく、湿度もそれなりに高かったので、不快指数は高かったです。

 夜になって、風も出て、風がカーテンを揺らしいてます。これが気持ちいいですね。暑さは今日がピークということなので、ほっとしています。ちなみに、我が家はもちろんクーラーなしです。

蝦夷梅雨?

 北海道には梅雨がない。確かに本州のような梅雨はないのですが、「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」と呼ばれるものはあります。5月から6月にかけての2週間程度。本州のそれとは異なり、ぐづついた天気が天気が続くのは一緒ですが、気温は高くなりません。本州の方に言わせれば、そんなの梅雨じゃねーと言われそうです。

 ただ、この数年、7月上旬はどうもすっきりしない天気が続き、湿度も高くなっているのが気になります。昔はこんなではなかったような記憶があるのですが、気のせいでしょうか。

 魚も南で獲れるものが、北で獲れるようになってきていることは有名です。となると、気候も北上していると言われてもおかしくないのでしょうか。数年後には、北海道でお茶が栽培できるようになるかもね。

 18日、工場に行こうと思って外に出たら土砂降りの雨。しばらくすると、止みました。なんとまぁ、運の悪い。せっかくの連休です。すっきりした天気が待ち遠しいです。