月別アーカイブ: 2011年4月

2011年岩内町議会議員選挙

 4月19日、岩内町議会議員選挙の告示がありました。さっそく選挙カーで拡声機を使った選挙運動が繰り広げられています。

 岩内町議会議員定数は16。私のまわりでは、この定数が多いという声が圧倒的です。私の記憶が残る範囲では、無投票で決まったことは、一度もないと思います。

 今回は19日のポスターの数をみる限り、18人が名乗りを上げているようです。ポスターをみると、なぜか皆さん実物よりも若く見えます。

 このネットの時代なのに、町議の候補者の顔触れが検索しても出てきませんよね。候補者の履歴やどんなことをしようとしているのかわかるページがあるといいなと思うのですが、皆さまはどのように感じられているでしょう?

 「お願いします!清き一票を!」とうるさく言われてもねぇ~

マスの筋子

 青マス(カラフトマス)や本マス(サクラマス)の小型魚の筋子はご覧のように、粒も小さく、サケの筋子に比べると、見劣りしますね。

 ただし、この岩内ではマス子はプレミアムがつくほどの人気です。この小さなくちゅくちゅした感じがいいのです。一昔前、弊社でマスをそれなりに扱っていた時、この筋子を求めて休日に私の自宅まで押しかけて来た人がいました。

 マスのトバでもお話したように、漁師さんたちが、昔船でマスのお腹から内臓、筋子を取り出し、筋子は船員さんたちの現物支給のお手当みたいなものでした。陸に上がって、おすそわけしていたマス子。その味が忘れられないと、高齢者は言います。

 でも、残念ながら、今は売るだけの筋子はございません。ごめんなさい。岩内とマスはスケトウダラと並んで、大きくかかわって食文化がそこにはあったということですね。

餅まき

 先日の新造船に続き、また新造船が岩内に入りました。合計3隻が今回新造船として岩内に来るようです。

 さて、写真は餅まきの風景を撮ったものです。北海道新聞後志版です。この餅まきは最近はめっきり見なくなりましたね。直径5cm程度のお餅で、色はピンクと白があります。ビニール袋で包装してあるので、地面に落ちても大丈夫です。

 神様の儀式が終わってから、威勢よく始まります。この餅をどれだけゲットできるかが、競争のようになり、ひどい時には二人で一個を撮り合いになるなんてことも。

 私の経験上、上から降ってくる餅を取ろうとするよりも、下を向いていて、落ちている方を拾うほうが、たくさん取れたような。子供の頃のことですからね。皆さんの地方では今餅まきなどやっているのでしょうか?

 新聞には、500円玉が入った餅を豪快にまいた進水式と書かれてありますが、全部の餅に入っているわけではないと思いますよ。でも、こんな明るい話題は、ここしばらくなかったですものね。

反射タスキ

 ランニングの練習を夜している方にとっては、車や自転車などに自分の存在をわかってもらうようにしなければいけませんね。運転をする側だったら、見えにくい服装でドキッとした経験はだれしもあると思います。

 私は田舎道を練習に使っているので、車から認識されやすいように、写真の反射タスキをかけて走るようにしています。数年前、何もつけずに走って、危ない思いをしてから、使うようにしました。軽くて違和感はありません。

 このほか、LEDで赤く点滅するものなどを使ったことがありますが、これは目立ちすぎました。車が私の近くに来てのろのろ運転になるのです。さっさと行けよと思うくらいです。でも、これくらいがいいかもしれません。

 満月の月夜は走りやすいです。なぜって、月明かりが足元を照らしてくれるのです。都会の方にはまったく理解できない情景でしょうね。

ますのトバができました

 今年も皆さまお待たせの「ますのトバ」ができました。原料は、岩内で言う、日本海の青マス。非常に脂が多く、岩内の人にとっては、サケよりマスだと言う人が多いです。

 岩内でマスというと、この青マスのことを想像する人が多いのは、20年ほど前まで、延縄でマスを獲っていた釣船が多く存在していたからです。

 船で数日かけて漁をしているとき、小さな青ますを船上で干して漁師さんがつまみとして食べていました。陸に上がると、それらの干し上がったものを、御近所におすそわけ。その味を忘れられずに今もマスのトバを求める人がいるという背景となっています。

 連休前に出来て、一安心です。ただ、まだ数が多くないので、早めにお求めください。サイズによってお値段の差があります。味はいつもながら、とても美味しく仕上がっています。ビールが進みますよ。

昔の駅前十字街

 この写真を見て、懐かしいと思う方は何人いらっしゃるでしょう?岩内町のどこかわかりますか?駅前十字街です。いわゆる岩内のど真ん中ですね。

 弊社の事務所2階から、またまた貴重な写真が出てきました。協会病院が建設中であること。車の型、などから判断して昭和30年代後半から40年代前半と判断しますが、いかがでしょう。わかる方、いらっしゃったら、教えてください。

 写真建設中の協会病院は現在新しい場所に移転しています。現在この場所はスーパーマーケットのラッキーが建っています。

 さて、この写真では信号があるかどうかわかりません。たぶん、ないと思います。私が小学1年のとき、町内には信号は2基あったと記憶しています。1基はまさにこの駅前十字街。もう一基は小樽方面から岩内に入ったところにあるカベ坂十字街です。あってますか?

