12月1日のブログ「展示会で頑張っている会社」で、ビート黒糖を使った商品「天才ビートくん」を作っている北海道ビート黒糖株式会社をご紹介しました。
消費者庁が、加工食品の品質表示基準を見直し、「黒糖」が使える定義を「サトウキビを原料としたもの」に限定し、テンサイを原料とした未精製糖や加工品には「黒糖」の表示が使えなくなった。とのことです。
弊社の「にしんのおかげ」と同じ、農林水産省と経済産業省の「地域資源活用事業計画」の認定を受けており、社名も「ビート黒糖」の文字が入っているし、商標もとっています。それなのに、いまさら・・と首をかしげざるを得ません。
この手の問題は、つまるところ縦割り行政によって振り回された結果でしょう。食品表示についても、ここ数年表示義務がめまぐるしく変わり、メーカーである私たちは、その都度化粧ケースの表示を刷り直したりしています。
もうひとつの解釈として、「出る杭は打たれる」でしょう。知名度が上がってくると、立ちふさがる壁と言うのでしょうか。大企業の商品開発なら、当然いろんなことを想定してリスク管理するのでしょうが、私たちのような中小企業が、すべてを自分たちで行うのは無理があります。だからこそ、道などの公的機関にお世話になっているのです。
鈴木社長がおっしゃるように、道や市の後押しを受け必死に技術開発して商品化したものなのに、別の官公庁でダメと言われるのなら、モノ作りはできません。弊社の「にしんのおかげ」も、全国的に有名になったら、そんな横槍が飛んでくるのでしょうか?有名になってから言え?その通りです。。。。
北海道ビート黒糖株式会社のホームページから