月別アーカイブ: 2011年2月

宴会場にお酒の持ち込み

 先日の北海道新聞後志版に、岩内町では10名以上の宴会等では、飲み物の持ち込みを認めているのが多いという記事がありました。

 岩内町に昔からいる人は当然のことだと思うでしょうが、都会で生活していた人が転勤などで岩内に来て、PTAの会合などでこの「持ち込み」を体験すると、びっくりされるでしょう。

 私も成人になる前から岩内を離れていたので、20年前に岩内に戻った時には「えっ?いいの?」と驚いた記憶があります。この記事を書かれた道新の支局長も昨年転勤して来られたので、このことに面くらい記事にしたのだと思います。

 記事では「焼き肉屋に肉を持参でいくようなものでみっともない」という反対派もいれば、1500円の飲み放題でもデフレで高いと感じるという肯定派もいることを書かれています。

 冷静な分析をさせていただくと、岩内はとにかく飲み会が多いのです。新年会ひとつとってもこの1月、2月で何度行かれましたか?と思うほど。この不況下でも飲み屋が多く、宴会も多いとなれば、このようなサービスでの競争というのは必然かもしれません。これはあくまでも私の勝手な解釈ですので、異議ある方は、どうぞご意見を。

雪に隠れたブランコ

 岩内町大浜のあかしや公園は、除雪の雪が毎年雪山になってしまいます。この周辺は小路が多く、そこからこの公園周辺に雪を持ってくる人が多いのです。

 除雪車にもいろいろあって、道路の雪をかき分ける車、削り取る車、ロータリーで雪を飛ばす車などなど。この公園はそのローリー車が雪をどんどん飛ばす雪によって、高さ推定4メートルほどまでになっています。

 平成23年1月19日のブログの写真と比べていただくと、今とはまったく違った状態にあるのがわかると思います。でも、不思議とブランコの上部は雪で隠れていないのです。きっと除雪の方が支柱がまがらないように、ブランコには雪を乗せないようにしているのでしょう。

 今週は暖気になって雪が融けていますが、そのぶん雪の重みが増すので、いろんなところが壊れるという災害も出てきそうです。朝はツルツル状態なので、歩くのも大変です。

めんこちゃんの最後の食べ方

 今回は、弊社商品のめんこちゃんの食べ方について、お話をさせていただきます。

 ピンに残っためんこちゃん。最後はスプーンで隅々までほじくりだして終わりにしますよね。私の息子はちょっと面白いやり方をします。

 めんこちゃんを使い終わったら、ご飯を少しピンの中に入れます。ふたをして、思いっきり振るのです。腕が疲れたころに、ふたを開けると、中からまん丸で表面にめんこちゃんがついたおにぎりに変身。

 最初、息子がやっているのを見たときは、けしからんと思ったのですが、よく考えると、「もったいない」精神をちゃんと受け継いだ食べ方だとわかりました。結構はまりますよ。やってみてください。

 

第9回北海道フードフェア

 2月22日(火)~23日(水)ロイトン札幌で、第9回北海道フードフェアという展示商談会があります。弊社も出展予定をしています。

 主催は社団法人食品産業協議会、北海道食糧産業クラスター協議会が行うもので、いろんな業種のメーカーさんが参加されるようです。「ようです」と言うのは、私も初参加なので、どうなることやらと不安と期待があります。

 何度かこのような展示会に参加するようになって思うのは、いろいろなご意見を聞かせてもらうのは勉強になります。また、同じ出展社の先輩達とお話させてもらうと、お得情報等も教えていただり、刺激を受けたりします。

 通常、複数名で参加される企業の方がほとんどですが、弊社は初日は私一人でがんばります。二日目は一人お昼から応援に来てもらいます。私の生の声をお聞きになりたい方は、ぜひいらしてください。聞きたくなければ、見に来てください。

ニシンの味噌煮

 ほくでん(北海道電力株式会社)さんが、電気メーターを調査しに来て、伝票と一緒に写真のような広報紙を置いていきます。この広報紙は、ちょうど一年ほど前のもので、ニシンが載っていたので私の引き出しにしまってあったものです。

 電力会社さんの広告のようなものなので、このニシンの味噌煮のレシピは、加熱は電子レンジだけで終わりです。とっても簡単そうなのですが、ちょうど、生ニシンの季節でもありますから、試してみてはいかがでしょう。

 詳しくは、ほくでんさんのホームページ[E-style]をご覧になっていただければ、載っています。これだけではなく、いろんな季節の料理もありますので、メニューに困った時など、お勧めです。

 今年の北海道産生ニシンは昨年に比べると漁獲は少ないですが、魚体は大きいとのことです。とれた場所、とれた時期、オスかメスかによっても脂ののり方が違いますので、その点を確認して購入されると、「おっ、詳しいな」と思われること間違いなしです。

