月別アーカイブ: 2010年9月

秋のアレルギー

 蒸し暑さも二日前からようやくなくなり、今朝は女工さんが朝寒くてストーブをつけようとしたと。おいおい、ちょっと待てよ。北海道の人はすぐこれです。暑がりで寒がり。寒くなったら服を着てしばらくは対応しましょ。

 さて、この秋風が吹いてすごしやすくなると、「アレルギー秋の部」が始まります。私のアレルゲンは、秋はヨモギです。

 2週間ほど前に地元の前田医院に行き、薬を処方していただきました。飲み薬、目薬、頓服、スプレー、とフルセットです。先生には「秋の部が始まりましたから薬をください」「目薬2本とタリオン10とセレスタミンは少しでいいです・・・」薬の名前も覚えてしまいました。早めの処方は症状を軽くします。

 シラカバアレルギーの人は、疑似反応でバラ科の果物にも反応する人がいます。私がそうですが、りんご、モモ、ナシ、キュウイ、サクランボ、イチゴなどを食べると、のどが真っ赤に腫れあがります。これからの季節、果物が美味しいのに、かわいそうですね。

 いろんな対策がありますが、症状を軽くするのは、美味しいものを食べて、しっかり寝る。これが一番です。

 稲穂峠の秋の空。

カラス 対 ゴメ

 港のある場所で、一匹の魚を前に鳥たちのバトルがありました。

 岩内地方では、ウミネコのことを「ゴメ」と呼んでいます。推測ですが、カモメが、ガモメ・・ガゴメ・・ゴメ となったのではと勝手に思っています。

 このウミネコは港に居座り、漁を終えて水揚げしている船からのおこぼれを狙っています。しかし、漁が無い時はあちこちに出張し、カラスのテリトリーに入って行きます。一匹の魚を二羽のゴメが獲り合い、他のゴメは力関係から、見て見ぬふり。カラスはおれたちの場所なんだから、来るなよという顔をしていますが、ゴメに美味しいところを取られしまう。

 スキを見てはカラスが獲物を取りに行こうとするが、ゴメの大きな体とくちばしにはかなわず、威嚇される。でもあきらめきれない。いつもは憎らしく見えるカラスも、その勇気に今回は「ちよっと頑張れよ、カラスくん」と言ってしまった。

 人間でもこんな風景はたまにありますよ。もしも、私がこのカラスや餌にありつけないゴメだったら、この場はさっさとあきらめて、一人で違う餌を捜しまわることでしょう。

まだ海水温26度

 今年の夏の暑さは、あらゆるところでニュースになっていて、いまさら言ってほしくないというのが正直なところでしょう。温度だけでなく海水温も高く、サンマが獲れない、イカが不漁だという話も毎日の話題です。

 冷房の利いた工場から外に出ると、メガネが曇っていた毎日。7日朝はそれがなく、普通に見渡すことができました。相変わらず突然の雨が降ったりと、不安定ではありますが、気温が下がりました。

 漁師さんは海水が26度もあって、温泉のようだとのこと。8日からはいよいよ秋サケの解禁です。この海水温では漁を不安視する人が多いです。海が台風で荒れて、少しかき混ぜる状態にならないとダメだと。お風呂の沸きたてで、かき混ぜないと入れないのと同じですね。 

 写真は、岩内港です。久しぶりに波が立った状態。冬のシケた状態に比べれば「屁でもない」状態ですが、かき混ぜる状態になって、元気な魚がたくさん獲れるといいなぁ。

予告 ~ 軽トラ市

 7月に続き、今週末土曜日にまた軽トラ市があります。今回は軽トラ市のが終わった後に続く味覚市はありません。純粋に軽トラ市が終わったら、駅前通りの歩行者天国は解除されますので、ご注意を。

 一八では、いつもの品ぞろえの他、糠ニシン本漬けのハネものの特価品があります。普通は一本の姿の状態で売っていますが、特価品は原料の段階で折れてしまったものなどを、綺麗にカットして漬込みました。要するに、見た目はいまいちでも、味は同じというアウトレット商品です。

 好評のマストバもありますから、一八の軽トラめがけてお早めに。商品によっては、すぐ在庫切れになってしまうものもあるので、ご了承ください。今回も私がいたら、「ブログ見てきました」と言ってください。

