岩内から寿都方面へ行く海岸線は、雷電海岸と呼ばれています。その海岸線の10年ほど前までは、小さなトンネルがいくつも連なって、トンネルを抜けた場所からは、絶景を見ることができました。
日本海側の海岸線の特徴として、荒波に削られた切り立った崖と海に挟まれたところが多く、崖からは、所々から大小の水が流れ出ているところがあります。その水が冬になると、凍りつき大きなつらら状になっています。
1996年、古平町のトンネル岩盤崩落事故から、危険個所を回避するための大きなトンネルが次々と作られて、今ではその絶景を見ることができるポイントが少なくなりました。
写真は、岩内から雷電へ向かう一番最初のトンネルに入る前の様子です。これは小さな氷ですが、雷電の近くに行くと、ものすごい氷の柱を見ることができる場所もあります。ここで紹介しろと?いえいえ、皆さんの目でお確かめください。ただし、車の運転にはくれぐれも気をつけて。駐車スペースの確保されてた場所をお選びください。