月別アーカイブ: 2011年6月

線路跡地の畑

 岩内線という国鉄の線路跡地のお話は、このブログでも何度も登場していますね。冬は雪捨て場となる空き地。雪が融けるとご近所さんたちの家庭菜園、お花畑に変わります。

 我が家のご近所さんは、とても器用な方で、いろんな野菜をこの空き地を利用して作っています。ジャガイモ、大根、トマト・・・。畑の隅には作業道具?をしまっておく小屋まで作ってしまっています。

 ここまで一人で作ってしまうと、セミプロですね。お仕事もリタイヤして、だらだら過ごさず、こうして自分なりに畑づくりを楽しんでいるのです。

 この土地、実は町の土地のはず。ここまで手を入れて立派に使ってくれると、ありがたいですね。こんな器用な方が、何人もいるのです。収穫の時期は頂き物がすごいですよ。

岩内夏のイベント情報

 夏の岩内町は、イベントの連続です。毎年楽しみにしている方は、要チェックです。

◆7月7日(木)~9日(土) 岩内神社祭りです。8日、9日は、弊社もあしからず、休業となります。

◆7月23日(土)  軽トラ市。駅前の道路が通行止めになって、軽トラが20数台並び、いろんなものが販売されます。私も売りに出ます。

◆7月31日(日) 深層水まつり。地場産業サポートセンター前にて、深層水を使ったいろいろな商品の販売等があります。弊社も参加します。

◆8月6日(土)7日(日) いわない怒涛まつり。岩内地方文化センター西側イベント広場で。今年は「食」にスポットを当て、例年にない企画があるらしいですよ。今年は私も駆り出されそうです。

◆8月14日(日)15日(月) 復活!北海盆踊り。岩内地方文化センター西側イベント広場で。例年通り、飲食店が並び、仮装大会や餅まきなど。私はたぶんここにはいません・・・・・ごめんなさい。

 このほかにも商店街で企画する小さな、なんとか祭りのようなイベントがあると思います。たまたま岩内にいった時に、こんなイベントにぶつかるかも知れませんね。もしそうだったら、その時は、財布の紐をちょっとゆるめていただけたら嬉しいです。

 この手のイベントは、一時で終わってしまう打ち上げ花火ですね。本音を言えば、私はドンと打ち上がるイベントよりも、線香花火のような、ちょろちょろと、でもねばっこく消えないほうが性に合っています。

 詳しい情報は、いわない道の駅、たら丸館にお問い合わせを。

夏至が過ぎていました

 1週間の中で、何日かは仕事を終えてからランニングをしています。写真は、岩内の円山地区で、岩内高原ホテルや、高島旅館などの温泉宿がある場所です。自宅から海沿いを走り、山に向かい、ここも走って約20km。

 6時を過ぎてから走るので、家に戻る頃には暗くなっています。4月頃は、この円山地区で真っ暗の中を月明かりを頼りに走ったりします。最近は、こんな夕日を眺めながら走ります。

 ふとカレンダーをみると、もう夏至を過ぎてしまっている!うかつでした。あと一カ月もすれば、この地区からの夕日は見ることができなくなってしまいます。

 例年ですと、イカ釣りの漁火がちらほらと見えるのですが、今年は遅れています。でも、もうすぐでしょう。こんな携帯の写真よりも、本物の岩内の綺麗な夕日を見に来られませんか?

