月別アーカイブ: 2011年9月

北海道Walker2011年10月号に「にしんのおかげ」が出ています

 北海道Walkerという雑誌に今年の4月号で「にしんのおかげ」が取り上げられましたが、本日9月20日発売の10月号にも取り上げられました。

 全道ご当地ゆるキャラの名産自慢という特集です。いろんな地方のゆるキャラがその地方の名産を紹介するというもので、岩内町は、もちろんたら丸、べに子が出ています。彼らの紹介するものが、弊社の「にしんのおかげ」。

 スケトウダラのたら丸がニシンの商品を紹介するというのも、またちょっと変かもしれませんが、そのへんはあまり突っ込まずに見てください。

 笑っちゃうキャラクターが北海道にはたくさんあります。今回紹介されたゆるキャラの中でも、たら丸はダントツの知名度だと思います。雑誌には『泣く子も黙るスターがPRする海のまち』と書かれてありますが、さてさて本当に泣く子が黙るのでしょうか?たら丸君、今度泣く子の前に出てみてよ。

2011年後志収穫祭

 ウイングベイ小樽で開かれている、2011後志収穫祭。弊社は今年初めて参加しています。18日、19日の二日間です。

 18日の初日は、10時から販売開始ですが、開始と同時にどんどん人がやってきます。中でも一番人気は、小樽水産高校さんの缶詰が安いとあって、行列になっていました。

 私は、早起きして朝の仕事を片付けてから、小樽へ。開店2時間前に到着して準備。5時までずっと立ちっぱなしでお客様の対応をさせていただきました。お買い求めいただいた皆様、ありがとうございました。

 お隣は寿都町の道の駅のみなさんでした。ホッケの開きが弊社のものと、寿都のものと並んでしまいました。「食べ比べしてみてください」とお勧めして、快く買っていただいた方が何人も。こんなイベントならではのコラボの販売方法でした。

 本日19日もやっていますので、商品が無くなる前に、お早目にお越しください。お得なものがたくさんありますよ。

第12回トレイルランinニセコに初参加

 「トレラン」という言葉は、ランニング系のスポーツをしている人は、ご存知かと思いますが、いざやってみるには戸惑っている人も結構いると思います。このトレイルランニング、要するに山の道を走る競技です。自然の中のマラソンですね。

 9月11日、第12回トレイルランinニセコという大会に出ました。昨年まで興味はあったのですが、泊マラソンと日程が一緒だったので、そちらを優先していました。

 トレランの大会は初めてなので、ちょっと緊張。給水所がマラソンのように多くないので、自身で少し水や食べ物を持つ必要があります。ただし、これは個人差があるので、早く駆け抜けるためには、できくるだけ身につけたくないですし、長丁場になる人は、しっかり装備しなければなりません。

 シューズも、水の中に入ってしまうこともあるし、泥のような道もあるので、登山靴のようなくるぶしがかくれなくてもいいので、それなりのしっかりした物のほうがいいです。

 さて、私は30kの部に出ました。スタートはヒラフスキー場の下。冬は何百回も滑ったコースを雪がない状態でよじ登ります。最初の急登で体力差で人がバラけました。9合目程まで登り、今度は西側のアンヌプリスキー場へ急降下。下部の迂回コースから五色温泉に向け、登り。駐車場が出てきて、まともな登山道を使ってアンヌプリ山頂へ。

 そこで「半分です!」と言われました。へっ?マラソン大会のような距離表示はほとんどありません。あったとしても、信じてはいけません。スキー場のコースを急降下。雪がついていたら、平らに感じたところは、なぜか急斜面に感じます。下りは経験者がやはり強いですね。登りはほとんどの人が歩きます。早い人たちは、ちょっとでも傾斜が緩くなると走ります。

 スタートに戻ったと思ったら、今度は東山スキー場の方へと指示が出ます。こんなところに道があったの?と。この大会のために作ったんじゃないの?と思えるロープあり、倒木あり、斜めの道ありのワイルドコースでした。どこまで行けば本当にゴールなのか分からず、スパートもかけられない状態でゴールにたどり着きました。

 主催はニセコの夏の楽しみを引き出した事で有名な、NAC。スタッフは皆若く明るく楽しませてくれました。30kの部と10kの部、キッズ3kの部がありまして、全部で300人ほどの参加。30k男子は120人ほどの出走で、私は3時間50分で16位でした。1位の人は3時間15分。

 トレランの良さは、自然を楽しむ事も重要な要素です。ニセコの風景も、どんどん変化していくのを感じる事ができます。それを楽しむ気持ちがないと普通のマラソンランナーにはあまりお勧めができませんね。競技中であっても、登山の最低限のマナーは持っていてもらいたいものです。これには、いろいろなところで議論されているようなので、ここでは控えさせていただきます。

 それにしても、後日下半身が何年振りかで筋肉痛になりました。競技中は心拍数が上がりっぱなし。参加者もマラソン大会に比べると若かったですね。今年は天気に恵まれず、山登りをしていなかったので、まずは天気に恵まれ良かったとしておきましょう。これを読んだトレラン未経験者の皆さま、興味持たれました?

