岩内町の商店街を冬に歩くと、道路の端っこに雪を落としている風景が見られます。雪国では、下水道のような雪を流す仕組みを作って、排雪をするところが増えていると思います。
岩内の場合、海水をポンプで吸い上げ、町の主要な道路と商店街に回します。勢いよく流れる海水が、雪を融かしながら運んでいくのです。ただし、地区によっては、利用できる時間帯が違います。全町で一斉に使ったら、詰まって水があふれ出るなんてことになるからです。
弊社の前の道路にはこの流雪溝がないので利用はしていませんが、流雪溝が前にあるからと言って、皆が皆利用しているようには見えません。除雪、排雪というは、マナーをどのように考えるかで変わってきます。
商店街も、空き店舗が増えていますので、その部分だけが除雪がされていなくて、歩きにくいなんてこともあります。きっと、岩内だけではない話なのでしょう。でも、この流雪溝、すごい仕組みですよね。何か観光に役立てる事はできないかな?