 知らない人にとっては、どってことない写真でしょうが、私の世代以前の人にとって、この写真は懐かしい風景に違いないと思います。しばし、写真を見ながら回顧してください。

第18回北海道加工食品フェア表彰式の写真

 社団法人北海道食品産業協議会から、2月にあったコンクールの表彰式の写真が送られてきました。ホテルの写真で、ちゃんと表紙と柔らかい白い紙がはさんで有ります。まるで、結婚式の写真かい?と思えるものでした。

  2カ月程前のことですが、もうずいぶん前のことのように感じます。ここに出てられる方々は、いずれも賞に恥じない立派な商品を作られています。受賞作はこちら。すべて私は試食させてもらっていませんが、いくつかは食べました。やはり本当に美味しいのです。

 そんな中に私の「にしんのおかげ」も入れていただいたことは、とても光栄に感じます。いつも言っていることですが、ブームで終わるのではなく、食文化の一ページとして「にしんのおかげ」が根付いてくれることを望んでいます。そのためには、こつこつとね。

 ふふふ・・私だけ両手に花だねぇ~ 

ホソメコンブ

 北海道には利尻昆布、マコンブなどの有名なコンブがたくさんあります。昆布好きの方なら、延々とお話できるほど、コンブにまつわるお話は尽きないと思います。

 今回は、日本海沿岸を主産地とするホソメコンブについて少々。アワビやウニの餌料として重要な海藻ですが、他の地域のコンブに比べると、商品価値としては低い位置にあります。

 近年の日本海沿岸の磯焼けは、キタムラサキウニがホソメコンブを食べつくしてしまうことも要因の一つとされています。冬場の海水温が上昇していることにより、コンブが欲しがる栄養塩が少なくなる。ウニは低温では食欲がなくなるのに、高いので食欲旺盛。というサイクルに陥っているようです。

 栄養塩を増やす、低温にするということでは、岩内で行っている海洋深層水事業はミネラル豊富で低温であるということから、養殖の条件が合うとのことです。先日の研究会では、こんな発表がありました。

 さて問題です。北海道の日本海で主に生息しているホソメコンブの寿命は何年でしょう?ちなみに、マコンブやリシリコンブの寿命は2年です。答えはネットで探してね。すぐ出てきますよ。

初代たら丸の絵

 岩内のマスコットキャラクター、「たら丸」。テレビチャンピオンという番組の中で、ゆるきゃら王選手権で2回連続準優勝に輝き、一躍全国区になりました。

 1985年に、一般公募され、洋服店の今井さんの絵柄が採用されました。今のキャラクターとは、かなり違いがあります。ちょっとグロテスクな絵ですが、スケトウダラの特徴を忠実に再現しているのは確かです。

 この写真に写っているたら丸君は岩内町の道の駅の近くにありますので、たら丸ファンの方はぜひ岩内においでの際に、見つけてくださいね。手に持っているのは、アスパラではなく、消防のホースの先のようです。

 ちなみに、昔は商店街のシャッターに、それぞれのお店の商売と組み合わせたたら丸が描かれていました。残念ながら、今はシャッターを取り替えてしまったお店がほとんどで、見ることはできませんが、どこかに残っていたかな?

築地市場卸会社の入社式の写真

 水産業界の業界紙「みなと新聞」4月8日付には、東京築地の卸会社の入社式の記事が掲載されています。

 そこでの入社式のいわゆる新人さんたちと、幹部の人たちが一緒に写っている写真を見ると、会社によって違いがあります。新人さんを前列に座らせている会社と幹部が前列に並んでいる会社。

 新人さんを前面に出す会社は、それだけ新人さんに期待を持って受け入れていると感じます。たったこれだけのことですが、新しい時代を作ろうという意気込みが感じられますね。弊社が古くから取引をしている会社は、残念ながら幹部が前でした。

 では弊社はどうなのか?ここ20年ほど、新卒での入社というのは皆無です。『人のふり見て我がふり直せ』人のことはよく見えるものですが、反省材料はたくさんあります。