月別アーカイブ: 2010年8月

防災無線

 防災無線って、皆さんの家にはついていますか? いつもは、ゴミの収集に関すること、休日当番医のこと等をアナウンスしています。岩内町の各世帯、事業所に設置してから10年以上経過しています。

 先日の集中豪雨で通行止め、断水の時などは、この無線から頻繁に情報が出ていました。この情報の流し方って難しいですよね。余計なことを言ってかえって混乱させる恐れもあるし、何度も同じことを言われると、しつこいと思ってしまう。

 まぁ、防災無線というのだから、本来は防災の目的だけに使うのが筋なのでしょうが、せっかくあるのだから、違う情報も流した方がいいという意見もあります。昔はしゃべり方が気取って聞きにくいとか、最初の音楽がうるさいとか、よく耳にしました。うるさいからと切ってしまえば、意味がないし。 

 今回の集中豪雨のアナウンスについては、一昔前にあった地震のときに比べれば、情報の出し方は進歩したと思います。経験を通じて進歩していく。経験を生かす仕組みを上手に作っていくことが大切ですね。私にも同じことが言えます。

ソーラン焼き

 怒涛祭りで青年部が毎年出している食べ物。写真を見ると「たこ焼き」に見えますが、たこの代わりに「数の子」が入っています。名付けて『ソーラン焼き』。

 作り方は、たこ焼きと一緒で、たこの代わりに、「味付け数の子」を使ってください。市販の味付け数の子でもいいのですが、塩数の子を使って作る場合は、塩抜きをして、醤油、みりん、砂糖で味を付けてください。ちょっと甘めにするのがコツです。数の子は熱を加えると固くなり、ちょうどタコのような感触になるのです。

 このアイディアは、名古屋の市場の数の子担当者だと聞いたことがあります。業界を上げて宣伝しようという声も一時はあったのですが、岩内の青年部だけが実行しています。ご家庭にたこ焼きプレートがある方は、ぜひ挑戦してみてください。

 さて、青年部の面々、翌日はぐったりした顔になっていました。雨で大変だったようですが、若い人たちが協力し合って頑張る姿、いいじゃないですか。

寿都町までランニング

 8日、岩内の我が家から、寿都町のゆべつの湯の隣にあるサッカー場まで走りました。息子がサッカーの練習試合をそこでするため、保護者の車で子供たちを分乗していくとのこと。ちょうど、ワンウエイを走って、温泉に入って帰りは車に乗せてもらおうという魂胆です。

 37km。途中の雷電海岸は昔から落石が多く、その対策としてトンネルが多く作られています。古平の豊浜トンネル崩落事故の後、海岸線のトンネルはどんどん新しくなりました。昔は小さなトンネルや覆道がいくつもありましたが、今は長いトンネルで一気につきぬけます。

 代表的なのは、雷電トンネル(3,570m)、刀掛トンネル(2,754m)、弁慶トンネル(1,048m)。寿都まで行くのにトンネルはこれ以外にもまだあります。このトンネルの中を走るのはちょっと大変。ほとんどは幅60cm程度の歩道がついていますが、大型のダンプカーが来ると、風圧で思わず体が揺れます。体にはタスキの反射板を付けて目立つようにしていますが、車はかなりのスピード。交通量が多い時は、立ち止まらざるを得ません。 もうひとつ、その歩道はアスファルトではなく、コンクリートのため走っていると固いと感じます。

 さすがにこんな田舎で、こんなコースをランニングするのは私くらいのようで、誰にも他に走っている人に会いませんでした。海岸の集落では、ご老人がまるで外人さんが来たかのような目で見ます。でも、「こんにちわ」とあいさつすると、ニコッとほほ笑みながら「ごくろうさん」と言ってくれたり、「今日はマラソン大会かい?」と冗談なのかほほえましいことを言ってくれたり。

