月別アーカイブ: 2010年8月

かかし祭

 おとなりの町、共和町のイベント情報です。8月21日、22日の二日間、共和町役場の裏の憩いの広場で「かかし祭」があります。

 美川憲一などが来て歌謡ステージやなんとかレンジャーのキャラクターショーなど、盛りだくさんのイベントのようです。~ようですという表現は、私自身、過去に一度しか行ったことが無いもので、ごめんなさい。

  写真は、今日の新聞の折り込みチラシですが、岩内の怒涛祭りと比べると、チラシはシンプルです。しかし、イベントの中身はずいぶん豪勢だなと感じます。美川憲一なんて、呼ぶのにいくらかかるの?といった感じですね。まぁ、岩内は予算がなく、共和はそれなりの予算がつくからでしょう。

 そもそもは、たんぼの収穫に合わせ、かかしのコンテストをすることから始まったお祭り。その年の流行りや情勢を上手に表現したかかしが並ぶのは、面白いですよ。子供たちの力作もあります。のんべぇの大人は、飲む理由があれば、なんでも良い・・・のでしょうが。

「にしんのおかげ」でチャーハン

 一八のホームページの最初にニシンで作ったお味噌、「にしんのおかげ」が出ています。そのにしんのおかげを使ったお料理の代表例が、チャーハン。私は、にしんのおかげの利用方法で、これが一番好きです。

 今日のお昼のチャーハンですが、至ってシンプル。きっとブログに載せたと言ったら妻に怒られるかもしれません。これから出かけなければならないので、さっさと作ったお料理。公開するなんて!と言うのはわかっています。だから、黙って載せます。

 具は冷蔵庫の残り物。塩コショウベースににしんのおかげをスプーン一杯。ごま油よりもバターのほうが私の好みではあります。乳製品に相性がいいと言うのは、以前もお話させていただきました。

 札幌グランドホテル、中華料理のお店『黄鶴』さんでは、今年2月から3ヶ月間、コース料理の最後に、「岩内にしん味噌風チャーハン」というメニューでこのにしんのおかげを使ってくださいました。一度食べに行きましたが、さすが料理人の使い方は違うと実感。とっても美味しかったですよ。

 にしんのおかげを使って、あなただけのお料理を作ってみませんか?

暑さでトラブル続出

 水産加工の温度管理は今の時代はなくてはならないものになってしまいました。

 これだけ暑い日が続くと、機械類もいろんなところに負荷がかかり、故障が出てきます。特に、私どものような古い機械を工夫しながら使っていると、夏場はいろいろとあります。

 夏休みに入ったその日に、事務所の店舗にある冷凍庫の冷凍機が故障。急きょ温度が上昇する前に、プレハブの冷凍庫に商品を移し、難を逃れました。今日は乾燥機の異常発生。通常は19℃前後で使用しているのですが、その温度帯を越えると、私の携帯に異常発生の電話が自動的に鳴ります。お葬式のお手伝いをしている時に、その電話が鳴ったので、あわてて工場に。

 いつぞやは、その警報が鳴らなくなっていて、乾燥機に入っていた身欠にしんを500kほどをすべて廃棄したことがありました。泣くに泣けない思いをしました。北海道の自動車は、寒冷地仕様というのが当たり前になっていますが、毎年暑さの記録更新になってしまえば、私たちが使う機械類も、「北海道酷暑対応仕様」などと考えていかねば。考えれば考えるほど、金が飛んでいく~。

乾燥中の身欠にしん。

らいでんスイカ、らいでんメロン

 北のお魚大使が、農産物のことを書くのはちょっと勇気を必要としますが、私の知っていることを少々。

 岩内のとなり町、共和町は、昔は共和村でした。前田、発足(はったり)、小沢等の地区が点在しています。20数年前までは、前田地区で収穫されたものを、「らいでん~」。発足地区でとれたものを「ワイス~」と呼んでいました。すなわちブランドが二つ存在していました。紆余曲折があり、共和のブランドは、「らいでん~」に統一。きっと、農協さんの力なのでしょうね。

 ワイスとは、ニセコ連峰の一番東側、共和町に属すことから、この名前になったことでしょう。らいでんは、岩内の雷電海岸。昔はこの雷電の地名は岩内を代表する観光のブランドになっていました。

 発足地区に大きな選果場があり、億単位の費用をかけ、糖度で選別する徹底したブランド維持をしています。ですから、まず「らいでんスイカ」「らいでんメロン」は箱の等級を確認すれば、はずれがないです。

 写真は、一八から100m離れた場所にある、果物専門店。「石橋商店」。道路沿いに山となってスイカ、メロンが積み上げられています。地方発送をお願いしている車が、次から次へと止まっては注文しています。夜も結構遅い時間まで開いています。営業時間?わかりません。

羅臼岳登山

 お盆の夏休みは皆さま、どのようにお過ごしになったでしょう?

