月別アーカイブ: 2011年5月

岩内町公民館

 岩内町郷土館の昔の岩内町写真展のまた違う一枚の紹介です。前回は、高台小学校でした。今回は、公民館です。写真についていたコメントをそのまま引用させていただきます。

 『昭和31(1956)年、岩内大火復興事業として建設されました。大ホール(舞台・2階席あり)と会議室・和室・図書室・映写室がありました。この種の建物は、当時後志で岩内だけでしたので、後志管内の多くの催しがこの会場で行われました。平成元年の岩内文化センターオープンにより閉館しました。』

 私の子供の頃の公民館のイメージは、薄暗くてジメジメしていたような建物という印象です。岩内幼稚園のお遊戯もここで発表した記憶もあります。私がお遊戯?笑っちゃうでしょ。

 公民館があった場所は、今の岩内食品の北側で、今は駐車場になっていると思います。写真は角度が下から撮ったものなので、まっすぐには見えませんが、ご勘弁を。

すぐそばの小女子(こうなご)漁

 岩内のお隣、寿都町では「生炊きしらす佃煮」という商品が有名です。その原料となる小女子(こうなご)は、寿都町の前浜のみならず、岩内や近隣の各方面で漁獲されたものを使っています。

 残念ながら、岩内の前浜で漁獲されたものは、寿都の市場へ運ばれてしまいます。岩内の加工業者は昔、こうなごを煮て干して商売をしていた時代もあったようです。弊社もそのうちの一社です。しかし、漁が減ったことと、違う魚種での加工で手いっぱいだった事などから、岩内の加工業者はこうなごから手を引いてしまいました。

 ところが、今年はそれなりに漁があるようです。写真は岩内の敷島内地区にある同業者の友人が工場の目の前で漁をしている船を撮ったものです。目と鼻の先、船上で話をしている声まで聞こえる近い場所で漁をしていたとのこと。

 彼もこのような近くでの漁を見たことがないと言っています。ふと思ったのですが、この近くには大きなパチンコ屋さんがあります。煌々と光を放っているので、こうなごが集まったのではないか?と勝手な想像をしてしまいます。どなたか、お分かりでしたら教えてください。

洞爺湖マラソン2011

 5月22日の洞爺湖マラソン2011.湖畔のフルマラソンのコースで、当日の朝がけ崩れがあり、急きょ20kに変更になりました。受付をしている時に何も言われず、アナウンスで何か言っているのですが、まともに耳に入らず、荷物を預けるときに初めて知りました。

 それを聞いたとき、呆然としてしまいましたね。私はこの大会は練習のつもりで、イーブンで走ると決め、シューズも練習用をはいてきていました。それが20kとなると、スタート位置も前に行かなくては、などいろんな変更をしなければいけない状況に頭が回りません。(もともと回らない頭ですが。)

 スタートのロスタイムは2分弱。あきらめました。ほとんど抜かれることなく抜いて抜いて、それでも前にはたくさんの人、人、人。20kでゴールして、もたもたせずに待機しているバスに直行。10台ほどのパスが定員を乗せ終わると、一斉にスタート。 ただ、狭い道と、まだ走っているランナー、バスに乗らずに走って戻る人たちがいるので、ゆっくり走ります。振りかえると、数えきれないほどの人がバス待ちをしています。

 後日のみなさんの言葉を聞かせていただくと、かなりの時間待たされて体が冷えてしまったと。それでしぶしぶ走って戻った人がたくさんいたとのこと。詳細はランネットの「みんなの大会レポ」というところに書かれてありますので、ご参考下さい。

 東日本の震災の後です。だれもこのがけくずれで20kになったことに対しては文句は言っていません。むしろ、20kでも走らせてくれて有りがたいと思っています。しかし、変更になったアナウンスがあまりに少なすぎたことと、20k地点での情報が少なかったことが問題となっていますね。パスがどれくらいの台数でどれくらい待てばいいのかなど。

