月別アーカイブ: 2011年12月

2011年、今年もありがとうございました

 今年もとうとう一年が終わりになりました。29日に大掃除の後、女工さんの仕事は終了。30日午前中で職員の仕事を締めました。大きな事故、病気もなく一年を過ごすことができた事に感謝いたします。

 私にとって今年は、「にしんのおかげ」が北海道加工食品フェアで優秀賞。全国調味料選手権で入賞という、ありがたい表彰を受けた事が、うれしいニュースでした。

 ただ、震災で被害を受けられた方にとっては、とても辛い一年で、今後もいろいろな困難があると想像します。いえ、私なんかの想像をはるかにしのぐものかもしれません。そんな中でも、立派に前に向かって歩んでいる人の姿は、人間の強さを感じさせてくれました。

 今年もなんとか、このブログを『毎日更新』が出来ました。偶然にこのブログを見つけて、定期的に読んでくださる皆様、ありがとうございました。また、一八の商品を買っていただいたお客様、取引先の皆さん、さまざまな場所で会社や私とかかわってくださった皆さま、ありがとうございました。それでは良いお年を。

カレンダーは、みんなで分けます

 師走のあわただしい毎日の仕事の中で、いろいろな取引業者さんが持ってくるカレンダー。みなさんはすべて使っていますか?

 弊社にもたくさんのカレンダーが届きますが、会社で使うものを掛け代えた後は、女工さんたちの前で広げます。好きなものを持って行っていいよと置いておくと、さながらデパートのバーゲン会場。

 人気があるのは、数字が大きくて見やすいものです。小さいものは人気がありません。意外なことに、銀行さんの1枚ものの年カレンダーもなくなりますね。一般家庭では少ないからでしょうか。

 子供の頃は祝日がどのような日になっているか、連休になっているかを気にしていたものです。でも今は、まったく逆。ハッピーマンデーなんてあると、段取りが面倒になると、しかめっ面をしている自分がいます。もっとほがらかにならないとだめですね。来年のテーマかな。

駅前十字街の12月の風景

 いつ頃からでしょう、駅前十字街から協会病院に登る坂の手前に、お正月用のしめ縄等を販売する露店がでなくなったのは。

 12月も半ば頃になると、現在の小林書店やそのお向かいなどに、露店が数軒出ていました。その風景を見ると、ああ、師走だなぁと感じたものです。

 お店がなくなった理由は、ホーマック等の大型店で安く買えるからというのが、私が聞いた数人の分析です。そもそもしめ縄を飾るところがなくなってきましたよね。昔は乗用車のラジエターの部分にも、しめ縄を付けていた人がいました。

 写真は12月23日に撮ったものです。確かに出店はありません。それよりも、都会の皆さまはお気づきになりましたか?23日といえばクリスマス前です。この写真を見る限り、まったくそんな雰囲気もありませんでしょ。ここは岩内の中心地なのにです。

一八興業水産株式会社の味付け数の子

 いよいよお正月間近となりましたが、お正月のご馳走の準備はできましたでしょうか?たらこ、いくら、筋子、数の子その他諸々とお買い忘れのものがありましたら、一八へ来て見てください。30日午前まで店舗は営業をしております。

 数の子は好きなんだけど、塩抜きがどうも苦手という方も数多くいらっしゃると思います。最近は味付け数の子をお求めになる方も多くなりました。弊社では、2つの味の味付け数の子を用意しております。

 一つは、写真で黒く写っている商品。これは弊社独自のブレンドと釜で炊き上げて作った調味液を使っています。色は黒くしょっぱそうにに感じますが、甘系の味になっています。原料はちょっとやわらかめの数の子を使用しています。弊社の店舗限定商品です。

