月別アーカイブ: 2011年10月

雪虫発生

 10月20日の夕方、雪虫が駐車場に発生しました。雪国の私たちにとって、この雪虫は冬を告げる虫でもあります。

 穏やかな一日。気温も低くなく、風もなく、空は秋晴れ。気持ちいいなぁ~なんて思って歩いていたら、顔にちっちゃな虫がぶつかってきます。走ると体全体でその虫をキャッチしてしまいます。自転車で雪虫がいる場所を通り過ぎると、大変な事になります。

 この雪虫が出ると、冬はもうすぐそこだという合図。不思議なもので、こんな穏やかな一日を過ごすと、冬がやってくる実感はありませんが、この雪虫に遭遇すると、「冬だな」と本能で感じてしまいます。

 つい数日前は、峠が雪だという天気予報で、乗用車はスタッドレスに替えました。いつもよりは早い取り替えとなりましたが、備えあれば憂いなし。もういつ降ってもいいぞっ。

 仕事も早め早めに準備を。でも、早めの段取りをした時に限って、違うものを作ってほしいなんてこと言われるんですよね。そんなことありません?

 写真は見にくいですが、画像のゴミのようなものが雪虫です。

調味料選手権2011に出場します

 弊社の「にしんのおかげ」が、調味料選手権2011に出場する事になりました。主催は、日本野菜ソムリエ協会というところで、いろいろな食に関する講座や検定等を行っているところです。

 調味料選手権2011 新定番調味料を探せ!11月3日は、『調味料の日』!!今回の調味料選手権では調味料のスペシャリスト調味料マイスターの先見性をいかしてブームを巻き起こすような調味料を発掘します。とホームページに書いてあります。

 全国から63品のご当地調味料のエントリーがあり、その中から1次審査を経て、上位11品が選ばれました。それら11品の商品は、11月3日に東京での最終審査を受け、総合1位と優秀賞を決めるとのこと。

 最初、書類を送るときは、絶対に合格すると思っていたのですが、いざ1次審査が通過したとの連絡をもらったら、「ど・どうしよう・・」とビビっています。当日、私も上京して当日審査員の方にアピールさせていただきます。

 うわっ!素直にうれしいです。でも、選ばれた他の10品を見ると、凄そうなものばかり。優秀賞をいただくのは無理かもしれませんが、食べ物や料理に携わる人たちと、おしゃべりさせていただく事を楽しみにしています。

たら丸のプレート

 この石の絵柄を見て、どこにあるものかをすぐに言える人は、かなりの岩内通の方ですね。岩内名店街商店街の歩道の一部に、たら丸やイカなどの海産物の絵が描かれてあります。

 実際、私もこれには今まで気がつきませんでした。たまたま、自転車で街中を回っていて気がついたのです。これって、たら丸がまだ全国区で有名になる前に作られたものだと思います。

 今なら、これらを使ってウオークラリーのような街中を歩いてもらうことに使えないかな?なんて考えてしまいます。読んでいる皆さん、岩内に来て商店街を旅の人に歩いてもらういいアイディアはありませんか?

 ちなみに、たら丸のこの絵柄のプレートは、たら丸の生みの親である、今井さんが経営していた、いまい洋服店のお店の前にあります。たら丸ファンの皆さま、ぜひこのレアなたら丸くんを探しに、岩内町にお越しください。

地元の新聞記者が全道版に

 北海道新聞社の岩内支局には支局長と記者の2名がいます。この二人は岩宇4町村(岩内町、共和町、泊村、神恵内村)だけでなく、寿都町、蘭越町までも取材範囲があるらしいです。違っていたらごめんなさい。

 通常2、3年で転勤になってしまうので、地元にいる私たちにとっては、ようやく岩内の事を分かってきたなと思ったら、いなくなるというパターンが多いですね。

 今いる長谷川記者のコメントが13日道新全道版に掲載されました。赴任当初から、積極的に地元と原発について各方面からの意見を聞き、単なる推進派と反対派に分ける事への疑問を投げかけています。また、中央は地方へお金さえ渡していれば、黙るだろうという見下した点が悔しいとよく言っています。

 彼とお話をしていると、とても文章のようにスラスラとした言葉の会話ではありません。「あの・・・その・・・」何を言いたいのか?と思う事は何度も。まぁ、新聞記者ですからね、発する言葉よりも、文章でしっかり地元を発信してほしいと願います。

 顔写真つきで出てしまい、何人かに読んだよと声をかけられているようです。本人は「エッチな本を買うことができなくなった」と小声でしゃべっていましたが・・・・もう皆忘れているサ。

事務所の床

 弊社事務所の床は、昔小学校等に使われていた木の板でできています。今風に言えば、フローリングなのでしょうが、歩くとギシギシというなんともレトロな音がします。

 この事務所は、昭和44年8月に建設。西暦1969年ですから、私よりも一応7歳年下ということになります。お客様によっては、この床を見て、靴を脱ごうとする方もいます。

 毎朝、女性職員が、新聞紙を水で濡らして床にちりばめ、それから掃き掃除をしてくれています。手入れさえしっかりしていれば、まだまだ使うことが可能だという証明をしているようなものです。

 古きものを大事に使う事は大切なことですが、隙間が多く、冬場はエネルギーのロスが多い事はいたし方ありません。でも、工場を直すところが多すぎて、事務所にはいつ手を入れる事ができるやら。

岩内町民ロードレースは中止でした

 毎年体育の日に行われる、岩内町民ロードレースは、中止との連絡を子供から受けました。過去2年出ましたが、大人の出場者は少なく、出れば皆表彰台となります。

 10月10日、朝は曇り空。風は少し強かったのですが、午前中は大丈夫だろうと思っていたので、中止と聞いた時は、何で?と思いました。ちょっとくらいの雨なら、大丈夫じゃないかなと思いましたが、参加無料ですから、運営側の判断に従いましょう。