 状況が悪い時には、できるだけ情報を流してほしいとだれしもが思います。一部にはボランティアに罵声を浴びせたり、列に横入りする人がいるなどの悪いマナーもあったようですが、私の見る限り、ランナーはとてもマナーがよく我慢強い人たちなので、状況を説明されれば元気な人は走って帰り、歩けない人を優先してバスに乗せてあげたりすると思います。

 ボランティアの人たちは、とてもいい感じでしたね。パスに乗っていた私たちをずっと手を振ってくれたり、その一生懸命さが伝わってきました。こんな経験もまた楽しい思い出です。収容バスにも初めて乗りました。不思議と乗ってしまうとなぜかブルーな気持ちになるんですね。隣に座った東京から一人で参加されていた方、北海道人としても申し訳なく思いました。こんな経験を運営側は次のステップにしてほしいですね。

「にしんのおかげ」がソフトバンク携帯の動画で紹介

 北海道出身のパラダイス山元さんが、弊社の「にしんのおかげ」を紹介する動画が配信されています。ソフトバンクの携帯の動画サイトだけで見ることができまして、残念ながらPCで見ることはできません。

 日テレアナウンサーの葉山エレーヌさんに「にしんのおかげ」を紹介するというものです。後日談によると、葉山さんは、「にしんのおかげ」をとっても気にいってくださり、収録後も食べ続けるほどだったようです。。

 私は一切画像には関係なく、東京での収録でディレクターのYさんとはメールのやり取りだけでした。しかし、東京でよく見つけてくれたものです。嬉しいですね。

 賢者の逸品というサイトで写真はiPhone用の画面です。ご覧になったら、いつものようにご注文をお待ちしております。

【後日談】 この配信は平成23年5月19日から一週間だけのものだったとのこと。つくづく私はこんなスピードに乗り遅れている奴だと認識いたしました。ご覧になりたい方、ごめんなさい。

たら丸べに子のガチャポン

 岩内町のマスコットキャラクター、たら丸べに子のマグネットがガチャポンで登場。人気が出ていると26日北海道新聞の後志版に出ていました。

 ガチャポンが置いてあるのは、いわない道の駅といわない楽座。種類は全部で8種類とのこと。たら丸好きのみなさんは、ぜひ岩内まで来られて、ガチャポンで楽しんでみてください。

 正直なところ、私はガチャポン世代ではなく、ガチャガチャやっているのを見たことしかありません。私の世代は駄菓子屋のクジですものね。

 クジって、クジのお店のおばさんが相手したくれましたが、ガチャポンは機械相手です。とはいえ、旅行された時は、人との触れ合いも楽しみの一つです。お気に入りのたら丸が出たら、道の駅のお姉さんに、ヤッター!と言ってみましょう。一緒に喜んでくれますよ。

ソウハチ

 魚のカレイ類は、たくさんありすぎて、最初は市場で覚えるのが大変でした。今でもたまにしか見かけないカレイについては、わからないものもあります。

 でも、「北のお魚大使」としては、少しでも皆さんに正しい魚の知識を伝えなければいけないという使命がありますので、書かせていただきます。

 ソウハチはカレイの中で最も漁獲量の多い種とされ、1950年代までは肥料やミンクの餌に用いられていたものもあったようです。でも、今は漁獲が少なくなり、北海道では焼き魚の定番メニューとなっています。

 正式和名は「ソウハチ」。ソウハチガレイと呼ぶ人もいますが、それは地域での呼び名です。試験のひっかけ問題です。

 特徴としては、褐色側の背中の真ん中にある側線がはっきりしていることと、口が大きく、口先がとんがっています。内臓と同じくらいの小魚も丸ごと飲み込むほどの食欲があるようです。

 卵を抱いているソウハチは、焼いても卵だけは半生状態なので、私は卵(岩内弁でコッコ)だけはもう一度火を通して食べます。深層水で処理すると、臭みが消えて美味しくなりますよ。

