月別アーカイブ: 2010年10月

東京マラソンは落選

 2007年から始まった東京マラソン。今度の2011年で5回目になりますが、現在のマラソンブームはこのイベントが影響しているのは間違いないですね。マスコミで芸人さんやアナウンサーなどが出て走りきったなどと画像を流すのですから、俺も、私もできるんじゃないかという気持ちにさせますよね。

 さて、私は第一回目から参加申込はしているのですが、5回すべて“落選”です。1回目、2回目くらいは東京の友人でも当然のように当たったと言っていたのですが、さすがに昨年はあまり当たったという人はいませんでしたね。

 私がこの東京マラソンに走りたいと思う理由は、コースがまさに東京の観光だからです。東京在住の時は、営業マンとして都内をはじめいろんなところに行きました。電車、地下鉄、レンタカーでの移動。当時は携帯もノートPCもない時代です。カバンには東京の地図を入れて効率の良い移動方法を考えたりしていました。

 そんな思い出いっぱいのコースですから、走ることができるなら、ぜひ走らせて。でも、抽選でここまで拒否されると言うのは、「お前はまだ東京を走ってはだめだ」という天からの声と受け止めましょう。ここまで落ちたら、くじけず、毎年応募はしますよ。

大丸札幌店 地下1階 北ほっぺ 

 弊社商品の「にしんのおかげ」と「めんこちゃん」が、大丸札幌店の地下でも購入できます。北ほっぺというお店をご存知でしょうか。駅側から入ると、反対側の左側にあります。南エレベーターの隣です。

 先日のUHBの放送後は、「にしんのおかげ」をお求めになる方がたくさんいらしたようで、在庫は大丈夫ですか?とうれしいお電話も頂きました。陳列の場所も、目立つところに変わり、「にしんのおかげ」はちょっと出世したなと思わせてくれます。

 お店の女性は9名ほどのスタッフがいて交代しながら対応をしているようです。いつ伺ってもみなさん忙しそうに動きまわっていますが、お愛想もよく、私にもよくしてくださいます。

 個人的には、制服の帽子がチャーミングで好きです。どんな帽子かは、みなさん、足をお運びいただいた上で、ご確認ください。いっぱちの専務のブログを読んで来たと言っていたたければ、お値引きはないですが、素敵な笑顔はいただけると思いますよ。

公開講座~水産生物資源の減少と環境

 岩内地方文化センターで行われた、小樽商科大学公開講座を聞きました。タイトルは「水産生物資源の減少と環境」。講師は八木宏樹先生。夜の6時半からの受講ということで、眠くなってしまうかなと思いましたが、お話の内容が興味あることでしたので、しっかり聞くことができました。

 不思議なもので、学生時代は授業中よく居眠りをしていたのですが、実際の仕事に係ることとなると、真剣に聞いてしまうんですね。学生時代もこんなふうに真剣に授業を聞いていたら、また違った人生だったかも・・・と思うだけなら、いくらでもできますね。

 この日の先生のお話は、水産資源とエサについてのことを中心のお話。異常気象や、人為的ないろいろな条件で水産資源が減っていることは予測はつくが、実証するためには、地球規模の実証実験が必要になるとのこと。

 岩内湾のスケトウダラの資源は、今より増えることはなく、いかに今の資源を少なくしないか。そのために、エサ場の環境悪化をしない努力をすべきと。

 なーんだ、昔のようなスケソの大漁は期待できないのか~。とがっくり肩が落ちてしまいました。でも確かに、ゼロになってしまったら、どうしようもありません。少しでも資源を守るために、できることは何かを考え、行動をしましょう。

 とても1時間半のお話の内容を、まとめる力は私にはありません。ご了承ください。

地域こだわり食品試食評価会

 ホテルライフォート札幌で、試食品評会なるものがありました。新聞やホームページで一般公募された人たちや、専門家、関係機関、企業などの人たち約130人が、私たち企業が持ち寄った商品を試食し、評価をするというものです。

 参加企業は34。モニターの方はその34品から22品を選んで評価を書かなくてはならないので、結構大変だと思います。農産加工品、水産加工品、スイーツなど種類はいろいろ。何も制約がなければ、スイーツに集中してしまうのは歴然です。そこで、5つのカテゴリーに分け、それぞれその分野で何品かを選ぶことが義務付けられています。

 弊社からは、「にしん伝心」を持って行きました。現場では、水産加工品は劣勢でした。それでも、つまんで食べていただくと、「おいしい!」と言う声が。もっとも、「ただで食べるから美味しいと言うんだよ」と皮肉っぽく言う企業の方もいましたが、なかなか面白いやりとりができました。