札幌大丸地下の北ほっぺでにしんのおかげが買えます

 弊社商品の「にしんのおかげ」は、札幌ではどこで買えるの?という御質問があります。何軒かあるのですが、今回は札幌駅直結の大丸百貨店の地下にある、「北ほっぺ」を御紹介します。

 道産の特産品を集めた商品が並んでいるのですが、地下一階の食品街の札幌駅側から入った奥にあります。食品街に入ると、いい匂いと売り子さんの笑顔に、私は目を合わせるのが恥ずかしくかなってしまいます。

 そんな誘惑を振り切って奥に進むと、北ほっぺと書かれた道産特産品を集めたお店があります。そこの冷蔵の棚に、「にしんのおかげ」があります。先日お伺いした時は、【イチオシで紹介されました】と書かれたPOPがついていました。

 お店のスタッフは、かわいい帽子をかぶっているのですぐわかります。ごはんの上にのせて食べる北海道らしい商品は何か?なんて質問をしたら、「にしんのおかげ」ですよとたぶん答えてくれると思うのですが・・・・

第23回おたる運河ロードレース大会

 6月19日、小樽運河ロードレースがありました。私もこの大会は、かれこれ4回目の出場で、年間出場レースの一部にしっかり埋め込まれた感じです。

 小樽は岩内から60km離れたところにあるので、車で約一時間で着きます。岩内から友人2名とともに参加しました。スタートが9時という早い時間で、到着してからアップ、トイレですぐに時間が迫ってしまいます。

 本来のコースである高速道路の入り口の陸橋工事がようやく終わったので、ハーフのコースが少しまともになりました。ただし、みなさんがコメントを残しているように、後半のコース幅が極端に狭いのが現状で、参加人数が増えると同時に解決してほしい問題ですね。

 気温16℃で、曇り。風の影響もほとんどなく、とても走りやすいコンディションでした。記録は1時間26分58秒。久々に28分を切ることができて、何よりです。今シーズンは今まで順調に来ているので、北海道マラソンまで故障やトラブルがないまま行くのか、逆に不安になったりします。

 この大会は、ハーフのランナーと10kのランナーが重複して走る部分があります。10kのランナーは最後の1kmくらいなので、必死です。今回は小樽商科大学の現役OBの皆さんが、たくさん参加して盛り上げていました。ランシャツに小樽商科大学と書いてあるので、わかります。

 一人10k出場の学生さんが、私にくらいつく場面がありました。何度も私に追い付いては離れることを繰り返すのですが、粘ります。10kのランナーと別れ際に、その子に「10kはラストなんだから、がんばって!」と言うと、その学生さんは「はい!がんばります!」と息が上がりながらもさわやかに答えます。

 なんて、すがすがしいんだろう!若くてまっすぐなこの答えに感動し、気持ちよくハーフの後半を走ることができました。こんな声の掛け合いが、見ず知らずの人であっても、心通じて喜びを感じさせてくれるのです。記録よりも、こんなことを体験できたことが、今回の収穫でした。

千歳空港から岩内へ来る交通手段

 本州から岩内へ飛行機を利用して来られる場合の交通手段をご案内します。PCを使ってのいろいろな情報収集ができる時代ですから、私が申し上げるまでもないのですが、念のため。

 岩内には、汽車、電車の駅がありません。最寄の駅は小沢駅という無人の駅です。岩内から約15kほど離れた場所です。本数も少なく便がよくありません。

 千歳空港からは、30分に一本の割合で、小樽行きの快速エアポートというものがあります。これを使い、小樽まで来て、そこから岩内行のバスに乗り換えます。バスはおおよそ1時間に1本の割合で出ています。所要時間は、電車が70分、バスが80分。

 札幌から岩内行のバスに乗り換えるのも可能ですが、所要時間が少し長くなるのと、乗り換えが少しわかりにくいです。

 車の場合は支笏湖経由で、140km。約2時間かかります。信号はこの間、数える程度しかありません。パトカーや移動オービスなどにご注意を。

 写真は、小樽駅の「電気」のランプです。せっかくですから、ゆっくりと、こんな風情を楽しみながら、岩内にいらしてはいかがでしょう。

アグ・デ・パンケ農園からの贈り物

 紫のアスパラが、アグ・デ・パンケ農園から届きました。みなさんは食べたことがありますか?私は、初めてなので、これから食べます。とても楽しみです。

 神戸から野菜作りをするために移住してきた高橋さん。同じ後志管内の蘭越町の人里離れた熊が出るところに畑を持っています。たまたま北海道の食のイベントで奥さまが実体験の講演をされたのを聞きました。とても緊張されて話されていましたが、私がにしんのおかげを作り上げたときの苦しみとダブるところがあり、声をかけさせてもらいました。