 私は毎年家族で北海道の山を登っているのですが、今年は知床の羅臼岳に登りました。登ったことのある方ならばご存じでしょうが、岩尾別ルートの往復。天気が心配でしたが、曇りのままで終わりました。高層雲と低層雲に挟まれて、上下雲でしたが、視界は良好。写真の通り、知床連山が見渡すことができました。(山頂から硫黄山方面)

 私が東京での学生時代に山を登っていたこともあり、子供たちの成長に合わせ、レベルを少しずつ上げて行き、昨年は利尻山に登頂。子供が小さな頃はおんぶ、だっこで登っていましたが、今ではお母さんのレベルに合わせるところまでになりました。あと数年もすれば、私が「待ってくれ~」と言うことになるでしょうか。まぁ、その時は、もう子供は一緒に登らないと言うことでしょう。

 知床には世界遺産に登録する前に何度か行ってますが、ずいぶん変化しました。一番びっくりしたのはシカがやたらと増えたこと。あれでは、農作物の被害が出るのもうなづけます。山と海は繋がっています。山の自然と海の自然。動物や魚の食物連鎖も人間の都合で手を入れすぎると、どこかにしわ寄せが来るということです。この手のお話は、現地に行ってみなさんの目で確かめられるといいと思います。

キロポスト

 この数字の標識を見たことありますか?高速道路を利用する人は良く見ていることでしょう。事故などがあったら、この標識を目安に場所を知らせるなどといった使い方があります。

 私は、この標識をランニングの練習に使っています。よくキロ何分ペースで走るとか言いますね。ランニング用の時計ではラップを計測できますので、1キロ単位でこの標識を目印に使っています。

 都会の練習する場所では、道路にキロ表示してあったりしますね。田舎では、こんな表示もマラソンの練習の味方にします。しかし、長距離走をすると、この間隔がなが~く感じてしまいます。

 ちなみに、岩内から神仙沼方面に行くパノラマラインでは、500m単位で表示があるのですが、蘭越側に降りる道には表示がありません。なぜでしょう?

濁った海

  この風景は、雷電海岸を寿都方面へ行き、磯谷トンネルを抜けたところ。きれいな風景ですね。長い砂浜の海岸。手前には小さな川があり、海へと流れ込んでいます。

 ここのところの集中豪雨などの後は、川から濁った水が海に流れ込むために、本来の緑ががった青い海の色も、茶色になってしまいました。この濁った状態では、魚も逃げてしまうのでしょう。ウニの漁も今年はずいぶん不漁で実入りが悪いとのことです。

 この2キロほど先に尻別川というニセコ方面から流れてくる大きな川があります。この河口から濁った水が大量に出ているようです。山と海はつながっています。災害があるとこの仕組みを思い返すのですが、またすぐに忘れてしまう人間の悪い癖。

 「災害は忘れた頃にやって来る」何度も思い返しましょう。

お墓参り

 13日、ほとんどの会社が夏休みとなり、お墓参りに行く人でにぎわいます。我が家は午前中にお参りを済ませました。

 岩内では、心配されていた台風上陸もなく、大雨の予報もこのように晴天で、日中どんどん気温が上がって行きました。夕方、気温が下がると、人の出はもっと多くなります。

 この日、忙しいのはお坊さんだけではありません。カラスも人の行動を観察して、お供え物をスキあらばと狙っています。みなさん、お参りがすんだら、供物は持ち帰りましょう。

 日中、街に出るといつもよりも車が多い。特に飲食店の近くにはたくさんの縦列駐車。岩内から出て都会に働いている人たちが、戻ってきているのでしょう。暑いけれど、天気になってよかったですね。しばしの夏休み。事故怪我がなく平和に過ごせますように。

 

岩内町の北海盆踊り

 またしてもイベント情報です。一週間に一度のペースですね。岩内町の週末は大変です。何が大変って、運営する人たちです。

 この北海盆踊りは、建設関係の方たちが中心となって活動している「若旺会」という組織が主催されています。怒涛祭りに比べると出店の数等は少ないですが、飲食ができます。

  夏休み期間中、公園などに組まれたやぐらで盆踊りの音楽が流れる風景は、今は少なくなってしまいましたね。ポスターに「復活」という文字があるように、昔のにぎわいを取り戻そうとしたのでしょうか。

 お子さんは踊るだけで、おみやげがもらえるようです。帰省ついでにちょっとのぞいてみると、何年振りかの同級生に出会ったり?なんてこともあるかもね。

暑いときには糠ニシン

 暑い日が続いていますね。汗とともにミネラルが出るので、水分だけでなく、塩分も取るようにとよく言いますね。夏場のマラソン対策として、塩のタブレットなどが販売されているのもそんなことからです。

 さて、お魚でしょっぱいものをとご希望される方は、鮭の新巻などでしょうが、最近は低塩づくりがほとんどです。しょっぺぇ~というものは少なくなりました。

 一八の商品で、糠ニシンというものがあります。袋から出して糠を洗い流し、一匹ごと焼く。350g以上の大きなサイズを使っているので、食べ応え充分。さらにミネラル豊富な海洋深層水も使っているので、普通のお魚よりもミネラルがたっぷり。

 一八の糠ニシンには、浅漬けと本漬けというものがあり、浅漬けは甘口タイプ。本漬けはしょっぱいので、そのまま焼いて食べると間違いなくしょっぱいです。普通は三平汁等にお勧めするものなのですが、こんな暑さが続き、体が塩分を必要としている時は、本漬けを焼いて食べるのもいいかもしれません。

 ただ、私はお医者様ではないので、くれぐれも塩分の取りすぎは気をつけてください。汗とともに流れたミネラル分の補給にとどめてください。ということで、一八の糠ニシンで夏を乗り越えましょう。