 ネーミングや価格、食味食感などの評価項目が6つ。すべて5段階評価で、後日集計されて送られてくるらしいです。なんか、通信簿みたいですね。結果が楽しみです。帰りがけにある女性が、「あなたのこれ、とてもいいわ。私オール5をつけたわよ!」と。うれしいですね。こんな一言が私を元気にさせてくれます。私は、商品を食べてもらって、みなさんに元気になってもらうよう頑張らないとね。

稲穂峠は雪でした

 26日、札幌に出張でしたが、岩内から余市に抜ける国道5号線の稲穂峠は、峠上の長いトンネルを抜けると、雪でした。川端康成の雪国ではないですが、稲穂峠のトンネルも結構天気の狭間になっています。

 週間天気予報で26日の予報は雪マークが出ていたので、日曜日に早々とスタッドレスタイヤに交換しておきました。おかげで、安全に走行出来ましたが、峠でスリップしている車があり、後に峠が一時通行止めになったと聞きました。たぶん、その車が原因でしょうか。

 雪質はシャーベット状の湿ったもの。峠を越えると雨となっていました。雨の他に風も強く、海も荒れていました。場所によって雪交じりの所と雨だけの所があったようですが、札樽道路でも、スリップしてぶつかっていた車がありました。みなさん、気をつけましょう。そして、夏タイヤではこんな日の運転はあきらめましょう。

 いよいよ冬ですね。ついこないだまでは、暑い暑いと言っていたのに。根雪になるまでは、まだしばらくかかることでしょうが、夏にどんなに暑くても冬はやっぱりやってくる日本の四季です。

昭和46年岩内町戸別案内図

 一八は第二の郷土館だと言ってもいいくらい、昔のものが保存してあります。なんて、それは嘘ですが、物を捨てられない今の社長と、どんどん片づけたがる私。現社長は時代背景として、戦後の物、食べるものがない時代を生きてきた人であり、捨てることが感覚的にできないのです。

 まぁ、どこの会社でも大小あるでしょうが、肝心な書類を意味のない書類に埋没させて、物探しに時間を使うことほどもったいないと思います。大切なものは、しっかりと整理して保存をしてあげる。

 今日見つけたのは、39年前の昭和46年の岩内町の地図です。それぞれお店の名前や、世帯主の名前が書いてあります。国鉄岩内駅をはじめとして、東映劇場、甘太郎、イチヤママタ本間呉服店、柳原カバン店、音楽の店かねこ、などなど、懐かしい名前がたくさんあります。岩内ドレスメーカー女学院なんてのもありますが、私は記憶がありません。

 同じような案内図は今も販売されています。今の地図も数年後には懐かしいと言われるところが出てくることでしょう。一八なんて会社もあったよな、なんて言われないよう、努力しなければいけませんね。

にしんのおかげでグラタン

 先日10月13日、UHBの「のりゆきのトークDE北海道」の番組の中で、料理研究家の青山則靖さんが紹介してくれたお料理の復習をいたしましょう。復習といっても、そんな大したことではなく、番組の中で作っていただいたことをメモしただけです。

 ①ジャガイモを牛乳でゆでる。

 ②タマネギを小麦粉をまぶしてバターでいためる。

 ②に①の牛乳を入れるととろみがつく。それから①のジャガイモを入れる。

 ここで「にしんのおかげ」を入れる。分量がちよっとわからないのですが、番組では2人前程度で、大さじ1杯程度だと思います。

 塩、コショウで味を調える。器に入れ、チーズをかけてオープンで焼く。

 最後に細かく切ったパセリをふりかけて終わり。

 材料が少なくてもにしんのおかげだけで、深みのある味に変身。スタジオでもそんな評価をいただきました。

 ちょっと上手に表現ができないのですが、お料理好きのみなさんなら、お分かり頂けたと思います。録画を見たいということであれば、DVDに撮ってありますので、声をおかけください。

第31回北海道ロードレース

 一週間に一度のマラソンのお話です。

 17日、第31回北海道ロードレースに参加して、ハーフマラソンを走ってきました。ここ2年ほど参加していなかったのは、子供の学芸会と重なってしまっていました。今年は末っ子が中学生になったので、遠慮なく参加。昨年は「いいよ、父さんは走ってくればいいしょ」と皮肉たっぷりに妻に言われたのです。でもって走らず学芸会見学となりました。こんな家族の皮肉に耐えながら走っているランナーもたくさんいることでしょう。まぁ、度を過ぎないで頑張るしかないですね。