 都会のランナーはランニング仲間と北海道マラソン対策をしていることでしょうね。私は田舎のランナーとして3週間後、単身乗り込みます。

【マラソンのお話は、一週間に一度、日曜日もしくは月曜日に掲載しています】

第38回いわない怒涛まつり

 またしても、雨。先週の深層水まつりも大雨で断水になるなどのトラブルで中止となりましたが、今週の怒涛まつりも天気が不安定です。7日、8日と行われるのですが、天候によって、お店の売り上げもがらっと変わります。

 グルメゾーンと呼ばれる場所には、地元の飲食店などのお店が出ています。岩内海産商協同組合の青年部もお店を出して、頑張っていました。青年部は現在7名。昔は50名を越えていたときもあったようですが、少ないなりに頑張っています。私は数年前に引退で、OBです。

 魚屋なのだから魚一色でやってほしいのですが、やはり売り上げ重視で考えると、焼き鳥などを取り揃えないとダメなようです。一方、『身欠にしん串』というものがあります。昔は、お皿にソフトの身欠ニシンを焼いて、割り箸をつけて出しましたが、なかなか売れない。それで考えたのが、小さく切って串刺しにして食べるようにしたら、ヒットしました。お祭のような場所では、割り箸よりも串もののほうが売れます。おっと、貴重な情報を出してしまった。

 午後から雨が降ったり止んだり。8時半からの花火大会は、6時過ぎに決行しますとのアナウンス。ザーザーぶりの中、花火が打ち上げられていました。まぁ、こんな年もあるさ。関係者の皆さん、ご苦労様でした。日ごろの行い、もっとよくしなければダメですね。

気温今年最高!

 6日、暑かったです。北海道外の方にとっては、30度を越えたくらいでは、たいしたことないと思うでしょうが、私達にとって30度を越えると、人間の生きていける温度ではないと思います。

 私は東京の生活を11年の経験がありますが、そのときは扇風機、クーラーなしで過していました。ですから、根っからの北海道の人に比べれば、暑さには強いと思います。それでも今日は「来たな、真夏!」と言う感じでしたね。

 事務所はクーラーなしで、ご覧の通りの温度です。工場は、一次処理をする場所以外は温度管理されて、クーラー、冷凍機が動いています。でも、今日は、室外にある熱交換器はフルの状態で回っていました。

 工場から事務所に来ると、めがねが曇ってしまうほど。北海道らしいカラッとした暑さではなく、湿度もそれなりに高かったので、不快指数は高かったです。

 夜になって、風も出て、風がカーテンを揺らしいてます。これが気持ちいいですね。暑さは今日がピークということなので、ほっとしています。ちなみに、我が家はもちろんクーラーなしです。

第32回全国サケ・マス・魚卵大手荷受荷主取引懇談会

 8月4日、札幌のホテルロイトンで、北海道の荷主と本州を中心とする市場の方たちが集まっての会合がありました。今年のサケの漁獲は多いのか、少ないのか? などなど。専門家の講演を聞かせてもらい、それぞれの意見を交換するというもの。

 この手の会議は正直なところ、形式のようなもので、話し合いによって何かが決まるというものではなく、司会者も大変なご苦労をされているのは、見てわかります。

 意見交換の後、懇親会。さらにホテルから出て、いろんなグループに分かれて、すすきの方面へタクシーが走ります。懇親会やすすきので飲みながらの会話に、いろいろな本音の情報交換があったり。毎回この会合の常連となっている人、初めて会社を代表して参加し、司会者から指名されたくないと思っている表情の方、それぞれです。

 私も十数年前、初参加したときの緊張感を今でも覚えています。時代遅れの会合だ、意味のない集まりだという方も確かにいますが、一堂に市場の方たちがたくさん集まる場所。それをどのように利用するかはつまるところ、参加者の心次第ということでしょう。

予告~怒濤祭(どとうまつり)

 岩内町のまたイベント案内です。今週末の土日、8月7日、8日に怒濤祭があります。岩内神社祭りは言うなればテキヤさんが露店を並べますが、怒濤祭は地元のお店を持っている方たちなどだけで飲食を中心としたテントのお店を出します。

 毎年、実行委員を募っていろんなイベントを開催していますが、これまた賛否両論。町の財政難から、補助金が少なく運営に苦労しているのは、どこの地方自治体も一緒ですよね。

 水産業界の岩内海産商協同組合の青年部は、この祭に参加して10年以上になります。私も青年部所属をしていたときは、いろんなことを考えて販売やゲームなどを出したものです。今年の青年部はどんなことをしてくれるでしょうか?