 そんなことからのお付き合いが始まり、ニシンの不可食部分の肥料を買ってくれました。無農薬の畑に入れてみるとのこと。実際、どれくらいの量を入れたらいいか、私はアドバイスできませんが、高橋さんは見事にこのアスパラをたくさん育て上げました。今までにないくらい収穫があったとのこと。

 嬉しいですね。地産地消の一つの形が生まれました。北海道の土地に希望を持って移り、野菜作りで御自身の考えをまっすぐに突き進む姿勢。私たち道産子が本来持っている魂を神戸から来た御夫婦が持っています。

 アグ・デ・パンケ農園さんです。一度ホームページを覗いてみてください。

健康診断の結果は通信簿

 皆さんは健康診断を定期的に受けていますか?弊社の健康診断は、海産商という組合でまとめて行います。

 尿検査、検便、レントゲン、バリウム、血液検査・・・・・とまぁ、いろいろありますが、特にバリウムは受けたくない検査の筆頭でしょう。

 その健康診断の検査結果が送られてきました。皆、この結果を受け取るるときの顔と言ったら、まるで通信簿を受け取るようです。弊社で働く人たちはそれなりの年齢の方ばかりなので、なにかしらチェックが入っているようです。

 いつも朝礼で言わせてもらっていますが、再検査の必要ありなど書かれていたら、ちゃんと検査を受けてくださいと。再検査して、なんともなければ、安心するでしょうし、仮にまずいものが見つかったら、早期発見で治療もやりやすいはずです。年齢を重ねれば、何かあるのが当たり前と思って、早めに対処しましょう。

 おかげさまで、私はチェックされた部分はなく健康体ですが、交通事故にあうかもしれません。意識して防ぐ事が出来ることは、やっておきましょう。

姉妹都市上越市

 写真のチラシが届きました。岩内町と、新潟県上越市は姉妹都市を結んでいます。なぜかわかりますか?

 10年数年ほど前まで、岩内町と上越市はフェリーが就航していました。その関係で、姉妹都市となったのです。しかし、景気悪化で、フェリーの利用も落ち込み、定期航路はなくなり、フェリーターミナルも取り壊してしまいました。

 そんな繋がりがある上越市。毎年、岩内神社祭りの7月8日、9日に合わせて、たら丸館の広場で、上越の物産展があります。お米やお酒など、普段見ることができない上越の特産品が並びます。

 岩内神社祭りにこられましたら、ぜひこの物産展も覗いてみてあげてください。せっかく新潟から来るのですから、ちょっとだけでいいので、応援してあげましょうよ。

日本海岩内海洋深層水関連商品

  岩宇(がんう)4か町村に配布されている機関誌、波涛(はとう)には、地元のことをいろいろな面から紹介している記事があります。

 深層水の関連商品が写真付きで、こんなに有りますよという紹介がありました。焼酎や地ビール、化粧品などさまざまな商品があります。手前みそではございますが、弊社は岩内の深層水を一番利用している企業です。

 写真に写っている商品では、手前にある「にしん伝心」、一番奥の塩数の子に利用されています。本当は、まだまだ沢山利用しているのですが、残念ながらメインとなる「にしんのおかげ」が写っていないですね。

 この商品を集めたのは、地場産業サポートセンターです。国の地域資源認定事業によって生まれた商品を並べないという感覚はいけませんね。でも所詮、こんなものでしょうね。

 手前みそという言葉、昔の人は上手に言ったものですね。簡単に言えば、自画自賛する表現です。「にしんのおかげ」を前に、手前みそでございますが・・・