6月12日、日曜日に岩内から約100k南下したところに八雲町があります。そこで、酪農地帯の緑の中を走るやくもミルクロードレースという大会がありました。以前からこの大会があるのは知っていたのですが、千歳JALマラソンと小樽運河ロードレースの狭間のレースのため、出場を躊躇していました。
今年、思い切って妻を誘って出ることに。私はハーフ、妻は10kです。妻は見えないようにちょっと走ったりしているようですが、ランニングはちっともダイエット効果がないとぼやきます。1時間以上走らないと、脂肪は燃えないよとさとし、初めて10kに挑戦しました。なんと、部門別で4位入賞。とはいえ、4人中ですから、別の言い方をすると、ビリです。でも、走っただけえらい!
晴天に恵まれました。気温もあまり暑くなく、ほどほどの条件で、走りやすかったです。2K、5K、10K、ハーフの4部門があり、全部で345人の参加。ハーフの部は158人で、私の40歳代の部は34人。アップダウンがそれなりにあり、景色は普段私が練習で走っているような緑がきれいです。しかし、たまに見かける牛さんが「もぅ~!」と唸ると、ぷぅ~んと田舎の臭いも漂います。都会の人は、これで呼吸困難になるがよい。田舎ランナーの私は、これで絶好調!なんてね。
レース展開は、いつものように、前半はいまいちのペース。折り返しのランナーのナンバーを見て、同じカテゴリーの人の抜けると思う人数を確認し、後半は、ターゲットの人たちを一人ずつかわしていく展開でした。結果は1時間28分51秒の40代男子の部で6位でした。賞状をもらってしまいました。入賞すると、ジンギスカンのたれ1本が副賞です。夫婦で賞状とジンギスカンのたれをもらってご満悦。
レースが終わった後、抽選会があります。3人に一人は当たる確率。ハーフの最終ランナーがゴールするまで抽選会は始まりません。もしも札幌だったら、さっさとやってよねと思うのですが、なぜかこの八雲の自然の中では、時間を気にせず、のんびり待つことができました。司会者は、できるだけさっさと進めようとテンポよくこなしていきます。私たち夫婦はなかなか当たらず、最後の目玉商品のホタテ10本になってあきらめかけていたら、私が当たり!!目録をいただきました。12月に送ってくるそうです。
都会のロードを走らせてもらうのもいいけれど、たまにはこんな田舎道をレースで走るのもいいと思います。応援は少ないけれど、牛や鳥が声をかけてくれます。ランナーより農作業のトラックが優先。計測はランナーチップはなくて、目測。抽選会では、地元の子供たちが前に整列して、わくわくしながら当たるのを待っている。景品は地元企業のローカル商品。どれをとっても、ほのぼのとしていい大会だと思いました。大会関係者のみなさん、いい大会をありがとう。