 写真は7月の軽トラ市の終わりかけの時間帯。軽トラの荷台にたくさん積んできた品物は、ほとんど完売状態です。毎年天気がどうかやきもきしていますが、今回はどうでしょう?軽トラ市日和と秋の空なんちゃって。

夏のスキー場

 ニセコひらふスキー場といえば、昔も今も北海道を代表するスキー場です。最近はオーストラリア人がかなりの比率で来ていますし、不動産も香港の資本が入ったりと、様変わり。

 日曜日は、久しぶりにマラソンのことは忘れて家族サービス。軽く山歩きでもと思いましたが、天気が悪く雨模様。ニセコアルペンホテルで岩盤浴というものに初挑戦。汗たっぷりで、50分の時間をフルに使えずノックアウト。先週の北海道マラソンのほうがまだよかったと思ってしまいました。来年、北海道マラソンの暑さ対策に、この岩盤浴使おうかな?

 ニセコ道の駅では、割引チケットも置いてありますので、入手してからお楽しみください。昔は、ニセコはスキー以外に何もないとぼやく人が多かったのですが、夏場も見どころ、食べ処、遊び所、いっぱいです。ニセコ周辺を回って、パノラマラインを越えて、岩内町にも足を運んでいただけると、私たちもうれしく思います。天気はあなたの心がけ次第よ~。  

 写真は、アルペンホテルから見たスキー場。雲がかなり下まで来ています。センターフォーのリフトには夏季、展望用のゴンドラが掛け代えられています。天気が良ければ、羊蹄山がばっちり見えます。

北海道マラソンのマナー

 北海道マラソンから一週間が過ぎました。参加された皆さんは体は回復しましたでしょうか?今年、残念な結果に終わって早くもリベンジに燃えて走り始めた人、9月、10月に続くマラソン大会にむけて調整をしている人など様々だと思います。

 今回は、大会のちょっと気になることを書きます。毎年、これはいかがなものだろう?と思うことがあります。私自身が見ていてよくないと感じたことです。

  1. スタート直前に空いている場所にスルスルと入ってくる人がいること。
  2. コースの空き地で立ちション。
  3. タンを無造作に吐く。

 1.北海道マラソンは11時15分から整列開始。12時10分のスタートまで55分も待っています。ブロック分けされていますので、そのブロックの前の方でスタートしたければ、長い時間待たねばなりません。スタート直前で前の方にスルスルと上がってきたり、どこから来たのかブロックの先頭に突然現れたり。係員も学生さんなので、見ても見ぬふりで強く言えません。

 2.今年はパンフレットにも書いてありましたし、スタート前のアナウンスでも何度も言っていたので、私は見かけませんでした。でも、昨年までは結構いましたね。立ちション。他の大会でもそうなのですが、「もしあんたが女性だったら、同じようなことするかい?」

 3.出るものはしょうがないですが、後ろも確認せず、無造作にタンを吐くのは、後ろから走る人にとってはかなり不快に感じますね。ほんのちょっとでいいので、気づかいをしてほしてです。

 このほか、女性にぴったりくっいて走る人もいますが、まるでストーカー。私もいつも一人で走っているせいか、人について走られるのは苦手です。特に足音や息遣いが大きい、時計の音がしつこい人、などなど。ただし、女性に付かれるのは大歓迎。(なんて現金なやつ!)

 走って前半は精神的にピリピリしているからそんなふうに感じるのかもしれません。後半は、疲れて敏感になっているから、そんなふうに感じるのかもしれません。要するに、私自身、精神的に図太くなれば、どってことないお話なのでしょう。練習では、やはり肉体的だけでなく、精神的に強くなるようということですね。

 まぁ、ランナーは個人的にいろいろとこれは苦手とかあるはずです。私も自分では気がつかないで、みなさんに不快な思いをさせていることもあるかも知れません。もしそうだったら、遠慮なくご指摘ください。マラソン人口がどんどん増えていますので、大会のマナーやエチケットもよくなれば、北海道マラソンはいろんな意味で、「素晴らしい大会」と言われることでしょうね。

