1月29日のブログに庚申塚(こうしんづか)のスキーのお話をしましたが、やはりそこで滑ったことのあるみなさんにとっては、懐かしい場所のようですね。
あの宮園の場所は、倉島牧場が近くにあり、さえぎるものがないせいか、風が強い場所でも有名です。そこにある団地が「シベリア団地」と呼ばれていました。もちろん、この呼び名は俗称であって、正式な名称ではありません。
私が子供だったときに、「先生はどこに住んでるの?」「シベリア団地」という会話で成り立っていたものです。この言葉を差別用語ととらえるかどうかは、住んでいる人がどのように感じるかだと思います。でも、私は子供心に、シベリアに住んでいるのか、ずげえな(すごいな)とちょっと畏敬の念をもっていたのは確かです。
誰が「シベリア団地」と最初に言ったのかわかりませんが、なるほどと思わせるユニークな俗称。どこにでもある「なんとか銀座」よりは私は気に入っています。