輸入魚は高くなった?

 ついぞやのニュースで、最近の輸入魚の値段が上昇気味だと流れておりました。円高なのに、なぜ?ですよね。

 世界的に見て、魚は肉に代わるタンパク源として、見直されています。ニュースでは、マグロ等は中国の富裕層がお寿司を食べるようになったので、値段にかかわらず、消費されるとの事。また、欧米での健康志向もあると報告していました。

 一方、日本では、調理するのが面倒などの理由で、消費は落ち込んでいます。結果、海外での買い付けで日本は負けるといった構図になっています。

 しかし、みなさん、ニシンはまだ安く輸入されているのです。数の子を評価して食べるのは日本人だけなのです。しかし、ニシンと数の子の消費が落ち込み年々買付価格が下がって、米国、ロシア、オランダ等では日本だけに向くことはなくなってきています。事実、食糧難対策として、ODAのお金を使い、アフリカにニシンが運ばれるという現象も出ています。

 輸入ニシンを使って商売をしている私たちももっと皆さんに食べてもらう努力をしなくてはいけませんが、今のような安い価格でニシンを食べることができるのも、あと数年かもしれません。ですから、もっとお魚を食べましょう!身欠ニシンを食べましょう!

おいし感動HOKKAIDO!2011感動企業フォーラム

 札幌グランドホテルで行われた、中小機構主催の「おいし感動HOKKAIDO!2011感動企業フォーラム」というイベントに参加してきました。

 鹿児島市に存在する百貨店株式会社山形屋の北海道物産展は、今は8億の売上を持つまでになったと言われています。スゴイ数字ですね。ちなみに、北海道物産展でよく知られているのが、東京池袋の東武百貨店の北海道物産展です。東武百貨店は年3回北海道物産展を開催し、1回で5億を売りあげ、3回で15億円だそうです。

 その山形屋の仕入部長のお話を聞いた後、中小機構がお世話をしている認定企業3社の事例発表がありました。会社の紹介から、どのような商品開発をしたか、どのような背景で商品が生まれたかなどを、マインドマップというものを使って説明するという試みです。

 プレゼンテーションなどには、そのマインドマップを使うと考えがまとまり、言い忘れを防ぐ効果があるということを発表の実践を通して聞くことができました。

 今回はちょっとお硬い内容でしたか?ちなみに、弊社も地域資源活用事業の認定企業なのです。認定って何だ?認定されたから何なんだ?私もよくわからないまま、突っ走っている感じがします。興味のある方は、リンクをそれぞれ張っていますので、お調べください。

今度の連休は小樽ウイングベイへ

 9月18日(日曜日)、19日(月曜日祝日)に、ウイングベイ小樽で2011後志収穫祭というイベントがあります。後志の企業や個人商店さんなどが、地元の農産物や海産物、加工品などを販売するというイベントです。弊社は今年初めて参加いたします。

 時間は2日間とも10:00~17:00、場所は5番街1階ネイチャーチャンバー&ネイチャープラザです。あの吹き抜けのイベント広場ですね。

 初めての参加という事と、地元ではないということで、持って行く商品の種類や数量が、お客様とマッチするかどうかが心配ですが、なんとかアピールしながら売り込みたいと思います。

 いつものように、訳ありの大特価商品や、岩内だけでしか売っていない商品もありますので、お時間がありましたら、ぜひお立ち寄りください。いつもこのブログを読んでいてくださる皆さん、生の私とおしゃべりいたしましょ。

秋の夕景

 朝晩がめっきり肌寒いと感じるようになってきました。とはいえ、私はまだまだ半そで姿で大丈夫です。事務所の温度計もまだ日中は20℃を超えています。

 写真は13日の夕方6時前の北西の空です。携帯のカメラなので、実際の空の色とはちょっと異なっていますが、ご勘弁を。でも、綺麗でしたよ。秋の空は刻々とその景色が変わっていきます。日中は晴れたり雨が降ったり。

 ふと気がつくと、夕焼けの茜色が建物を染めていきます。東の空には大きな半円を描く虹が見えました。日が沈む時間も早くなってきましたね。

 こんな景色を見ると、ちょっとブルーな気持ちになってしまいます。なぜって、これから12月の暮れにかけて、無事に商品作りができて、売りきる事ができるだろうか?と心配になったりします。夕方のこの景色だからです。朝のスカッとした青空を見たら・・・ガンバルぞっ!