とかちむら

 帯広競馬場敷地内に帯広市の補助を含め2億円以上をかけて整備・建築された3つの建物があるそうです。

 この場所からの依頼で、弊社の「にしんのおかげ」と「めんこちゃん」がお店に並んでいます。帯広の皆さん、こちらで買うことが出来ますよ。探し出してくださいね。

 私も夏休みを利用して行ってみようと思っていたのですが、日程が合わず行くことが出来ませんでした。楽しい場所だということで、評判はいいみたいです。

 最近は、道も地方自治体もこのように、地元のものを専門に扱うお店が増えてきましたね。道の駅、ハグマート、先日の喜茂別町の郷の駅などなど。

 道産食材で商品化。私も頑張って喜んで買ってもらえる商品をもっと作りますので、応援してくださ~い。

とかちむらホームページより。

岩内-神恵内村を結ぶ定期航路船

 今は積丹半島を国道が一周できますが、20年ほど前までは車で神恵内村の川白というところまでしか行くことができませんでした。

 高校時代、川白出身の友人の家まで自転車で行ったことがありますが、神恵内から川白までは海岸ではなく、山に登っていくすごい道。ちっちゃなトンネルをいくつも通るのですが、そのトンネルはもちろん砂利道で、壁面は手堀の跡生々しくスコップの円形がうろこ状になっているのです。

 帰りは定期船に乗って帰りました。その定期船、「かむい丸」と言い、昭和41年から岩内-神恵内-川白間を運行。毎日一往復。しけを除く年間150日ほど運行していたとのこと。昭和60年、海岸を通る国道229号線の新道ができて、その船の姿が消えました。

 私は、その一度きりしか乗ったことが無いのですが、川白や神恵内に住んでいた人たちにとっては、重要な足だったでしょうね。もちろん、神恵内までの道路はありましたが、今とは比べものにならないほど、走りにくく、困難な道でした。

 岩宇地方に配られている「波稲」という広報紙にこの話題が掲載されていたので、思い出して書かせていただきました。

1年ほど前、貫田シェフと

 北海道の食に関するアドバイスや農林水産省「地産地消の仕事人」、北海道食育コーディネーターなどいろんな肩書をもつ、貫田シェフ。2008年にあるお仕事でご一緒させていただいてから、何度かお会いしています。

 お話をしていると、女性を飽きさせない話題が次々と。トレードマークのピンクのジャケットと胸にはご自身で作られた「貫田シェフ」と書かれた名札。最初は有名ホテルの料理長だったということで、こちらもかしこまっていましたが、お話するととても気さくで笑顔を常に持っています。

 繁忙期には神経が鋭くなって、ちっょとしたことでも敏感に感じるようになるんですというと、「上に立つ人は、常に穏やかでなければ、下の人たちはミスをしたり委縮してしまいます」と言われたとこが心に残っています。以降、なるべく温和な顔をと心がけていますが、忙しい時はどうなっているやら。

 「食」は単に美味しいものを食べるだけでなく、楽しんで食べるともっと美味しくなる。思えば、子供の頃、泣きながら食べたお料理は味がしなかったし、何度も笑いながら食べたお料理は、まずいと思ったことはなかったですものね。私たちが作る物も、そんな笑顔を生むようなものになればいいなとふと思いました。

 写真は1年前に撮ったものです。岩内、共和、泊、神恵内の地元の食材をふんだんに使って作った、「岩宇炊き上げピラフ」です。「にしんのおかげ」が味のベースに使われています。レシピご希望の方はご一報ください。

いわないリゾートパーク マリンビュー

 岩内町にはオートキャンプ場があります。円山地区のてっぺんに位置し、岩内町が見渡せ、また裏手には岩内岳がそびえるいい場所です。全国各地からキャンプに立ち寄って頂いているようです。

 この円山地区、スキー場、温泉などがあります。私が子供の頃は、観音山というところにピクニックをしに来る程度でしたが、温泉を掘りだしてから開発の手を入れました。

 数年前は、オートキャンプのブームがありましたが、今はどうでしょうか?先日、ランニングの途中で水を飲みにここに入りましたが、複数の家族がグループで宿泊した様子。子供たちの楽しそうな声が聞こえました。

 ちょうど円山という小さな丘の部分を一周出来る道路があります。ツールド北海道で、クリテリウムのコースになったところです。自転車で走ると、登りはめちゃくちゃハードですよ。私のランニングの20kコースの一部でもあります。体験しに来ませんか?