 もうひとつは、うす醤油色の味付け数の子で、100gから500g入りまで、いろいろなタイプがあります。原料はアメリカ産のコリッとした硬いものを使用しています。

 文字だけではわかりませんよね。食べ比べてみてはいかがでしょう?どちらもお求めやすい価格となっていますので、お問い合わせをお待ちしております。

北海道新聞社会面に帰厚院の大仏の話題掲載

 12月26日の北海道新聞社会面に、岩内町の帰厚院にある大仏のすす払いの記事が載っていました。このブログでは、よく北海道新聞の記事を引用させていただいておりますが、そのほとんどが後志版に載っているものです。今回は珍しく社会面です。

 町の有形文化財指定の大仏様は、高さ6.8mあり、東京以北で一番大きい木造大仏像とのことです。できたのは、1921年(大正10年)。表現の仕方がいいですね。日本で何番目に大きいではなく、「東京以北」と言うあたり。

 岩内って、神社は大きいし、寺町通りと呼ばれる道があるくらいお寺の数も多いのです。歴史的に岩内はそれほど繁栄していた時代があったという事ですね。

 と書きましたが、実は私にとって神社・仏閣の話題は苦手なカテゴリーでして、知ったかぶりで書くことはできません。へぇ~、岩内にそんな仏像があるんだと、興味がある方は、ぜひ岩内にお越しください。ただし、帰厚院は参拝料などを取って見学させるという事はしていないと思います。お問い合わせしてから訪問してください。

20分間の昼寝

 日常においていつもしている事、しなければ何か落ち着かないとか、体調がおかしくなるなんて事はありませんか?

 私は、今の仕事をするようになってから、ほぼ毎日昼寝をしています。昼食をとった後に、15分~20分だけソファーで横になって昼寝をします。目を暗くするアイマスク(写真)を付けて寝ますが、横になってまず1分もかからずに熟睡状態です。

 休日は昼寝をしないのですが、体は正直で、その時間帯になると眠くなります。出張などで昼寝しない環境にある時も、その時間帯は体が重く感じられます。

 昼寝から起きて、さぁ行くぞとリフレッシュ。でも、寝ている最中に電話や宅配などの訪問で起こされると、午後はちょっと機嫌が悪くなります。ですから、12時25分から45分の間は、私をそっとしておいてね。

いわないスキー場の経営母体の変化

 今月の日曜日は、いわないスキー場の変化について、書かせていただいております。先週までは、リフトとコースの変化について書きました。今日は、経営母体のお話について。私自身、直接携わっていませんので、詳しく知っているMさんの情報をもとに書きます。

 1980年のオープン時、スキー場の経営は、株式会社グランドレジャーという本州の会社でした。その会社が1987年撤退。

 1988年、1989年は岩内町が200万の出資金で株式会社観光開発いわないという会社を設立。次の民間会社に来てもらうまで、つなぎ運営をしました。

 1989年より、株式会社ウエストバレーが運営。塚本産業という会社が出資し、1990年クワッドリフトの建設で、入りこみ客数12万5千人のピークとなりました。スキー場名は「ニセコウエストバレーいわない国際スキー場」

 1998年株式会社ウエストバレーが撤退。同年クイーンズランド株式会社運営開始。

 2001年クイーンズランド株式会社撤退表明。クワッド、第4・5・6リフト停止。

 2002年 岩内町地域振興協会 設立、運営開始。 「ニセコいわない国際スキー場」と名前を変え、この年からセンターリフト(ペアリフト)のみとなりました。

 3つの民間企業がかかわった事になりますが、塚本産業は不動産会社、クイーンズランドはホテルゴルフ場経営などが主で、スキーレジャーのプロとは言い難かった様です。

 確かな情報ではありませんが、クワッドリフトの定期点検に数百万がかかり、その費用支出を岩内町に求めたクイーンズランド。それを拒否されたために撤退したらしいと。大きな設備をもつという事は、それだけ維持費がかかります。私たちの仕事でも一緒ですよね。