「いっぱち」という屋号

 弊社の正式会社名は、一八興業水産株式会社です。この業界では屋号というマークを使うのが古くからの慣習ですが、弊社は写真のように、一の下に八と書いて、「いっぱち」となっています。

 弊社の昔の印刷物には、横書きの場合、一八の部分を縦書き、興業水産株式会社を横書きとしているものがほとんどです。ですから、一八は屋号で、興業水産株式会社が会社名だと思われる方も多くいました。

 これでは間違いの元だということで、最近の印刷物には、屋号の後に一八興業水産株式会社と入れるようにしてあります。水産加工では、○○商店という呼び方をする会社名が多いので、一八商店とか、一八紀商店という方もいらっしゃいますが、それは間違いです。

 屋号というのは、日本特有のブランドです。それぞれ地域や商売の特性が隠れているものです。「いっぱち」の意味するところは、一等賞の末広がりという説がありますが、定かではありません。その屋号に恥じないよう、日々精進ですね。

岩内の円山展望台

 岩内町の円山地区に観音山(かんのんさん)という山があります。岩内スキー場ができる前は、ここにロープ塔がついていて、スキーをしていました。夏はハイキングで、弁当を持って、友人と大浜地区から歩いて登りに行ったものです。

 スキー場ができて、この円山を一周する形で道が造成されました。観音山はそれからは、歩いて登る人はいなくなり、車で写真の展望台のすぐ近くまで行くことができるようになりました。

 車が4台ほどしか止まることができない小さな駐車場に、ちょっと臭いトイレがあったのですが、今年ようやく取り壊されました。ではトイレはどうするの?ということですが、マリンビューというオートキャンプ場がすぐ近くにあるので、そこをお使いください。

 この展望台からは岩内平野が一望でき、日没前後の漁火も見える景色が素晴らしいと言われています。夜は特にお勧めです。周りに光がないので、新月の時は、満天の星空を見ることができます。また、満月のときは、月の光で影が見えるほどです。

 夜景は北海道4大夜景と言われていますが、おもしろいですね。4大なんて初めて聞くでしょう。では1位から3位はどこかわかります?でもね、人がいなくて、素晴らしい夜景を見ることができるという点では、1位と言っても過言ではないと思いますよ。

北海道マラソンの荷物受取

 2011北海道マラソンから早2週間。北海道の市民ランナーのみなさんは、9月から10月にかけて続けざまにある大会にエントリーしてしまったので、やる気満々?でトレーニングしているのでしょうか?

 写真は北海道マラソンのゴール後の荷物受け渡しの風景です。個人のナンバーカードに指定されたトラックに専用荷札を付け、スタート前に預けました。それがゴールで指定された場所に待機していてくれて、荷物を渡してくれます。

 10月の札幌マラソンの荷物預けと受け取りについては、毎年時間がかかり過ぎる等のトラブルがありますが、北海道マラソンの荷物預け入れはほぼ完ぺきと思います。

 預ける時は、ボランティアスタッフが、「がんばってください!」と励ましの声をかけてくれました。受け取るときは、胸のナンバーをすぐさま読んでトラックの上にいるスタッフに声をかけ、出てきました。荷物の置き場所が小分けされているので、探しやすくなっているのです。

 毎年のことですが、ゴール後のふらふらになっているときに、すばやい動きで荷物を出してくれるその姿は、ありがたいのひとことです。でも、宿泊セットが入っている自身のパックを背負うと、よろけてしまうんですよね。こんなに重かったかな?と思うほど。

 数年前までは、大きな北海道マラソンの印刷が入っていた、ビニール袋にゼッケンナンバーのシールを張って預け入れました。私はその大きなビニール袋は、毎年の記念になるので、結構気に入っていました。

 すべての大会での荷物預け入れが、北海道マラソンのようにはできないと思います。人員の問題や経費の問題等あることでしょう。受け入れる方は、段取りの確認をお願いします。預ける側は、預ける以上、現場のスタッフには文句は言わないようにしましょう。預けるのは、早めに。受け取るのは?・・・さっさと走って帰ってくればいいのさ。