岩内町立高台小学校

 先日、郷土館へ行き、岩内の今昔の写真展があったので、そこに展示されていた写真を許可をいただいて、撮りました。いくつかをこのブログで紹介します。

 最初は岩内町立高台小学校です。私の母校です。昭和52年(1977年)、西、高台、島野小学校が統合され中央、西小学校の2校の新校舎となり、廃校となりました。

 高台小学校の所在地は、現在の岩内協会病院が建っている場所です。写真の左の入り口が生徒の玄関。右は職員お客様玄関だったと記憶しています。私が低学年の頃は、外壁にツタが生い茂っていて、今で言う校舎は緑化されていました。高学年になると、ツタはすべて取り除かれ、ペンキを塗っていました。

 廊下はもちろん木造、中庭があって始業前の時間はそこで遊び、昼休みは大きなグラウンドで遊ぶというのが常でした。時代によって、その使われ方も違っているでしょうが、この学校に通った皆さん、懐かしいでしょ。

いただき“ます”

 期間限定商品のご案内です。その名も「いただきます」。何それ?って、実は弊社の変な名前シリーズの一番最初の商品なのです。

 15年ほど前、日本海ますで新巻を作っていた時のことです。キズマスがたくさん出たために、その処理に困りました。少しならば女工さんに安く売っていたのですが、たくさんになると、その処分に困りました。

 サケのチャンチャン焼きはご存知ですよね。わからない方は、ネットで調べてみてください。それを日本海青ますでやってみました。チャンチャン用の味噌を作り、漬込んでありますから、チャンチャンとして食べるのはもちろん、フライパンで焼いて食べても美味しいです。これからの季節はバーベキューにとても合います。

 価格は420円。原料が少ないために季節限定で、一八店頭のみの販売となっています。通販可能ですが、送料がかかりますので、他の商品をお買いになられるときに、詰合せていただくのもいいと思います。

ニセコパノラマラインの残雪

 岩内とニセコを結ぶ道を、道道66号岩内洞爺線と呼びますが、要するに岩内とニセコを結ぶニセコパノラマラインのことを言います。ニセコから洞爺までは国道と重用しています。よくわからないですよね、道路の名前の正式名称の基準が。

 さて、22日の日曜日は洞爺湖マラソンに行ってきました。このお話は29日(日曜日)のブログに書きますので、しばしお待ちを。

 パノラマラインが開通してから、まだ通っていなかったので、往復をパノラマライン経由にしました。不思議なもので、岩内側はガスがかかっていて、視界はあまり良くなかったのですが、蘭越ニセコ側はとてもいい景色が広がっていました。

 私は写真で素晴らしい景色を紹介するのはいかがなものかといつも思います。写真では伝えきれない、その場でしか感じられないものがあるからです。空気や肌にふれる感触、目の前に広がる風景を見て、五感がありとあらゆる反応を示すその状態は、その場でしか感じられないものです。

 ぜひ一度パノラマラインをドライヴで訪れてみてください。山が雲に覆われていても、実は雲海が広がっていたなんてこともよくあります。もちろん、パノラマラインを経由するときには、岩内の街の散策もお願いします。いわないの道の駅にお立ち寄りの際は、一八の商品をお土産にもお忘れなく。

マラソン大会の駐車場

 北海道は公共交通機関よりも車での移動の比率が高いことは周知の通りです。マラソン大会のときは、参加人数が多くなるにつれ、駐車場の確保が難しくなってきていますね。

 札幌市内での大会は、多くの方は地下鉄や他の交通手段を使い、自家用車で来る方の比率は少ないと思います。ただ、伊達や洞爺湖などでは、自家用車の利用は多くなり、駐車の場所に困った経験をお持ちの方も多いはず。

 本日ある洞爺湖の大会は、数年前までは街の中で駐車できましたが、ここ数年は参加者が増えたせいか、かなり遠い場所にあるところに停め、送迎バスで移動する状態になっています。まぁ、仕方ないですね。岩内からだと、公共交通機関も使えないですので、車しか手段は有りません。いつも朝一仕事をしてから出発するので、早く到着することもできないですしね。

 駐車場が遠くても、無料送迎バスが有りますので、隠れて変な場所に停めるのだけはよしましょね。ということで、大会の報告は来週の日曜日にいたします。お楽しみに。