 いわないスキー場はめまぐるしく経営母体が変化していきました。このスキー場で育った子供たちは、今は子供を連れて滑りに来ています。私は、円山(観音山)のロープ塔で育ったスキーヤーです。年が明けたら、また違う側面から岩内のスキー事情をお話させてください。

 写真は12月23日オープンのスキー場、ロッジ前です。ちょっとのぞきに行ってみたら、ものすごい風でリフトは動かなかったようです。

T-1グランプリ2011北海道ブロック優勝は、「サラダ風ニシン漬」

 最近、いろんなコンテストがありますが、私が先日参加して入賞した調味料選手権も、こんなのあったの?なんてコンテストですね。

 新聞などでT-1グランプリ2011なんて言葉を目にしました。Tってなんぞやと思いしや、「漬物」だったのですね。地方のブロックを勝ち進んで、1月15日に東京タワー特設会場で、決勝戦を行うとのことです。

 さて、北海道ブロックの優勝は、小平町の近江春枝さんが作った「サラダ風ニシン漬」でした。小平町のホームページ(下の写真)でも紹介されています。そこでは、最後に「小平町を挙げて応援しましょう!」と書かれてあります。何をおっしゃいますか、北海道を上げて応援しますよ。

 北海道を代表する漬物って、やっぱりニシン漬はなくてはならないものですよね。古くからあるものって、なかなかスタイルを変える事ができないものです。しかし、近江さんは、旦那様が酸味のあるごろごろした大きな漬物が苦手なので、ニシンなどの素材を細かく切って、漬けてから1日~3日で食べられるようにしたというもの。

 とても素敵な話題ですね。嫌いだから、出さないのではなく、おいしく食べてもらう工夫をしていることに、とても奥さまの愛情を感じられます。さらに、受賞の喜びを「主人のおかげです」なんてコメントするのですから、なんと謙虚な人でしょう。

 我が家ですか?・・・・・・早起きしてくれる事は感謝しています…………………

年内の配送は27日受付までです

 今年もたくさんの皆さまに、一八の商品をご贈答としてお買い上げいただきまして、ありがとうございます。弊社事務所でも、毎日あわただしく発送業務、ご来店のお客様に対応をさせていただいております。

 ただ、一部の商品で、在庫切れになってしまうこともあり、ご迷惑をおかけしております事をお詫び申し上げます。

 毎年、駆け込みでご注文をいただく事があります。天候の影響などによっては、交通機関に影響が出て、年内の配送が間に合わない事もあります。ご注文は余裕をもってお早目にお願いいたします。

 ということで、本州各地へ年内にお届けするには、12月27日までにご注文をお願いいたします。色々買いこんで、皆さまの冷蔵庫がパンパンになっているのでしょうか。冷蔵庫にスペースができましたら、また一八の商品をその空いた部分に納めていただけると、嬉しいです。今年最後ご注文、お買い上げをよろしくお願いいたします。

12月22日冬至です

 今日、12月22日は冬至です。各地で冬至にまつわるいろいろなニュースが流れる事と思います。

 弊社の女工さんが仕事を始めるのは7時45分から。朝は日が昇っているのですが、終業の16時50分には、もう真っ暗。一日を一生懸命に働いた女工さんたちが工場を出る姿も、晩御飯の献立を考えながらでしょうか、ちょっとそわそわした感じです。

 工場で働く男性は、女工さんが来る前に来て、仕事の段取りをします。ただ、ここ数日は、雪がたっぷりとあるので、除雪をしてから始めます。その時、まだ暗いのです。うっすらと東の空が明るんで来て、街灯も消えます。

 冬至を境に、また日が長くなるのですが、冬はこれからが本番。寒さはどんどん厳しくなります。すぐクリスマス寒波が来て、大荒れになるとの予報も出ています。

 折り返し地点って、いいですよね。ようやくここまで来たかと思う時と、よし、ここからだと思う時。どちらにせよ、気持ちの節目になります。写真は冬至のイメージではないですが、嵐の前の静けさといった感じの21日の市場から撮った岩内岳です。