 さて、当日は思っていたほど寒くなく、ぽかぽかするほどでした。しかし、スタート頃になると、雲が広がり、風も強くなってきました。前から3列目で、スタートでがんばるラインです。まずまずのペースも河川敷に出ると、追い風に乗って速い人がどんどん追い越していきます。でもあわてず、マイペース。折り返してからは、強い向かい風。札幌マラソンと同様に、ここからは追い越すのみで、じわじわと順位が上がっていきます。しめしめの感じ。だったらなぜ前半にペースを上げられないのかね。ちょっと臆病なんです。

 結果は1時間27分54秒。40歳代男子の部で、13位でした。ベストには遠く及ばないですが、今シーズン最後のレースを楽しく走ることができて何よりです。この大会初参加の30代のSさんは札幌マラソンの混雑のストレスを発散。見事自己ベストで、私のタイムに着々と迫っています。来年が楽しみな人です。

 約1時間かけて行う名物の抽選会は、Sさんが初参加ということもあり参加しましたが、二人とも当たらず。雨も降ってきて、めちゃくちゃ寒かったです。温泉に入ってから、二人でビール。しかし、なんて旨いんでしょうね。こうして飲むビールは。

 大会でふるまわれた御汁粉は美味しかったですね。運営をしていただいた北海道マラソンクラブのみなさんも、いつもは大会に参加する側の人たちなので、参加する人たちが何をしてほしいかを分かってくれて、とてもいい感じです。今年、スタートが1時間遅くなってくれたおかげで、岩内からも時間的に余裕が出てありがたかったです。ありがとうございました。

 これにて、今シーズンのマラソン大会報告はおしまいですが、あと何回か、マラソンの話題が日曜日に出ると思いますので、お目通しをお願いいたします。

 

漬物用身欠にしん

 秋の声とともに、漬物の仕込みをする方もいると思います。でも、最近はなかなか漬物を自分で漬ける方も少なくなっていますね。冬の間の野菜を保存するひとつの手法として、素晴らしい日本の伝統食品だと思います。

 弊社は身欠にしんの製造業者ですから、「にしん漬」をお勧めいたします。にしん漬そのものの商品は販売しておりませんが、にしん漬用の身欠ニシンは販売しております。材料はキャベツ、大根、ニンジンなどと漬けるのが北海道の一般的なものですが、地方によっては、またそれぞれの違いがあると思います。

 この漬物用身欠にしんというのは、どんな身欠にしんでもいいというわけではなく、油のあまりない本乾(カラカラになっているもの)のほうが美味しくなります。「にしんのおかげ」と一緒なのですが、脂分が強いと、発酵を邪魔して麹の発酵が進みません。不思議ですね。

 ですから、スーパーなどでお求めになるときは、漬物用の身欠にしんとご指定されるか、ご確認の上購入されることをお勧めします。もしくは、お電話でお問い合わせください。今まで漬けたことのない奥様も、日本の伝統文化に挑戦してみてはいかがでしょう?冬場のご家庭の食卓も、にしん漬でみんなの笑顔が出るといいですね。

いわない街中だより

 今回は、商店街活性化の地道な努力をご紹介いたします。「いわない街中だより」という口コミチラシについてです。

 岩内町のお店などを地元ならではの視点で紹介するという内容です。口コミの話題や、店主の商品に対するうんちく等を、楽しい文章で仕上げてあります。今回の第5号は、弊社一八興業水産も載っております。チラシの詳細をご覧になりたい方は、リンクで飛びますと、PDFでご覧いただけます。

 この「いわない街中だより」は、普通のパソコンで印刷したもので、紹介されたお店はインク代をカンパするだけです。チラシをおいているのは、紹介されているお店の他、金融機関や病院などにありますので、岩内在住の方はぜひ目を通していただけるとありがたいです。

 これを作っているのは、「家具の栗林」の栗林専務です。パソコンで編集するのも大変ですが、コメントを集めることも大変です。自社のことだけでなく、他のお店のことを一生懸命に紹介するのですから、立派です。そして、なにより補助金など一切なしでやっていることがエライ!私はこんな地道な努力が好きです。

 家具をお買いになるときは、ぜひ栗林家具店へ。いつものパターンですが、いっぱちの専務のブログで「いわない街中だより」の話を読んだと言えば、何かいいことあるかもね。