 一八で作った「ますトバ」も販売してくれます。熱狂的なファンにしてみると、怒濤祭といえば、「ますトバ」というイメージもあるようです。私はお手伝いに行くかわかりませんが、一杯飲まれるなら、ますトバを肴にお楽しみください。

大雨と断水を振り返って

 先週の断水を体験して、不思議に思ったことがあります。水道事業に詳しくない私の意見ですので、反論などあれば、教えてください。

 岩内町の大浜と東山は隣の共和町と隣接しています。東山は道路を1本挟んで、大浜はどこが境界線なのかわからないのです。住民の生活圏はほぼ同じと言っていいでしょう。

 それなのに、今回の断水は、岩内町に在住する人は断水。すぐ隣の共和町の方は断水にならないといった状態でした。自治の方法が違う、水源が違うなどのことも当然あるでしょうが、このような災害があるときに、お互い融通しあうなどのことは出来ないのでしょうか?

 水道管をつなげておいて、普段は閉じたままでいいけど、何かあったら開けて助け合うといったことが出来るといいと思うのは、私だけでしょうかね。

 今回の災害で役場の皆さんも一生懸命動いてくれたようです。寝不足の状態で対処してくれた方もたくさんいらっしゃるでしょう。お疲れ様でした。この程度で終ったことをありがたく思います。せっかくの機会ですから、次回の災害のためにいろんなことを反省し、何時の日かまたやって来る災害に備えましょう。「備えあれば憂いなし」

7月31日北海道新聞 後志版

融けたアスファルト

  また一週間が始まりましたが、来週は夏休みに入るとあって、いろいろとあわただしい一日でした。先週はずっと天気が悪かったので、久しぶりの青空。気温もどんどん上がっていきました。

 写真は、工場に沿った道路のアスファルトが暑くなってヤワヤワになったものです。フォークリフトのタイヤの跡ですが、気温が上がるとこのような状態によくなります。

 ただ、気温は30度になっていないのに、このようになぜなるのでしょう? きっと、北海道のアスファルトと気温が高い地方のアスファルトではその成分が違うからでしょう。ということは、冬に強いアスファルトなのでしょうかね。

 食べ物の味付けも地方によっていろいろと違いがありますね。暑い地域の味付け、寒い地域の味付け、土地それぞれに対応した作り方。温暖化の影響はその地方の味付けも変えてしまうのでしょうか? また脱線しました。

故障していませんか?

 北海道マラソンまでいよいよ1か月を切りました。この大会をメインレースにしている私にとって、7月のカレンダーをめくると目に入ってくる29日の北海道マラソンの文字は、いよいよかと心をふるわせます。

 参加予定をされているみなさんは、順調に予定の練習は消化されているでしょうか?雪が融けてから走り始める私にとって、7月が練習量のピークになるのですが、毎年この7月にひざやすねなどの痛みに悩まされます。オーバーワークとアフターケアの少なさが主な理由です。しかし、年々この点に関しては学習機能が働いて予防できるようになりました。

 でも、やっぱり先週は故障発生。今まで経験のない股関節痛です。過去の教訓から痛い時は、絶対に走らない。ご近所の「渋谷整骨院」に行き、2日通って治療してもらうと、よくなりました。ひざ痛の時も、痛くなったその日に治療してもらうと、治りが早いです。

 それにしても、マラソンする人って、なんでこんな痛い辛い思いをしてまで走るのでしょう? 走らない人にとっては、まさに「ばっかじゃないの!」ですね。 写真は、北海道マラソンのナンバーカード引換証です。見るだけで昨年の様子が脳裏に映し出されます。