 毎年、9時から始まり、小学生から順番に走ります。大人は中学生、高校生と一緒に走るのですが、10時半頃からとなります。今年、10時45分頃から、ご覧のように土砂降りと風。これを見てしまうと、中止で正解だねと思わず言ってしまいました。

 ただ、小学生の中には、この日を待ちわびたいた子もいたでしょうから、残念と思っている子も何人もいたかもしれません。我が家の子は走りたくなかったようで、中止でほっとした様子でした。部によっては、全員強制参加もあるようです。

 今大人の世界では、マラソンブームですが、子供たちの中では、走りたくない子のほうが圧倒的に多いようです。何がきっかけで、走るようになるのでしょう?どんな事でも同じですが、強制されてやることは長続きしないのですが、自らやらねばと思う事は、続きますね。

 

 

サケのオスメスの区別

 秋サケ漁も終盤に差し掛かりました。昨年に続き、今年も漁の数量が伸びないと新聞でも報じられています。主力である4歳魚の回帰が少ないとのこと。今後どのようになるか、見守りましょう。

 さて、魚のオスとメスの見分け方はどのようにするか、その魚種によってさまざまな見分け方があります。今日は代表的なサケについてです。

 写真を見てどちらがオスかわかりますか?正解は左です。顔の表情が、左の方がとんがっていて、勇ましいですね。歯も大きく強そうです。右のメスは丸みを帯びてやさしそうな印象が持てます。

 このほかにも、あぶらピレの大きさ、尾びれのVの切れ込み角度の違いなどあります。人間と同じように、生命とは、オスメスのそれぞれの役割によって形も変わっているというのは、不思議ですね。

 ということで、そんなオスメスを意識して今晩のおかずは、サケの切り身でしょうか?おつまみには、弊社商品のサケトバをお勧めします。岩内道の駅限定商品で、岩内産のオスのサケだけを使った商品です。

choi-plus編集部がお届けする「新鮮ブログ!」に弊社の紹介

 9月10日付のブログで紹介させてもらった、choi-plus(ちょいぷら)という季刊誌。2011年秋号に弊社の「にしんのおかげ」が紹介された事を書きました。

 先日、こちらの編集部の方からお電話をいただきました。編集部のブログに、雑誌に掲載された企業の商品を紹介したいとのこと。これからの季節のおススメ商品などは何か?との突然の質問に、私の思考回路は固まってしまいました。無料で書いてくれるとあっては、現金な私、なんとかしなくてはと焦るのです。

 工場は年末の数の子生産でてんやわんや。おススメと言われても、「全部!」と言いたいところですが、少し時間をいただくことに。今までのブログには、いろんな商品情報を入れてあるので、それを読んでもらえればいいやと落ち着きました。ブログの検索窓を使ってみてください。たとえば、めんこちゃんと入れると、食べ方、ネーミングのことなどいろいろ出てきますよ。

 でも、プロのライターさんに読まれるのは恥ずかしいという気持ちもあって、柄にもなく、どうしようかな?と右往左往。結局ブログから拾っていただく事になって、文章が来ると、さすがに上手にまとまっているやと感服いたしました。

 ということで、みなさん、まずchoi-plus編集部がお届けする「新鮮ブログ!」に飛んでお読みください。そして、Amazonの通販で雑誌購入ができますので、2011年秋号に「にしんのおかげ」が載っているので、ご購入願います。

東山墓地の崖補修工事

 しばらく見ていなかった場所が、ちょっと変化しているなんて事は、よくありますね。都会だといつの間にか建物が取り壊されていたり、新しい建物が建っていたり。

 9月の雨では、今年特に被害はないと思っていました。ところが、岩内町の東山墓地の急な崖では、なにやら大きな工事が始まっています。土砂崩れがあったからなのか、崩れないようにと対策の工事なのかわかりません。大浜地区と東山地区を分けるその崖は今まで崩れなかったほうが不思議と思えるほど、急な斜面です。

 子供の頃は、その急な斜面を利用して、スキーやそりで遊んだものです。学校から帰ってきて、家にランドセルをおいてすぐに、がけへ。そりを引っ張って、何度も登っては滑り下りるの繰り返し。途中でジャンプするように、雪を積み上げてジャンプ台を作ったり。

 身近にそんな自然の遊び場がたくさんありました。東山の崖はそんな子供の頃の思い出の場所でもあります。今は「危ないからダメ」。ちょっとさみしいなぁ~。

さんまるの団子

 岩内町には長い年月にわたって、町民に親しまれている定番商品が存在します。その代表格が、「さんまるの団子」です。

 「さんまる」とは、お店の屋号です。電話番号は62-0002で歴史を感じさせます。お団子は、しょうゆ砂糖のシンプルな味付けで、1日おいてしまうと固くなってしまいます。写真のように、一袋に5本入りと10本入り。白い紙で包んで渡してくれます。

 実は、このこの醤油砂糖の味こそ、岩内町の嗜好の原点だと思います。私が、岩内の人たちに受ける味付け数の子の味を研究していた時、試作品をいろんな人に食べてもらいました。すると、もっと甘い方がいいとか、いろいろな意見をもらい、試行錯誤。たどり着くと、このお団子の醤油砂糖の味に近づいたという経緯がありました。

 弊社の古くからの珍味、スケトウダラのみりん干しについても醤油砂糖がペースになった味付けです。と勝手に私なりの岩内人の嗜好についての 『一八専務理論』 というものを作りだしました。正解かどうかは、みなさんの舌で比べてみてください。さんまるさんのお団子は午前中に買う方がいいです。一八の醤油味の味付け数の子は弊社店頭のみの販売となっています。