ランニング再開

 数日前に伊達ハーフマラソンの案内が届きました。毎年、この大会の案内を見ると、北海道のマラソンシーズン幕開けを感じさせます。

 まじめに取り組んでいる方は、冬の間もこつこつとトレーニングに励んでいると思います。でも、わたしは雪が降る季節は仕事が忙しいこと、ランニングよりもスキーをするという理由から、走ることはしません。都合のいい走らない理由です。

 でも、この伊達ハーフマラソンの案内が届くと、ちょっと焦るのです。もうそんな季節なのか。そろそろ始動しないと間に合わないなと。走らない時期が4カ月もあるのは、ちょっと長すぎですね。体を休める時期を作るのは当然のことながら、年の3分の1を休んでしまっては、元の黙阿弥。

 ということで、先日トマリンクのジムでベルトの上を走りました。走る前の心拍数は北海道マラソンの前に比べると10も多くなっています。また0から体作りをしなければなりません。あ~あ、いつも継続は力なりと言っている割には、実行できていない私でした。笑ってやってください。

雪も峠を越した?

 札幌雪まつりをピークに、北海道の冬は折り返し点を過ぎると言われています。実際、今週の雪の量を見ても日中は融けて小さくなる方が多いと思います。

 2月に入り、岩内町内のいたるところで排雪が進んでいます。1月は排雪をしてもどんどん降ってくるので、まったく追いつかない状況。2月になると、排雪が終わったところは道路が広くなった実感がします。

 写真は一八の工場裏手の旧国鉄線路跡地です。ここは、夏の間はご近所さんたちの家庭菜園になることは、以前お話しました。冬は除雪の雪捨て場と化します。このような何も使わない土地というのは、雪捨て場にちょうどよく利用されています。

 写真は一番高い雪山から撮ったものなので、高さはあまり分かりませんが、すでに3M以上の高さが連なっています。さしづめ、「岩内線路跡地連山」とでもいいましょうか。

洋食堂なつ家さんのご紹介

 北海道新聞の記事で、小樽の洋食堂「なつ家」さんが作る、「なつやのさらさらケチャップ」という商品が紹介されていました。

 昨年札幌のイベントでご一緒した方なのですが、普段はレストラン経営。新規ビジネスとして、厨房を改造し、ミニトマト「あいこ」を原料としたケチャップを作られているのです。

 一度、そのレストランに食べに行ったことがあります。小樽のちょっとわかりにくい場所ではありますが、見晴らしが良くてスペースもゆとりを持っていて、ボリュームもありました。もちろんおいしかったですよ。

 同じ後志でこのように積極的に新規事業にチャレンジしている姿は刺激になりますね。共通して言えることは、試行錯誤は当たり前。壁にぶつかって前に進むことを諦めるか、なんとか越えようと努力するか。たとえいい結果にならなくとも、得られるものは多いはず。

 ちょっと先生のような文章でした。お恥ずかしい。一度、食べに行かれることをお勧めします。さらさらケチャップのこともお話してみるといいですよ。きさくなシェフのご主人とやさしい奥様です。

にしんそば

 京都に出張に行った際、弊社の身欠にしんを使って、にしんそばを作っているお店に立ち寄らせてもらいました。お店の名前は「じん六」さんです。

 普通、北海道でにしんそばを注文すると、甘露煮のように固く締ったものが乗っていますが、ここのニシンは弊社のソフト身欠にしんの一番大きなサイズを使い、10時間以上煮込んで手をかけて作られているようです。ご主人に聞くと、実際はもっと時間をかけて作っているそうです。

 出された器からはみ出そうなニシンを見たとき、「おお、よくぞ岩内から京都のこんな有名なお店に来たものだ」とニシンに向かってつぶやきました。

 食べると、なんで姿が崩れずにこんなに柔らかくおいしく炊けるの?とびっくり。食べ終わった後、しばし店主にここまでにする苦労されたお話を聞かせていただきました。

 お店のこだわりなどは、じん六さんのホームページをご覧ください。こうして素材を大切に使っていただいているのですから、作る私たちもすべてに気を抜いてはいけませんね。

小樽の海に群来が見えました

 群来(くき)という言葉をご存知でしょうか?ニシンに携わる人は、もちろん知っていますよね。海岸にニシンの群れが産卵に訪れ、海が白子で真っ白になる状態を言います。

 写真は2月4日の朝、小樽の海岸です。ちょうど出張で札幌方面行の電車に乗っていて見ることができました。前日のニュースで群来が見えたと報じていましたので、もしかしたら見えるかもと思って、外を眺めていました。

 普段の海の色との比較ができないので、皆さんにはわかりにくいかもしれませんが、この時期の海は濃紺色のはずが、パステルカラーとなっていました。一部には白い泡のところもありました。

 昔はこの状態が日本海に延々と続いていたというのですから、すごいことですよね。近年の稚魚の放流事業が実を結んだ結果なのかわかりませんが、嬉しい景色であることには違いありません。